閃乱カグラ お忍び‼︎嵐を呼ぶ子忍!   作:プラサミット

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始まり始まり〜♪


善忍とおバカ出会う

忍ーーかつて大名などに仕え、暗殺・潜入…様々なことで活躍し影の世界で生きた者達を人々はそう呼んだ。だが時代は流れ忍の存在もいつしか忘れ去られていった…しかし、忍は現代にも存在する!この物語は正義の忍になる為に青春を捧げた少女と嵐を呼ぶと言われたおバカな5歳児の出会いである。

 

 

∇ ∇ ∇

 

コポッ…コポッ…

 

謎の研究所…

怪しい薬品やビーカー…得体の知れない生物やその一部が入った巨大な水槽がいくつも並ぶ薄暗い室内。時折圧縮された空気が水蒸気として吹き出すその研究所の一室に無数のスクリーンに囲まれて座る一人の人物がいた。逆立ったカラフルな髪に片目にモノクル、博士の様な白い丈の長い服を着たその人物は頬杖を突きスクリーンを見つめていた。

 

『野原一家!ファイヤー!!』

 

『ファイヤー!!』

 

スクリーンには掛け声と共に悪の組織や集団・巨大ロボットなどに立ち向かっていくある家族の姿が映し出されていた。どれも普通ではあり得ない戦闘力を発揮して次々と相手を蹴散らしていき、巨大ロボットは家族全員で力を合わせて撃破していた!しかし映像を見ていた人物はその中でも特に子供…坊主頭の息子に注目していた。すると怪しく笑い出すと席から立ち上がった。

 

「フフフ…素晴らしい…!どんだけ〜〜!?5歳児なのにこの身体能力‼︎まさに超〜じ〜ん‼︎これよこれ!アタシが探し続けてた研究対象は!この子供を研究材料にすれば〜…最強の子忍が作れちゃうぅ〜‼︎」

 

突然オカマ口調で興奮し出した人物…するとこちら?に目を向けるとさらにハイテンションに語り出した!

 

「…ん?アタシ⁉︎アタシの名はそう!ドゥゲェン・ノアニーキ!!かつて悪忍の学園、秘立蛇女子学園のオーナー道元に雇われていた研究者ァ〜‼︎えっ?誰かの名前に似てるって?気のせいよ気のせい♪マッドサイエンティストとして道元に気に入られていたけど、ある日学園で善忍とドンパチ騒ぎィ〜!その騒ぎで道元は死んだとか行方不明とか聞いて、今は実質フリ〜ィ!よろしくね♪」

 

誰に言っているのかわからないが、研究者…ドゥゲェンは早速この子供を捕まえようと席に座ると手を叩いて使いを呼んだ。

 

「それじゃ早速この子供を捕まえちゃいましょう♪ちょっと?」パンパン!

 

「お呼びでしょうかドゥゲェン様?」

 

ドゥゲェンが座る席の後ろに黒いセーラー服を着た金髪の少女が現れ跪いた。ドゥゲェンはスクリーンいっぱいに坊主頭の子供を映すと指差した。

 

「ターゲットはこの子供…いいわね?」

 

「畏まりました」フッ…

 

少女は頭を下げると一瞬で消えた…ドゥゲェンはスクリーンに向き直ると怪しく不気味に笑い続けた。

 

 

∇ ∇ ∇

 

◇埼玉県・春日部

 

この地に一人の少女が舞い降りた。半袖の白いワイシャツに紺色のスカート、首に巻いた赤いスカーフに風に揺れる黒髪のポニーテール、そしてワイシャツの上からでもわかるかなり豊満な胸が特徴の美少女だ。彼女の名前は飛鳥、国立半蔵学院忍学科所属の2年生で善忍だ。彼女はあの任務を帯びて春日部にやって来たのである。

 

「ここが春日部…霧夜先生の話だとこの街の何処かに悪忍の科学者が目を付けたって言う凄い身体能力の子供がいるって話だけど…」

 

飛鳥はポケットからその子供の顔写真を出した。黒い坊主頭、黒い太眉、ふくれ顔…特徴の多い顔の子供である。

 

「この子が凄い身体能力を…そうは見えないけど。私の任務はこの子が悪忍に捕まる前に見つけ出して保護すること!絶対にやってみせる‼︎」

 

飛鳥は拳を握り掲げると気合いを入れた。

 

「よーし!そうと決まれば早くこの子を見つけなくちゃ!飛鳥!行きまーす!!」

 

写真をしまうと飛鳥は保護対象を探す為に行動を開始し住宅街に走って行った!

探している子供は情報によるとまだ5歳児で『ふたば幼稚園』に通う幼稚園児らしい。今日は休日なので幼稚園もお休みだ、現在時刻は午後2時、子供ならまだ遊んでいる時間だ、そう読んだ飛鳥は公園辺りを探すことにした。

 

「うーん…あぁ…のどかな所…空気が澄んでて気持ちいい…東京とは大違い」

 

春日部の澄んだ空気に深呼吸して歩いているとこの街の公園の一つに着いた。公園の名前は…『あっ!あれUFOじゃないですか⁉︎』『えっ?どこですか?』公園…何?この名前?空を指差す2体の像が特徴の変な名前の公園にツッコミを入れた飛鳥は公園の中を探し始めた。園内には5人の幼稚園児と思われる子供達が遊んでいた、全員顔だけ覆面の忍を模した姿をしたいわゆる忍者ごっこで、ジャンプしたり折り紙で作った手裏剣を投げて遊んでいた。

 

「ふふ、可愛いなぁ……ん?…あっ⁉︎」

 

その無邪気な遊びに飛鳥は微笑んで見ていたが、その時5人の中に写真の顔と特徴が一致する子供がいた!飛鳥は急いで写真を取り出した!覆面で髪は隠れてるけど黒い太眉とあのふくれ顔…間違いない!保護対象だ!

 

「くらえ!風間手裏剣‼︎」

 

「ふん!あまいわね!忍法ウサギの術‼︎」

 

風間と言う男の子が投げた折り紙手裏剣を髪を二つに結んだ女の子がジャンプで避けた、手裏剣はその先にいたおにぎりみたいな頭の男の子と鼻水を垂らした男の子に向かった!

 

「ひぃぃぃぃっ⁉︎に、忍法…おにぎりの術!」

 

ズルッ!

 

まさかの忍法に飛鳥はおもわずズッコケた!おにぎり頭の男の子は後頭部に海苔の様な黒い紙を乗せると背を向けて座り忍法名通りおにぎりそっくりになり何故か手裏剣は一つも当たらなかった、これってある意味変わり身の術じゃ…?そしてもう一人の男の子は…

 

「…忍法……鼻水返し‼︎」

 

鼻水の男の子は鼻水をまるで生き物の様に勢いよく伸ばし手裏剣を全て受け止めた!す、凄い!何あの鼻水⁉︎人間技じゃないよ!

子供達の珍妙な忍法に飛鳥は驚いていたが、保護対象である男の子がいないことに気づいた!ま、まさか!他の子を見てる内に悪忍に⁉︎そう思っていると風間と言う男の子の側に妙に盛り上がっている地面があった。

 

「風間忍者お覚悟‼︎」

 

「しまった!後ろか!だが返り討ちにしてくれる!」

 

保護対象の男の子が地面と同じ色の布から飛び出し背中のおもちゃの刀で斬りかかり風間という男の子も同じく刀で迎え撃った!刀を打ち付け押し合う2人…

 

「できる…!」

 

「ふっ、お主こそ、だがこれで終わりにしてくれる!はあ!」

 

風間という男の子は刀を弾くと振り下ろした!

 

「なんの!裏忍法!真剣シリ刃取り‼︎とう!」

 

保護対象の男の子はお尻を出すと刀をお尻で受け止めた…凄いけど、何なのこの子?風間という男の子は刀を離すと怒っていたが保護対象の男の子は器用にお尻で刀の柄を持ち風間という男の子の頭に刀を当て高らかに笑い出した。

 

「ワッハッハッ‼︎風間忍者敗れたり‼︎たんにんが足りないゾ!」

 

「それを言うなら鍛錬だろ!しんのすけ!尻を使うなんて反則だぞ!」

 

「シリもオラにとっては立派な武器だゾ!えっへん‼︎」

 

お尻を出したまま言う保護対象の男の子…しんのすけ。名前も確認できた飛鳥はちょうど遊びの休憩に入った子供達に声を掛けようと近づいた。

 

「ねぇ…キミ、野原しんのすけ君だよね?」

 

突然声を掛けてきた飛鳥に子供達はびっくりしていた、特におにぎり頭の子はかなりビクついていた!…私ってそんなに怖いかな?

 

「ほっほーい!オラ野原しんのすけだゾ、オラのこと知ってるなんて…突撃だゾ!」

 

「それを言うなら感激だろ?」

 

「そうとも言う」

 

またツッコまれてるしんのすけ君…ボケとツッコミの漫才みたい。しんのすけは飛鳥を警戒する様に見てきた!

 

「でもなんでオラの名前知ってるの?さては誘拐する気だな?でもオラの父ちゃん安月給だから身代金払えないゾ?」

 

「えっ?ち、違うよ!」

 

あらら…完全に怪しまれちゃってるみたい、まぁ確かにいきなり自分の名前を言い当てられたら怖いよね?飛鳥は誤解を解こうとしていたが…

 

「でも、お姉さん美人だしお胸も大きいからオラ誘拐されてもいいゾ、エヘ〜♡」

 

「あ、あはは…(な、何この子?かつ姉みたい…)」

 

しんのすけの答えに飛鳥は少し変わった子だと笑って返し、他の子達は呆れていたが急いでしんのすけの隣に行き飛鳥から離した!

 

「もう!このお姉さん誰?しんのすけの知り合い⁉︎」

 

「うーん…?知らない人だゾ」

 

「知らない人と話しちゃダメってよしなが先生に言われたでしょ!」

 

「そ、そうだよぉ…!」

 

「…怪しい人…」

 

他の子達に言われ余計怪しまれてしまった。このままでは話が出来ないので飛鳥は怖がらせない為に笑顔になると自己紹介した。

 

「そうだね、どう考えても怪しいよね?それじゃ自己紹介するね?私の名前は飛鳥!東京浅草にある国立半蔵学院から来た善忍の高校2年生だよ!よろしくね!これでもう怖くないでしょ?」

 

笑顔で自己紹介した飛鳥は5人の反応を見たが…5人は集まってヒソヒソと話しながらこちらを見ていた。

 

『善人の高校生だって?』

 

『自分で善人を名乗る人の方が怪しいわよね?』

 

『おお!悪役のよくあるパッタンですな?』

 

『しんちゃん…それを言うならパターンでしょ?』

 

『…どっちにしても…怪しい……』

 

あ〜…今度は別の意味で誤解されちゃったみたい…

 

「善人じゃなくて善忍だよ…あ、読みは同じだね、わかりやすく言うと善い忍ってこと。だからそんなに警戒しないで?」

 

飛鳥の説明でとりあえず5人は警戒を解いてくれたが、しんのすけは飛鳥に聞いた。

 

「しのび?それって少しでも背を大きく見せようとする?」

 

「それは背伸び!」

 

「父ちゃんとかが会社に行く時に着てる?」

 

「それは背広!」

 

「女子プロレスラーの?」

 

「それはしのぶ!」

 

「オビ=ワン?」

 

「ケノービ…って!もう忍でもなんでもなくなってるし!忍って言うのは忍者のことだよ!」

 

「なーんだ、そうならそうと早く言ってよねぇ?」

 

ノリとツッコミの様な掛け合いに飛鳥は声を荒げ、しんのすけの返しに少しイラッとしたが、深呼吸すると真剣な表情で自分の任務を話した。

 

「ハァ…あのね野原しんのすけ君?キミは所属不明の悪の忍、悪忍に狙われているの、私の任務はその悪忍からキミを守って保護することなの」

 

「えっ!狙ってるってオラの体を⁉︎いや〜ん⁉︎オラお嫁に行けな〜い!!」

 

「いやあのね、そうじゃなくて!これは冗談じゃ…」

 

説明してもいまいち信じてないリアクションをするしんのすけに飛鳥はなんとか聞かせようとするが…

 

「あの…飛鳥さん?僕たち一応飛鳥さんがそこまで怪しい人じゃないことはわかりましたけど、いきなり悪忍とか忍とか言われてもよくわかりません。まずは飛鳥さんが本物の忍者だという証拠を見せてくださいよ?」

 

「そうそう、本当はただの忍者好きのオタクちゃんかもしれないし〜」

 

風間くんとしんのすけに言われ他の子達、ネネちゃん、マサオくん、ボーちゃんにも言われてしまった。うーん…どうしよう、忍転身を見せるわけにもいかないし…刀…クナイを見せれば信じてくれるかな?飛鳥は服の至る所に隠しているクナイを見せようとしたがその時!

 

「おい、そこの子供?お前、野原しんのすけだな?」

 

突然背後に黒いセーラー服姿のもみあげが長いショートヘアの金髪少女が現れた!この気配…悪忍‼︎

 

「ッ!みんな!逃げて!!」

 

飛鳥はしんのすけ達の前に立つと咄嗟に逃げる様に叫んだが突然のことに全員戸惑っている。

 

「逃がさん!忍!結界!!」

 

金髪の少女が手を振り上げると公園だった景色が一瞬で森に変わった!くっ!マズい!閉じ込められた!

 

「ひいぃぃぃぃっ!??!フゴッ!?」

 

「マサオくん⁉︎しっかり!こ、ここは一体?」

 

「何よここ⁉︎どうなってるのよ⁉︎さっきまで公園だったのに!」

 

「…摩訶不思議…!」

 

マサオくんは泣き叫び逃げ出したが壁という文字と共に現れた結界の壁に激突した!風間くん達も不安そうに周りを見ていた。

 

「みんな、大丈夫だよ!私が絶対守るから!貴女、悪忍ね?しんのすけ君を狙ってきたの⁉︎」

 

「そうだ、私の名はかすが。我が主、偉大なるドゥゲェン様に仕える者だ!そう言う貴様は、その制服…半蔵学院の物、善忍か。そこの子供、野原しんのすけをドゥゲェン様の野望の為に捕らえる!いくぞ!忍!転身!!」

 

悪忍かすがは忍転身を発動させ着ていた黒いセーラー服が消え全裸になると豊満な胸の谷間から現れた巻物を展開した!その光景にしんのすけ達は顔を赤くして見ていた。

 

「うわぁ…すごい///」

 

「ナイスバディ…///」

 

「うっほほ〜い♡」

 

「あっ…鼻血が…」

 

「…ボー…」

 

忍転身が完了しかすがは全身黒い胸元を大きく露出した薄いボディスーツの服装に変わり、両手に爪の様にクナイを装備した!

 

「さぁ!貴様も早く転身しろ!」

 

飛鳥はやるしかないと頷くと目つきを鋭くさせた!

 

「貴女にしんのすけ君は渡さない!いきます!忍!転身!!」

 

飛鳥も忍転身を発動させ着ていた制服が消え全裸になると同じく胸の谷間から現れた巻物を取り出し展開した!

 

「おお⁉︎飛鳥ちゃんも変身するゾ!まるで『ふしぎ魔女っ子マリーちゃん』の変身シーンみたいだゾ!ねぇ風間くん?」

 

「うん‼︎…って何で僕に聞くんだよ⁉︎///」

 

「だって風間くん見てるんでしょ?」

 

「ぼ、僕がそんな女の子向けの番組見てるわけないだろ!///(本当は毎週見てる!)」

 

顔を真っ赤にして必死に誤魔化す風間くん!この状況でもツッコミをしている2人に飛鳥は苦笑いしていたが、飛鳥は黄色のブラウスに緑のスカートの先程と違う制服姿になり腰の後ろに長さが違う二刀を装備した姿になった!

 

「それが貴様の忍転身か…ではいくぞ!かすが!闇に舞い踊る!!」

 

「みんなは私が守る!飛鳥!正義の為に舞い忍びます!!」

 

飛鳥とかすがは戦闘を開始し一瞬で姿が消えた!

飛鳥はかすがが飛ばすクナイを二刀で弾きながら反撃の隙を狙っていたが、クナイはかすがの手に繋がれたワイヤーで戻る為連続して放ってくる!しかも斬ろうと思ってもワイヤーは刃並みに鋭く硬い!

 

「ほらどうした!半蔵学院の忍の力はそんなものか!」

 

「くっ!はぁ!!」

 

飛鳥は一瞬の隙を突いてかすがの懐に飛び込んで二刀を振るったがそこにいたのは残像であった。

 

「遅い…秘伝忍法!白夜!!」

 

「きゃあ!?」

 

地面に潜っていたかすががクナイを構えて飛び出し飛鳥を斬り裂いた!飛鳥はガードをしたが、防ぎ切れず肩を斬られ装束の肩部分が破けた!

 

「くっ…はぁ…はぁ…強い!」

 

「お前、弱いな…これで終わりにしてやる!秘伝忍法…」

 

かすがは飛鳥にとどめを刺そうと秘伝忍法を発動させたが…

 

「かすかべ防衛隊!飛鳥ちゃんを守れ!!」

 

『おおーー!!』

 

そこへ木の枝を武器にしんのすけ達が飛鳥を助けに走ってきた!

 

「みんな!来ちゃダメぇぇっ!!」

 

「邪魔だガキ供!大人しくしてな!秘伝忍法!落星!!」

 

飛鳥は叫んだが、かすがはクナイをしんのすけ達に向けると射出した!飛鳥は急いでしんのすけ達の前に来ると両手を広げて盾になり背中にクナイを受けるとその場に膝を突き崩れ落ちた!風間くんやネネちゃんが叫んでいたが、かすがは鼻で笑った。

 

「ふん、馬鹿な奴だ、自ら盾になるとは、では野原しんのすけを……ん?」

 

その時かすがはクナイが刺さった飛鳥に違和感を感じて見た、しんのすけ達も自分達を庇った飛鳥を見たが、そこには…

 

「……丸太?」

 

そう、クナイに刺されていたのは…黄色のブラウスとワイシャツを着た丸太だった!

 

「こ、これは変わり身の術⁉︎じゃあ奴は!」

 

かすがは飛鳥が生きていることに気づき急いでクナイを戻そうとしたが、すぐに抜けず振り向いた時には遅かった。

 

「残念でした!秘伝忍法!二刀綾斬!!」

 

「うわぁぁぁぁっ!!」

 

飛鳥は鞘に納めた二刀を素早く抜刀し斬りつけた!かすがはガードが間に合わず忍装束を大きく失い吹き飛んだ!飛鳥は二刀を構えたが、立ち上がったかすがは装束の胸元を失い手で胸を隠し戦闘続行は不可能だった。

 

「チッ、不覚…いいだろう!今は退いてやる!だが次に会う時は必ず野原しんのすけを奪取する!覚えておけ!!」

 

かすがは忍結界を解除すると同時に姿を消した。景色が元の公園に戻り、飛鳥は二刀を鞘に戻すとしんのすけ達に声を掛けた。

 

「みんな大丈夫?怪我は無い?」

 

「は、はい…でも///」

 

「?…どうしたの?」

 

しんのすけ達は頷いたが顔を赤くしていた。

 

「飛鳥ちゃんダイナマ〜イト♪」

 

「えっ?…あ…きゃあ⁉︎」

 

…変わり身の術を使った為、飛鳥は今上半身縞柄のブラ一枚であった!

 

夕方になり帰る時間になったが、本物の忍の戦いを見てしまった風間くん達に飛鳥は今日のことは絶対に誰にも言っちゃいけないと約束したが、風間くん曰く言っても信じてもらえないと言っていた。

 

「それじゃしんちゃん、家まで案内してくれる?」

 

「ほほーい」

 

飛鳥としんのすけは説得の為に野原家に歩いて行った。

 

 




キャラ紹介

ドゥゲェン・ノアニーキ

イメージCV:三宅健太

クレしん映画の定番のオカマキャラ。口調はIKKO風。マッドサイエンティストとしてかつて道元に雇われていたが、道元亡き後はフリーの科学者になっていた。しんのすけを素材にして最強の子忍を作る為にしんのすけを狙う。オカマ口調だが本人はオカマ扱いされるのは嫌い(ブチギレると男口調になる)。
名前は道元の兄貴という言葉を外国人風に変えただけのものなので道元との兄弟関係は無い。


かすが

イメージCV:桑谷夏子

戦国BASARAからのゲストキャラ。容姿も忍転身した装束の姿も同じだが、口調と性格が違う。

次回予告

野原家にやってきた飛鳥、任務を話しひろしとみさえを説得するが護衛を頼まれてしまう。次回、お泊まり護衛任務、お楽しみに!
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