最新話のネタを考えている内に年末の忙しいシーズンになってしまい投稿出来ませんでした!そこで今回は新年特別編です、タイトルの台詞を言う人達が登場します。
とある神社の鳥居の前…
「はっぴー…にゅー…いやーん♡……にょろ♪にょろ♪」
「………」
月閃所属の姉妹、閃光月光は毎度お馴染みの新年の挨拶をやっていて、妹月光は頭の上にとぐろを巻いた白蛇の飾りを付けて蛇っぽい挨拶をしていた、それを姉閃光は呆れて見ていた。
「相変わらずだな月光?にょろにょろか…今年は巳年だからそれは蛇の真似か?」
「流石閃光ね、大正解よ♪」
「まぁ、卯年にぴょんぴょん、辰年にたつたつ…と今まで見てきたからな、それに今年の干支を考えればな」
正解した閃光だったがすぐにこの後のことを察した。
「それに…この流れだと私もやるんだろう?」
「察しがいいわね閃光、それじゃあご一緒に?」
諦めて溜め息を吐くと新年蛇挨拶に続いた。
「「はっぴー…にゅー…い…「いっやぁぁぁん♡」…!?」」
いやーんのところで突然袴姿の黒い坊主頭の幼児の男の子が乱入してきた!驚いていると男の子はそのまま挨拶を続けたが…
ドロン!!
「にょ〜ろにょ〜ろ♪チロチロ〜♪とぐろ〜からの〜……鏡餅〜♪♪」
煙に包まれると袴姿から白い蛇の姿(顔はそのまま)になり、とぐろを巻くとみかんを出現させて鏡餅の姿になった。
「わぁ♪上手上手♪」
「いや〜それほどでも〜」
拍手しながら月光に褒められて男の子は照れていたが、閃光は見逃さなかった、男の子の手に握られていた秘伝忍法書を!つまりこの子は忍!
「新年に合わせてカンチョーしたんだゾ!」
「それを言うなら新調でしょ?」
「そうとも言う」
「あはは!面白い子!」
「お姉さんも面白いゾ〜!おお‼︎白ウンチ⁉︎」
「これは白蛇よ〜!」
月光と会話が弾む男の子だが閃光は秘伝忍法書を見ながら話しかけた。
「秘伝忍法書ならこれくらいの変身なら可能だろう。それで?キミは何処の所属の忍だ?手のそれは秘伝忍法書だろ?」
その言葉に月光も少し目つきを鋭くさせて離れたが、男の子は自己紹介を始めた。
「オラ野原しんのすけ五歳!春日部の愛と平和を守る正義のしのびだゾ‼︎」
「しんのすけ…?何処かで聞いた名前だな」
「閃光、この子雪泉先輩達が言ってた例の子よ」
「何?コイツが?」
しんのすけの名乗りを聞き二人は彼が悪忍では無いと納得した。
「お姉さん達は?…おお?同じ顔⁉︎分身の術⁉︎」
目つきと髪の分け方以外同じ顔の二人にしんのすけは驚いていたが二人は笑いながら返した。
「フフ…分身じゃないさ、私達は雪泉先輩達と同じ月閃所属の姉妹だ。私は姉の閃光だ、よろしくしんのすけ」
「私は妹の月光です、よろしくねしんのすけ君!しんちゃんって呼んでもいい?」
「うんいいよ。おお!雪泉ちゃん達のお知り合い?よろしくだゾ〜!」
しんのすけも雪泉達の後輩と聞き納得し笑った。
「その服装、しんちゃんも初詣?」
「うん、そうだゾ」
「親は?一人で来たのか?」
「父ちゃんと母ちゃんとだゾ、でもオラがちょっと目を離したら二人共に迷子になっちゃって、ほんと参っちゃうよねぇ?」
(いやいや、迷子はキミでしょ)
しんのすけの言い分に二人は苦笑いし心の中でツッコんだが、そこへ…
「こらしんのすけ!アンタ何処に行ってたの⁉︎」
「勝手にいなくなったらダメだろ!」
ひまわりをおんぶした着物姿のみさえと、シロを連れた袴姿のひろしが来てしんのすけに注意した。
「もう!父ちゃん母ちゃん何処に行ってたの?すぐにいなくなっちゃうんだから〜」
「「それはオメェだよ!」」
「お?」
「たい!」
「アン!」
二人にツッコまれしんのすけはきょとんとし、そのやりとりに閃光と月光はクスッと笑った。
「まったく、いなくなっただけじゃなくてお姉さん達の邪魔までしちゃって!ごめんなさいね?しんのすけが何か迷惑かけて無いかしら?」
「あっいえ、迷惑だなんてそんなこと…」
迷惑をかけたと思ったみさえが謝罪してきたので月光は宥めたが、あることを思いつき提案した。
「あの、もしよかったら初詣ご一緒しませんか?」
「あらいいの?じゃあお言葉に甘えようかしら!」
「今日はゲストがいないからその代わりだな」
「ゲスト?」
一緒に初詣をすることになり、まず神社に出てる屋台を見て回り次におみくじを引いたりした、最後に神社の境内にお参りをした。そしてついに新年挨拶の時が来た。
「それでは新年のご挨拶ですが、野原さん達も私達シノマス流の挨拶をしましょう!」
「おい月光…あまり無理に付き合わせなくても」
「えぇ〜?せっかくなんだしいいじゃない?いいですか野原さん?」
「シノマス流…?よくわからないけどいいわよ。でもその前にここで…今までのおさらい!!」
そう言うとひろしとみさえは目つきをキリッとさせると落語の語り口の如く力強く語り出した!突然のことに閃光と月光は目をパチクリさせた。
「さぁ!しんのすけが悪忍の科学者ドゥゲェンに狙われたことから始まった本作『閃乱カグラ お忍び‼︎嵐を呼ぶ子忍!』しんのすけの代わりに捕まってしまった父ひろしと母みさえを救い出すべく、善忍の忍達半蔵メンバーと協力することになったしんのすけ!ひまわり!シロ!その過程で出会った焔紅蓮隊、現蛇女選抜メンバー、月閃選抜メンバーと共同戦線を張り一つの大きな勢力となった!」
「心が一つになったしんのすけ達と忍連合はついにドゥゲェンのアジトを突き止め突入!襲い来る下忍の群れを退けたどり着いた闘技場で探しに来た両親と再会することに成功したものの、ソルジャーと化し向かって来る!その圧倒的な力の前になす術も無く倒れていくしんのすけ達、絶体絶命と思われたその時!奇跡が起こる‼︎しんのすけの秘伝忍法書が覚醒しその力で無事両親を正気に戻すことに成功するのだった!!
そしてついに始まる最終決戦‼︎はたして野原一家と忍連合はドゥゲェンの野望を阻止することが出来るのであろうか!?coming soon!!」
ひろしとみさえの迫力のあるおさらいが終わると野原一家は姿勢を正して語り出した。
「さて、ついにクライマックスを迎える本作!」
「はたしてどのような展開になるのか?」
「飛鳥ちゃん達とオラ達家族」
『これからも応援よろしくお願いします!』
「頼むゾ!!」
家族全員でお辞儀をすると上から巳と2025の刺繍がされた垂れ幕が降りてきた。その様子を茫然として見ていた閃光と月光はと言うと…
「あ、あれ…?新年の挨拶は?」
「なんか上手い具合に取り仕切られて終わったが、一応やっておくか?」
「そ、そうね…それじゃあ…」
「「はっぴー…にゅー…いやーん……にょろにょろ…」」
…やったはいいがなんとなく虚しかった。
※ちなみに作者(私)はシノマスはやってません、YouTubeで見た程度です。
本編は後数話で終わる予定ですがこれからも応援よろしくお願いします!