閃乱カグラ お忍び‼︎嵐を呼ぶ子忍!   作:プラサミット

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焔達が色々いじられます。


焔紅蓮隊との出会い

「はい、これで治療は終わりよ、あまり触っちゃダメよ?」

 

「ほほーい!ありがとーございまーす!」

 

膝の傷の治療をしてくれた茶髪の美少女春花にしんのすけはやや砕けた口調でお礼を言い、春花はクスッと笑うとしんのすけの頭を撫でた。

しんのすけは周りを見渡した、今いる所は洞窟であるが結構広く、生活用品やコードがたくさん繋がれたパソコン、手前にシャンプー等が置かれた湧水などなど、その内装はまさに秘密基地という感じである。

 

「うきゃきゃきゃきゃ♪エヘェ〜♪」

 

「あっ待ってください、そっちは危ないですわ!」

 

緑色のジャージを着たお嬢様口調の金髪美少女の詠がひまわりを追いかけていた。他にもパソコンの前に座ってこちらを見ている眼帯に黒髪ロングの美少女未来とナイフを舐めながら棚に座ってこちらを見ている緑のショートヘアの蛇の様な美少女日影がいた。

 

「すごいすご〜い!まるで秘密基地みたいでびっくりだゾ〜♪」

 

「びっくりしたのはこっちだ‼︎」

 

内装にしんのすけが絶賛していると、怒りながら奥で横になっていた焔が体を起こした。

 

「あら焔ちゃん、起きたの?」

 

額に乗せていたタオルを取り首を摩りながら焔はしんのすけに近づいてきた。

時を遡ること数分前、悪忍かすがの襲撃から逃れたしんのすけ達三人は焔をクッションにして無事に着地し、そこで気絶した焔と一緒に焔の仲間達に保護されたのだった。

 

「危うく首の骨が折れるところだったぞまったく!しかも人の顔に尻なんか押し付けやがって!」

 

「いや〜それほどでも〜」

 

「いや誉めてないわ!」

 

「まぁまぁ焔、そう怒らないで機嫌直してよ?ほら今夜はご馳走だよ?」

 

怒る焔を宥めながら未来が見る先には、縄で縛られ吊るされた…ぶりぶりざえもんがいた!それを見て焔の目の色が変わった。

 

「おいコラ!縄を解け‼︎私は食料では無いぞ‼︎」

 

ぶりぶりざえもんは叫んでいたが、詠は頬を染めて目を輝かせていた。

 

「わ、私興奮していますわ!こんな新鮮なお肉を食べられるんですもの!ここは任せてください!私が切りますわ!そうですねぇ…ステーキにしましょう!」

 

「いや待て詠、ここは丸焼きの方がいい!」

 

「えぇ〜!焼き肉の方がいいよ!」

 

「…ま、わしは何でもええ」

 

「あらあら、皆はしゃいじゃって。美味しく料理してくれれば私も何でもいいわ」

 

解放しろと言うが焔達は聞く耳を持たずぶりぶりざえもんの調理方法を考えていた、完全に言葉が通じない部族に捕らえられた獲物である。

 

「だから私は食料じゃねぇって言ってんだろうが!おいしんのすけ!私を助けろ!友の私を見捨てる気か⁉︎」

 

「…じゅる…美味しそう」

 

「おい!?」

 

ぶりぶりざえもんはしんのすけに助けを求めたが、しんのすけも涎を垂らして見ていた。

この後しんのすけの説得によりぶりぶりざえもんは焔によって渋々解放され事なきを得たが、ぶつぶつ文句とやたら高額の救い料を請求して消えてしまった。

 

「それで?お前は誰だ?何処から来たんだ?」

 

「そういえば、あなた達が倒れてた所の側にこんなのが落ちてたわね、私達のより少し小さいけど、これって…」

 

「あっ、それオラの…」

 

焔はしんのすけに質問したが春花がしんのすけが落下中に落とした秘伝忍法書を出した。それを見て焔は表情を一変させた!

 

「そ、それは秘伝忍法書⁉︎ってことはお前まさか!蛇女からの刺客⁉︎」

 

刺客と聞きその瞬間全員凄まじい圧を放って警戒し始めた!しかししんのすけは答えず焔が持った秘伝忍法書を取り返そうとジャンプしていた。

 

「あ〜ん、それオラの〜」

 

「返してほしかったら質問に答えろ!」

 

「むぅ〜!忍法ゴキブリの術!とう!オ〜ラオラオラ!」

 

「うひゃひゃひゃひゃ!?…くっ、こ、こいつ…!いい加減にしろ!!」

 

しんのすけは頬を膨らませると焔に飛び付き体中を駆け回り出した!焔は爆笑したが、すぐにしんのすけの首根っこを掴んで止めた。

 

「ううぅ‼︎離せ!離せぇ!」

 

「さぁ言え!お前は蛇女からの刺客か!返答次第では無事じゃ済まないぞ!」

 

「オラ、ヘビーな女子なんて知らないゾ!オラは飛鳥ちゃんのお知り合いのしのびだゾ!」

 

「蛇女だ‼︎…ってお前飛鳥のことを知っているのか?」

 

飛鳥の知り合いと言うしんのすけに焔達は少し警戒を解いた。しかしまだ油断は出来ない、すると詠が…

 

「焔さん、この子は蛇女の刺客では無いと思いますわ。いくら蛇女でもこんなに小さな子を使ってまでしてやろうとは思えませんわ、ましてや今の蛇女から考えると」

 

「うーむ…」

 

確かに以前の道元が生きていた頃だったらやるかもしれないが、今現在の蛇女を纏め上げているのは自分達の元担任の鈴音先生だ。鈴音先生がこんな子供を使うとも思えない。春花達も少し考え過ぎと顔を見合わせていたが、しんのすけは自己紹介を始めた。

 

「オラ野原しんのすけ5歳!春日部の愛と平和を守るかすかべ防衛隊の一員だゾ!えっへん!どうだカッコいいだろ!それとオラの妹のひまわりだゾ」

 

「たいや!」

 

しんのすけは胸を張って自分とひまわりを紹介した。その様子に焔はフッと笑うと、しんのすけを降ろした。

 

「かすかべ防衛隊…?妙な名前だな?…フッ、確かにこんな可笑しな奴を蛇女が刺客に送り込むわけ無いか…疑って悪かったな?それに飛鳥の知り合いなら下手な奴より信用できる。じゃあ私達も自己紹介しよう」

 

焔達は警戒心を解くと一人ずつ自己紹介を始めた。

 

「私は焔、元秘立蛇女子学園2年の悪忍だ。今は訳あって抜け忍になっている、よろしく」

 

「私は詠と申します、よろしくお願いします。同じく元蛇女2年ですわ。仲良くしましょうね(^^)」

 

「あたしは未来よ、元蛇女1年よ、よろしく。無視したら許さないわよ」

 

「…日影や、元蛇女3年や。わし感情無いけど、よろしゅう」

 

「私は春花、元蛇女3年よ、よろしくね。うふふ♡可愛いわねあなた達、私可愛い子大好き♡虐めたいくらいね?」

 

『我ら誇り高き抜け忍集団!焔紅蓮隊‼︎よろしく!』

 

焔達(日影以外)は戦隊ヒーローみたいなポーズを取っていた、特に焔は決まった!みたいな顔をしていた。その名乗りを見たしんのすけは…

 

「おお!?マンホール!マンホール!焔ちゃん達もしかしてお笑い芸人?まるで師匠達みたいだゾ〜!」

 

拍手をして感激していた、ひまわりも笑って喜んでいた。

 

「それを言うならアンコールだ、それに私達はお笑い芸人じゃないぞ!…ん?師匠?お前には師匠がいるのか?」

 

「うん、埼玉紅さすり隊って言うんだよ」

 

「ほう紅か…同じく紅蓮隊を名乗る私としては是非会ってみたいな!」

 

焔は何故かライバル視する様に腕を組んで笑みを浮かべていた。

 

「うふふ♪それでは誤解が解けたところでご飯にしましょう。もう少しで出来ますから待っていてください」

 

詠は笑顔で料理作りに入り、各自寛いだり役割に戻ったりした。しんのすけも何かしようとしたが…

 

「………」ベロベロ

 

「………」

 

「…ん?なんや?」ベロベロ

 

「…ナイフなんか舐めて美味しい?」

 

「…ん〜…まぁ美味しいか言われてもようわからん、こうしてると落ち着くんや」

 

ナイフをひたすら舐めている日影にしんのすけはジト目で聞いたが、同じくその様子を見ていたひまわりが日影のナイフを見て目を輝かせるとハイハイして突進してきた!

 

「たやぁ☆たたたたたたたっ‼︎」

 

「…何やこの子?これナイフやで?危ないで?何や?ナイフが好きなんかこの子?けったいな子やな」

 

ひまわりは日影の体をよじ登るとナイフに手を伸ばしたが、日影はひまわりの首根っこを掴んでナイフから離した。それでもひまわりはナイフを触りたそうにしていたが…

 

「やれやれ…相変わらず光り物が好きなんだから」

 

「…光り物?それやったら春花さんが持ってるで?」

 

そう言われ春花から光り物のアクセサリーを見せてもらうとひまわりはとても嬉しそうにしていた。しばらく遊んでいるとご飯が出来上がり詠は器をテーブルに運んできた。

 

「はーい!ご飯が出来ましたよ〜!」

 

焔達もテーブルに集まってきて、しんのすけもひまわりを抱っこして鼻歌を歌いながら来たが…テーブルを見て固まった。

 

「ほほーい、ご飯♪ご飯♪…お?…な、何これ?」

 

「今日はご馳走にしましたわ!野草のカルボナーラですわ!さぁ召し上がれ♪」

 

「おお!豪華だな詠!」

 

詠は笑顔で言うが、そこには…怪しい緑色のスープが置かれていた。しんのすけはなんとも言えない表情をしていたが、周りを見ると焔達は嬉しそうだったので、どうやら冗談ではないようだ。しんのすけはスープを箸で掬ったが、中にはカルボナーラの主役である麺は無く代わりにもやしが入っていた。

 

「詠ちゃん…これ麺が入ってないよ…?」

 

「あら?もやしが入ってますでしょう?これが麺ですわ」

 

「もやしは麺じゃないゾ!もやしは野菜だよ?もやしと麺じゃ全然違うゾ!…!?」

 

しんのすけはもやしが麺では無いと強く否定して詠を見たが、思わずギョッとした!詠は影のある笑顔で巨大な剣を振り上げていた!

 

「…ウフフフ…もやしを馬鹿にする人は許しませんわ…!!」

 

「おおお落ち着け詠!?お、おいしんのすけ!早く謝れ‼︎」

 

「詠お姉ちゃん落ち着いて‼︎」

 

「??」

 

今にもしんのすけに剣を振り下ろそうとする詠を焔と未来が必死に止めていた!

 

「ごめんねしんちゃん、詠ちゃんはこう見えて貧民街出身でね、もやしはこの子にとっては高級品なのよ、わかってあげてね」

 

「ほ、ほい…」

 

春花の説明でしんのすけは納得し、詠もなんとか怒りを収めた。改めて食事を再開したが野草のカルボナーラは思ったより美味しくしんのすけはおかわりしていた。

 

「う〜ん///美味しいゾ〜♪オラ、カルボオナーラ気に入ったゾ!詠ちゃんおかわり!」

 

「それを言うならカルボナーラですわ。気に入っていただけて嬉しいですわ♪たくさんありますからどんどん食べてください」

 

詠の機嫌も直りしんのすけと焔達は楽しく笑いながら食事をしていたが…

 

ぐうぅぅぅぅ…

 

ひまわりのお腹から音が鳴った。その音に全員ひまわりを見たがテーブルにはひまわりが食べられそうな物は無かった。

 

「…うっ…うっ…うええぇぇぇぇん!!!」

 

ひまわりが空腹で泣き出した!洞窟内にはひまわりの声が反響して響き渡っていた為焔達は焦り出した、自分達は隠れ住んでいる身なのでこんな大きな声が聞こえ続けたら刺客に見つかり兼ねない!

 

「うわぁ⁉︎よ〜しよしひまわりちゃん、泣かないでくれ〜!ほ〜らほら!」

 

「あぁ!どうしましょう〜!」

 

「ここはあたしに任せて!ほ〜らひまわりちゃん?ベロベロバ〜‼︎」

 

「びえええええええん!!!!」

 

「余計泣かせたじゃないか未来!!」

 

「ええぇ!?何でぇ〜!?」

 

未来が変な顔でひまわりを笑わせようとしたが逆効果でより一層大声で泣き出してしまった!焔達はなんとかひまわりを泣き止ませようと色々試したがひまわりは泣き止まなかった。春花と日影がアクセサリーとナイフを見せてもダメだった、しんのすけもいつもだったらすぐに泣き止むアイテムのイケメンアイドルの雑誌やポスターも持ってなかった。そこで焔は奥の手に出た。

 

「よーしこうなったら奥の手だ!私の必殺…形態模写で泣き止ませてやる!」

 

「えっ⁉︎それこそ逆効果じゃ?」

 

「…やめときや焔さん」

 

未来達は微妙な表情をしていたが焔は自身の武器である六爪を抜いた。

 

「ほ〜らひまわりちゃん!私を見ろ!かに!!シュリンプ!!」

 

「…何それ焔ちゃん?」

 

『あ〜あ…』

 

焔は刀と体を使って渾身の一発芸を披露した!それを見てしんのすけと未来達は微妙な表情をしていたが、さらに泣き出すと思っていたひまわりはと言うと…

 

「…エヘェ///うきゃきゃきゃきゃ!!」

 

『ウソォ⁉︎笑った⁈』

 

「…ほぉ、やってみるもんやなぁ」

 

焔の形態模写を見たひまわりは嬉しそう笑い泣き止んだ。未来達はようやく泣き止んだひまわりにホッとしたがいつも滑る焔の形態模写に笑ったことに驚いていた。しかし、ひまわりを泣き止ませることは出来たが肝心のひまわりに食べされる物が無かった、このままではまた泣き出してしまう。

 

「うーん困ったな、このままひまわりちゃんに何も食べさせないわけにもいかないしな…しんのすけ、普段ひまわりちゃんは何を食べる?」

 

「うーんとね、主にミルクと母ちゃんのおっぱいだゾ、それと離乳食」

 

どれもここには無い物ばかりだ…まぁおっぱいはあるが。するとおっぱいと聞いて春花は閃いた。

 

「あっ!そうだわ良い物があるわ!」

 

春花は薬品類が並ぶ自身の机から丸薬を持ってきた。

 

「これを使いましょう!これは飲むと一定時間母乳が出る様になる薬なの!」

 

「何でそんな物持ってるの春花様⁉︎」

 

「…どうせまたわしらに飲ませるつもりやったんやろ?」

 

未来と日影はツッコんでいたが、焔は歓喜した。

 

「それだ春花!これでひまわりちゃんのお腹を満たせるぞ!で…誰がやる?」

 

言い出した焔と詠達は顔を赤くして互いの顔を見合わせていた!話し合いの結果じゃんけんで決めることになったが未来が質問した。

 

「ね、ねぇ、あたしもやるの?あたしはその…胸無いし」

 

「大丈夫よ未来?最初から未来は頭数に入って無いから」

 

「んなっ⁉︎///春花様の意地悪!!ムッキィィ〜〜〜!!」

 

貧乳の未来以外の四人でじゃんけんを始め、勝負の結果日影に決まり焔と詠はホッとしていた。

 

「それじゃ日影ちゃん、よろしくね」

 

「…………」

 

春花から丸薬と水が入ったコップを渡されたが日影は無言のまま見つめていた。

 

「どうしたの日影ちゃん?さぁ早く早く」

 

「…やっぱり春花さんが飲みや」

 

「あっ⁉︎やめて日影ちゃ⁉︎…ゴクッ…あっ、飲んじゃった…」

 

中々飲もうとしない日影に春花が近づいた瞬間!日影は春花の口に丸薬と水を素早く流し込み、春花は丸薬を飲んでしまった。数秒後春花の体に異変が起こり春花は体を抱き締めるように震え出した!

 

「んん♡あ…あん♡か、体が…体が疼くわ…///あ…ああぁぁぁん♡も、もうダメ!!」

 

春花の体が大きくビクッと震えると、春花は服に手を入れ胸を触った、その指先には白っぽい乳白色の液が付いていた。

 

「あっ…出ちゃったわ///」

 

丸薬の効果により母乳が出る体になった春花は溜め息を吐くとひまわりを抱っこした。

 

「…仕方ないわね、飲んじゃったからには私があげるしか無いわね。でも流石に見られると恥ずかしいから向こうであげてくるわ」

 

春花はひまわりを抱っこしたまま奥に行き、その間に焔はしんのすけから今までの経緯を聞くことにした。

 

「それじゃしんのすけ…「あん♡」…何があったか…「いいわよ♡」…聞かせて…「激し♡」…もらう…ってうるさいぞ春花ぁ‼︎もう少し静かにやれないのか!?///」

 

「だ、だってこの子凄い激しくて♡凄く上手なんだもの♡あぁあん♡い、いいわよぉひまわりちゃ〜ん♡」

 

質問の最中にも春花の喘ぎ声が響き、集中出来ない焔は顔を赤くして声を荒げた!しんのすけも羨ましがっていた。

 

「おおおお///ひまわり〜!羨ましいゾ〜‼︎」

 

「あらしんちゃん、よかったら一緒に飲む?ふふ、なんてね♪」

 

 

数分後…

 

「けぷっ…」

 

「あぁ…あんなにいっぱい吸われちゃった…私もうお嫁に行けないわ」

 

母乳が止まり、お腹いっぱいになって眠ったひまわりを抱っこした春花は疲れた顔をしてひまわりを自身が使っている寝袋に寝かせた。

春花が戻ってくると焔は改めてしんのすけに経緯を聞いた。

 

「それじゃしんのすけ改めて今まで何があったんだ?」

 

「…そういやこんなん持ってたなぁ、何やこれ?」

 

日影が取り出したのは落下した時にしんのすけが持っていた翼の膜の一部だった、それを見て春花は驚いた!

 

「それって…日影ちゃん!ちょっと貸して!」

 

「どうした春花⁉︎」

 

春花の様子に焔は驚いて聞いたが、春花の表情は真剣だった。

 

「これは…かつて蛇女で極秘に開発されていた飛行忍具、ムササビ飛空改の翼の一部よ。でも確か扱いの難しさと装置の不安定さで開発は中止されたって聞いたけど…」

 

「だが現にその一部が存在してるなら…」

 

「えぇそうね。これを作った人物は一人しかいないわ、その者の名は…」

 

 

◇半蔵学院

 

「ドゥゲェン・ノアニーキ…?」

 

同じ頃、しんのすけとひまわりが悪忍かすがに攫われたこと霧夜に報告した飛鳥達は、教室で首謀者と思われる人物の名前を聞かされていた。葛城は誰かの名前と似てるなという顔していたが、霧夜は説明を始めた。

 

「そうだ、大道寺に密かに調べてもらった調査によると、その者はかつて蛇女子学園に所属していた研究者であの道元に雇われていたらしい」

 

「道元に…!」

 

「お前達が戦ったオロチの開発にも加わっていたらしい。道元が死んだ後も生き残り、現在も独自に研究を続けているそうだ」

 

「じゃあしんちゃんとひまわりちゃんはそこに!」

 

「あぁ、詳しいことは大道寺から聞こう、大道寺、頼むぞ」

 

霧夜は教室の壁に寄りかかっている喧嘩番長の様な服装の大柄な女性、大道寺に情報の説明を頼んだ。

 

「うむ、我が調べた情報によると奴の研究所は、ここからかなり離れた森林の山奥に位置していた。セキュリティが厳重に張り巡らされていたが、行ける所まで潜入したところ野原しんのすけの姿は確認出来なかったがその両親の姿は確認出来た」

 

「えっ?大道寺先輩、しんちゃんは見つからなかったんですか?」

 

「恐らく、まだ来ていなかったのだろう、もしくは…」

 

大道寺は何かを言いかけていたが、葛城は飛鳥の肩を叩いた。

 

「場所さえわかりゃこっちのもんだぜ飛鳥!」

 

「かつ姉…うん!」

 

「霧夜先生!早速研究所に行こうぜ‼︎」

 

葛城の気合いにメンバー全員が頷いたがとりあえず霧夜は落ち着かせた。

 

「まぁ待て葛城、もうすぐ月閃の生徒達がここに来るそうだ、作戦の決行はそれからだ」

 

トゥルルルル…

 

その時電話が鳴り霧夜は出た。

 

「もしもし…あぁ焔か、どうした?…ちょっと待て。飛鳥、焔から電話だ」

 

「えっ?焔ちゃんからですか?はい」

 

電話の相手は逆探知されない回線からかけてきた焔だった。

 

「もしもし焔ちゃん?どうしたの?……えっ⁉︎しんちゃんとひまわりちゃんを保護してくれたの⁉︎」

 

その言葉に葛城達も反応し、しんのすけとひまわりの無事に安心した。

 

「やっぱり逃げ延びてやがったか!流石アタイに勝った奴だぜ!」

 

「しんのすけ君、ひまわりちゃん…無事でよかったです!」

 

「フッ、大した兄妹だ」

 

「しんちゃんとひまちゃん、無事でよかったぁ〜」

 

霧夜も二人の無事と逃げ延びたことに笑みを浮かべた。

 

「それで焔ちゃん?今二人は一緒に?」

 

 

◇紅蓮隊隠れ家

 

「あぁ、二人とも元気さ、心配はいらない」

 

しんのすけから経緯を聞いた焔達はしんのすけを慰め、飛鳥達と同じくしんのすけの両親を救うのに協力することに決めたのである。そのしんのすけはというと…

 

「詠ちゃん!もっとお尻を突き上げるんだゾ!」

 

「こ、こうですか?」

 

「よーしよーし!」

 

巨乳であると同時に巨尻である詠にケツだけ星人を教えていた。

 

「わ、私胸もありますけどお尻にも自信がありますわ!」

 

「その調子だゾ!それじゃご一緒に?」

 

「「ぶりぶり〜ぶりぶり〜♪」」

 

しんのすけは詠と一緒にケツだけ星人のポーズをした!

 

「あっはっはっはっ!!もう!やめてよ詠お姉ちゃん!!」

 

「…ぶりぶりって何や?」

 

「あはははは!!面白いわねこれ!サンバの薬も飽きてきたし、今度ケツだけ星人をやりたくなる薬でも作ろうかしら?」

 

未来と春花は爆笑して腹を抱えていた。その様子に焔は咳払いした。

 

「と、とにかく明日二人を連れてそっちに向かう!このままだと紅蓮隊の規律が乱れる‼︎」

 

 




次回予告

しんのすけとひまわりを連れて半蔵学院を目指す焔紅蓮隊にサスケとその部下の魔の手が襲いかかる!その時彼女らを救ったのは!次回、半蔵学院を目指せ!意外な助っ人登場!お楽しみに!
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