閃乱カグラ お忍び‼︎嵐を呼ぶ子忍!   作:プラサミット

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お久しブリーフパンダ〜
飛鳥達が少々キャラ崩壊します。


忍集結!作戦決行前の夜

◇半蔵学院忍学科

 

焔達紅蓮隊が半蔵学院を目指している時と同じ頃、室内には先に到着していた雪泉達月閃のメンバー達が飛鳥達と一緒に焔達の到着を待っていた。しかし到着は夕方と聞いていたがまだ来ない焔達に飛鳥達は少し心配していた、その中でも雪泉は特に心配していた。

 

「…雪泉ちん、少し落ち着きなよ?」

 

「そうです雪泉、焔さん達は私達も認める程の実力の持ち主の方ばかりです。彼女達を信じて待ちましょう」

 

しんのすけの両親を助けられなかったことに責任を感じている雪泉は半蔵に来てからずっとそわそわしていて、さらにしんのすけとひまわりが悪忍に攫われたと聞いてからは自ら助けに行こうとまでしていた。そんな雪泉に同じメンバーの四季と夜桜は落ち着かせていた。

 

「えぇ、わかっています…わかってはいるんですが、私はとても心配です。もししんのすけ君とひまわりちゃんに何かあったら、私は彼らのご両親に顔向けできません!やはり焔さん達だけでは心配です!今からでも私達も捜索に…!」

 

「待って雪泉ちゃん落ち着いて!心配なのは私も同じだけど焔ちゃんは私の最強の友達だよ?焔ちゃん達を信じてあげようよ!」

 

「ッ!そもそもしんのすけ君が攫われたのも飛鳥さんが目を離したからです!飛鳥さんこそ責任を感じてください!」

 

「そ、それはそうだけど…私だけのせいにしないでよ雪泉ちゃん!」

 

飛鳥も雪泉を落ち着かせようとしたがしんのすけを攫われた責任を押し付けられ喧嘩に発展しそうになった。双方のメンバー達が宥めようとしているとそこへ旋風と共に焔達紅蓮隊が現れた!その腕にはひまわりをおんぶしたしんのすけもいた!

 

「遅くなった!紅蓮隊只今到着した!!」

 

肩で息をしていたが焔達は何処となく生き生きとしていた。無事に到着した焔達にホッとする中しんのすけも飛鳥に手を振って声をかけた。

 

「おお!着いた着いた〜!お?飛鳥ちゃんおかえり〜!」

 

「それを言うならただいまだろしんのすけ?」

 

「そうとも言う♪」

 

「アン!アン!」

 

「おお!シロ〜!会いたかったゾ!」

 

冗談を言いながら焔はしんのすけを降ろし、シロが飛び付いてくるとしんのすけは嬉しそうに抱き止めた。しんのすけの無事な姿に飛鳥は駆け寄った。

 

「しんちゃん!無事で良かっ…「しんのすけ君!!」…ぶっ⁈」

 

しんのすけに駆け寄ろうとした飛鳥はそれよりも速く駆け寄った雪泉に弾き飛ばされた!雪泉はしんのすけを抱き上げ強く抱き締めた。

 

「しんのすけ君!ご無事で良かったです!お怪我はありませんか?悪忍に何か酷いことはされませんでしたか⁉︎」

 

安否を確認する雪泉に対ししんのすけの顔は雪泉の豊満な胸に埋まっており、しんのすけは逆に喜んでいた。

 

「おお!あの時の雪女のお姉さ〜ん♪うっほほ〜い♪お姉さんのお胸がオラの顔を押してるゾ〜♡」

 

「えっ?ああ!ごめんなさい!痛かったですか?」

 

「もう、こっちが痛いよ雪泉ちゃん…おかえりしんちゃん!無事で良かったよ!」

 

「あぁ‼︎ひまわりちゃん!ご無事で良かったです‼︎心配しましたよ!」

 

斑鳩もひまわりの無事な姿に同じく抱き締め、雪泉に弾き飛ばされた飛鳥も笑顔でしんのすけを迎えたが、しんのすけが攫われた時のことも謝っていた。

 

「焔ちゃん、しんちゃんとひまわりちゃんを保護してくれてありがとう!やっぱり焔ちゃんは頼りになる最強の友達だよ!」

 

「ふふん♪当然だろ飛鳥!私を誰だと思ってる?」

 

ドヤ顔の焔にお礼を言うと半蔵に来るまでの経緯…悪忍サスケの襲撃を受けたこと、その時珠由良ブラザーズなる三兄弟に助けられたことを聞いた。

 

「彼らの助けが無かったら私達はここまで辿り着けなかったかもしれなかった、珠由良ブラザーズ…ありがとう」

 

「そ、そうなんだ…私もその人達にお礼を言いたいな」

 

助けてくれた上に満腹にしてくれた珠由良ブラザーズに焔は改めてお礼を言い、飛鳥も感謝した。

それぞれ無事に安心する中、四季はしんのすけを抱き締める雪泉に聞いた。

 

「ねぇねぇ雪泉ちん?その子が雪泉ちんが言ってた子?そろそろ紹介してよ?」

 

「あっはい、そうでしたね。では自己紹介しましょう」

 

言われた雪泉自身もまだ自己紹介していなかったことに気づいてしんのすけを降ろすと整列してそれぞれ名乗り始めた。

 

「改めましてしんのすけ君、私は雪泉と申します。飛鳥さん達と同じ善忍で死塾月閃女学館所属の3年生です。よろしくお願いします」

 

「我は叢、同じく月閃3年だ。よろしく」

 

「私は夜桜と申します。月閃2年です、よろしくお願いします。ちなみに岡山県出身です」

 

「あたし四季ちゃん!月閃1年だよ。しんのすけちんって呼びづらいからしんちゃんって呼ぶね〜よろしく♪」

 

「美野里だよ♪月閃1年生だよ♪よろしくねしんちゃん!しんちゃんお菓子好き?お近づきの印に、はい!アメ♪」

 

雪泉に続き、般若の面を着けたサイドテールの叢、青っぽい黒のボブカットの夜桜、金髪にアイシャドウのギャルっぽい四季、ツインテールに童顔の美野里はしんのすけとひまわりに挨拶した。

 

「ほっほーい!よろしくだゾ」

 

「たったーい!」

 

美野里から大きなペロペロキャンディをもらったしんのすけとひまわりも軽く挨拶したが、叢が近づいてきた。

 

「さっき雪泉も言っていたが、我らもお前の両親を救うのに協力しよう、一緒に頑張ろうしんのすけ…」

 

「ほ、ほい…」

 

「え…え…うえええぇぇぇん!!」

 

「む…?どうしたひまわりちゃん?何故泣く?」

 

「あらあらひまわりちゃん大丈夫ですか?怖かったですねぇ、よしよし」

 

「大丈夫ですか斑鳩さん?私もお手伝いします」

 

叢の般若の面の迫力にひまわりが泣き出し斑鳩は慌ててあやし、夜桜も手助けした。

 

「いやいや叢っち、そのまま近づいたら普通に怖いし…面取りなよ」

 

そう言い四季が叢の般若の面を外すと、その下から先程とは真逆のとても可愛い顔が出てきた!その顔にしんのすけは頬を染めたが叢は恥ずかしそうに顔を隠した。

 

「はわわわわ!??!み、見ないでください〜〜!!我の汚い顔なんて見たらダメですぅぅ〜〜!!」

 

「…?叢ちゃん何で顔隠すの?可愛いのにもったいないゾ」

 

「えっ…?か、可愛いだなんて⁉︎…そ、そんなこと無い…です…」

 

不思議に思ったしんのすけに可愛いと言われた叢は戸惑っていたが、嬉しかったのか顔を隠しながら満更でもない顔をしていた。

紹介も済んだところで霧夜は今後の説明を始め、飛鳥達は整列した。

 

「しんのすけ君、ひまわりちゃん、無事で何よりだった。

それではこれよりしんのすけ君のご両親の救出奪還作戦を始める!既に首謀者ドゥゲェン・ノアニーキの研究所は大道寺に調べてもらった調査により場所は判明している。奴はあの道元も一目置くほどのマッドサイエンティストだ、恐らく研究所はセキュリティも厳重だろう」

 

「そうね、研究者の中では天才と呼ばれていたわね」

 

同じく研究者系の春花もドゥゲェンを認めた。

 

「そこで作戦は…」

 

「ちょっと待て、その作戦、私達も混ぜてもらおうか?」

 

その時旋風と共に五人の人影が現れた!現れた人物達に焔は驚いた!

 

「なっ⁉︎お前達は!」

 

現れたのは、ヘソ出しの黒い制服姿の雅緋を筆頭にした、焔達に替わる現蛇女選抜メンバー達だった!突然現れた雅緋達に焔達は自分達を捕らえに来たのかと警戒した。

 

「雅緋…どうしてお前達がここに?」

 

霧夜も現れた雅緋達に驚いたが雅緋は説明した。

 

「そう警戒するな焔、目的はお前達じゃない。鈴音先生の命により研究者ドゥゲェンの捕縛討伐任務が下された!そこで私達もついでに協力してやろう」

 

「凛…お前」

 

元教え子である鈴音…凛の遠巻きの協力に霧夜は顔を伏せ感謝した。

 

「たぁ…///」

 

キラキラ☆☆

 

そんな中ひまわりが銀髪イケメン少女雅緋の顔を見て頬を染めて目を輝かせていた!

 

「きゃやぁぁぁ♡たたたたたたたっ!!」

 

次の瞬間ひまわりは目がハートマークのまま雅緋に向かってハイハイして突進した!!

 

「ん?うわっ!?な、何だこの子は⁉︎」

 

(は、速い!まさかこの子、一瞬で雅緋の魅力に気づいたのか⁉︎)

 

突進してきたひまわりを雅緋は驚いて受け止めたが、その意気に同じメンバーの眼鏡少女忌夢は別の意味で警戒していた。その様子を見たしんのすけはやれやれと呆れた。

 

「やれやれ…相変わらずイケメンが好きなんだから……お?」

 

その時雅緋の姿を見て違和感を覚えたしんのすけは雅緋の全体を見た。

 

「イケメン…ボイン…スカート……」

 

『地獄のセールスレディ!売間久里代!!おーほほほほ♪』

 

ふとしんのすけの脳裏に身近なオカマの人物(れっきとした女性だが)が思い浮かんだ。

 

「…オカマですか?」

 

「ブッ‼︎ちがあぁぁぁぁう!!私はこれでも女だ!!///」

 

オカマ呼ばわりされ雅緋は顔を真っ赤にして声を荒げた!

 

「あははは…ねぇキミ?雅緋はねぇ?オカマじゃないよ?間違えないでねぇ?わかったぁ?ねぇ?」

 

雅緋のファンNo.1(自称)である忌夢は武器の如意棒をしんのすけに突きつけながら黒い笑顔で笑っていた!

 

「はぁ〜…どうでもいいけど早く本題に入ってくれない?全然話が進まないんだけど!」

 

「きゃうーん☆両備ちゃん相変わらず素っ気な〜い♪ねぇ両備ちゃん!もっと言って言って!」

 

「だから…アンタは黙ってなさい!このバカ犬!!」

 

「きゃうーん♪♪」

 

そのやりとりに見兼ねた同じくメンバーの茶髪のオッドアイの少女両備は呆れ同じくオッドアイの金髪少女両奈は罵られて喜んだ。

 

「お姉ちゃん…落ち着いて…」

 

もう一人最後メンバーの忌夢の妹の紫も小声で忌夢を宥めた。

 

「そう言うわけで私達も協力しよう、お前がしんのすけだな?私達はそこの元選抜メンバーより頼りになるから期待してくれ、フッ」

 

「何だとぉ雅緋⁉︎やる気か⁉︎」

 

「いいだろう、ここで決着を着けてやろう!」

 

笑みを浮かべて挑発的に言う雅緋に焔は食ってかかったが未来達に止められていた。フッと笑うと雅緋達はしんのすけに自己紹介をした。

 

「私は雅緋、現蛇女選抜メンバーリーダーで3年だ、よろしく。もう一度言うが女だからな?」

 

「ボクは忌夢、同じく蛇女3年だ、よろしく。それと紫の姉だ」

 

「…私…紫……2年生…よ…よろしく…」

 

「まったく紫は根暗ねぇ!シャキッとしなさいよ!両備よ、蛇女1年よ。一応このバカ犬とは姉妹よ」

 

「両奈ちゃんだよ〜☆蛇女1年で両備ちゃんのお姉ちゃんなの〜!ねぇねぇしんちゃん?両奈ちゃんのこと罵ってみてぇ〜♪」

 

両奈に罵れと言われたがしんのすけは意味を理解していなかった。

 

「ちょ⁉︎このバカ犬!5歳児相手に何言ってるのよ⁉︎バカじゃないの⁉︎まともに相手にしたらダメよしんのすけ?」

 

「ほうほう、のの汁?それって味噌汁の親戚?美味しいの?」

 

当のしんのすけは食べ物と勘違いしていた為、余計なことを知らずに済んだとホッとした両備。

自己紹介が終わると雅緋にしがみつくひまわりを忌夢が引き剥がそうとしていたが、中々離れないので紫が熊のぬいぐるみのベベたんを持ってきてひまわりに見せた。

 

「…ひまわりちゃん…ベベたんだよ…雅緋さんを離してあげて…」

 

∑「!?」

 

ベベたんを見たひまわりはギョッとして雅緋から離れたがかなり嫌そうな顔をしていた。

 

「…どうしたの…?ベベたんは優しいよ?…怖くないよ…」

 

「やーん!!やーん!??」

 

「…紫ちゃん、そのぬいぐるみ普通に怖いゾ」

 

ゾクッ…!!

 

二人の感想を聞いた瞬間!紫から凄まじい殺気が放たれた!

 

「ッ⁉︎マ、マズい!む、紫?気を鎮めろ!」

 

「…ベベたんは優しい…ベベたんは怖くないもん……どうして…!…どうしてわかってくれないのおぉぉぉぉっ!!!!」

 

さっきまでの大人しさは消え失せ、かなりの声量で絶叫し出した紫!これによりひまわりも大泣きし、この後数人がかりでようやく収まったのだった。

 

思わぬ援軍に驚いたものの戦力の増加も得て、ここに半蔵、蛇女、月閃による共同戦線が張られた。それから霧夜により作戦の説明を進め、作戦の決行は翌日の早朝に決まったのだった。

 

 

「よっしゃ!作戦が決まったところで皆で風呂に入ろうぜ!ほらいくぞしんのすけ!」

 

区切りがついたので葛城が全員で風呂に入る案を出した。ほぼ全員葛城のセクハラを警戒したが、葛城はしんのすけの首根っこを掴んで脱衣所に向かった。最近はみさえから温泉に行っても男湯に入れと言われていた為葛城の行動に戸惑っていた。

 

「葛城ちゃん?オラも?」

 

「今更何恥ずかしがってんだ?お互い忍転身で裸見てるだろ?さ!いくぞ!」

 

「ちょ、ちょっとかつ姉⁉︎…もう!」

 

しんのすけを連れて葛城は脱衣所に入ってしまったが、飛鳥達も思う事もありながら脱衣所に入った。

 

 

◇大浴場

 

「出たな!おっぱい怪人カツラーギ!おっぱい魔獣ヒカーゲ!」

 

「ゲヘへヘ‼︎おっぱ〜い!!」

 

「…おっぱーい(棒)」

 

大浴場の広い湯船にそれぞれ浸かる中、全裸のしんのすけ(アクション仮面役)と同じく全裸(丸出し)の葛城と日影(それぞれ悪役)がアクション仮面ごっこをやって遊んでいた。これだけたくさんの巨乳美少女達と一緒に風呂に入り最初はしんのすけも緊張していたが、すぐに慣れていつものようにはしゃいでいた。

 

「まったく…葛城さん!少しは隠してください‼︎しんのすけ君とはいえ異性の前ですよ⁉︎」

 

「細ぇこたぁ気にすんな斑鳩!くらえアクション仮面‼︎おっぱいパーンチ!!」

 

「…おっぱーい」

 

「なんの!アクションケツだけアタック!!」

 

葛城の胸としんのすけの尻がぶつかり、注意しても構わず乳丸出しで遊ぶ葛城に斑鳩は呆れていたが、隣でプルプル震えている夜桜に気づいた、その様子は怒っているみたいだ。

 

「はしたない…!」

 

「よ、夜桜さん…?」

 

「はしたないと言っとんじゃ!!おどれらに羞恥心は無いんかあぁっ!!!!説教じゃあぁぁぁっ!!!」

 

「やっべ!?逃げるぞしんのすけ!日影!」

 

「おお!?夜桜ちゃんオラの母ちゃんみたいだゾ!」

 

「誰が母ちゃんじゃ⁉︎待たんかこらぁ!!」

 

ブチギレた夜桜に葛城はしんのすけを抱えると日影と一緒に逃げ回り出した!

 

「走ったら危ないですよ?…まったく子供じゃないんですから…ひゃん⁉︎…ちょ、ちょっと!ひまわりちゃん⁉︎あん♡」

 

呆れていると突然斑鳩は喘ぎ声を上げた!見ると抱っこして一緒に浸かっていたひまわりがタオルからはみ出ていた斑鳩の乳首に吸い付いていた!

 

「ダ、ダメです…よ!ひまわりちゃん!吸ったら…あ、あん♡ど、どうしたのですか急に⁉︎ん♡」

 

紅蓮隊の隠れ家にいた時に春花と詠の母乳を吸っていたひまわりは斑鳩も出ると思っていたが、出ないのでさらに激しく吸っていた。その様子に春花が笑いながら止めてきた。

 

「あはは!ダメよひまわりちゃん、斑鳩ちゃんは吸っても出ないわよ?後でまた私のを吸わせてあげるからこっちにいらっしゃい、大丈夫?斑鳩ちゃん?」

 

「ハァ、ハァ…はい、ありがとうございました春花さん…って私のをって言いましたけど、春花さんお乳が出るのですか⁉︎」

 

「今は出ないわよ、そういう薬を持ってるって話。ほら斑鳩ちゃん、今のうちにタオル巻いちゃいなさいよ?」

 

「あっ、はい」

 

肩で息をすると春花がひまわりを見ている間に斑鳩はタオルを巻き直した。

 

「一番懐いてるし、きっと斑鳩さんのことお母さんと思ってるのかも!」

 

「お母さん…ですか……確かにそう呼ばれるのも悪くないかもしれませんね、私もいつか、素敵な殿方と…」

 

「それでは斑鳩さん、私と一緒に素敵なお嫁さんを目指しましょう!」

 

「雪泉さん…はい!頑張りましょう!」

 

雪泉との新たな目標が出来た斑鳩は雪泉と握手していたが、そこへしんのすけの尻が現れた。

 

「…しんちゃん?」

 

「どう?オラのケツだけ泳ぎ!」

 

葛城の方を見るとまだ日影と一緒に夜桜に正座して説教されていた、どうやら逃げてきたらしい。夜桜に気づかれずにここまで来るとは大したものだ。

 

「しんちゃん、女の子が一緒にいる時に潜水したらハレンチだよ?」

 

しんのすけの行動を注意していると目を輝かせた詠が来た。

 

「うふふ♪新しい技ですかしんちゃん?でしたら是非私にも教えてください(^^)」

 

「正気か詠⁉︎」

 

「えぇ正気ですわ、だって私としんちゃんはお尻とお尻の誓いで結ばれた特別な関係『シリ友』ですもの!」

 

(シリ友って何!?)

 

全員内心ツッコんでいたが、そこでもう一人の立派な尻を持つ人物が名乗りを上げた。

 

「ちょっと待ちなさい!シリ友と聞いて黙っているわけにはいかないわね!この両備を忘れてもらっては困るわ!お尻に自信があるのはアンタだけじゃないのよ詠!というわけで両備にも教えなさいしんのすけ!」

 

未来同様貧乳だが詠に匹敵する尻を持つ両備が尻を強調するようにしんのすけにケツだけ泳ぎの伝授をお願いしてきた。

 

「あら両備さん、もちろん忘れてはいませんわ。かつて私達はデカ尻閃乱カグラと名乗り合った仲ではありませんか。ということでしんちゃん、お願いしますわ」

 

「きゃうーん♪面白そう〜!ねぇねぇしんちゃん、両奈ちゃんにも教えて〜☆」

 

「黙りなさいバカ犬!アンタは胸があるだけでお尻は無いでしょうが!引っ込んでなさい両奈!」

 

両奈もやりたがっていたが両備に却下された。伝授のお願いをされたしんのすけも普段なら怒られたりするのにいつもと違う反応に野原家特有の笑みを浮かべた。

 

「エヘェ〜///うん、いいゾ!ついてきたまえ!電柱してあげるゾ」

 

「それを言うなら伝授ですわ」

 

二人を連れてしんのすけは少し離れたところに移動した。

 

 

「詠ちゃん!両備ちゃん!もっとお尻を突き上げるんだゾ!!」

 

「「はーい先生!」」

 

「よし!もう一回!」

 

ザバァ!プリプリ♪プリプリ♪

 

「よーし!よーし!」

 

「あぁ〜詠ぃぃ…」

 

湯船の縁に仁王立ちするしんのすけの前で張りのある尻を湯から突き出す詠と両備という奇妙な絵面に飛鳥達は何とも言えない顔をし、焔はどんどん尻色に染まっていく詠に頭を抱えた。

 

「わおっ!お湯から突き出るダブル桃尻!これは大バズりな予感しかしないし⁉︎No. 1ブロガーを目指すあたしとしては見逃せないっしょ!早速撮影撮影!」

 

「不適切ですよ四季さん?それにプライバシーの侵害に当たりますよ?」

 

「あっやっぱし?ごめん雪泉ちん」

 

撮影しようとした四季を雪泉は止めたがケツだけ泳ぎを続ける詠と両備を呆れて見ていた。しんのすけの指示でケツだけ泳ぎをやり続ける詠と両備だが、尻の大きさは互角だったが詠の方が動きが僅かに上で両備は悔しそうにしていた。

 

「くっ!だったら次の技よ!しんのすけ!別の技を教えなさい!」

 

「いいゾ両備ちゃん!それじゃオラのとっておきを教えてあげちゃうゾ〜♪」

 

両備のやる気に関心したしんのすけは座ると両膝を抱えて足を浮かせた。

 

「秘技!ケツだけ歩き〜!!」

 

掛け声と共にしんのすけは尻の力だけで素早く歩き出した!普通なら思い浮かばない移動方法に同じく見ていた飛鳥達も思わず声が出た。

 

「ちなみにこれは捕まった時に手足が使えない時とかに便利だよ、前におサルさんに捕まった時もこれで逃げたゾ」

 

おサルと言う言葉が気になったが、それを聞き緊急時に使えると判断した雅緋は頷いた。

 

「ふむ、確かにいいかもしれない。忍は足を封じられれば命であるスピードを失ってしまうからな。よししんのすけ、その動きを私達にも教えてくれないか?」

 

「うん、いいよ〜♪」

 

「雅緋まで正気か⁉︎」

 

「あぁ正気さ、使える物は取り入れる、それが私のやり方だ」

 

「雅緋がやるならボクもやるよ!」

 

まさかのケツだけ歩きをやると言う雅緋に焔はかなり驚いたが、雅緋は挑発的な笑みを浮かべていた。

 

「何だ焔?やらないのか?フッ、いや…出来ないのか?」

 

Σ「何だとぉ⁉︎お前に出来て私に出来ないわけがないだろう!!よし紅蓮隊‼︎私達もやるぞ!!」

 

「えぇぇぇ!?やるの!?」

 

「仕方ないわね、その代わり後でひまわりちゃんの母乳薬飲んでもらうわよ?」

 

「あぁ!何でも飲んでやる‼︎」

 

未来が嫌がっていたが焔達もやることになった。

 

「ちょっとちょっと皆本気なの⁉︎いくらなんでもでもこんなことを…」

 

「どうした飛鳥?やらないと言うのなら最強の友達は失格だぞ!」

 

「うっ…わ、わかったよ、やるよ!やればいいんでしょ!」

 

「面白そう〜!ひばりもやる〜♪」

 

「何⁉︎ッ!だったらオレもだ!」

 

促される形で飛鳥達もやることになった。次々やると言い出す彼女達に雪泉は必死に止めていた。

 

「ちょ、ちょっと待ってください皆さん!ホントにやる気ですか⁉︎女を捨てる気ですか!?」

 

「そ、そうです!皆さん少し冷静に!」

 

「でも雪泉ちゃん?これが出来るようになったらもっと可愛くなっちゃうかもよ☆」

 

「こ、こら美野里⁉︎余計なことを言うんじゃ…!」

 

「あ…夜桜ちん、もう手遅れかも…」

 

禁止ワード的な言葉を言った美野里を夜桜は止めたが、四季は雪泉の様子がおかしいことに気づいた。

 

「…可愛いは正義…正義は…可愛い…!…プリ♪」

 

顔を上げた雪泉は星マークになった目が爛々と輝いており、もう先程はまでの上品な雪泉はいなかった。

 

「可愛いは正義プリ‼︎いいでしょうやりましょう!これをマスターすれば私はさらなるプリ道を極め、さらなるプリ道の境地に立つことが出来るはずです!!☆☆さぁ!皆さんもご一緒に!」

 

「…スイッチオンだな」

 

「ハァ…こうなったらもう止められません…仕方ありません、わしらも続きましょう」

 

やる気になってしまった雪泉に夜桜達は諦め渋々従った。

 

 

数分後…

 

「入るぞ小娘共?…ん?」

 

肩にタオルを掛けた大道寺(茶髪)が大浴場に入ってきたが、そこには…

 

「オラオラオラオラ!!」

 

『オラオラオラオラ!!』「プリプリプリプリ!!」

 

ひまわりを肩車したしんのすけを筆頭にその後ろから掛け声(雪泉のみ掛け声がプリプリ)と共にケツだけ歩きで爆走する各メンバー達であった!

 

「よし次、右に曲がるゾ!」

 

『うぃーーす!!』

 

しんのすけ達ケツだけ歩き集団は方向転換して再び大浴場内を走り回り続けた。

 

「こ、これは…一体何だ…?」

 

数々の修羅場を潜り抜けてきた大道寺でさえ戸惑う光景だった。

 

 

 

◇ドゥゲェン研究所

 

ドゥゲェンの前には任務から帰還したサスケと下忍達が跪いていたが、サスケを含め全員顔中キスマークだらけで服や髪は乱れていた。中にはトラウマを植え付けられブツブツ小言を呟いている者もいた。その姿様子を見てドゥゲェンは吹き出しかけていたがわけを聞いた。

 

「あ〜らあら⁉︎アナタ達なんて素敵な格好なのかしら!さぞかし楽しいことしてきたんでしょうね!ねぇねぇ?何があったの?」

 

「あ…いえあの、ドゥゲェン様?そのことに関しては俺様も思い出したく無いと言うか、部下達もこの通り酷い目に遭ったもので…」

 

珠由良ブラザーズと大量のオカマに呑み込まれあーんなことやこーんなことなど言葉に出来ないことをされたサスケ達は真っ青な顔をしていた。

 

「はぁ…まぁいいわ。それよりも野原しんのすけの確保には今度こそ成功したわよね?さぁ早く見せてちょうだい?」

 

「も、申し訳ありませんドゥゲェン様!もう少しのところだったのですが例の抜け忍集団に邪魔され野原しんのすけの確保に失敗…バシュ!…えっ…?」

 

その瞬間、報告をした下忍の腕の肘から下が吹き飛ばされた!ドゥゲェンの手にはかなりの電圧を帯びた鞭が撓っていた、下忍の腕は鞭によって吹き飛ばされたのだ!

 

「アアアアァァァッ!??!」

 

「小太郎!!」

 

腕を失った下忍小太郎にサスケと下忍達は寄り添ったがドゥゲェンの仕打ちに信じられない表情をした。対するドゥゲェンは鞭を縮めるとてへぺろ顔で笑っていたが表情を一変させた。

 

「あっ、ごっめ〜ん☆つい手が滑っちゃったわ〜♪うふふ♪…でも〜手だけで済んで良かったと思えよ?本当なら真っ二つにしてもよかったんだからな?さてと…今はこれで許してあげるわ、じゃあアナタ達…」

 

「申し訳ありませんドゥゲェン様‼︎お許しを!!もう一度チャンスをください!今度こそ野原しんのすけを…」

 

必死に土下座し謝罪するサスケ達はチャンスを貰えるように頼んだが、ドゥゲェンはスクリーンに向き直ると答えを出した。

 

「その必要は無いわ、密かに飛ばした超小型偵察機によると野原しんのすけと忍ちゃん達はここに自ら向かって来るみたいよ?」

 

「なっ⁉︎野原しんのすけと忍の小娘共がここに?」

 

「うふふ…どんだけ〜‼︎研究対象自らここに来てくれるなんて〜!まさに好都合〜♪そういうわけだからアナタ達?迎え撃って今度こそ野原しんのすけを捕まえなさい?い・い・わ・ね・?」

 

「わ、わかりました…ッ」

 

チャンスを得たサスケ達は跪いて感謝したが、サスケの心には迷いが生じていた。

サスケ達が退室するとドゥゲェンはスクリーンの下のキーボードを押した、床が開きエレベーターが上がってくるとそこにはライトアーマーと口元が黒いマスクで隠れた二人の人物が立っていた、二人共目が虚ろだ。

 

「ま、サスケちゃん達には期待しないわ。それじゃ出番よアナタ達?ソルジャーニンジャみさえちゃん!ひろしちゃん!」

 

「「はい、偉大なるドゥゲェン様…」」

 




前書き通り飛鳥達をキャラ崩壊させてしまいました…ファンの方々すみません!
なお、ケツだけ泳ぎとケツだけ歩きは体勢的に女子の大事な所が丸見えになっていますが、しんのすけは5歳児故まだ興奮しませんでした。

次回予告

ドゥゲェン研究所にやってきたしんのすけと飛鳥達忍連合、未知の研究所に待ち受けているものとは⁉︎次回、研究所突入!かすかべ防衛隊カグラ!お楽しみに!
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