伏黒甚爾の逆行奇譚   作:ぴーなつ

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ジャンプ本誌の情報を含みますので単行本派の方は注意お願いします。


5.矛盾撞着

久しぶりの日常、甚爾は磯の臭いが混じる場所に船を見に来ていた。無論、ただの船ではなく賭け事の絡むそれである。何の因果かごく普通の家族のように子どもを育て家に帰る生活に追われ、やたらと勘の働くガキ共のせいでろくにヒモ稼業も行う事が難しくなった。甚爾にとって、そちらの方が非日常なのだ。

 

今日は風が強い。甚爾が何となくで賭けた券が珍しく金に代わりそうなレース模様である。嫌な予感がして喜ぶ事も出来ず、レースの一週目を終える船を眺めていた。

 

残念ながら、()()()()だ。

 

 

 

「やあ、禪院甚爾。久しぶりだね」

「今は伏黒だ。特級術師が俺になんの用だ?」

「勧誘だよ。私の目指す理想のために力を貸してもらおうと思ってね」

「その話なら断ったはずだが……最近、術師の中でそういうの流行ってんのか?」

「おや、その様子だとやはり噂は確かだったか。君、五条悟と組んだって?」

「……噂の出どころを知りてぇもんだな」

「偶然知り得ただけだよ。私以外は知らないと思う。君の事を追っていたわけではないんだ。別件でね、棚ぼたってやつ?」

「そうだな……それについて口外しない事を条件に話だけでも聞いてやるよ。どうせ次のレースまで暇だしな。」

「そうこなくっちゃ!ご協力ありがとう。それと、心配しなくても高専とも今の呪術界と関わる気もないよ。嫌いなんだ。」

 

九十九由基──かつて執拗に甚爾を勧誘してきた特級術師だ。

彼女の語る、世界の変革、人の新しいあり方、呪力からの脱却、どれも甚爾にとっては小指の先ほどの興味の無い話であった。ただ、九十九の目指す世界では甚爾がロールモデルであるらしく、世界のあるべき姿なんて物を熱く語られたのだ。

 

全人類が呪力から脱却できたら、呪力や術式にしがみついている実家のクソ共がどうなるか想像して甚爾は笑った。実に崇高な目標だ。だが、肝心の手段を聞いてはいない。どうせ見つかってはいないのだろう。そうでなければ甚爾を熱心に口説く必要なんてない。

厄介事に巻き込まれる前に、さっさと換金してここから去りたいものだ。

 

特級術師が揃いも揃って、このクソったれた現実の変革を目指しているのは分かったが、その手段が一番穏やかで現実的であるのが五条悟であるのがお笑い草である。

甚爾はやっかいな奴らと関わってしまったものだとため息をついた。毛ほども興味が無いので勝手にやってくれればいいのだが、3人とも何かと無駄に縁がある。

 

「それにしてもアンタもしつこいな。せっかくの別嬪なんだから俺みたいなのを追っかけんじゃなくてもっと有意義に過ごしたらどうだ?」

「天与呪縛によって、呪力から完全に0なのは世界でただ君一人だからね。君は私の目指す人類の新しい姿の完成形なんだよ。」

「呪力からの脱却ねぇ。まぁ、俺が完全に脱却できてるかどうかも怪しいもんだけどな」

「……?それはどういう意味で?」

 

呪力と金輪際縁の無かった甚爾ですら呪いに縛られているのだ。呪力から真の意味で脱却したいならそれこそ悟りを開いて一切の感情とおさらばするしかないのではないかと甚爾は遠い目になった。くだらない。どいつもこいつも叶いもしない夢を追いかけて、そんな物どうせ意味なんてなくなるというのに。

 

「さぁな。それより、先ほどの回答だが、俺は理想の追求だの世界の変革だのには興味ねぇ。他をあたってくれ」

「五条君の誘いは受けて私は振るのか。つれないな」

「そんな言い方すんな、吐き気がする。」

「冗談はさておき、なんで五条悟に協力する?君はこの世界の行く末に興味なんて無いんだろう?」

「そうだな……金払いがいい。」

「君がそれだけで動くような人間なら、私は苦労してないんだけど……他にも理由はあるんだろ?」

「俺もただの人間だったって事だ。禪院に否定された俺が、あの呪術界最強に泣きつかれて気分が良かったもんでな。気まぐれだ。」

「それだと私も泣きつけばいいのかな?」

「やめてくれ、これ以上くだんねぇ話をする気はねえ。じゃあな。」

「取り付く島もないね……そうだ。これは親切心からなんだけど、星漿体……あと天元に関わるのはやめておいた方がいい。」

「ああ、なるほど。情報源はそこね」

「忠告はしたからね。それじゃあまた!」

 

世界が、自分ですらどうなろうが知った事ではない。甚爾はそれを気にするほど利他的な人間ではないし、誰が生きようと誰が死のうと心の底からどうでもいい。そもそも甚爾は自身の生にすらあまり執着していない。

五条悟と組んだのは、定期的にでかい金が入ってくるのといずれ禪院の厄介事に巻き込まれる恵の事があったからだ。利益と信頼、実に分かりやすい構図である。

甚爾の持つごく普通の人間的な感情、劣等感だとか優越感──自尊心だとか、そんなものが絡んでないと言えば嘘になってしまうが別に主な理由ではない。

 

───ただ、自分を殺せた最強と再び会いたくはあるな。

 

 

 

 

 

────────

 

 

 

 

 

甚爾は定期的に横流しにされてくる五条が請け負うはずだった任務や面倒事をこなしている。

五条悟という存在は甚爾の予想以上に呪術界の重鎮どもから嫌われているらしく、やたらと敵が多い。逆に味方やまともに使える駒の方は非常に少ない。あれだけの力を持って好き勝手やってきたのだから当然と言えば当然である。

そこで嫌がらせのように降ってくる面倒事の一部を片付けるため、残穢も残らず呪霊を祓い、人を殺せる甚爾の事を五条は重宝しているようだ。

 

しかし、甚爾はターゲットを選り好みせずに殺し屋稼業に精を出していたため表立っての行動はできない。高専に所属するなんぞ以ての外だ。呪術界の重鎮と深い関係にある人間だって平気で殺してきた。恨まれているし、恐れられている。

依頼人を探るような真似は、一度以外したことはないので詳細不明だが内部闘争に利用された事だってあるだろう。口封じ的な意味でも、甚爾の事を疎ましく思っている連中は大勢いると考えられる。

 

それに五条悟が禪院甚爾と組んだと知れば、恐怖で震撼し、なりふり構わず殺しにかかる連中が片手で足りないほどいるはずだ。禪院家などその筆頭であるし、下手したら禪院を含む保守派の結束を強める事になる。圧倒的な脅威の前では普段いがみ合ってる連中も手を組むというよくある人間の習性だ。

だから、まだ時期ではない。恵の術式諸々について正式に禪院に「ご挨拶に伺わせて頂く」までは五条悟と組んだなどとバレない方が何かと都合がいい。

 

現時点では、高専非所属のフリー術師、仲介は五条悟、表立っての行動はなし、くらいの距離感が一番いいのかもしれない。

 

ここまで長々と考えておいて何だが、結局は歯向かう人間を皆殺しにするのが一番早いと五条も甚爾も知っている。2人が本気で殺しにかかって死なない人間など存在し得ないからだ。

だが、五条の心にはそれを止めるストッパーがいた。一方、甚爾は連中に興味がない挙句、呪縛だってある。保守派の人間たちはこの幸運に感謝すべきだ。

 

「オマエどんだけ敵多いんだよ。」

「仕方ねーだろ。あの頑固爺ども口はついてるくせにまるで話が通じないんだから。シンプルに頭の中身が腐ってんだよ」

「それには同感だがな。最近、依頼内容のハードルが上がってきてねえか?」

「きな臭いのが増えてきてるのは事実だね。うすうす僕以外の協力者の存在を感じ取ってきてるんだと思う」

「小手調べって所か。」

「多分ね。甚爾だって知ったらもっとエスカレートしそうな気もするし。暫く気を付けておけば?」

「心配もなしか?」

「アンタを?笑えないジョークだね。」

 

そうして、次に説明された依頼は最近急速に力を付け始めている利回りのいい宗教団体の偵察であった。現段階では、呪詛師との繋がりがあるというのは確定的ではないようだが呪いの気配が少々強いので探って来いとの事であった。

金回りの良すぎる宗教団体というのは往々にして裏社会と繋がっているものだ。しかし、ただマネーロンダリングに利用されているだけの宗教法人なら甚爾に依頼が回ってくるはずも無い。

 

「あ、本拠地分かってないみたいだから頑張って探してね!」

「はぁ?ふざけんな、そんな面倒な事やってられるか。そんな初期段階からの依頼が何で俺に回ってくる」

「その宗教団体、母体が盤星教といって呪術界と繋がりが強いんだよね。」

「………話が読めてきた、だから殺しの仕事じゃなくて偵察か。しかも元々はオマエ相手の任務じゃねえだろ。つくづくくだんねぇな」

「いっそムカつくほど理解が速いよね。アンタ自身は嫌いだけど話すのはストレスフリーで助かるよ」

 

星漿体と関わるな───九十九由紀の言う通りだ。彼女関連の仕事で碌な目にあったためしがない。

前回、甚爾に天内理子の抹殺を依頼してきたイカレ宗教団体─盤星教を母体とした新興宗教団体の偵察任務。おそらく本来の任務内容は、偵察及び殺害だ。敵が呪詛師であると確定したならば、その時点で排除するのが当たり前だからだ。呪詛師相手の任務には当然のように人殺しも含まれる、結局は呪術師も甚爾も同じ穴の狢だ。

しかし、五条悟があえて偵察に限って甚爾に伝えたところを見るに敵の正体は、夏油傑である可能性が高い。それを確かめる意味での依頼でもあるのだろう。

 

近頃、五条経由で入ってくる依頼内容が胡散臭くて仕方がない。禪院甚爾と夏油傑、もしくは五条悟と夏油傑が会敵するのであれば、ほぼ確実に誰かが死ぬ。どちらに転んだとしても、呪術界からすれば諸手を挙げて大喜びできる事だろう。

 

仕組まれているのか、そうではないのか。五条悟は搦め手に弱い。敵が多すぎていちいち構ってられない挙句、大抵の罠を物ともしない強さがあるからだ。だから前回、甚爾の策にもまんまと嵌まった。五条よりもはるかにこの手の敵や手段に精通している甚爾は、頭を回しながら最初に目を付けた場所へと向かった。

 

──その結果誰が一番得をする?

これが最初に感じた()()()であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

殺して終わり、そんな簡単な他の依頼もこなしながら、甚爾はやる気はないながらも長期的に宗教団体の実態を追っていた。甚爾の鼻は人の何倍も効く。夏油傑とは前回と今回、あわせて二回は会っているので気配や臭いで追う事は可能だった。

そして、遂に見つけた────。

 

涙を流し手を合わせて教祖を仰ぐ人間たちを遠目で見ながら、甚爾は夏油が説教もどきを行っている講堂の外の柱にもたれかかっていた。周囲には誰の気配もない。あくびをしながら五条へと、「大当たり」とメールを送って、折り畳み式の携帯を閉めた。

 

ありがたい説教もどきも終わり、信者が少なくなってきた所で外へと出てきた夏油傑は、以前とは様変わりしていた。

法衣を纏い、胡散臭げな笑みを張り付けている。金と血と怨嗟の臭いに塗れた生臭坊主といったところか。随分と堕ちたものだ。

甚爾は笑みを浮かべながら、都合良く一人になった夏油の方へと近づいた。

 

「よお。教祖サマとは御大層な身分だな、呪霊操術使い」

「っ!?……伏黒甚爾!!!!」

「殺る気になってる所悪いが、俺には今ここでやりあう気はねえ。そういう契約だ」

「こちらにはある、お前を生かしておく訳にはいかない!!」

「含みのあるいい方だな。お得意の大義とやらのためにか?」

「そうだ。非術師は私の目指す世界には必要ない」

「へぇ、良い事を教えといてやる。あと一人の特級術師いわく、俺は世界で唯一の特殊サンプル。呪いを生み得ない猿だそうだ。言ってる意味は分かるな?」

「………だからどうした。私が救うのは、呪力をもつ者のみ。オマエはそれに入らない。」

「はっ!それで世界の変革を目指すオマエが、呪霊を生まない可能性の一つをわざわざ見逃すのか。いい事を教えてやる。オマエが俺に向けるその殺意は、術師を救う大義や信念のためなんかじゃねえ。オマエの信条と俺の存在が矛盾するから。そして単純に存在が気に食わないから。違うか?」

「黙れ、猿なんかに耳を貸すつもりはない。」

「イレギュラー1人さえ認められないなんて、とんだ潔癖症だな。ぐらついてんのが見え見えだ。自分が選んだモノは正しいと、そう自分に言い聞かせるのは楽しいか?」

「死ね!!!!もういい何も話すな!」

「ハハハハハ!つまりだな、オマエが俺に向ける殺意は大義なんて大層なもんじゃねえ。ただの自分のための醜い感情……()()だよ」

 

瞬間、夏油傑の表情は憤怒に燃えた。呪力が膨れ上がり、周囲に何体もの呪霊が出現した。甚爾相手に量で押すのは悪手だ。雑魚などいくら居た所で甚爾に傷はつけられない。

そんな事は分かっているだろうに怒りで周囲が見えていない。まだ若いなと思いながら甚爾は肩をすくめながらも煽るように笑みを浮かべた。

 

「タイムリミットはすぐそこだが続けるつもりか?」

 

憎らし気な表情で盛大に舌打ちされながら大量の呪霊に一斉に攻撃された。いなすことは余裕だが夏油を追うのは難しい、そんな状況になった。依頼内容は偵察なので、甚爾はどうせこれ以上動く気もない。

夏油の取りうる手段の中でこの場においては最善だろう、五条悟が此処に来れば夏油はいよいよ詰みだ。

 

飛行型の呪霊に乗って逃げていく夏油一行を眺めながら、甚爾は残った呪霊を塵殺した。そして何もかもが片付いた当たりで来た五条悟の気配に、あきれながら振り返った。

 

「傑は!!!?」

「遅ぇよ、見ての通りだ。」

「……結構派手にやったね。傑そんなに荒れてた?」

「俺を()()()かのように恨んでるようだし、まあこんなもんだろ。」

「……最悪の皮肉だよ、それ。そういう所じゃねえの?」

 

そして調べの付いた内容について甚爾は五条悟に報告した。盤星教を完全に乗っ取り、教祖として君臨している事や、狙いがおそらく金や呪いの収集と戦力の増強である事、組織のおおよその規模などだ。

 

夏油傑は完全に信徒たちの事を見下した目で見ていた。甚爾が昔、禪院で良く見ていた風景そのままだ。

違いがあるとすれば、見下している側がマイノリティである事と、見下されている側の表情に畏れ、憧れ、祈り、そんな感情が混じっていた事だろうか。救いを求める相手を間違いすぎだ。連中が崇めている教祖様は、坊主の格好をしてはいるが下化衆生の真逆を行く呪詛師だ。文字通り、救いようがない。

 

そこで、甚爾は有象無象の信者の中で唯一目に付いた女の事を思い出した。信者の連中、言葉を借りれば猿共の誰しもが少なからず恐怖という感情を内包していたように見えた。しかし、女にはそれは無かった。額に傷のある美しい女だ。甚爾にしか気付けないような微かな違和感──その女は確かに死臭を纏っていた。

 

 

「ところで、オマエここまでどうやってきた?」

「車と自分の足だよ当たり前だろ」

「……五条家相伝の術式にはワープ機能なかったか?」

「アンタほんと詳しいね。実は結構ちゃんと呪術の知識は叩き込まれた?」

「で、なんでそれを使わなかった」

「使えないんだよ。僕はまだ完璧に無下限の術式を使いこなせていない」

「はぁ……最強には程遠いな」

「マジでぶっ飛ばす。この僕にそんな事ほざくのアンタくらいだよ」

「せいぜい足掻いてみろ、坊ちゃん」

 

バタフライ・エフェクトなど知った事ではないが、前回現時点で甚爾は死んでおり、五条悟は唯一孤高の最強へと至っていた筈だ。

現状を考えると、最強ではない五条が取りこぼしている範囲を、甚爾が不本意ながらカバーしている形になっているのかもしれない。そうだとしたらどんな皮肉だ──いいビジネスであるから甚爾は乗ってやっている。しかし何が悲しくて自分を殺した男を嬉々として手伝わなければならないのだ。現状に頭が痛くなる思いをしながら、親友だという呪詛師の残穢を見て黙り込んだ坊ちゃんに全力で蹴りを入れた。

 

 

 

 

 

 

──────

 

 

 

 

 

 

気に食わない、イラついて仕方がない。

存在の全てが夏油の信条と心情に矛盾する。

 

猿の癖に術師を、呪いを知覚する者を助ける。

猿の癖に呪霊を祓う。

猿の癖に呪いを生み得ない。

猿の癖に理屈が通らないほど強い。

猿の癖に、五条悟の横に居る。

 

──それでは夏油傑が殺してきた猿たちは、殺す意味が無かったというのか?

否だ。ぶれるな、自分が選んだ本音は「猿が嫌い」であったはずだ。その気持ちは何も変わらない。何のために夏油傑にとって、一番大切であった(ヒト)達を殺したんだ。退路を断つため、決意表明、色々とあるが特別扱いなど許されないからであったはずだ。

 

あれはただの特殊例、超人だ。道を悩み迷っていた時に、九十九由基に教わった世界で唯一の呪力から完全に脱却した存在。あんな風になれる人間など他にいない。

だから、自分の選んだ道は正しい。夏油傑は、術師のために呪いの存在しない楽園を築く。

そのための一番の近道は、猿を殺すことだ。呪いを生み出し、術師を恐れ迫害し、術師の犠牲の上で成り立つ安寧の上でのうのうと生きる恩知らず達。淘汰されるべき生き物だ。

夏油傑の目指す世界に、猿は必要ない。そう決めた。だから、この恨みは、怒りは私怨ではない。すべては大義のために。

 

──すべき事を為す、為さねばならない。

 

夏油傑はそう自身に言い聞かせた。

 

 

 

 




猿こと甚爾
夏油傑の地雷の全てを丁寧に一つずつ踏んでいった男

夏油
理子ちゃんを非術師である甚爾に殺されてないし守れたので原作ほど猿に対する恨みがキマってない。五条悟も成長の最中で最強には至ってない、二人で最強の状態から勝手に消えた感じ。なので精神的に原作より危うい。ぶれぶれ。精神的に危うかった部分が甚爾への嫉妬、憎悪、怒りに全振りしてるちょっと洒落にならない状態。



ちなみにこのお話の終着点は、大多数の無辜の民にとっては多分ハッピーエンドです。
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