アルティメットスぺちゃん爆誕【実況プレイ風動画】   作:サイリウム(夕宙リウム)

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PART6

自転車操業のRTAとは全く関係のない実況プレイやっていきますよ~

いつもお世話になっております、投稿者です。

 

ではでは、早速やっていきましょうか。前回は6年生になり、担任の先生から参考書をもらったところからでしたね。今回はトレセン学園入学試験編となるのですが、一応この一年間何をしていたのかといいますと、とにかく勉強とスピード練習です。ま、とりあえずはステータスを見ていただきましょう、ホイっと!

 

 

>スピード:C+

 スタミナ:B+

 パワー :A

 根性  :B

 賢さ  :C

>総合学力:A

 

 

はい、このようになりました。いやー、スぺちゃん賢くなりましたねぇ。なんだか試走の時よりも学力が上がりすぎてる気もしますが、高ければ高いほどいいので気にしなくてもいいでしょう。ちなみにですが試走ではどんなに頑張ったとしてもB+が限界なのでは、と考えていました。やっぱスぺちゃん地頭良かったんだなぁ。

 

それでスぺちゃんの行っていた練習ですが、スピード練習を4割、勉強系を4割、[太り気味]解消のための練習を2割、てな感じでやっておりました。勉強では教科書と参考書を交互にすることで賢さの減少値を抑えるようにしてましたので何とか賢さのステータス減少を抑えて、上げることができた、という感じですかね。

 

ステータスを見たところでこれから試験を受けに行くのですが、ゲームの都合上落ちることは滅多にありません。だってお話進めるにはトレセン学園入学してないと、何も起きないもの…。

 

ならなんで試験のために学力などを上げる必要があったのかといいますと、入学後に受ける恩恵が非常に大きいからなんですね。入学すると通常の学校と同じように授業が進み、寮で生活し、どこかのチームに所属して育成を進めていくのですが、各試験の成績が良いとそれぞれにボーナスが入ります。

 

筆記試験だとその後の授業での理解度が深まりステータスが上がりやすくなり、面接がいいとクラスメイトや同室のウマ娘などの好感度が上がりやすくなったり、実技試験のレースでいい結果が出せるとその分いいチームに所属しやすくなったり、所属したのちにいい機材で練習できるようになります。この恩恵はメイクデビュー戦までの半年間のみの効果ですが、これがかなり重要なのはお分かりいただけたかと思います。

 

 

んじゃ早速、試験会場に向かいましょうか、試験場は札幌みたいですねぇ、スぺちゃんのお家は日高町にございますので電車で二時間ぐらいです。北海道での開催場所が札幌の一つしかないみたいなので筆記試験はお昼すぎから、翌日に面接、翌々日にレースという形で行うみたいですね。やっぱり受験人数が多いのか時間かかるみたいですねぇ。

 

スぺちゃんは初日は受験してからそのまま帰り、二日目からは札幌でお泊りするみたいですね。まぁレースするのにわざわざ2時間かけて移動するのは結構疲れると思うのでありがたいですね。それとお母ちゃんも全部についてきてくれるみたいです。では早速向かいましょうか。

 

お母ちゃん、ヨロシク、って、ん? 行く前に学校に寄る? はい、別にいいですがなんかイベントあったかな…

 

>移動中…

>学校に着いた!

 

>校門前には先生と他の生徒たちが集まっている

 お守りをもらった!

>調子が上がった!

 

 

おぁ、これはありがたいですね、これにはスぺちゃんもニッコリ。意気揚々と試験場に向かうことができますね。それにしてもこんなイベントがあるなんて知りませんでしたね。驚くべきは制作陣の作りこみの深さ、足を向けて寝れませんな。あとでwiki確認しとこ…

 

では気持ち新たに試験場に突撃!

 

 

デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ!

 

 

ほい! 電車移動で二時間ほど、その他含めて計3時間ほどで試験会場に着きましたね。あとは受験するだけですし、現在の総合学力では試験中に寝ない限りは大丈夫でしょう、…寝ないよね(震え声)。

(震え声)。

 

初めて他のウマ娘を見て、ウキウキしているスぺちゃんには悪いけどちゃんと集中して受験しましょう。

 

 

>試験中…

 

>試験終了!

>どうやらうまくできたようだ!

 

 

ほっと一安心。大丈夫みたいでしたね。試験終了後のメッセージを見る限り、試験結果の方も大丈夫そうですね。

ここから帰宅して、また明日も面接を受けに行きますが特に見どころもないでしょうし、倍速ですかねぇ。

 

 

はい、一日たってお次は面接試験ですね。こちらの試験はプレイヤーが選択肢を選んでいくタイプのものですが、当たり障りのないものを選んでおけば大丈夫です。[愛嬌]もありますし、大体好印象で終わるかと。

んじゃ、面接の先生方、ヨロシクオナシャス!

 

 

>あなたが本校を受験した理由をお聞かせください

 

 

ここは「強くなりたいから」を選択ですかね、実際そうですし。

 

 

>入学後、あなたは何をしたいですか?

 

 

何を、ですか…、とりあえず「レースがしたい」と言っておきましょう。スぺちゃんの周りにはウマ娘がいなかったので競い合うというのに憧れて、とかでしょうか。ちな明日のレースが初レースです。

 

 

>入学したとして、どのようなチームに所属したいですか?

 

 

所属するであろうチームはもう決めてまして、アニメ版と同じようにスピカに参加する予定です。ですので「自分のしたいことができるチーム」としておきましょう。

 

>試験終了!

>どうやらうまくできたようだ!

 

 

うしうし、いけましたね。これで目標のうち二つはできました。あとは明日の実技試験、レースですね。スぺちゃんにとっても、この動画シリーズにとっても初めてのレースですがステータス的にもまぁ負けることはないと思います。

ちなみにですがこのレース、芝orダートの右回りで1000mのレースになります。場所は直線が短い札幌競馬場ですね。差しウマ娘で、長距離、中距離適正のスぺちゃんにはちょっと厳しいと思われるかもしれません。

 

そのためここでオリチャー発動!(言ってみたかっただけ)

 

まぁオリチャーでも何でもないですが先行策で行きます。スぺちゃんの適性は先行、差しにAなので大丈夫です。

 

では明日に備えて、軽く走ってからお泊りです。おやすみなさい、スぺちゃんしっかり寝るんやぞ。

 

 

おはようございます。スぺちゃんもしっかり睡眠がとれたようでいい感じですね。では勝ちに行きましょうか。

初めてのレースで浮ついてますが、まぁ何とかなるでしょう。

 

このレースはアプリ版のメイクデビュー戦と同じようにモブウマ娘しか出てきません。チュートリアルの側面もあるのか説明も出てきますが既知なのでスキップです。

ではでは先行策で走っていきましょう!

 

 

 

 

【模擬レースにて】

 

その日、私は絶望に遭った。

 

私は中央のトレセン学園に入学するために最後の試験である模擬レースに出走しようとしていた。

 

筆記と面接、思ったより上手くいき、あとはレースだけだった。3つの試験のうち、どれか一つでもいい成績を収めていれば入学はできるらしく、2つ上手くいった私はかなりリラックスして試験に挑むことができていた。

 

 

あいつが横に立つまでは…

 

 

私は奇数番だったので先にゲートに入った、そのあと、後ろから入ってきたあいつ。

忘れたくても一生忘れられそうにない。

 

ゲートに入る前、あいつはどこか浮ついた様子で、正直レース前の集中はできてないように見えた。地元で一番速く、負けなしで自信家だった私は、その時、自身の勝利を疑っていなかったし、そんな浮ついた奴がいることを軽蔑さえしていた。

 

 

奴の雰囲気はゲートに入った瞬間、激変した。

 

隣から襲い掛かってくるその圧に、同じゲートにいた他の奴も一瞬で呑み込まれた。

ここがどこだかわからなくなり、どうにかしてここから抜け出したいと感じさせられた。

誰かがその圧に耐え切れなくなり、声を上げようとしたとき、

 

 

その瞬間、ゲートが開いた。

 

 

地元で何度かレースをしていて、ゲート練習もできていた私は何とかゲートに反応することができたが、他の奴は無理だった。

 

あいつと私、それ以外は2、3テンポ遅れてのスタートだった。

 

 

あいつは速かった。追いつくのがやっとというほどの速さ。

学年が違うのではないかと思うほどだった。

どうにかして食らいつかないと巻き返せるものも巻き返せなくなる、そう思い全力でついていった。

 

 

元からそこまでの長さがないレース、最後の直線に入るのは速かった。

 

私はそこからいつも通りのスパートをかけようとした、が…

 

 

 

 

できなかった。もともと差しを得意とする私は、最後の直線までに脚を残しておき、ごぼう抜きしていくのが得意だった。だがあいつについていくことだけに必死だった私にはそんな力は残されておらずあいつを抜かすことはできなかった。そのことに気づいてしまった瞬間、

 

 

あいつが急激に加速し始めた。

 

 

一瞬であいつの背中は小さくなり、気がつけば私はゴールしていた。何バ身離れているかすらわからない、大差負けだった。

 

 

その現実をうまく呑み込めず、呆然としていた私にあいつはなんと声をかけたと思う?

 

 

 

 

「楽しかった、また走ろうね!」

 

 

 

 

まったく息が上がっておらず、レース前と同じ表情で私にそう言ったのだ。

何かが砕ける音がした。

 

それから家に帰るまでの記憶はない。

その後、走ることが全く楽しくなくなり、何もない日々を過ごしていた私に封筒が来た。

 

合格通知だった、筆記や面接がよく、実技でも一定の評価をされたため合格していたらしい。

 

だが、私が受かってあいつが受からないはずがない。

もし、中央に行けばまたあいつと走らないといけないかもしれない。

その恐怖に勝てなかった私はそれを蹴って地方に残った。

 

 

本当に高すぎる壁にぶつかったとき、人はただ膝を折るしかないのだ。




現在のステータス

>スピード:C+
 スタミナ:B+
 パワー :A
 根性  :B
 賢さ  :C

3段階下がって入学時のステータス

>スピード:D
 スタミナ:C
 パワー :C+
 根性  :D+
 賢さ  :E+


育成開始時にこれはヤバイ

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