アルティメットスぺちゃん爆誕【実況プレイ風動画】   作:サイリウム(夕宙リウム)

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PART11

なーんか新たに走者が増えた気がしますねぇ、な実況プレイやってくよー!

まぁ正確にはわたくしRTAを嗜んではおりますが、こちらの動画はRTAではないのでご注意を…

でも私以外に同条件で同目標を走っている人、見たことないので完走した時に実質一番…

 

つまりRTA? ま戯言はほっといて本編行きましょう。

 

いやー、大差、大差の大勝利。無事に勝利しましたね。みんなでスぺちゃんを称えましょう。

まぁデビュー前にクラシックレベルの子が負けたら、大問題ですからね。[太り気味]でない限りは大丈夫でしょう。

 

そういえば[太り気味]の最大デメリットについて話してなかった気がするのでいまさら説明します。ご存じの通り体重が増加して、走りにくい状態のことを指し、練習で手に入るはずのスピード経験値が0になるいやなやつですが、こちらレースにも影響します。腹が重くて動けねぇ…、というやつですね。

 

このスぺちゃんは非常に健啖家、[大食漢]なのでよく引き起こすので注意が必要です。

「本当の敵は諦めではなく、体重だ!」

 

 

 

ま、説明はこれぐらいで、適性外なのに一緒に走ったウララちゃんを称えながら、一緒に見学の方に回りましょう。お、次走にはターボ師匠が出走するようなのでいませんが、それ以外のライバル四天王の皆様がいらっしゃいますね。

 

 

…はい、お目目が怖いです。これはスイッチはいっちゃったみたいですねぇ。闘争心があふれ出てます。なんかオーラみたいなのでてるし…。

 

では覚悟きまっちゃった子たちから色々と聞きだされてるスぺちゃんを裏にライバル枠の4名がどうなっていくか説明していきたいと思います。

 

 

試走時のデータを参考にしながら説明していきましょう。

エル、グラス、ヘイロー、セイの四名は通常なら史実と同じルートを通りますが、スぺちゃんをライバル視した場合、基本GⅠでスぺちゃんに勝負を挑んできます。それだけならかかって来いといえるのですが問題が一つ。

 

ステータスがこちらに迫っていることが多いです。

例えばこちら、菊花賞でのセイウンスカイと試走時のスペシャルウィークですが

 

セイウンスカイ    スペシャルウィーク 

>スピード:B+    >スピード:C+

 スタミナ:C+     スタミナ:B+

 パワー :D      パワー :A

 根性  :C+     根性  :B

 賢さ  :B+     賢さ  :C+

 

 

とこのように、スぺちゃんが埋もれてしまったりすれば差し切れなかった相手でした。ちなみにですがセイウンスカイの入学時ステータスはオールG+といえば、この成長がヤバいことを理解していただけるかと。

 

んで何度か試走してわかったことですが、基本的に彼女たちはジュニア級では何もしかけてはこないです。メイクデビュー後もちょっとした調整としてGⅡ、GⅢを走るぐらいしか確認していません。

 

なので本格的にやりあうのはクラシックとなります。それまでにはこちらも十分以上に仕上げる必要があるので頑張っていきたいところですね。

 

 

 

 

はい、では模擬レースも終わり、放課後になりましたのでエアグルーヴ先輩にバイト許可証を頂きに生徒会室に行きましょう。ちなみにですがライバル枠からスぺちゃんが強い理由は才能と意味わからん努力という風に落ち着いたようです。まぁこのスぺちゃん小学一年生から準備してますもんね。

 

 

んじゃ、生徒会室に向かいましょうかね。

オッス、失礼します! エアグルーヴ先輩はいらっしゃいますか!

 

>「あぁ、スペシャルウィークか。すまない、今少し作業中でな、ちょっとだけ待ってくれ。」

 

オッス、解りました! んでそちらにスぺちゃんの知らない人が二人いますね。もちろん私は知っていますが、自己紹介はしておきましょう。オッス!オラ、スペシャルウィーク! 新入生でやらしてもらっています!

 

 

>「入学式以来かな? この学校で生徒会長を務めさせてもらっている。シンボリルドルフだ、よろしく頼むぞ。」

 

 

>「元気いっぱいでいいね! あたしはアイネスフウジン、よろしくなのー」

 

 

シンボリルドルフ会長にアイネスフウジンの姉貴ですね! 今後ともヨロシクオネガイシマス!!

 

>「うむ、よろしく。……スペシャルウィーク、間違っていたらすまないが過去にあったことはあるか?」

 

 

いえ、お会いしたのはこれが初めてのはずっス!

 

 

>「そうだったか、すまない。私の思い違いだったようだ。」

 

 

いえ、大丈夫っス! まったく構わないっス!

 

 

>「……こんなものか、よし。スペシャルウィーク、アイネスフウジン、すまないがこちらに来てくれ。」

 

 

お、呼ばれましたので行きましょうか。

 

>「スペシャルウィーク、今朝言っていたバイト許可証だ。トレセン外での身分証明代わりにもなるからなくさないように。それと学園と提携している場所では、学生証と許可証をお世話になる場所に渡せばそれで大丈夫だから覚えておいてくれ。詳しいところは私より、アイネスフウジンの方が知っているだろう。アイネスフウジン、後は頼んでもいいか?」

 

 

>「うん、大丈夫なの。じゃ、さっそく行こうかスぺちゃん!」

 

 

お、思ったより早く終わりましたね。さすがエアグルーヴ先輩、仕事が早い。感謝感謝です!

ではシンボリルドルフ会長、エアグルーヴ副会長、お忙しいところ失礼しました。退室いたします!

 

>「いやー、スぺちゃんも入ったばかりなのに大変なのね。何か困ったことがあったら、何でも言ってね。」

 

押忍! ありがとうございます、姉貴!

 

>「うん、いいお返事! それじゃスぺちゃんのために学園内外でのバイトについて説明しちゃいましょう!」

 

 

はい、ありがとうございます姉貴!

んじゃ私は姉貴がスぺちゃんに説明している裏で視聴者の皆様に解説さしていただきます。

 

トレセン学園でのバイトは学園内部でのものと、学園外部でのものです。まぁさらに細分化しますが、それはあとで。学園内部のものは体力消費が少なく、入手金額も低いですが、代わりにバイト中に関わった生徒たちとの好感度が上がりやすくなります。学園外部は入手金額が多い代わりに消費体力が多いです、またウマ娘としての知名度が上がりやすくなる、といった効果もあります。今回は完全にお金メインなので外に稼ぎに行きましょう。

 

というわけで姉御、アチキはお金乞食なんで外でおねげえしますだ。

 

>「なるほど、外部かぁ。うんわかったなの! いつもお世話になっているところでスぺちゃんにちょうどよさそうな場所があるの! 今から行こうと思うんだけど時間は大丈夫?」

 

 

おう! 早速! さすが姉御、仕事ができる。予定がなかったわけではないけど、優先度はバイトの方が上なのでぜひオナシャス!

 

 

というわけで連れてこられたのはボウリング場。姉貴はここの受付のお仕事をお勧めしてくれるみたいですね。しかもなんと、ひと月ぐらいは姉御がここでバイトしてるみたいなんで面倒見てもらえますね。

 

んじゃ、早速バイトしていきますか! 内容的には受付とシューズ貸出、後はボール磨きみたいですね。

成長するステータスはパワーと根性が微量、お給金はトレセンと提携してるので時給2000円ですね。

 

実際高いですね…、都内にしてもおかしいです。まぁ理由はトレセン提携店はお給金の半分をトレセンが学生への補助として出してるからなんですね。理事長が勉強やレースに少しでも集中してもらえるように、とのことでお金を出してるみたいです。

 

ま、もらえるもんはもらっときましょう。実際色々お金かかりますからねぇ。

 

んじゃ今回はここまで、初めてのバイト頑張ってるスぺちゃんを背にお別れです。ではまた次の動画で。

 

 

 

 

【シンボリルドルフ視点】

 

今年も桜が咲く季節となり、トレセン学園にも新たな仲間たちが入学してきた。未だ、入学したばかりの生徒たちであり、誰が飛び出してくるかはわからないが、才能ある子たちばかりであろう。

 

まだ名も顔も知らない子ばかりであるが、3名だけ気になる者たちがいる。

 

1人目はトウカイテイオー。昔、私がレース後記者会見を受けていた時に関係者以外立ち入り禁止なのにも関わらず、入ってきて私に思いを伝えてくれた子だ。あの子にはなぜか私を超えてくれるという確信に近い思いがある。なにが理由で私がそう感じているかはわからないが、入学試験時のレースを見る限り光るものがあるのは確かである。

 

 

もう一人はスペシャルウィーク。先ほど生徒会室にやってきた者だ。エアグルーヴによれば、何でも入学してすぐにアルバイトの申請をしたものらしい。色々と心配なのでアイネスフウジンをつけるようだ。アイネスフウジンはその道に詳しく、その判断に間違いはないと思うが、疑問には思わなかったのだろうか?

 

彼女の肉体がすでに完成しかかっているのを。ほんの2,3の会話しかしなかったが、その力量はすでにクラシック級に出走している者たちと遜色ないように見えた。未だデビューすらしていない者がだ。

 

これが才能というものなのだろうか? 現役時代も自身を超える才能は多く見てきた。生徒会長としてこの場に立ったのちも多くの才能を見てきた。

 

彼女は私が見たものの中でも別格であるといえる。

しかもあれは一つの形として完成しているのであり、成熟しているのではない、ということだ。まだ彼女は成長を残している。末恐ろしいものだが、いつか戦ってみたい、そう思えるウマ娘だといえるだろう。

 

 

最後にハルウララ、名前は後で調べたものだが彼女が一番気になっているものかもしれない。

ちょっとした用で三女神像の近くを通ったのだが、彼女とそのトレーナーらしきものが三女神像前で祈りを捧げていた。それだけなら信心深いもので終わったのだが、次の瞬間、

 

彼女の力量が大幅に増加した。

 

思わず足を止め、凝視してしまった。先ほどまではあまり特筆するものがないウマ娘だったが、今は彼女の同世代の中で頭一つ抜けているほどの力量だ。

 

彼女は神に愛されているのだろう。そうとしか考えられなかった。

 

 

 

 

トウカイテイオーよ、お前の世代は必ず荒れるだろう。どうか折れずに自身の道を進んでくれることを祈ろう。

 

 

 

 

 

 

それとなのだが、なぜハルウララのトレーナーは黄色いT字の被り物をしているのだ?




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Tレーナーは失敗だったかなぁ

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