アルティメットスぺちゃん爆誕【実況プレイ風動画】 作:サイリウム(夕宙リウム)
あといつも誤字報告ありがとうございます。
はーい、皆さま投稿者です。今日はスぺちゃんとゲート練習をしてますよー。
未だにスピカは3人しかいない弱小チームなので朝早くにしかゲートの予約ができなかったらしく、トレーナーに見てもらいながら、朝練としてゲート練習をしています。
ん? なんでスぺちゃんゲート得意なのにゲート練してるかって?
それはですね、なんとスぺちゃんにスキルのヒントが生えていたからですね。何でも前回のレース後にヒントを得ていたらしく、どんなレースでも必要なゲート関連のスキルは大変有用なので早めに習得しておきたいと思った次第です。
入手したスキルのヒントはこちら、【ゲートの支配者】です。こちらはデバフスキルで自分以外のスタートを失敗させやすくするスキルですね。文面だけならかなり強めですが、対戦が初めての相手には効きやすいが、二回目以降は成功する確率が低くなる。重賞レースで勝利している相手だと成功率が低くなる。などの欠点も多いので注意が必要です。
ですが結構使いやすいですし、汎用性も高いので今回は時間を使って取得していきましょう。このゲームではスキル入手には実際にスキルを使用してみながら経験値を溜めていく必要がありますので、どんどんゲート練習しましょうね。
スぺちゃん、やり方はですねこうゲートを支配するような感じで全体にプレッシャーをかけていく感じですよ…。
ちょうどゲートだけに影響が出るようにですよ…。
>「……スぺ、何をしてるんだ?」
何って、スキル取得のための練習ですぜ、親方! あ、好きなタイミングでやってもらっていいのでよろしくお願いしまーす!
>「いや、何かつかもうとしているのはわかるんだがもうちょっと解りやすくだな……」
えっとね、魔力を暴走させるの。え、解らない? ゲートをミーのプレッシャーで破壊するんダヨー!
>「なるほど、プレッシャーを与えるのを目的にしてるんだな。しかし自身のスタートがおろそかになるかもしれんが、それはどうする?」
にゃぴ! 努力でガンバるっぴ! スキルを習得すればそういった未収得のために発生するデバフはなくなるんで大丈夫っス!
>「回数をこなして何とかする、か……、わかった、技のタイプ的に事前に知られているとまずいよな。この朝の時間帯だとそれほど人もいない。スぺがよければ毎朝ゲートの予約を取っておくがどうする?」
マジで! いいですかい! ぜひお願いしますだ。このスキルレース前の練習とかで見られても一回と数えられるのでマジでありがたいですね。
>「わかった、予約しておこう。そういえばなんだが、スぺはスズカと同室だったよな。」
はい、同室でやらせてもらってますけど、先輩がどうかしましたか?
>「なら、ちょうどいい。スズカの様子がおかしいと感じたら教えてくれるか? スズカは逃げを得意として多用してるんだが、作戦柄どうしても体に負担がかかりやすくてな。こちらでも注意するつもりだが、どうしても抜けは出てくる。同室なら接する時間も多いだろうし、スぺがいいならお願いしたいんだが。」
大丈夫っス! スズカ先輩がケガとかしてしまうのは私もいやですし、朝練付き合ってもらうお礼としてもやらしていただきますよ。
>「そうか、ありがとう。」
いえいえ~、んじゃ。合法的にスズカ先輩のことを気にすることができるようになったので、例の日曜日回避していきましょうね~。
お、いい時間ですね。スズカ先輩も朝練帰りでしょうし一緒に朝飯を食べるためにそろそろ撤収しましょうか!
>「ん、帰るのか。片づけはやっておくから先に上がっていいぞ。」
お、マジっすか! ありがとうございます。ではお先に失礼しますよ~。
んじゃ今回はこれぐらいですかね。次回からはちょっとスぺちゃんのメイクデビューまで倍速&カットを多用して、見どころさんだけを見せる感じにしていきましょうかね。
一応倍速中の基本行動は朝にゲート練習、スキル取得後はスズカ先輩と朝のランニング。昼は授業で、放課後はバイトかチーム練習、それか賢さ上げ用の練習を行う、って感じですかね。
確定している見どころさんはスズカ先輩のレース観戦、ちょっとお買い物してみますか、の二つぐらいですね。
乱数くんのご機嫌次第でもうちょっと増えるかもしれませぬ。では今日はこれぐらいで、ではまた~。
【ゴールドシップ視点】
なんか最近静かですね…、この近くにはエアグルーヴもいないし、栗東寮とはえらい違いだ。
「いきなり何言ってるんですか、貴方。」
ああ、生徒会の戦力、軒並み部室に回してんのかもな。
「生徒会の戦力!? 何したんです貴方!」
いや、このゴルシちゃん地味に初登場だしさ! やっぱ最初は派手に行かないといけないだろ。
「まぁ確かに初登場時は色々と考えた方がいいと思いますが、生徒会の方々に一体何したんですか?」
ドア開けた瞬間にゴルシちゃん特製☆『パーペキ爆竹』が爆発してそいつだけアフロヘアになるようにした。
チュドーン☆
ゴールドシップゥウウウウ!
あ、やべ、エアグルーヴの旦那だ!
「ほんとに何やってるんです貴方!」
逃げるぞ、マックイーン! このゴルシちゃん号につかまれ!
「それってただの麻袋じゃボギャァ!」
なんかヤベえ音したな、まぁマックイーンなら大丈夫だろ!
イクゾー! 無限のかなたにさぁ進め!
あ、そだ自己紹介、こちら葦毛のパーペキ美人異世界オルガのゴールドシップことゴルシちゃんだぞ☆
スピカで名探偵やってんだけど、最近事件が多くてな……、だから助手のマックイーンとエアグルーヴの旦那から逃げるためにいま疾走してんだよ。
あ、トーセンジョーダンだ!
「……ッ! なんであんた出会い頭に蹴ってくんの! あとその麻袋誰!」
お~、さすがは我が永遠のライバル、ジョーダン。この麻袋の中身はメジロマックイーンだぜ☆
ほい、あげる。
「ちょ! 人入ってんのに投げるな! それにメジロ家のお嬢様じゃんか!」
隙あり! ゴルシちゃんスマッシュ! 相手は死ぬ☆
「ニギャァァアアアアアアアア!」
うん! 今日もトレセン学園は平和だな! 一件落着!
そういえば、なんでここで話してたんだっけ? ま、忘れちまったしどうでもいいか。
そう言って去っていったのはゴールドシップ。
残ったのは麻袋に包まれたメジロマックイーンと顔面に深刻なダメージを受けたトーセンジョーダン。
急いで駆けつけてきたアフロ姿のエアグルーヴであった。
おわり。
出来心でやった、後悔はしていない。