アルティメットスぺちゃん爆誕【実況プレイ風動画】 作:サイリウム(夕宙リウム)
助かります。
はーい、遊びにかまけてるウマ娘実況プレイやってくよ~!
遊んでて大丈夫かって? 我日本総大将ぞ!(デビュー前) ダイジョブダッテ!
今日は同じクラスのウララちゃんとターボ師匠、あと同じチームのスカーレット・ウオッカコンビにマックイーン。あと呼んでないのに来ているゴルシちゃんとお近くのショッピングモールに遊びに来てるぞ!
ゴルシちゃんが何でいるんですかねぇ?
「へっ! 水くせぇじゃねえか、スぺ! こと、遊びにかけてはこのゴルシ様の右に出るものはいないぜ!」
「確かにいなさそうですわね…。」
「へぇ~、ゴルシちゃんっていうんだ、私、ウララ! よろしく!」
はい、スぺちゃんが橋渡ししながら自己紹介しましょうね~。
こちら同じクラスのウララちゃんとターボ師匠、こっちはスピカのスカーレットとウオッカ。あと爺孫です。
んじゃ、早速遊びに行きましょうかね、前回絶不調になってしまったのを絶好調になるまで遊び倒しましょう。
先頭は遊びマスターのゴルシちゃんで行きますよ~!
はい、(遊びシーンは)カットです。動画時間的にも仕方ないよなぁ!
別に録画してるのあげるから許してヒヤシンス。
かなり限界まで遊んだので体力が持ってかれてますが調子はちゃんと回復してますね。
今日の目的は達成できてるのでよきかなよきかなです。
お!部屋に帰ると荷物が届いてますね、スズカ先輩が受け取ってくれてたみたいですね。大丈夫でした? スズカ先輩、結構重かったと思うんですけど……
「大丈夫よ、でもいったい何を買ったの?」
これっすか~、これはですね服の内側に仕込むおもりと大リーガー育成ギプスならぬ大スターウマ娘育成ギプスですね。こちらのギブスは元ネタのアニメみたいにどう着てもバネが挟まりますよね…、というものではなくて全身タイツみたいなやつ、まぁ簡単に言ってしまうとトレーニングスーツの全身版です。
例のアニメみたいにあんまり加重トレーニングやこのスーツを着て練習しすぎると故障の原因になりやすく、通常の育成ではあんまり使われないですが、今回のスぺちゃんは違います。
そう、スぺちゃんの個性、[鉄人]ですね。こいつのおかげで普通ならケガ率危険率ですよ…、という練習やちょっとした無理もきいてくれるようになります。ま、そこらへんはお任せください、度重なる試走のおかげでちゃんとしたライン引きはできてます。スぺちゃんがケガや故障をすることはありません。
これ関係でのミスはガバではすみませんので細心の注意を払っているのでほんとにご安心を。
んじゃ、明日からは毎日これを着て生活しますよ~。最初は色々と日常生活に影響が出ますが一か月ぐらいしたら慣れてくるのでそこから服におもりを仕込んでいきましょうね~。
お? スズカ先輩どうしたんですか? すごい顔してますけど…?
「スぺちゃん、それほんとに着るの?」
はい、着ますよ! 毎日トレーニングです! あっ! ちゃんと脱ぐときは脱ぐんで安心してくださいね!
まぁ嘘ですが、スぺちゃんはこれからレース時以外はこのスーツを着続けますし、おもりもちゃんと付けます。そうでもしないとライバル枠においてかれるからね!
んじゃちょっとスズカ先輩に心配されながら、今回はここまでとなります。
最近動画時間が短くてすみません、メイクデビューがくるまでちょっとお待ちです。
ではまたお会いしましょう~。
【サイレンススズカ視点】
今日はスぺちゃんは新しく入部した子たちと遊びに行っていた。急な決定で昨日の夜にあたふたしながらみんなと予定を合わせていたが、なんでそんなに急に決めたのかしら? なにかみんなで遊ぶのを決めていて、直前までスぺちゃんが忘れていたのかしら?
スぺちゃんは私が行けないことを気にして申し訳なさそうにしていたが、私に気にせず楽しんできてと伝えると
「お土産話、いっぱい用意して帰ってきます!」
と、張り切って出発した。色々とお金に困っていて、バイトをしたり大食い大会に参加したりする子だから、なにか買ってきてもらうよりも、お金がかからない方が彼女のお財布にとっても、私の心情的にも安心だ。
元々、今日はスピカのチーム練習はお休みでレースが近い私の追い込みと、最近全然練習に参加していないゴールドシップさんとの二人で練習するはずだったのだけど、やっぱりゴールドシップさんは練習に来ず、最近メンバーが増えて忙しそうになってきたトレーナーさんが空に吠えていた。
スマホを見てみるとゴールドシップさんからスぺちゃんたちと遊びに行ったと連絡があったので面倒を見てもらうことをお願いしておいた。スぺちゃんの実力のせいかあまり学年が変わらないように思ってしまうが、彼女は新入生。一緒に行く子たちも同学年と聞いていたから、ゴールドシップさんがついていってくれるのは安心できる。
彼女は自由奔放なことが目につくが、そういった細かいところにも気が付くから意外と頼りになる。
決して練習が面倒だからそっちにいった、というわけではないはずだ、たぶん。
「トレーナーさん、叫んでても変わりませんし始めましょう。」
「あぁ、すまない。早速やるか!」
私も先輩として恥ずかしい姿は見せられない、次のレースに向けて頑張っていこう。
その日の練習の帰りに寮に帰るとフジキセキ寮長から私の部屋宛に荷物が届いていると伝えられた。何か頼んでいただろうかと思いながら渡されたものは大きさの割にはかなり重めな荷物だった。
運べなくはないが私はそこまで力がある方ではないので少し苦労しながら部屋まで運び、宛名を確認してみると学園が提携しているトレーニング用品店からスぺちゃん宛の荷物だった。
スぺちゃんのお財布事情的にそういえば最近スぺちゃんが熱心に購買のパンフレットを読んでいたのを思い出し、最近出場してまた太った大食い大会の賞品を使ったのだろうと考えた。
スぺちゃんが帰ってきてからわかったのだが、荷物の中身は服の中に仕込むおもりとトレーニングスーツ。おもりはまだわかるがスーツの方は取り扱いに気を付けた方がいい。
説明書を見る限り、市販されているものとは違い、ウマ娘用の特注品。体にかかる負担が大きい分、効果を大きく上げるものだった。そのことを伝えると
「ちゃんと考えてるので大丈夫です! あと私、体が丈夫なので!」
とのことだった。ちょっとやりすぎないように気を付けた方がいいかもしれない。明日からよく注意して見ておこう。そのあと、トレーナーさんにも連絡した方がいいと考えて、伝えておいた。当分はこれで大丈夫だろう。
スぺちゃんは最近走り方も安定してきたし実力も上がってきている。私ももっと頑張らないといけないが、スぺちゃんと私が戦うにはスぺちゃんがシニア級に上がるまで待たないといけない。それまでに故障してしまっては元も子もない、スぺちゃんのことも気にしないといけないが、自分のことにも注意しておこう。
そんなことを考えながら今日も終わっていく。スぺちゃんはもう眠ってしまったようだ。
「今日はとっても楽しかったね。明日は、もっと楽しくなるよね、スぺちゃん?」
最後の最後に耐えられなかった…
ネタ言わないと死んじゃう病が…
投稿者が貯めている話(今後書きます)
〇トウカイテイオー視点のおはなし
〇スズカ先輩のレース
〇スピカメンバー+αでお出かけ(new!!)