アルティメットスぺちゃん爆誕【実況プレイ風動画】   作:サイリウム(夕宙リウム)

54 / 102
PART46

オッスオッス、オラ投稿者! 今日もバクシンしていきましょうねぇ!

現在スぺちゃんは重点スピード強化月間(皐月賞まで)なのでスピードトレーニング中ですねぇ! スピカのチーム練習としてテイオーと併走しております。

 

なんか最近スぺちゃんがテイオーと仲がいいのか、よくあっちから併走を持ちかけられるんですよね、なんででしょ

? スぺちゃんなんかしました? ……してないみたいですね。

 

まぁなんか変な乱数引いてるか、イベント引き起こしちゃったかのどちらかでしょうが、ま大丈夫でしょ。

 

 

>「お~い、スぺ~! ちょっとこっち来い~!」

 

 

ありゃ、珍しくゴルシちゃんが呼んでますね、ちょっと行ってみましょう。テイオーちゃん、申し訳ありませんが席外しますぜ、先に行っててくだせぇ!

 

 

>「りょうか~い、先走ってるよ~!」

 

 

んじゃ、お言葉に甘えまして、移動! んでゴルシちゃん何の御用だ!

 

 

>「お~、最近また速くなってきてんじゃねえか? うんうん、このゴルシ様を満足させるとは感心感心! んでよ、悪いんだけど今下に着てるそのスーツとおもり、取ってきてくんねぇか?」

 

 

ん? なんかのイベントですかね。確かにスぺちゃんはいつも通りにトレーニングスーツとおもり(最近増量済み)を付けてますね。模擬レースでもするんでしょうか? ま、とにかく言われたとおりにしましょうか。

 

スぺちゃん、着替えに行きましょう。

 

 

ん~む、にしても順調に成長してるからこそゴルシちゃんが何をしでかすのか怖いところではありますよ。前回のゴルシちゃんイベントも急に拉致されましたし、何が起こるのやら。まぁ事前に何かするって言ってくれてるようなもんですから、まだ心の準備ができますね。

 

お、スぺちゃんもう着替え終わりましたか? 考えていたらすでに部室に移動して着替えててくれたみたいですね。では元のところに戻りましょうか。

 

 

>コンコンと部室のドアを叩く音がする。スピカメンバーやトレーナーさんはノックをしないので他の誰かだろう。

 

 

ありゃ、来客ですかね。とりあえず開けたげましょう。どちら様ですかい!

 

 

>『ここがスピカの部室ね! あら、早速会えたわねスペシャルウィーク。初めまして、私のことはセクって呼んでね。よろしくね!』

 

 

 

うん? 深くキャップを被った赤髪の女性?

ちょっと悪い予感が…… と、とりあえず返事しましょう。

 

 

 

>スペシャルウィークは慌てている。

>急な英語で驚いているようだ。

 

 

「あい きゃんのっと すぴーく いんぐりっしゅ!」

 

 

 

……スぺちゃん!?

 

 

 

>「アハハ、ゴメンナサイネ。ワタシ、"セク"ッテイイマス。ヨロシクネ。」

 

 

 

"セク"って言いましたか、この人……。いやなんで日本にいるんですか貴方! あなたアメリカのダートでしょ、主戦場! 早くお帰りになりやがりくださいませ!?

 

 

 

>「ネ、スペシャルウィークサン。ワタシトショウブシマセンカ?」

 

 

 

へ、勝負? 勝負ですか……。

どうしましょう、たぶんイベントなんでしょうが受けるべきか受けないべきか……。

 

 

 

「ショウブですか? レースですね、ぜひ!」

 

 

 

ちょ! スぺちゃん勝手に受けないで!

 

 

 

>「ジャア、サッソクハシリマショウ。アナタノレンシュウシテルトコ二イキマショウ。」

 

 

 

あぁ……、わたくしの手が及ばないレベルでイベントががが!? ……ま、まぁお相手がですね! 例の真っ赤な方じゃない可能性もありますしね! まだ慌てるような時間じゃないですよね!

 

 

 

「ここでいつも練習しています! セクさん、走るのはここで大丈夫ですか?」

 

 

>「ダイジョウブデスヨ、デハサッソクハシリマショウ!」

 

 

 

あ、あの~。走る前にそのお帽子、走るのに邪魔じゃないですかね? 取っていただいてもよろしいでしょうか?

 

 

 

>『あら、そうね。ならセクレタリアトとして相手さしてもらうわ。』「ヨロシクネ、スペシャルウィーク。」

 

 

 

バサッと広がる特徴的な赤い髪。そこをいたのはセクレタリアトでした。

 

 

 

 

 

ナンデ! セクレタリアト、ナンデ! なんでこんなところに赤い英雄がいるんですか!!

 

ウゥ~~~ン、めまいと吐き気がしてきて、目の前が真っ暗に……。

 

 

 

 

 

 ーーーーーーーー

 

 

あ~、やっぱ化け物来てましたやん。早速スぺに目をつけてやらぁ!

 

 

「ちょ! ゴルシさん! あ、あれって、セクレタリアトですか!」

 

 

お、マックイーンか。そうだぞ、あれが今のてっぺんですたい。スぺになんか用があるみたいですねぇ!

 

 

「うわ~、初めて見ましたわ! 後でサインとか頂けるのでしょうか……?」

 

 

たぶん言ったら書いてくれると思うぞ。あ、でも色紙取りに行くのは後にした方がいいぞ。あいつらレースするみたいだし。

 

 

「え! スぺさんとレースですか! ちょっとうらやましいですわ。」

 

 

ま、世代頂点のご褒美みたいなもんだろうな。マックイーンも一緒に走ってもらえるように頑張らないと。

それとみんな呼んで来ようぜ、絶対得るもんあっから。

 

 

「そ、そうですね! 皆さん呼んできます!」

 

 

頼むぞ~。

 

さ、スぺ。相手は世界最強だ。盗めるもん全部盗んでいけよ。

お前の世界一の夢を達成したお手本が横にいるんだもんな。

 

 

 ーーーーーーーー

 

 

さ、始まってしまいました。赤い英雄セクレタリアトとの模擬レース。一対一でのタイマン勝負です。

始まってしまったからにはやるしかねぇ! 公式戦じゃないからもし負けたとしても本動画の目標、称号入手に問題は起こらぬ! 日本の意地を見せてやるぞ、スぺちゃん!

 

 

「はい! 頑張ります!」

 

 

相手は世界最強でおそらく作戦は逃げで来るはず。さすがにあの31バ身差の爆逃げをされたら終わる。得意の差しで行っても差し切れない可能性の方が高い! ゆえに取るのは先行策。今日ばっかりはスキルの出し惜しみなんてしてらんねぇ! 全部使って食らいつくぞ!

 

 

 

>「お、準備できたみたいだな。んじゃルール説明な。ここから右回りで2000m。ゴール地点はあのヒシアマパネル付近だ。OK?」

 

 

>『大丈夫だ。』

 

 

「解りました。いつでも行けます。」

 

 

>「んじゃ、合図はゴルシちゃんが。ちょうどピストルあるし、これでやるぞ。じゃ、ヨーイ……。」

 

 

 

 

 

【セクレタリアト視点】

 

 

芝2000m、本業はダートだけど芝が苦手なんてことはない。むしろ芝も得意だ。

日本の新星の力、見せてもらいましょう。

 

 

スタートの準備をする。すると隣にいる彼女の雰囲気が変わった。

おそらくプレッシャーをかけているのだろう。

 

 

……まぁ、並みのウマ娘なら怯むぐらいはするだろう。

感覚は解る。そら、プレッシャー返しだ。

 

 

「うぐッ!」

 

 

彼女から放たれていたものを自分のもので塗りつぶす。なめるんじゃねぇぞ、若造。

 

 

 

 

 

 

破裂音。

 

 

 

 

 

 

 

スタートだ。私に呑まれて遅れてスタートした彼女は先行策で来るみたいだ。

ま、今日は観察に来てるんだし、本気だけど全力でやるのは勘弁してあげましょうかね。

ちょうど彼女の前につく感じで、直線までは見させてもらいましょうか。

 

 

ふ~ん、まぁ近くで見た感じ、そこまでかな?

いや、まだジュニアから上がったばかりのクラシック級の子だったら強い方か。

 

 

 

さて、そろそろ中盤ですかね。まぁこんなもんなら来る意味がなかったかも……

 

 

お? 中盤から上げてきたな。思ったよりも加速している。

早とちりだったみたい、この子は後半戦に強い感じだな。ま、抜かさせる気はないけどね。

 

 

 

さ、最後の直線。まぁ見るものはあったし、特別に全力。見せてあげましょうか。

どんだけ食らいつけますかね。

 

 

 

 

 ーーーーーーーー

 

 

 

 

セクレタリアト、世界最強のウマ娘。

教えてもらうまでは知らなかったけど、私の目標に立ってる人。

 

 

とっても強いだろうけど、負ける気なんてない。

 

 

 

自分のできるすべてのことをする。スタート前には力を込めて周りに……

 

 

「うぐッ!」

 

 

何! このプレッシャー! 怖い、怖い! どうしよう! 助けて!

 

 

 

 

 

 

 

破裂音

 

 

 

 

 

気がつけばすでにセクさんは前にいた。

マズい! 早く私も!

 

明らかに出遅れた! どうする、どうする……。

 

とりあえずはうん、先行策で行くんだよね。頑張ってセクさんの後ろに付くんだ!

 

 

 

よし、何とかついていけてる。

セクさんは何度かこちらを確認してるけど、私は気にしないで走るんだ。

よし! 残り半分! ここでゴルシさんから教えてもらった技でスパートを掛けて、最近練習してたスタートの時と同じようにプレッシャーをかけて走る!

 

 

これで少しでも差を縮め……られない。

私が加速したら、セクさんも加速してる!

 

 

どうしよう、追いつけないかもしれない。

ほんとはもうちょっと脚を溜めるんだけど、セクさんについていくためにあんまり残ってない!

 

 

でも、諦めない! 直線での加速は得意なんだ!

 

直線、ちょくせんで……

 

 

 

直線に入った途端、急に離れるあの背中。

 

私が急激に遅くなった気がする。でも私の足はさっきと同じ。いや、さっきより速くなってるはず。

 

 

 

 

なのになんで遠ざかっていくの!

 

 

このままじゃだめだ!

 

 

 

 

 

星のように走る自分を幻視する。

 

 

背中が小さくなる。

 

 

 

 

空を駆ける自分を幻視する。

 

 

背中がもっと遠ざかる。

 

 

 

 

体中に残ったすべての力を足に込める。

 

 

赤い髪ははるか向こう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁ、勝てないや。

 

ごめんなさい、スズカ先輩。私、負けちゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(マスクデータを公開します。)

(汎用イベント『初めての敗北』が発生しました。)

(一時的に成長率が減少します。)

(また、敗北を克服した時に効果が反転し、上昇します。)

 

(セクレタリアトとの模擬レースに敗北したため、分岐シナリオが確定しました。)

(特殊シナリオ『混沌した世界』に分岐します。)

 

(特殊シナリオに分岐したため、国内と海外の競技レベル差が増加。)

(海外ウマ娘のレベルが上昇しました。)

 

(世界中に眠る英雄たちの育成開始時期が変更されました。)

(スペシャルウィークと対戦可能な時期に変更されます。)

 

 

(セクレタリアトの特殊イベント「英雄を育てる英雄」が発生しました。)

(セクレタリアトと交流したキャラクターの成長率が増加します。)

 

 

 

 

 

う~ん、さすがにセクレタリアトとの対戦は早かったみたいですねぇ。致し方あるまいか。

ほら、スぺちゃん。負けちゃって、悔しくて辛いのは解るけど、ちゃんと前を向きましょう。

 

勝った人を称えて、次の戦いに向けて闘志を燃え上がらせましょう。

ほら、涙を拭って、精一杯の笑顔で言ってやりましょう!

 

 

 

「……セクさん! 今日は負けましたけど次は絶対勝ちますからね!」

 

 

>『OK、世界で待ってるわよ。いつでもおいで。』

 

 

 

うん、ちゃんと言えてえらいですね。さ、ゴルシちゃんが慰めに来てくれてますし、お胸を借りて思いっきり泣いていいよ。

 

 

 

 ーーーーーーーー

 

 

スペシャルウィークが背の高い方の葦毛の子の胸に顔を埋めて、わんわん大泣きしている。

 

 

……ちょっとやりすぎたか? 悪いことしたみたいでなんだかなぁ。

 

ま、彼女の実力も見れましたし、よしとしましょうかね。

 

 

 

走り終わって後ろを振り返った時、思ったより近くに彼女がいたことに驚いた。

やっぱりこの子は見込みがある、これからが本当に楽しみだ。

 

 

 

再戦希望で次は絶対勝つ、ね。泣いてはいたけど闘争心は消えちゃいない。

たぶん、次に戦う時にはとんでもない成長を見せてくれる気がする。

 

 

今は、負けた悔しさに自分が驚いてしまって心が揺れてしまってるって感じかな。

気持ちの整理を付けるためには私は不必要だろうし、さっさと退散しますか。

 

 

 

あら、スピカのトレーナーさんも見てたのね、一応挨拶と詫びだけは入れておきましょうか。

 

 

……日本に来た意味は十分あったわね。

 

 

 

 ーーーーーーーー

 

ん、スぺ。もう大丈夫なのか?

 

この大聖母ゴルシ様の胸、もっと使ってもいいんだぞ。

 

 

 

そっか、大丈夫みたいだな。

 

ほら、これ。セクレタリアトからの伝言な。

 

 

世界で待ってるってことと、もしよかったら夏休み期間中にアメリカに来ないかだってさ。

あっちで一緒に練習しようぜ、ってことらしいぜ。

 

うん、そだな。今年のスピカの夏合宿はアメリカで、だ。

スズカもいるだろうし、あっちでみんなで練習しようぜ!

 

 

わざわざ、あっちから誘ってきてるんだしいっちょ行ってみましょうか!

 

 

……ん? 旅費? 多分セクさんが出してくれるんじゃね?

出してくれなかったらうちのトレーナーが頑張るだろ。

 




心配させてごめんなさいね。ちゃんと続けますよ。
ただ、自身のモチベーションがそこまで高くない上に、進行を書き直してる途中なので、前みたいに毎日投稿とかはできません。

ご容赦頂ければ幸いです。



はちみつ乞食
真っ赤になったゲージがもう一度みたいです。
え、傲慢? そうだね…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。