アルティメットスぺちゃん爆誕【実況プレイ風動画】   作:サイリウム(夕宙リウム)

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PART54

トレセン学園 服飾課

 

 

「……はい! それでお願いします!」

 

 

「解りました。あとはこちらでやっておきますので完成すればお部屋の方に送らせていただきますね。」

 

 

「お願いします、それでは失礼しました!」

 

 

 

 

「先輩、あの子ってスペシャルウィークちゃんですか?」

 

 

「そうそう、勝負服の調整で来てたの。」

 

 

「そういえば皐月賞前のインタビューで背中に星を増やすって言ってましたね。」

 

 

「うん、その星のことだけど、多分これからもっと星の数増えそうだよね。」

 

 

「あー、確かにあの強さならどんどん増やしそう。そういえば課長が『シンザンの再来だ!』なんて言って騒いでましたもんね。……そうするとやっぱり大幅に変えちゃう感じですか?」

 

 

「そうなのよねー、あんまり重さを増やしすぎるのはあれだけど、もともと背中の面積が狭いタイプの勝負服だから学ランみたいにちょっと面積広めるのも考えてる。あとは取り外しできるマントとか。今のところは星の中に星を入れることでごまかすつもりだけど、大幅に変えるなら、申請のこととか考えて数か月は預かっとかないといけないかも。」

 

 

「あー、少しでも重量変わると規定引っ掛かって再申請ですもんね~。自由にやらしてほしいよな、全く。」

 

 

「うむうむ。……そういえばさ、できたら紫のジグザグ模様を追加してほしいって言われたけど理由わかる? 彼女の先輩とかの誰かでそんな意匠してた子いたっけ?」

 

 

「紫ジグザク? どうでしょ? 少なくとも私が持たしてもらった子にはいませんでしたね。でもそれしようとしたら……。」

 

 

「うん、間違いなく再申請。」

 

 

「ですよねー。」

 

 

「ま、今回は無理だけどクラシック明けの冬の時期にまた新勝負服として仕立て直すことになりそうですなぁ。その時に合わせて背中の改造もしていきましょう。さ。仕事仕事。あんたもはよ始めなよ~。」

 

 

「へ~い。」

 

 

 

 ーーーーーーーー

 

 

(どうです? スぺちゃん、加重トレーニング用のおもり増やしてみましたが、それで動けそうですかね?)

 

 

「む、むぅ……、ちょっときついかも。」

 

 

(そっか~、ちょっと重くしすぎたかも…。うん、なら今日の練習は走らずに歩く感じでいきましょう。その重さに体を慣らしていく感じですね。併走やマシンを使った練習の時はいつも通りのおもりの数でいきましょう。)

 

 

「はーい。いっちに、いっちに、いっちに……。」

 

 

 

「ヤッホー、スぺちゃん!」

 

 

「ごきげんよう、スぺさん。今日は走らないんですのね。」

 

 

「テイオーさんに、マックイーンさん! はい、今日は歩いて頑張ります! ちょっとおもりを増やしすぎちゃいまして……。それに慣れるためにもまずは体を慣らそうと思ってます。」

 

 

「うえ~、また増やしたの~。よくそんなので動けるなぁ。」

 

 

「なるほど、いつもなされている加重トレーニングですわね。……そういえばスぺさんは夏の合宿でも使われていた棒状のおもりを使っているのですか? もしよろしければわたくしが使っている通常より重い蹄鉄を使ってみますか?」

 

 

「蹄鉄、ですか?」

 

 

「はい、お婆様に勧められまして。見た目は普通の蹄鉄と同じですが、重さは段違いです。どうです?」

 

 

「…………はい。う~ん、ちょっと今の私には合ってない気がしますし、膝への負担も大きそうなので遠慮させていただきますね。んじゃ、私は練習に戻りますね! 行ってきま~す。」

 

 

「がんばってね、スぺちゃん~。」

 

 

「お気をつけてですわ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、マックイーン。ボク、ちゃんと喋れてたかな?」

 

 

「えぇ、大丈夫でしたよ。」

 

 

「そっか、ふぃ~。うん、何とかなったかな。いや~、どうしてもスぺちゃんの前にいると顔が硬くなっちゃってね。引きずるのがよくないのは解ってるんだけどな~。」

 

 

「テイオー……。」

 

 

「そんな心配そうな顔しないでよ。大丈夫、だからさ。……さ、マックイーン。ボクたちも負けないように練習しないとね。今日も付き合ってくれるんでしょ!」

 

 

「……もちろんですとも、いくらでもお手伝いいたしますわ。それと、テイオー。」

 

 

「うん、なぁに?」

 

 

「いつでも頼ってくださいね。」

 

 

 

 

 

 

「うん……、ありがと。」

 

 




短くて申し訳ない。次はちゃんと長めです。
次回は黄金世代のダービー前、その次にダービー出走、てな感じになると思います。


いつも誤字報告、はちみつありがとうございます。
本当に励みになります。
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