大長編ドラえもん のび太の宇宙大決戦   作:はならむ

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Part.20 交流

「この宇宙船にもこんな大きなおフロがあるなんて感激だわ……フフっ♪」

 

地球人に限らず異星人にも入浴という概念があり、艦内にもちゃんとした大浴場があるのだ。最もここは女性専用であるが。

 

「はあ……いい匂いのするお湯だわ。気持ちいい~っ」

 

入浴しているのはしずかとその他、非番の女性員の十数人ほどである。

 

「どお、気に入ってくれた?」

 

「はいっ、お風呂大好きですから」

 

「へぇ、やっぱ異星人でもそこらへんは女なのね、あたしも大好きよ♪」

 

彼女は女性員達と楽しく会話をしている。

やはり種族や思想が違えど同性ならではの趣味が合えば話が合うものである。

 

そんな中、入り口のドアが開くと入ってきたのはユノンであった。

 

「あれユノンじゃない?」

 

「ホントだ、こんな大勢がいる時に来るなんて珍しいね」

 

その場にいる全員が彼女に注目する。無論、しずかも、

 

(うわぁ……ユノンさんだ……。なんて美しいのかしら……っ)

 

彼女の裸体は見る者を魅了する。身長176センチという女性にしては高くさらに皮膚はまるで白く、その豊潤な膨らみをもつ乳房、そして程よい肉付きでありつつも、スラッとした体躯。

誰が見ても非の打ち所が全くないプロモーションである。

 

(キャーーっ!犬みたいなシッポがあるわ!!しかも横にフリフリ振っているぅ……かっカワイイ……っ)

 

ユノンの腰下に生えている尾を見て、美しさとギャップがあるのか彼女は笑いそうになり口を押さえる。彼女は犬の血を引く種族だ。耳と尾は先祖がえりであり別に驚くことはない。しかし……しずかは彼女の左手首を見て不審に思う。

 

(え……なんかリストバンドしてる……ここはお風呂なのになんで外さないのかしら……)

 

そんな疑問をよそにユノンはサッと体を洗い流してこちらへ近づいてくる。

 

「へえ、あんたが今ここにくるなんて珍しいね?」

 

「ええっ、急にたまらず湯船に浸かりたくなってね」

 

お湯に浸かり、なぜかスッとしずかの横へ移動する。

 

「…………」

 

「…………」

 

全く二人は口を開こうとしない。

目を瞑ってリラックスしているユノンに対し、しずかは非常に気まずくなり今すぐにでもその場を離れたいのだが……。

 

(何なのこの気まずさ……。なんで色んな所が空いてるのにわざわざあたしの横に……)

 

「あなた、模擬戦場の見学室でのび太君の隣にいた子よね?名前は確か……」

 

「……えっ、はっはい!源静香(みなもとしずか)です!!」

 

黙っていたユノンが突然、しずかに質問し、彼女もあたふたするも返事を返す。

 

「あの時、あたしにたてつくとは……いい度胸してるじゃない?」

 

「えっ!?」

 

「忘れたのかしら?あたしがのび太くんのことを言ったら反論したこと?」

 

「あっ……あれは……っ」

 

忘れるわけがない、彼女がのび太のことを罵ったことを。

 

「自分の立場を分かっててあんなことを言ったのかしら……?だとしたらよほどの礼儀知らずね」

 

「なっ!?」

 

「アマリーリスはあなた達が思うほど優しくないの。ラクリーマはあなた達に手を出すなと言ってるけど本来ならとっくの間に処刑よ。わたし達はたとえ女子供でも容赦しないのよ?わかる?」

 

「…………」

 

しずかは理解できなかった。彼女は一体何を言いたいのか。

しかし、彼女は平然とした態度で一方的に話を続ける。

 

「生かしてもらっているだけでもありがたく思ってくれなきゃねぇ……。さらに地球にまで送ってもらえるなんて……なんて幸運なのかしらぁ……フフっ」

 

次第にしずかも苛立ちを募らせ、体を震わせる。

 

「……さっきから何が言いたいんですか……っ?言いたいことがあったら言えばいいじゃないですか!?」

 

ユノンは彼女の方へ向き、その妖麗の如き笑みを浮かべる。

 

「なら率直に言わせてもらうわ。あたしにとって……あなた達はとんだいい迷惑なの」

 

「なっ……なんですって……」

 

ショックを受け、お湯に浸かっているにも関わらず、氷づけにされたようにその場で固まった。

 

「あなた達がここに来たことによって地球侵略がおじゃんになったどころかその他の予定が大幅に狂った。しかも地球へ送るためだけに危険をおかすこととなった。本来なら懲罰したいところ……それほど罪は大きいわ」

 

「そ、そこまで言わなくてもいいじゃないですかっ!?わたし達は好きでここに来たわけではないんですよ!ちょっとした事故があって――」

 

だがユノンはしずかの言い分を無視し、彼女の下ろした髪を無理やりグッと掴み、引きつけると卑下するような笑みに変え、見下す。

 

「ひいっ!」

 

「あらっ……またあたしに逆らって。これだけ言ってもわからないかしら、自分たちに置かれている状況を。わたしは優しくないの。たとえラクリーマにも容赦せず制裁を与える女よ?あなたごとき、この場で痛みつけることも可能なのよ?フフっ……やってほしい?」

 

「うっ…ぇ………」

 

しずかは今にも泣きそうだ。ユノンというこの女性……外見は相当な美貌の持ち主だが、中身は冷酷そのものだ。

 

「ゆっ、ユノン、なにも子供相手にそこまで……っ」

 

「黙ってて。これはあたしとこの子の問題よ」

 

見かねた女性員が止めようと入るも彼女はそれを否定する。

 

「あんた達だってこんなに仲良くして……理由はどうあれ侵入者よ。こんなに情をかけて、それでもアマリーリスの一員?それともこの子の情が移ったのかしら?」

 

「…………っ!」

 

言いくるめられ、何も口出せなくなる。すると今度は美人の顔から一転してまるで犬が威嚇するかのように、牙を剥き出し眉間にシワを寄せて、グッと睨み付けるユノン。

 

「あたしはこう見えて副リーダーよ、またナメた口したら……あんたを噛み殺してやるから!」

 

「ひくっ……」

 

しずかの涙が一滴、二滴水面に落ち、波紋が周りに広がる。

 

(せっかく好きなお風呂に入りにきたのに、こんなことされるなんて考えてもなかった……)

 

そんな彼女をユノンはため息をついた後、髪を離し、元の位置に戻った。

 

「――悪かったわ。ちょっと気疲れしてて……」

 

「…………」

 

「あたしもさっぱりしたくて入りに来たのにあなたを見たらさっきのことを思い出して。あなたみたいな子供相手にムキになるようじゃ、わたしもまだまだね……」

 

……と、謝罪と思われる言葉を口にするも、表情からして本当に悪そびれてなさそうな様子だ。

 

『苦手な人だ』

 

心底そう思うのは生まれてはじめてかもしれない。

 

 

「……まだなにか言いたそうね?」

 

「いっ……いえっ!!」

 

必死で顔を横に振るしずかを見て、お見通しと言わんばかりにクスっと軽く笑う。

 

「フフっ……気に入ったわ。そんなに言いたいのなら……わたしの部屋にきなさい。好きなだけ話させてあげるわ」

 

「ええっ!?」

 

「逃げようとしてもムダよ。あたしはくだらないことでも、むやむやにするのは大嫌いなの。とことんさせてあげるからお楽しみに♪その代わり……」

 

「その代わり……ですかぁ…?」

 

何か条件をつけるつもりなのか、たかが話すぐらいで。しかしそれはあまりにも理不尽なことだった。

 

「そうねぇ……あたしを納得させるようなことができなかったら……死んでもらおうかしら?」

 

「ええ~っ!!?」

 

その場で大声を張り上げてしまう。周りの女性員は全員、しずかの方へ視線を集中させる。

 

「……なんてね。ならあとで放送で呼ぶからきてよね、楽しみにしてるわよ……うふっ♪」

 

「…………」

 

そう言い、彼女は体が熱たのか湯船から上がり、座り込む。

 

(やっぱり、この人はホントに苦手だわ……っ)

 

しずかは口を湯中に入れ、ブクブク泡を立てる。

 

すると、女性員数人がしずかの周りに集まり、耳元でこう呟いた。

 

(やるじゃない……あんた……っ)

 

(どっ…どーゆうことですか?)

 

(ユノンが自室に招待するなんて……滅多にないことなの、一匹狼だからね)

 

(そうなんですか……?)

 

(そうだよ。確か、ユノンの部屋に入ったのはリーダーぐらいじゃないのか……最も、説教かあんなことやこんなこと……っ)

 

(あんなことやこんなこと……っ?)

 

(教えてほしいかい?それは……)

 

 

「あんた達、あたしが聞こえてないと思ってんの?」

 

(あっ…………)

 

こそこそ話が気づかれ、彼女らはその場で静止する。彼女を頭上の犬耳をピクピク動かしているのは本来誰も聞こえないような小さな音などを聞き取るためであり、これは犬の『聴覚』が優れるという特徴を受け継いでる証拠である。

 

◆ ◆ ◆

 

一方、のび太とラクリーマは、大浴場でいう側面の位置する壁の裏側にいた。『コンコンコン』と金属壁を軽く叩き、厚みを調べている。

 

「このぐれぇなら俺でも開けられるな!」

 

嬉しそうにしている彼に対し、のび太自身はあまり乗り気ではなく、むしろ挙動不審となっている。

 

「やめようよ!いくらなんでもここから風呂場に乗り込むなんて!」

 

実際、彼も女性の裸、特にしずかの裸を見たいのは同感だが、今から行うのは明らかに背徳行為であり、身が引ける。そして大好きなしずかに「のび太さんのエッチっ!」と言われてビンタされ、嫌われるのが目に見えている。

 

「うるせぇっ、あそこで俺に出会ったのがワリィんだ、運命だと思って覚悟するんだな!逃げたらぶっ殺すからな!!」

 

「けどなんでこんな手の込んだことするんだよお!!」

 

「普通に入り口から侵入してもなんの面白みもねえからに決まってんだろ」

 

「けど、どうやってこんな硬そうな壁を開けるんだよーっ!」

 

「そんなの簡単だ。これで突貫させるのよぉ!」

 

ラクリーマはブラティストームをのび太の前に差し出した。

 

「それは確か……ブラッ……」

 

「『ブラティストーム』だ。こいつの性能ナメんなよ?」

 

あの戦闘訓練の時と同じように義手の四指をまるでドリルのように高速回転させ、壁に向かって構えた。

 

「のび太、下がってろ。俺の今まで培った指テク……じゃなかった、指ドリルで正面からぶち抜いてやらぁ!」

 

そういいニヤニヤしているラクリーマ。確かにサイサリスの言う通り、スケベ心丸出しの馬鹿であった。

 

◆ ◆ ◆

 

そして大浴場では更に意外な人物までもやってくる。

 

「あれっ、サイサリスさんじゃない?」

 

「ほぇ~っ、今日はホント珍しい人ばかり来るね」

 

今度はサイサリスもやってくる。四十路の彼女もユノンに劣らぬプロモーションを持っているが、彼女は何故かピストル型銃器を持ち込んでいる。護身用のつもりなのか?

 

「サイサリスさん……銃を風呂場に持ち込んで……なに考えてるんですか……?」

 

「ああ?あたしゃ、何があってもいいように常備してんだ。あと、この子が大のお気に入りで……クックック……っ」

 

「……………」

 

全員がドン引きしている。銃をまるで我が子のように扱い、優しくスリスリ撫でる様は彼女の異常性を示している。

 

「……おや、お前さんはもしかして例の地球人の?」

 

彼女はしずかに気づき、興味をもったのか前へ移動した。

 

「あなたは……?」

 

「あたしはサイサリス。ここの技術開発や兵器開発を担当してる女だ」

 

「あっ、あたしはしずかです」

 

「しずかかぁ。まあ、地球までの短い期間だがゆっくりしていってくれ」

 

「ありがとうございます」

 

彼女は笑顔で応える。どうやら『この人は良い人みたいだ』と安心した――が。

 

「え?」

 

サイサリスはニヤニヤしながら持っていた銃をしずかの額に押し当てた。

 

「ワリィが、これがちゃんと発砲するかどうか的になってくれ。最近使ってなかったねえからジャムってないかどうかな」

 

「~~~~~~!!」

 

いきなり眉間に銃口を向けられ、しずかはガタガタ震える。

さっきまで良い感じで喋っていたのはなんだったかと思う。

 

 

「わはははっ、冗談だよ!!どおだ、あたしのとっておきのジョークは?」

 

「…………」

 

(この人……おかしい……っ)

 

心の底からそう思うのだった―ーーー。

 

 

「…………?」

 

 

揚がろうとしていたユノンの足は止まり、耳をピクピク動かしている。

 

彼女の耳からは『ガリガリガリ――!』と金属が削られているような、嫌な音が聞こえてくる。しかも、段々と……その音が大きくなっている。

 

「なっなに、この音……?」

 

「ううっ、なんなのこれぇ?」

 

浴場内に居るもの全員にも聞こえるようになり、その不快音にほとんどの者が耳を押さえている。

 

「! ?」

 

壁から小さいドリルが計四本、飛び出し回転が止まる。そのままゆっくりとそれが引っ込み、約10秒くらい静かになった時、その穴から徐々に半円を描くように壁か『バチバチ』と焼き切れていく様子が見える。

 

「ね、なんなの一体!?」

 

焦りに焦る女性陣達。半円に焼き切った壁の一部がゆっくり倒れ、大きな空洞が発生、湯気が突き抜ける中、見覚えのあるガタイのいいシルエットが登場。

 

「これはこれは入浴中の女性陣の方々。拝みに来たぜ!!」

 

ついにラクリーマが大浴場に堂々と乗り込む。そのどや顔からは、いかにも『してやってぜ!』と感じさせる。

 

「キャアアアアアッ!!」

 

女性員はとっさに自身の秘部や胸を隠し、脱衣場へ逃げようとするが。

 

「うへへへっ、色っぺぇ体しやがって、のび太行くぞ!!」

 

「いええっ!!」

 

 

彼はのび太をグイグイ引っ張って入っていく。

 

「…………ぶっ!!」

 

「おいおいのび太、鼻血出すの早すぎんぞ!!」

 

当たり前だ。いくらなんでも小学生ののび太にはあまりにも刺激が強すぎる。しかしそのにやけた顔を見るかぎり、まんざらでもなさそうだ。

 

「よおユノン」

 

「…………っ!!」

 

ラクリーマはのび太を離し、目的であるユノンを発見し接近した時、彼女はとっさにまた平手打ちをかまそうとするが、さすがに手を読まれていたのか、いとも簡単に止められてしまう。彼女はラクリーマをこれでもかというくらい睨み付ける。

 

「おう、お前の超絶スタイルの裸を見にきたぜ。へへっ、いつみても魅力的な身体つきしてんじゃねえかよお」

 

「あんた……ここまで変態だったとは思わなかった……っ、サイテーよ!」

 

啖呵を切るが、彼は全く何も思っていないのか笑みを絶やさない。

 

「まあそんなに怒んなや。せっかくのべっぴん顔が台無しだぞ?」

 

「それバカにしてんの!?」

 

「バカにしてねえよ。お前は『キレやすい』とこを何とかすれば素晴らしい女なんだがな……。まあっ……その怒った顔もかわいいがな♪」

 

「…………っ」

 

すると彼は右手でユノンの濡れた髪を掻き分けて優しい顔で見つめる。

 

「ユノン、もし俺の恋人だったら……オマエは俺に全てをさらけだせるか?」

 

「なあっ!?」

 

彼女はカァッと顔を赤くする。

寝言で言っていたあの言葉がまたぶり返す。

ラクリーマはもしかして――?

 

「かっ……からかってんじゃないわよぉ!」

 

「仮の話だ。どうなんだ?」

 

「あっ、あたしは……っ」

 

なんだろう……っ、この質問。どう答えれば良いのだろう。

 

彼女は聞かれたことのない質問内容に戸惑いを隠せない――すると、

 

「ん?」

 

ラクリーマの後頭部に何か突き当たっている。

 

「よおラクリーマ、ぶっ倒れたばっかでよくそんなにはっちゃけれるたぁ大したもんだ」

 

「サイサリス……っ、いたのかよ……っ?」

 

後ろでは鬼の如く形相をして銃を構えたサイサリスと憤怒している女性員達が手をコキコキ鳴らしている。

 

「いやいや、みなさん……っ。随分と恐い顔でいらっしゃる。で、これからどうするおつもりで?」

 

サイサリスは眉間にシワを寄せて銃をグイグイ突きつけ、全員でラクリーマを囲む。

 

「さあて……、全員の入浴を邪魔した挙げ句にあの壁を破壊した多大なツケを払ってもらおうか?」

 

彼はこんな絶対絶命のピンチにも関わらず、不敵な笑みを浮かべている。

 

「クックック、どうやらみんな、俺に抱きつきたいらしいな。非常に嬉しいが、抱きついてくるのは一人で十分だあ!」

 

ラクリーマは高くジャンプし、その場から逃げようとするが、

 

「ギャン!」

 

サイサリスは逃がすかと持っていた銃をラクリーマにめがけて投げ、後頭部に直撃しそのまま落下。

 

「全員、あのクソヤロウをとっちめちまえーーっ!!」

 

「ちょっ、何する!?やめっ……っ!」

 

サイサリス達女性陣に袋叩きにされるラクリーマ。その頃、のび太は……。

 

「のび太さんのエッチ!!ヘンタイ!!もぉ大っキライっ!!」

 

「ぶへっ!!」

 

彼自身は悪くないのに同罪と見なされてしずかからキツい制裁を与えられていた。

 

「しっ……しずかちゃ~んっ!!」

 

すぐに脱衣場に去ろうとする彼女に彼は説明しようと呼び止めようとするが、彼女はカンカンなのか全く振り向こうとしない。のび太は落胆し、落ち込む。

ラクリーマも全員から制裁され、その場でノビている。

女性員は気が済み、そのまま脱衣場に戻っていく。

無論、サイサリスとユノンもである。

 

「…………」

 

「…………」

 

その場に残された二人をすっかり冷えきった風呂場の冷たい風が彼らを包む。

 

 

……その後、のび太とラクリーマの二人は。

 

「のび太、俺の合図で持つぞ。いち、にい、さん!」

 

「おっ、重~い!!」

 

サイサリスの厳重監視の元、二人揃って壊した壁の修理をするはめになったのだが――。

 

「ぐわあああーーっ!!よりによって鉄板のカドを足の親指に落としやがってぇーーっ!!」

 

「うわーーん!!」

 

『お前ら、遊んでねえで早く直しやがれぇ!!』

 

この通り、まるで収拾のつかないカオスな光景となっていた……。

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