空間魔術師ある日、先生になる。【プロローグ】 作:冬乃こたつ
ある日、中心部に大きな城がそびえ立つ国の隅に建っている家の中で1人の男はこう言った。
「研究飽きた、やめよ。」
そう言葉を発した男の容姿は黒髪、黒目のこの国には珍しい見た目をしていて手には見慣れない工具が持たれている。
周辺には片手で持てるくらいの大きさの銃が書かれた設計図や弾丸が散乱している。どうやら新しい武器を作っているようだ。火薬や、薬品が散乱しているため危なっかしい。
この男の名は〈環冬嗣〉(たまきふゆつぐ)彼は空間魔法の師匠である〈ルークス〉が亡くなってから4年間家にこもって研究を続けていた。
研究の内容は【武器への魔法付与】や【薬品(くすり)】【病気】【錬金術】【空を飛ぶ方法】【無限に生成されるじゃがいも】【植物を種から一瞬で成長させる方法】【寝てても作業をする方法】など……後半はあまり実用的ではないがいや、そうでもないか?寝ながら作業できれば…あっ、すまない話がそれたな。
「バタンッ」
すると、外で何か倒れた音がしたため外へ出るとポストが倒れていた。当たり前だが外に1歩も出ていないため手紙も回収している訳もなく…目も当てられない状態になっていた。
それは庭も同様でそこには【ラムスディール】が大量に繁殖していた。
[環]「そうだ、久しぶりに【鑑定】してみるか。」
【鑑定】
【観察】の上位スキル。その名の通り物に限らず人や動物を調べることが出来る。様々な詳細を見ることが可能であり、スキル【観察】より細かく詳細が表示される。
〘効果比〙【観察】【鑑定】
スピード[ 5 ] [ 0.2 ]
効果 [ 10 ] [ 40 ]
消費魔力[−5 ] [−0.07]
[環]「【鑑定】」
【ラムスディール】
〈薬草〉の1種で見た目は普通の雑草と変わりない。怪我や状態異常に効果がある【ポーション】などを作る際に必要な素材。
高位のポーションを作るには【ラムスディール】では質が劣るため、森の奥地で魔素をよく吸った【ライア】が必要。
稀に森の精であるドライアドが持っている【紅土薬草】は貴族の間で取引される。しかし、ほんとに稀なため出回らない。
[環]「あぁ確かにそんなのだったな…ってどうしてこん なに繁殖しちゃったかなぁー!!」
「【ポーション】は充分足りてるんだよな……」
そんなこんな仕方なく手紙を整理していると師匠の知人から手紙が。
[環]「俺宛?名前は、グラスデュー・ヴァン・ラクタス」
「あ、ラクタスさんからだ。」
「えーっとなになに……」
「ん?!」
恐る恐る開いてみるとそこには目を疑う内容が……
作者のこたつです。【空間魔術師ある日、先生になる。】プロローグいかがだったでしょうか。まだ空間魔法のでどころがありませんが…。
スキルとかは日常生活の中でこれ使えたらいいなぁ〜みたいな感じで考えてます。今後は新展開を考えながら書いていきたいなと思ってます!
※まだ作者は厨二病こじらせてます。