最後の残虐   作:ぴえろー

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最後の残虐第17話です。先週投稿できなかったので今回は少し長めに話を作りました。突如として現れたバファローマンの力によって形勢逆転の兆しが見えてきた正義超人たち。それに乗じてブロッケンマンを追い詰めたラーメンマンはついに因縁の技である”キャメルクラッチ”を繰り出した。しかし、復讐の悪鬼はそう簡単に技を決めさせてはくれなかった。
 果たして、傷だらけのラーメンマンは無事なのか?そして、ブロッケンマンが突然消えた理由とは?


第十七話「体は口ほどに恐怖を語る」

スタジアム 場内

 

「ベルリンの…赤い雨―っ!!」

 

(ドゴオオオッ!)

 

「うわっ…」

 

「ぐわっ…またかっ!」

 

突如、リング上に巻き上がる白煙。

 

それと同時に目を覆うキン肉マン達。

 

一回目と違いそこまで規模が大きくなかった白煙だが、それでも彼の放ったベル赤の威力を示す上では十分だった。

 

白煙が舞い上がってからしばらくたって、ようやく視界が開けてきたのを皮切りにキン肉マン達は2人の様子を確認し始めた。

 

「お、おい!2人はいったいどうなったんじゃ!?」

 

キン肉マン達は一斉にリングの方を見た。

 

鉄柱とリングロープは何とか無事だったが、マットの部分は大きなひびが入っていた。

 

そのリングに、佇んでいる一つの影の塊。一体それが何であるのかは明らかだった。

 

「…ああっ!」

 

「あれを見ろっ!」

 

驚いた様子でリングの方向を指さしたテリー。

 

その指が示した方向の先には…

 

(ギリギリギリ…)

 

「ラ…ラーメンマンッ!!」

 

リング上でお互いの手刀を防ぎ合いながら静止している2人の姿があった。

 

上でブロッケンマンが手刀を武器にラーメンマンに襲い掛かり、下でラーメンマンがそれを抑えている…言い換えれば上下の形による鍔迫り合いの形となっていた。

 

どうやらラーメンマンはすんでのところで何とか彼の手刀を止め、ダメージを受けずに済んでいたようだ。

 

手を前に交差して空中で静止しているブロッケンマンと、それを支えるように下で技を受けきっているラーメンマン。

 

よく見たら右腕一本でブロッケンマンの体重を支えている。

 

「ぐ…ぐうううう…」

 

しかし、傷だらけの体でそんな態勢が長く続くはずもなく、ラーメンマンは彼を支えきれずに右腕を下ろしてしまった。

 

「かっ…かはっ…!」

 

「くっ…!」

 

それと同時にブロッケンマンも崩れ落ち、ラーメンマンの隣へうつ伏せの状態で倒れこんだ。

 

「よ、よかった…すんでのところで何とか技を受け止めたみたいだ」

 

ほっ、と胸をなでおろすバッファローマン。

 

「ブ、ブロッケンマン!」

 

困惑と安堵の色が混じった声でブロッケンマンに向かって叫ぶウォーズマン。

 

しかし、その声もどうやら本人には聞こえていなかったようだ。

 

(ぜえ…ぜえ…)

 

倒れこんだ自分の体を口元を抑えながらゆっくりと起き上がらせるブロッケンマン。

 

腕で口元を抑えたのは、白煙がまだ残っていたのだろうか。

 

そして、ある程度周りを確認すると、彼は倒れているラーメンマンを一瞥した。

 

「ぐぐ…」

 

痛みをこらえながら立つラーメンマン。

 

「……」

 

「ブ…ブロッケンマン」

 

片膝をつき、見下ろしているブロッケンマンをにらみつけるラーメンマン。

 

しかし、ラーメンマンは彼の表情を見た瞬間、何やら様子がおかしいことに気づいた。

 

「…?」

 

「へへ…!」

 

「俺が…俺が殺された技を…」

 

「そうやすやすと受けて…たまるかよ…!」

 

(ぜぇ…ぜぇ…)

 

ブロッケンマンは疲弊が残っているのか、息を切らせながらニヤついていた。

 

しかし、彼自身ニヤついてはいるものの、彼の額からは汗が流れ出ていた。

 

表情も幾分か青ざめており、さっきまでのギラついたような感覚がない…一体何があったのだろう?

 

「な、なんじゃ…?ブロッケンマンのやつ」

 

「さっきまでのギラついた雰囲気とはまるで違うぞ?」

 

不思議そうにブロッケンマンの様子を見るキン肉マン。

 

その様子を見て割って入るようにロビンが彼の質問に答えた。

 

「それだけ、ブロッケンマンにとってあの技がトラウマになっている証拠だろう」

 

「ましてや自分が“死”という概念を、“身をもって”体験した技なんだからな…」

 

ロビンは腕を組みながら下を向き、静かにそう言った。

 

ブロッケンマンが恐らく抱えているだろうと思われる“ラーメンマン”と“キャメルクラッチ”に関するトラウマ。

 

しかしながら、ラーメンマンに関するトラウマに対しては今までの戦いから見てわかる通り、あまり影響を受けていないように見える。

 

なぜ今になってトラウマが体に出る形で発出してしまったのだろうか?

 

これは恐らくだが、もしかしたら今回表出したトラウマの質が違うのではないかという事が考えられるのではないだろうか。

 

つまり、ラーメンマンに関するトラウマは“精神的なトラウマ”、キャメルクラッチに関するトラウマは“身体的なトラウマ”に区別できるのではないかということである。

 

先ほどのキャメルクラッチが身体的なトラウマという形で体が覚えていることを考えると、彼の体から冷や汗や顔が青ざめている理由もなんとなくうなずけた。

 

精神的なトラウマに関しては、ブロッケンマンが抑え込めていたという事を考えると、もしかしたら彼の場合、ある程度表面上は見繕うことが出来るのかもしれない。

 

だが、身体的なトラウマに関してはそうはいかない…体は噓をつくことが出来ない機能を持っているのだ。

 

暑いと感じれば汗をかくし、寒いと感じれば温度調節のために震える。

 

例えそれがトラウマといえども、例外ではない。

 

「ああ、そうじゃのう…私にもういちど悪魔将軍と戦え、と言われたら間違いなく青ざめるだろうな…」

 

「あの時、私は死ぬことはなかったにせよ、何となくブロッケンマンの気持ちがわかる気がするわい…」

 

キン肉マンは腕を組みながら静かにうなずくと、ブロッケンマンの方を見て静かにため息をついた。

 

ブロッケンマンはラーメンマン、キン肉マンは悪魔将軍…

 

同じ“トラウマ”を持つ者同士、どこか共感できる部分というものがあるのかもしれない。

 

「……」

 

「へっ…手負いってことで少々油断しちまったが…」

 

「もう油断はしねぇ。次は、必ず仕留める…!」

 

そう言うとブロッケンマンは一息つき、キャメルクラッチを受ける前のギラついた表情に再び戻すと軍服を脱ぎ、ファイティングポーズを取った。

 

軍服を脱いだ彼の姿に映ったのは鍛え上げられた腕、そして上半身の屈強な筋肉

 

そして…

 

その肩と背中に彼の存在を示す上で重要な「ハーケンクロイツ」の紋章が、体の生傷に紛れ込む形で象られていた。

 

その刺青が示す意味はきっと、とても軽々しく口には出来ない何かがあるのだろう。

 

「うっ…」

 

「な、なんてひどい傷じゃ…」 

 

そう言えば、生傷が絶えないがここに来るまでに修行(スパーリング)でもしてきたのだろうか。

 

ちなみに、言い忘れていたが、彼は今の今まで軍服を着たまま戦っていたのである。

 

軍服を脱いだことで彼が本当の意味での“本気モード”になったという事なのだろうか。

 

「ちょっと待て!」

 

しかしその熱気の最中、突如ブロッケンがそれを遮るように彼らの間に入った。

 

「キン肉マン、ロビン!大事なことを忘れてるぜ」

 

「大事なこと?」

 

ブロッケンマンの言葉に疑問を呈するロビン。

 

しかし、それもお構いなしに彼は言葉を続ける。

 

「キャメルクラッチだ!さっきラーメンマンが出したやつ!」

 

「あの時、ラーメンマンのキャメルクラッチは完全に決まっていたはずなんだ!」

 

「一体なぜあの状況から抜け出せた?」

 

ブロッケンマンの方を指さし、高らかに叫んだブロッケン。

 

そんな彼の言葉を受けて、正義超人たちもブロッケンマンの行った行動に対して徐々に疑問を持ち始めた。

 

「そ、そう言えばそうじゃ!ブロッケンマンの迫力に気おされてすっかり忘れておったわい」

 

手をポンと叩き、何かに気づいたような表情でブロッケンマンの方を向くキン肉マン。

 

「一体どうしてブロッケンマンはキャメルクラッチから抜け出せたんじゃ?」

 

正義超人たちに向かって疑問をぶつけたキン肉マン。

 

しかし、彼らは互いに顔を見合わせるだけで、明確な回答はすぐに出てこなかった。

 

「バッファローマン、わかるか?」

 

そんな状況の中、テリーマンはふと、肩を組んでいるバッファローマンに疑問を投げかけた。

 

「……」

 

肩を組んでいる彼に聞かれ、黙り込むバッファローマン。

 

数ある自分の記憶の中から思い当たる節を探し続ける。

 

「…はっ!」

 

「そう言えば…!」

 

額に冷や汗を流しながら叫ぶバッファローマン。

 

それは、この試合の数日前に遡る…

 

-病院- とある一室

 

ここは当時、バッファローマンが運び込まれていた病院である。

 

(ガタンッ!)

 

突然、急病患者が入るドアが勢いよく開いた。

 

「何事だね!?」

 

「先生…“また”超人の患者です」

 

「またか…」

 

呆れた様子で頭を掻く医者と、困惑した表情を浮かべる看護師。

 

単に呆れているだけではなく、何度も押し寄せてくる急患に疲れているようにも見えた。

 

「今日だけでも病院送りの超人が5人…全く、一体何があったと言うんじゃ?」

 

「先生!考え込んでないで早く患者を!」

 

「ああ、いま行く!」

 

それからしばらくして、すぐに患者が病室に運び込まれた。

 

病室に運び込まれた患者を見るや否や、医者は驚きの声を上げた。

 

「なっ、こ…この超人はバッファローマンじゃないか!」

 

その時のバッファローマンの様子はひどいもので、とても立ち上がるどころか意識を取り戻すかどうかといったことさえ怪しかった。

 

全身裂傷に出血多量、おまけに発見されたのが少し遅かったこともあってか、かなり体から血が出ている状態となっていた。

 

簡単に言えば、いつ死んでもおかしくないような状況だったらしい。

 

「くっ…」

 

全身血まみれのバッファローマンを見て苦悶の表情を浮かべる医者。

 

「…とりあえず、出来る限りのことはしよう」

 

そう言うと彼はバッファローマンを集中治療室へと連れて行き、そこで必死の治療を行った。

 

どんな治療を施したのかは医療の施術に詳しくないのでここに記すことはできないが、とりあえず何とかバッファローマンの命をつなぐことに成功したようだ。

 

全身裂傷に出血多量による昏睡状態と、バッファローマンの体にとって最悪な状態であったが、医師の尽力によりバッファローマンは何とか一命を取りとめた。

 

その後、ブロッケンやラーメンマン、キン肉マン達が病室に来て犯人探しに繰り出したのは一話であった通りである。

 

その後、バッファローマンは何とか傷も治癒していき、その2日後には朧気ではあったが何とか意識を取り戻すことが出来た。

 

「う…」

 

重い瞼をゆっくりと上げたバッファローマン。

 

「そうだ、俺は…」

 

「ブロッケンマンとかいうヤローに…」

 

状況がいまいち把握できていないのか、彼の言動はおぼつかない。

 

無理もない、何日間ものあいだ生死の境を彷徨っていたのだから。

 

「こ、ここは…病院?」

 

朦朧とする意識の中しばらく天井を見上げていると、どこからか見覚えのある声が聞こえてきた。

 

「気が付いたか?」

 

「ほかにもこの病院に運ばれた奴が大勢いるとは聞いていたが…まさかお前がこの病院にいるとはな」

 

アシュラマンだ。超人狩りの目論見を阻止すべくブロッケンマンに善戦したが、敗北を喫してしまった男。

 

どうやら先ほどの医師の言葉通り、ブロッケンマンにやられてしまった超人たちは同じ病院に搬送されたようだ。

 

後ほど私が医師に聞いた話では、幸いアシュラマンの方は傷の入り方が少し浅かったようで出血が少なく、昏睡状態に至るまでにはなっていなかったらしい。

 

バッファローマンが昏睡状態となってから翌日にアシュラマンが病院に運び込まれて、彼は友人という事もあって同じ病室に入院していたということだそうだ。

 

「アシュラマン!お前…」

 

「どうしてここに…」

 

「負けた」

 

彼が質問を投げかける暇もなく、アシュラマンはバッファローマンに自分がここにいる理由を簡潔に告げた。

 

「えっ…?」

 

バッファローマンに質問に対する答えに一瞬反応できなかったバッファローマン。

 

しかし彼はすぐに思い直し、頭が理解したくないと拒否している感覚を押しのけて、ベッドから身を乗り出した状態でおそるおそるアシュラマンに質問をぶつけた。

 

「まさか、ブロッケンマンに…?」

 

彼は静かに首を縦に振った。

 

「そ、そんなことはねぇ!悪魔騎士の中でも特に秀でた実力を持ったお前が…」

 

「超人血盟軍として一緒に戦ったお前が、負けるだなんて…!」

 

「おいおい、勝ってたら今ここに俺はいないだろ」

 

「少なくとも、ここの病院で手当てを受けてるってことはないはずだ」

 

アシュラマンの言葉に動揺を隠せないバッファローマンを彼は諫めるようにして言葉を返した。

 

「で、でもどうして…」

 

アシュラマンはバッファローマンの言葉を受けて下を向き、少しの間口を紡いで黙り込んだ。

 

それからしばらく時が経って、バッファローマンの方を向き直ると、彼はようやく重い口を開いた。

 

「…破られたんだよ、俺の技が」

 

「えっ…」

 

「俺の技…“改良・阿修羅バスター”が破られたのさ」

 

そう言い終わると彼は正面に向きなおり、目をつぶった。

 

「な、なぜだ!?確かお前の技“改良・阿修羅バスター”は今までに誰も破られたことがなかったはず!」

 

「一体どうして…」

 

「俺にもわからない。なんせ、一瞬のことだったからな」

 

彼の脳裏に“あの時”の状況が浮かび上がる。

 

 

「死ぬことになるのは…」

 

「てめぇの方だっ!!」

 

「“-元祖-ベルリンの赤い雨”―ッ!!」

 

ズブッ!!

 

確かに、あの時のアシュラマンの技は完全に決まっていた。

 

別に誰かが細工をしていたわけでも、どこからか横やりが入っていたわけでもない。

 

1対1(タイマン)で行われていたはずであったのに…なぜかブロッケンマンはアシュラマンの技を外し、むしろそれを利用して自身の技をお見舞いしてきたのだ。

 

「……」

 

「足、腕、そして頭」

 

「技は完全に決まっていたはずなんだ。皆目わからない」

 

「一体なぜ、技が破られたのか…」

 

あの時のことをあまり思い出したくないのか、アシュラマンは頭を抱えた。

 

「くそ…これでは“魔界のプリンス”も形無しだ」

 

「すまない、バッファローマン。お前の敵を討てなくて…」

 

「アシュラマン…」

 

「……」

 

自分の中での記憶の整理があらかたついたのか、バッファローマンは再び顔を上げた。

 

いろいろ言いたいことはあるのだろうが、ここは気持ちをぐっと抑えるべきだと自分に言い聞かせた上で

 

それから虚空を見つめる形で静かに自分の考えていることを、そっとつぶやいた。

 

「“改良・阿修羅バスター”がブロッケンマンに破られたって、アイツが言っていたな…」

 

「なにっ!?ブロッケンマンのやつ、阿修羅バスターまで破っているのかっ!?」

 

バッファローマンの言葉に驚きを隠せなかったのか思わず叫んでしまったキン肉マン。

 

「確かアイツの技は以前よりも改良されて、今の今まで破られたことがなかったはずだ…!」

 

それに反応するように青ざめながら言うテリー。

 

どちらも阿修羅バスターが破られたことが信じられないといったような感じだった。

 

「一体なぜ…」

 

動揺するキン肉マン達を遮るかのようにリング上から彼らの話に割って入るブロッケンマン。

 

その顔にはもう先ほどまでの動揺したような表情はなく、余裕そうな顔つきでニヤリ、と笑っていた。

 

「へへ、簡単な話だぜ」

 

「アイツの技には俺が抜け出せるような隙があったってことだ」

 

「それ以外何が言える?」

 

「くっ…!」

 

ブロッケンマンの自信満々な回答にたじろぐキン肉マン達。

 

突如として現れたブロッケンマンの新しい必殺技に意表を突かれたというのもあってか、正義超人側の雰囲気は先ほどのような暗い雰囲気へと変わりつつあった。

 

「さっ、息子のくだらん茶番なんぞに付き合ってないで、そろそろ試合続行と行こう…」

 

「ぜ…」

 

しかし、ブロッケンマンが残虐超人の陣営に戻ろうとした次の瞬間、突然ブロッケンマンの歩みが止まった。

 

「ッ!!」

 

「がぁっ…!」

 

肩を抱くようにして悶絶の声を上げるブロッケンマン。

 

彼の体に異常が起こっているのは明らかだった。

 

「!?」

 

突然のことに驚きを隠せないキン肉マン達。

 

「あっ…ああが…っ!」

 

「な、なんじゃいきなり…ブロッケンマンのやつ」

 

「余裕そうな素振りを見せたかと思いきや、急に悲鳴を上げ始めて…」

 

訝しげな表情でブロッケンマンの方を見るキン肉マン。

 

「……」

 

「……」

 

不思議だと考えていたのはどうやらキン肉マンだけではなかったようで、テリーやロビンをはじめとした正義超人全員が先ほどのブロッケンマンの様子について違和感のようなものを感じていた。

 

「はぁ…はぁ…」

 

「…ち、ちくしょう。ま、まだやっぱり慣れねぇか…」

 

ブロッケンマンの額には冷や汗が流れ出ていた。

 

その汗はさっきのような冷や汗ではなく、体が何かしらの不調を起こした際に発する嫌な“脂汗”。

 

「慣れねぇ…?」

 

「…はっ!」

 

父親の言葉を受けてブロッケンは何かに気が付いたようだ。

 

「…親父」

 

「あ、アンタまさか…」

 

「“あの技”を使ったんじゃねぇのか…?」

 

「ブロッケン一族に伝わる“あの技”を…」

 

「“禁断の技”をッ!」

 

突如ブロッケンから発せられた“禁断の技”という言葉。

 

一体ブロッケンの言う“禁断の技”とは何なのであろうか?

 

                -続く-

 

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