『Welsh Dragon Balance Breaker!!!』
赤いオーラが爆発する!
「アーシア!!許可くれ!」
「はい!」
「うし、プロモーション女王!」
更にオーラが拡大する...!!
「...まじで立ち上がりやがった...」
「なんなんだこれは...キミは間違いなく先の一撃で全てを出し尽くしたはずだ...なのに今溢れているこのオーラはなんだ...!?道理が合わんだろうが!!」
「道理なら合うぜ!!!俺とアーシアの愛の力だぁぁぁぁぁあああああ!!!!」
『Welsh Dragon Over Booster!!!』
紅蓮の閃光が周囲を埋め尽くす...!!
「曹操ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
「ククク...!なんだそれは!!?面白い!!面白すぎるぞ!!来い!!!」
「ぁぁああああああああ!!!!」
ブースターを全力で噴かせて突撃する。
曹操は槍を突き出すが、刃じゃない部分を殴って避ける。少し肩に刺さったが無視だ!!
腹を蹴る...!!
「がはっっ!!!」
あの一瞬で槍を間に挟めたのは脅威の一言だが!衝撃までは消せねぇだろ!!
再び接近してドラゴンショットを放つ。
『Transfer!!』
大爆発が起こる
曹操は槍で防いだようだ。
「ハハハァ!先ほどの黄金の鎧に比べれば脅威ではないが、素晴らしい気迫だ!!舐めてかかればこちらが死ぬな...!!」
「だらぁぁぁああ!!!!」
何度も何度も殴って蹴る。
攻撃の隙は与えない!!
ここで殺る!!!
「ぐっ!!」
少し体勢が崩れた...!
『Change burst impact booster!!』
右腕だけ黄金の籠手にして殴り込む...!
『Transfer!!』
「がっっっっっは!!!」
曹操の槍ごと腹に拳を埋めてやる。
曹操は血を撒き散らしながら吹き飛んだ。
「ハァ...ハァ...二本目の涙はあんのかぁ?曹操...」
「ぐっっ...がはっ!はぁ...油断したなぁ...まだそれ使えたのかよ...」
「一発だけな...はぁ...ぐっ...」
あいつ、あれ食らった癖に吹き飛ぶ直前に俺の脇腹に一撃入れやがった...どんだけだよあいつ...
アーシアの回復が飛んで来る。
オーラが沸き出す...
横からジークフリートの魔剣のオーラが飛んで来る。
ドラゴンショットで相討ちにする。
ヘラクレスの爆弾も飛んできた。これもドラゴンショットで打ち消す。
ジャンヌの聖剣が地面から襲いかかる。大半を砕くがいくつかが鎧を超えて肉に刺さる...
アーシアのオーラで回復しつつ下がる、曹操が飛び込んでくる!ギリギリで避けながら再び隙を見て殴りかかるが、槍でいなされてカウンターされる。
ドラゴンショットを暴発させて吹き飛びなんとか回避する。
くっそ!!敵の人数が多過ぎて避けるだけでエネルギーの消費が恐ろしい事になってる!!
まずい...怠くなってきた...
「俺も楽しませてくれよぉ!!」
ヘラクレスが襲いかかる。
俺はドラゴンショットをお見舞いするが、構わず進んで来やがった!!
爆発が起こり俺は吹き飛ばされる。
アーシアのオーラが俺を回復する...
曹操が俺の胴を斬り飛ばす!
「ぐはっっ!!」
俺はそのまま転がってしまった。
「動きが鈍いな赤龍帝。もうバテたか?」
「バテるに決まってんだろ...こっちはもう180%くらい力使ってんだよ...はぁ...はぁ...」
「そりゃそうだ。キミは一度全て使い果たしたんだからな。今こうやって動いているのがおかしいんだ」
曹操は俺を蹴り上げて、槍で俺の肩を抉り抜いた。
「がぁぁぁぁぁ!!!!」
意識が飛ぶ...!!アーシアの回復も飛んで来るが間に合わなそうだ...
俺はフェニックスの涙を使った。
「ようやく涙を一本使ったか...なんだか負けた気分になるよ...」
「
膝を着いてしまう。もう肉体が限界だ...
すると、バジッバジッっと空間が裂ける音がした。
「どうやら始まったようだぞ?」
曹操が嬉しそう笑う。
へっ...こっちの援軍だっつの...あー...来るの遅いわ...くっそ...
「...違う、グレートレッドではないのか?」
「
「大きな『妖』の気流、それに『覇』の気流。それらによってこの都に漂う妖美な気質がうねり狂っておったわ」
歳老いた老人が現れた。
初代孫悟空...
「久しい限りじゃい。聖槍の。あのクソ坊主がでかくなったじゃねーの」
「これはこれは
「赤龍帝の坊や。よぉ頑張ったのぉ。だが、もう無理はしなくていいぜぃ。相当無茶しよったろう?気がぐっちゃぐちゃになっとる...儂が助っ人に来たからにゃ安心せぃ」
「ありがとう...ございます...」
俺は鎧を解除して、ゆっくりと皆の居る方に歩いていく...
そこからは圧倒的な戦いだった。
玉龍が初代の指示で、ブリブリ文句を言いながらもヴリトラに協力して九尾を押さえつける。
初代は襲いかかるジークフリートやゲオルグ、曹操を軽くいなして殴り飛ばす...
強すぎる...もうこの人だけでいいんじゃないかな...
あぁもう安心だわ...駄目だ...疲れた...
「イッセー...さん...」
アーシアもふらふらだな...
そりゃそうだ。皆の治療だけでなく俺に何度も何度もオーラを飛ばしてくれた...
「アーシア...アーシアのお陰でなんとか生き残れたよ...ありがとう」
「...はい...私もイッセーさんに守ってもらえました...」
「アーシア...」「イッセーさん...」
俺達は二人で抱き合ったまま気絶してしまった。
きちんとアーシアの下敷きになったことだけは覚えてる。
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目が覚めると駒王町に帰っていた。
まじか...おみやげ買ってない...最終日まるまる寝てたのか...まぁしょうがないな。
しかしなんと、アーシアは起きてからずっと俺の側に居てくれていたと言うのだ...!
アーシアに最終日皆とおみやげ買いに行かなくて良かったのかと聞くと、
「イッセーさんがいないのに、私だけ楽しむなんてできません!何があったってずっと一緒ですよ?」
なんて言われてしまった。思わず抱きしめたね。
可愛すぎる...愛おしすぎる...いよいよもってアーシアたんは俺の嫁が現実の物となってきたな...
目が覚めてしばらく、アザゼル先生に色々お話を聞かせてもらった。
まず俺が丸1日寝ていたのは間違いなくアーシアの力でオーラを回復してたあれのせいらしい。
まぁ存在しないオーラを何度も巻き起こすので体に無理な負担がかかっていたらしい。そういえば途中から頭がぼぅっとしてたな...
そしてその負荷を回復する為に体の機能がシャットダウンしたのだ。
まぁ本来ならアーシニウムエネルギーが補助するはずの所を、一回エネルギーをすっからかんにしてから受けていた事で悪化したのだと思う。
アーシニウムエネルギーの万能性について今度真剣に考えなければならんな...
グレゴリでは解析不可能と言われたけど...
事の顛末に関しては、あの後初代孫悟空が英雄派の全員をぼこぼこにして撃退。
八坂の姫を仙術によって治療して、ついでに俺の気も少し整えてくれたらしい。
それがなかったらもうちょっと寝込んでいたんだとか...
結局、初代の介入で全部終わりましたちゃんちゃんという結末だ...
なんかもう...もうちょっと早く来てほしかった...
九重も八坂さんも俺にお礼を伝えてくださいとの事だ...
最後に挨拶できなくてちょっと残念だな。
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俺が目覚めてから早々、グレモリーハウスに集合となった。
俺は重い体を引きずって家へと向かったのだが、そこには正座させられている俺とアーシア以外のメンバーがいた...
「イッセー、アーシア。お帰りなさい。じゃあ、座って?」
「はい...」
二人で皆の横に正座する。
「さて、皆も集合したところで...なんで知らせてくれなかったのかしら?と言いたい所だけど、こちらもグレモリー領で事件が起こっていたものね...」
俺達は素直に謝罪する。
「ご心配おかけして申し訳ありませんでした...」
「全くよ...イッセー、貴方に至ってはまた意識を失っていたようだし...他の皆もかなり危なかったと聞いたわ?...本当に心配したのよ?」
部長は悲しそうな表情をする。
本当に心配してくれた事が伝わるようだ...
すごく心配をかけてしまったようだ...
俺達はごめんなさいと項垂れる事しかできない。
「まぁ、なんとか無事に帰って来てくれたのだからここまでにしておきましょうか。さて、もうすぐ学園祭よ。貴方達がいない間にも準備は進めていたけれど、ここからが本番だわ」
そう、学園祭がもうすぐあるのだ...
ここから急いで準備しないと間に合わない。
「それだけじゃなく、サイラオーグ戦もあるわ。改めてそちらの準備にも取りかかりましょう!」
「「「「「「「「はい!」」」」」」」」
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「はぁ...なんとか修学旅行無事に乗り切れたな...」
「はい...あんなに大変な事になるとは思いませんでした...」
いまだに疲れが抜けた感じがしない...
「でも...色々ありましたけど、楽しかったです!」
アーシアはそういって笑った。
すごいよアーシア...俺はあんな戦いの後に楽しかったとはとても言えないぜ...
「そうだな...戦い以外は最高だった」
それは間違いない。今度余裕が出来たら絶対アーシアと旅行行こっと。
「そろそろいい時間だし寝よっか」
「そうですね」
二人で俺の部屋に入る。
電気を消してベッドに入る。
もちろんベッドに入った後にアーシアと抱き合う。
「じゃあおやすみ」「はい」
おやすみのちゅーをして眠る。
やっぱり平和が一番だ...こんな時間がずっと続けばいいのになぁ...
一つの危機を乗り越えたらすぐに新しい危機がやってくる...けど、今だけはこの幸せに浸っていたい...
俺達は疲れもあって、すぐに眠ってしまった...