ガールズバンドとのやかましい日常   作:紅葉064

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ドリフェス来ねえかなぁ···そろそろ来るかなぁと思ってた


謹賀新年

元日の神社。俺はあまり人混みが好きでは無いのだが

 

「ハッピースマイルイヤー!」

 

「ちょっとこころ落ち着いて」

 

「お姉ちゃん!あっち行こー」

 

「日菜待ちなさい」

 

「あっちおもしろそー!」

 

「ちょ、香澄引っぱるな!」

 

「帰りてぇ」

 

「井戸原君、調子悪いなら帰ればいいのに」

 

「奥沢、お前それわかってて言ってるだろ」

 

遡り午前0時5分

 

 

 

~~

ピリリリリリガチャ

 

「もしもし」

 

「もしもし蓮。あけおめ」

 

「はいはいあけおめ。で、どうした?」

 

「初詣行かね?」

 

ブチッ

 

切った。

 

ピリリリ

 

「なんだよ」

 

「なんで有無を言わさず切るんだよ!」

 

「行きたくないから」

 

「行こーぜー」

 

結局折れた。

 

 

 

~~

ったく。なんで正月に出かけなきゃ行けないんだよ。

 

「れーん」

 

「遅せぇ。あと30秒で帰ってたとこだぞ」

 

「ひでぇ」

 

知るか。

 

「あれ、井戸原じゃん」

 

「おーほんとだー」

 

名前を呼ばれて振り返るとそこに居たのはAfterglowの面々だった。

 

「あけましておめでとう」

 

「ハッピーニューイヤー」

 

「ああ、あけましておめでとう」

 

「お、お前···」

 

なんか鋼輝がプルプルしている。どうした?

 

「こんなかわいい娘たちと知り合いなのかよ!」

 

一瞬でも心配した俺が馬鹿だった。

 

「誰?」

 

「始めましモガっ」

 

めんどくさいので口をふさぐ。

 

「喋るオブジェみたいなもんだから気にすんな」

 

「それはそれで気になるけど···」

 

「そんなことよりお前ら2人足りなくね?」

 

「え?1人だよ」

 

「俺の目には3人しか映ってないが」

 

「あ、つぐみがモカの後ろに隠れてる。巴は太鼓があるから」

 

「あ、ほんとだわ。どうした羽沢。顔少し赤いぞ。熱あんのか?」

 

「井戸原君があんなことするからでしょ!」

 

全く心当たりがない。

 

「あれだようちの学校来た時の」

 

「···あーあれかってもう2ヶ月経ってるけど」

 

「まだ2ヶ月だよ···」

 

「蓮あんなことって「はいはい行くぞー」

 

「じゃあな」

 

まぁこれだけで終わるはずもなく。

 

参拝を終えておみくじ引いて帰ろうと思ったが、

 

「あー井戸原さんだ!」

 

「あら、奇遇ね」

 

「やっほー」

 

湊先輩たちがいたのだが、おそらく俺の顔はすごく歪んでいると思う。

 

「会ってそうそう失礼な顔ですね」

 

「何かあったんですか?」

 

「氷川先輩、白金先輩。べつに皆さんに会ったことではなくこの後に起こることに関してです」

 

「この後?」

 

「氷川先輩、白金会長、あけましておめでとうございます。で、蓮。この美人たちだぐふっ」

 

みぞおちに肘を叩き込んで鋼輝を沈める。

 

「正月にまで仕事を増やすんじゃねえよ」

 

よしこれでしばらくは大丈夫だろ。

 

「井戸原君」

 

「うわ!···って花園かよ。背後から声かけるのやめてくれ」

 

「ごめんごめん」

 

ん?花園がいるってことは···

 

「おたえちゃん待ってー」

 

「お前らが待て」

 

やっぱりいたわ。なんでこうもわらわら集まってくんだ。

 

「市ヶ谷お前体力無さすぎだろ」

 

「うるせー」

 

「あ、友希那先輩!あけましておめでとうございます!」

 

「ええ、あけましておめでとう」

 

「こっちよ!」

 

なんだなんだ。今度は何が来た。

 

「こころ待って」

 

なるほどもう説明いいや。

 

「あら?蓮じゃない!」

 

「あ、本当だ」

 

「蓮!あけましておめでとう!」

 

「おめでとう」

 

おい、せめて返事を聞け。言うことだけ言って興味をべつに向けるな。

 

「はぁはぁ、あけましておめでとう」

 

「おめでとう。大丈夫···ではないな。ほらこれ飲め」

 

「ありがとう」

 

「にしてもハロハピは正月からにぎやかだな」

 

「あ、おねーちゃんだ!」

 

「日菜!」

 

「もう日菜ちゃんたら」

 

「紗夜さんを見つけた途端に走り出しちゃいましたからね」

 

「白鷺先輩、丸山先輩、大和先輩どうも」

 

「あら、いつからいたの?」

 

「最初からこの集団にいましたよ」

 

それよりも少し気になっていた。

 

「奥沢、北沢たちどこいった?」

 

「え?そこにいるよ」

 

目を向けるとそこには、戸山と弦巻と北沢がいた。

 

「あれ不味くないか?」

 

「うんあたしもそんな気がする」

 

「香澄!はぐみ!おみくじ引きに行きましょ」

 

「うん!」

 

「そうしよう!」

 

「ちょっと待て暴走組どもー!」

 

市ヶ谷、奥沢と共に3人を抑えながら今年も退屈しなさそうだなと思った。

 

ちなみに鋼輝は完全に忘れてて置いて帰ったので今度飯を奢ることになった。




明日からドリフェスが来るぜー!スター5万まで貯めたかったけど仕方ない。
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