Ren「で、誰がそれ使うんすか」
聖堕天使あこ「りんりんでいいと思う!」
Rin Rin「え?私?」
サヨ「それでいいと思います。おそらくそれを見につけた人が身代わりになると思うので。白金さんが一番強いですし」
聖堕天使あこ「れんれんはどう思う?」
Ren「最初から俺が選択肢に入ってないのが素晴らしいと思う」
聖堕天使あこ「そうじゃなくって!」
Ren「冗談だよ。それでいいと思います」
Rin Rin「それでは使いますね」
そう言って使用すると···ドレス姿になった。
サヨ「衣装がドレスに変わりましたね」
聖堕天使あこ「りんりん超絶似合ってるー!!」
ユキナ「何故衣装が変わったの?」
サヨ「おそらくクレア姫に変装したということでしょうね」
リサ「ほらほられんー。何か言うことないのー?」
Ren「ノーコメントっていうのは···」
リサ「ダメに決まってんじゃーん」
Ren「ぐっ。その···いいと思います。白金先輩あんま見た目変わんないんで白いドレスはよく似合い···ます···多分···リアルでも」
Rin Rin「あ···ありがとう···ございます///」
サヨ「皆さんそろそろ···」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
氷川先輩がそう言いかけたところで地響きがなる。
リサ「な、何?これ?」
サヨ「どうやら来たようです」
Rin Rin「あれは···!エンシェントドラゴン!!」
エンシェントドラゴン「ヒメヲ、ツレテイカセハセヌゾ!」
リサ「ひゃーすっごい迫力!」
Ren「βのときと微妙に違う···迫力とリアルさに磨きがかかっている。デザインした人本気だな」
サヨ「2人とも関心している場合ですか!!」
Rin Rin「少し待ってください。すぐにステータスの確認を···え?」
Ren「どうかしました?」
Rin Rin「ステータスが予想よりも高いです。初心者用だと思っていたのですが、初期よりも強くなっています!」
うわぁーまじか。
Ren「それ、湊先輩と今井先輩やばくないですか?」
Rin Rin「はい。すぐにやられてしまうかもしれません」
リサ「ええ!?どうするの?」
聖堕天使あこ「話しかけなければバトルにならないからもう1回レベリングに行く?」
リサ「えー?また?」
サヨ「いえ。このまま戦いましょう」
聖堕天使あこ「でもそれじゃあ絶対に勝てませんよ!」
サヨ「ええ。このままでは。ですがこれなら」
あ、見た目変わった。
聖堕天使あこ「これ、ジョブチェンジ!?」
Rin Rin「これは、ロイヤルナイトですね」
サヨ「前々から進めてはいましたが、なんとか間に合いました」
聖堕天使あこ「これで紗夜さんも私たちと同じ上級ジョブですね!」
サヨ「これならマシな戦いができるはずです」
Ren「それじゃ、俺も装備変えますか」
聖堕天使あこ「え?」
俺は装備の変更をする。
Rin Rin「それは···!!井戸原君」
Ren「なんですか?」
Rin Rin「さっき双剣士って言いましたよね?」
Ren「言いましたねえ」
Rin Rin「ですがそれは間違いなく上級ジョブの双剣聖ですよね?」
フイ
聖堕天使あこ「ねーれんれん。その武器は?」
Ren「アメノムラクモ」
聖堕天使あこ「それってさっきのウェザークロスよりもレアなヤツ!」
Rin Rin「でもその装備はあまりに防御が低くありませんか?」
Ren「俺は基本超攻撃特化型なのでステータスはほとんど攻撃と素早さに降ってあります」
サヨ「それでは行きましょう」
~~
Ren「うわなにコイツ固!防御力高すぎだろ」
聖堕天使あこ「HP高いしれんれんの武器はあんまり通らないし攻撃バフも切れそうだよー」
サヨ「これはまずいかもしれませんね」
リサ「とりあえずれん。体力回復しておくね」
Ren「いらないです」
リサ「ええ!?」
Rin Rin「井戸原君、もしかして今」
Ren「ええ。今絶賛逆境発動中なんですよ」
サヨ「体力が30%以下の時全ステータスが50%上がるスキルですね」
Ren「他にも元から攻撃力20%アップとクリティカル率アップのスキルに対ドラゴン専用武器なんで今一番高火力の状態なんです」
Rin Rin「皆さん攻撃が激しくなってきましたこれが最後のチャンスかもしれません。なので私が使える中で最強の魔法を使います」
聖堕天使あこ「そしたらさっきより時間稼がなきゃ」
リサ「でもどうすれば···」
聖堕天使あこ「友希那さんの歌なら気を引けるかもしれないのに」
サヨ「湊さんの歌?それです!」
それに俺は気付いた。
Ren「吟遊詩人の『無敵の歌』!!」
サヨ「湊さん!」
ユキナ「任せてちょうだい」
サヨ「これならなんとか」
数十秒後
ユキナ「燐子、まだなの?」
Rin Rin「あと少しで········よし、いけます!」
聖堕天使あこ「いっけー!りんりん!!」
Rin Rin「エレメントバースト!!!」
エンシェントドラゴン「グオオオオオオオオ!!!」
聖堕天使あこ「やったー!!」
サヨ「!まだです宇田川さん!まだ体力が残っています!」
リサ「そんな!」
このままじゃ負ける。燐子はそう思った。しかし、その直後にまだ大技を打っていない人がいることを思い出した。それと同時に、まるで勝利の女神はまだ見放してはいないと思えるほどの一文が全員の目に映った。
ーコンボ発動ー
Ren「すみません皆さん。美味しいところだけ貰っていきます」
Rin Rin「やってください!」
リサ・聖堕天使あこ「いっけぇぇー!!!」
Ren「攻撃力計90%アップ······」
ー必殺技発動ー
Ren「龍殺剣アマノハバキリ···」
エンシェントドラゴン「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」ズドォォォン
リサ「やった勝ったー!」
聖堕天使あこ「紗夜さんのジョブチェンジと友希那さんの無敵の歌とりんりんとれんれんのコンボのおかげだよー」
サヨ「誰かのというより全員のおかげですね」
Rin Rin「Roseliaみんなの力です!」
Ren「俺は+αですからね」
リサ「いやいやーちゃんと蓮も入ってるよ」
Ren「はいはいありがと···は!?」
聖堕天使あこ「どうしたの?」
Ren「後ろ···ドラゴンが起き上がった!」
エンシェントドラゴン「ミゴトダタビビトヨ。コノワタシヲタオストハ···シカシ、コノママデハヒメノミガキケンニ···」
Ren「どういうことだ?」
エンシェントドラゴン「ワタシハヒメヲタスケニキタノダ」
ドラゴンから話を聞くと真実が分かった。
Ren「なるほど。隣国はこの国を攻めるために結婚というかたちで姫を人質にとろうとしたわけか」
エンシェントドラゴン「ワタシハカツテアノムスメニタスケラレタ。ダカラスクイタカッタ」
サヨ「つまり本当の敵は」
Rin Rin「隣国の王!」
聖堕天使あこ「あ!次のミッションだ」
全員「隣国の王を討て!」
Rin Rin「それじゃあ皆さん。向かいましょう!」
リサ「え?今から?」
Rin Rin「もちろん無理にとは。セーブして次の機会でも」
ユキナ「いいえ。行くわよ」
リサ「友希那!?」
ユキナ「やるべき事がわかっているならやるだけよ。それに、私もこの結末をしたいから」
Rin Rin「それでは皆さん、行きましょう!」
エンシェントドラゴン「ソノタタカイ、ワタシモトモニユコウ」
聖堕天使あこ「やったー!ドラゴンが仲間なら百人力だよ!」
エンシェントドラゴン「ソレニ、ワガオウヲタオシタモノモオルカラナ」
Ren「微妙に龍帝イベントの名残がある。いいねえこういうの」
こうして俺たちは隣国へと向かった。
~~
「いやー凄かったね。特に兵士相手にしてる時の蓮」
「やめてください」
~~
隣国に着くと大量の兵士を相手にするバトルがあったのだが俺はというと···
Ren「ハッハッハ散れ散れ雑魚兵士どもー!!」
高笑いしながら攻撃をぶつけていた。
聖堕天使あこ「れんれん楽しそう···」
サヨ「ドラゴンを相手にした時よりイキイキしていますね」
リサ「意外と弱いものいじめとか好きなタイプかな?」
Rin Rin「というより集団の敵(まと)に大技当てるのが好きなんだと思います」
~~
「なにはともあれクリア出来て良かったじゃない」
「はい!」
「死にてえ」
俺は醜態を思い出し呪詛のように呟き続けた。
さぁ次はとうとうRASを出そう!