ガールズバンドとのやかましい日常   作:紅葉064

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前回から少し日を空けて書きました。


全ては来たる日のために

「はぁ」

 

「おーい。どうしたー?」

 

「まさか今年も追いかけられる羽目になるとは···」

 

そう昨日羽丘に行って打ち合わせをしてきた。着いたら今年も追い回された。幸いだったのは去年と違って生徒会室の場所を知っていたこと。もうひとつは羽沢を抱えるというハンデがなかったことだ。だから置き去りにして全力で逃げた。もう疲労がやばい。その時に氷川先輩も巻き込んだのだ。

 

「なんつーか···お疲れ」

 

「それで内容はどうなんですか?」

 

「根本的な部分は去年と変わらないのではぶきましたが主には今年新しくやろうとしてることですね。多すぎて絞らないと行けないのであと何回かはやらなきゃ行けないんですがもう行きたくないです」

 

「気持ちは分かりますがそれはダメでしょう」

 

「ええ。なので羽沢の家でやることにしました」

 

「···ちなみに誰と」

 

「3人です」

 

「行けません!」

 

氷川先輩が怒鳴った。

 

「男女でひとつの部屋に集まるなど···言語道断です!」

 

「あの···何を想像してるのか知りませんが一切なにか起こそうとか考えてないので。俺、1人しか選びませんし」

 

「そういうことでは···」

 

「日菜先輩が心配ならそういえばいいじゃないですか」

 

「違います!」

 

「ええ~···」

 

「それに、話し合いするのは羽沢の部屋じゃなくて店の中ですから。そもそも部屋なんて選択肢初めからありませんし♪一体何を想像したんですか~?」

 

ここぞとばかりに煽っていく蓮。

 

「井戸原さん。あなたって人は···」

 

「氷川先輩、まさか勝手に勘違いした上に間違いだと言われて逆上なんてことはないですよね?」

 

「くっ···」

 

「いい性格してんな」

 

「ありがとう」

 

「いや褒めてねーし!」

 

「まぁ茶番はさておき、なにかするつもりなんてありませんよ。世間体が死にますし」

 

「そうですか」

 

納得してくれたようだ。良かったー。

 

 

 

~~

GOZITU

 

「というわけでどうしようか」

 

2人をくっつけるために羽沢珈琲店に集まっていた。店が休みなのにわざわざ使わせてもらっている。ありがたや。

 

「その井戸原君のお友達が有咲ちゃんに告白するから今回の文化祭で建前というかきっかけみたいなのを作るつもりなんだよね」

 

「そう。ということでどうするかってことなんだよ。1番わかりやすいのは2人で回らせることなんだが···」

 

「何か不都合でもあるの?」

 

「いかせんそうさせる理由がない」

 

「そっかー」

 

「とりあえず休憩しない?ずっとこんな感じだし」

 

「そうだな」

 

「ところで羽沢のところは何をやるの?」

 

「私のところはまだ絞れてなくて···美咲ちゃんのクラスは?」

 

「うちは一部の男子がメイド喫茶って」

 

その言葉を聞いた途端に視線が俺と葵に向いた。

 

「俺はそんなこと言いません。どの道忙しいので関われませんし」

 

「そうだよね···」

 

「まぁ女子からも反対意見が出なかったからそれで出しちゃったけど」

 

「えっ!?」

 

「まぁ大方別のクラスのイケメンとか引っ掛けてやろうって魂胆だど思うが」

 

「なんてことしてくれるの!?」

 

奥沢が叫ぶ。

 

「反対すりゃ良かったじゃん」

 

「聞いてなかった」

 

「いやそれはお前が悪いだろ。多分ホールは全員着ることになるぞ。」

 

「私が似合うわけないじゃん」

 

「いや、普通にかわいいと思うぞ」

 

「ふぇっ!?///」

 

「まぁ、せめてロングスカートも用意させるから我慢してくれ」

 

「わかったけど···井戸原君も見たい?あたしのメイド姿」

 

「·········ノーコメントで」

 

正直に言えば見たい。でもそういうとなにか失いそうで怖い。だからといって見たくないと答える訳にはいかない。つまりこれが正解···と信じたい。

 

「ふーん。そっか」

 

なんか少し上機嫌になっていた。つーかメイド喫茶にしたはいいけどホールと裏方どうすんだよ。絶対半数以上ホールに回りたがるだろ。

 

今年の文化祭も忙しくなりそうだと思った。




仕事が忙しくてバンドリをやってる暇がない。
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