ガールズバンドとのやかましい日常   作:紅葉064

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タイトルの温度差よ


Let’s卒業パーティー

「それでは、先輩たちの卒業を祝して、カンパーイ!!」

 

「カンパーイ!!」×32

 

卒業生を終えてバンド組はCiRCLEに集まったのだが、

 

「みんなありがとうね!でもちょっと少なくない?」

 

「有咲と蓮くんはやることがまだあるから先に始めててって言われました」

 

「つぐみもそんな事言ってたね」

 

「そっかー。でも来るんでしょ?」

 

「そう言ってました」

 

「じゃあお料理もお菓子も枯らしちゃお~!!」

 

「いやそれはダメでしょ」

 

 

 

~~

「さて、終わったし行くか。井戸原?」

 

「ああ......」

 

「なんだ?まだ気にしてんの?」

 

「するだろ!普通!」

 

「でもかなりの数告白されてきたんじゃないの?」

 

「他はともかく振って平然としてられるほど浅い関係じゃないだろもう」

 

「そこまで気にするならなんで振るんだよ」

 

「いや、それは...まぁ」

 

「奥沢さんだろ。なんでお前はここまで引きずるんだよ」

 

「できない...理由があんだよ」

 

「有咲ちゃーん!蓮くーん!」

 

呼ばれて振り返ると羽沢がこっちに向かって駆けてきてた。

 

「羽沢さん」

 

「2人とも今から?」

 

「そ。やることだけ終わらせてきた」

 

「わたしも。じゃあ一緒にこのまま行こ」

 

「ああ」

 

 

 

~~

CiRCLEに入るとかなり賑やかだった。

 

「生徒会組とうちゃーく」

 

「お、やっと来たね~」

 

「遅くなりました」

 

「大丈夫だよー。まだ色々残ってるから」

 

「蓮くーん!何か取る?」

 

「丸山先輩...」

 

この明るさはなんだろうと思い花咲川卒業生組の方を見ると白鷺先輩と紗夜先輩がウインクしてきた。なるほど...今の写真撮っときゃ良かった。

 

「蓮くん?どうかした?」

 

「なんでもないです。あと自分の分は自分で取るので。むしろ先輩のを取るのが俺の仕事なんで。.........................................蓮くん?」

 

「今?」

 

「え、え?」

 

「気にしなくて良いよ。わたしが勝手に呼ぶだけだから。でも本音を言うとわたしのことも下で読んで欲しいなぁー」

 

「え、いや、あの」

 

「わたし、結構勇気出して告白したんだよ?」

 

会場が騒然とし始める。

 

「井戸原くん」

 

「白鷺先輩」

 

「ここまで言わせてやらないなんてことないわよね?」

 

「いや...「ね?」

 

「あ......」

 

「「あ?」」

 

「彩さん」

 

「よく出来ました」

 

恥ずい!あとこの人には一生勝てる気がしない。

 

「それで?受けたの?」

 

「断られちゃった」

 

「ふぅーん」

 

気まずっ!

 

「じゃあさー、蓮は好きな人いないの~?」

 

今井先輩がめっちゃニヤニヤしながら聞いてくる。知ってるくせに...

 

「まぁ知ってるんだけどさ。それよりも告白はしないの?」

 

「しませんよ」

 

「え!?なんで?蓮ならすごいしっかりしそうなのに」

 

まぁ何も無ければそうだろう。でも...

 

「ねぇーなんでさー」

 

「子供ですか」

 

「なんでよー」

 

ちょっとしつこい

 

「今井先輩」

 

「ん?」

 

これ以上は、踏み込まないことをおすすめします

 

俺の冷たく低い声に空気が凍った気がした。

 

「まぁ理由があるんですよ」

 

次の言葉はいつもに戻っていて少しほっとした様子だった。その後は気にしないように各々楽しんだ。

 

「びっくりしたー。急にトーン下がるんだもん」

 

「でも、不思議と怒ってる感じはしませんでした」

 

「井戸原さんには、まだなにかあるんでしょうね」

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