ガールズバンドとのやかましい日常   作:紅葉064

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先延ばしにしてきたなと思い見返したら半年も経ってなかった


番外編7 突然の襲撃者

ギルドに近づくとはっきりと状況が見えた。ぶつかる金属音、雄叫び。紛れもなく襲撃されている。こんなところを襲ってくるのは奴ら、ブラッド・シー しかいない。総動員で応戦しているがそのうち数に喰われるのは分かりきっていた。

 

「タクミ!」

 

「よし!」

 

「アオイ、上から援護を頼む」

 

「任せて」

 

龍から飛び降り、静かに降り立ち、鉈を振り抜き、敵を吹き飛ばした。

 

「よくもまあ好き勝手やってくれたなぁ」

 

「くそっ!エンドロールだ!撤退、撤退ー!」

 

俺を見た瞬間、思わぬ速度で逃げていった。

 

「助かったわ、レン」

 

「ユキナさん無事でなによ......なんか少なくないですか?」

 

「ジブンが説明するッス」

 

「マヤさん」

 

「今回の襲撃は、割と計画的に行われたもので間違いありません。今日は留守番組しかいませんでしたから。......本当に間一髪でした。もう少し遅かったら手遅れだったッス」

 

「今日の留守番って確か...」

 

「ココロさん、サヨさん、マシロさんです。サヨさんとマシロさんは憔悴してるだけですけどココロさんが...」

 

そこまで聞いて俺は中へ飛び込んだ。そこには、荒れた室内と少し片付けられた隅でうずくまった

 

「ココロ...」

 

 

 

~~

中を片付け、ひと段落したところでみんなでお茶飲んでいた。

 

「ココロちゃん、部屋で休ませてるよ」

 

「わかった」

 

「先輩...大丈夫ですか?」

 

「それはこっちのセリフだマシロ」

 

「私は学校で先輩に散々いじめ抜かれたので大丈夫です」

 

「言い方」

 

その時、誰が立ち上がった。

 

「わたしは行く!」

 

「行くってどこにだよ」

 

「ブラッド・シーのアジト!」

 

「バカか!」

 

「落ち着けカスミ」

 

「レンくんは落ち着きすぎだよ!ココロがあんなことになって悔しくないの!?」

 

「そんなわけないだろ...あいつの笑顔は、悪意に、どす黒い欲望に奪われていいものじゃない。でもここまで来たらもうギルドとしての問題だ。個人の感情で進めていい話じゃなくなってるんだ」

 

「それは...」

 

「全員揃ってるね」

 

「マスター...」

 

「今までみたいなちょっかい程度なら見逃しただろう。でも今回はやりすぎた。なんせ本気で怒らせたんだからね、うちの最強を。あんたたち、準備を始めな。明後日の早朝に乗り込むよ」

 

「はい!」

 

 

 

~~

翌日俺たちは奴らのアジトに向けて出発する。

 

「じゃあ行ってくるよ。ココロ」

 

こうして1日かけて奴らのアジト付近までやってきた。最終確認を済ませ来る早朝、俺たちは足を踏み入れた。

 

 

 

~~

ブラッド・シーのアジトでは構成員が酒に溺れて眠りこけていた。目を覚ました男がトイレに行くために外に出たが3秒後に吹き飛んできた。テーブルやカウンターが吹き飛び、音で目を覚ました男たちが見た光景は、武器を担ぎ乗り込んできたGBPだった。

 

「うちで遊び倒したツケを払ってもらおうか」

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