学戦都市アスタリスクRTA 『星武祭を制し者』『孤毒を救う騎士』獲得ルート   作:ダイマダイソン

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夏の暑さを感じるようになりつつあるので初投稿です。


part20

 身構えている時には、ガバは来ないRTAはーじまーるよー

 

 

 前回はうさんくさいジジイに襲われた♂後、左手を失いながらも何とか撃退して、シルヴィを無事にクインヴェールへと帰したところまででしたね。

 

 治療院で左手の治療を受けましたがヤンデレ剣の能力を使えば本来なら二か月かかるところを一週間程度で完治できそうです。ヤンデレ剣、マジ万能ですわ。

 

 結局その日は界龍に帰ることにしましたが、翌日はエルネスタの所へ電話で話そうとしたことについて聞きに行くことにしましょう。幸いにも学園祭巡りが2日で済んだので3日目の時間を使って問題なく校内に入ることが出来ました。

 

 アルルカントの中へと入るとエルネスタの部屋に向かってくれとカミラに言われました。彼女が自室に通してくれるなんて珍しいですね。そういえば、ホモ君が女の子の部屋に入るのはエルネスタが初めてじゃないでしょうか。今回の依頼は色々と機密が含まれてますからそこら辺を考慮して研究室ではなく自分の部屋を選んだのでしょうが。

 

 さっそく扉をノックして、ドアのロックが解除されたので部屋の中に入りましたが……エルネスタはベッドでスヤスヤ寝てますね……。結構夢見悪そうな寝顔をしているようですがどんな夢を見てるんでしょうか。

 

 まあ、時間を無駄にしたくないのでさっさとエルネスタを起こすことにしましょう。って、ちょわっ!?いきなり飛び起きるからびっくりしました。どうかしたんでしょうか……って、ん?

 

 プルプル震え始めましたけどどうしたんですかね。部屋は別に寒くないはずなんですが……って!?

 

 えぇ……、なんかエルネスタがいきなり泣き始めて抱き着いてきたんですけどどういうことなんですか。そこまで好感度を稼ぐようなイベントは今まで発生させていないつもりなんですけど。もしかしてほんとに悪い夢でも見てたんですかね。

 

 さすがに拒絶して放っておくのは悪手ですので彼女のやりたいようにやらせてあげていますが、正直私も混乱していて手を動かせていないというのが本音です。背中をさすって落ち着かせてあげるしかできないのでそれを実行してますが、まじでどうした急に、っていう心情です。

 

 

 

 ……………………

 

 

 

 すいませーん、木下ですけどまーだ時間かかりそうですかねー?

 

 なんかもうホモ君の服が涙と鼻水でグシャグシャなんですがどうしたものでしょうか……。それと、エルネスタの顔がメスの顔になってる気がするのは、私の気のせい……でしょうか?

 

 いや、待てよ……。彼女の場合だと割とこういうのがドッキリっていうのが普通にあり得るんですよね。試走の時なんか、思わせぶりな行動を取ってきたくせに、実際にいざ告白してみると、オタク君に優しいギャルが告白されたときのような気まずそうな表情をして振られるという展開になりましたからね。もう騙されんぞ。

 

 

 

 やっと、泣き止んでくれましたがまだ抱き着いてきたままですね。そろそろ離してもらいたいのですが……。ついでに言えば彼女のたわわなメロン様がホモ君にむっちりと当たっているので感情喪失が無かったら彼も間違いなく思考回路ショート状態になっていたでしょうね。

 

 

 

 よく分からないイベントによって時間ロスが発生しましたが私は元気です。(白目)

 

 

 

 さて、ようやくホモ君から離れてくれたエルネスタが本題である電話の主に関して話してくれてますが、発信元は海の上だったようです。丁度発信時間帯の衛星画像を確認すると旅客船がそこを通っていたようですが、さすがに誰が中にいるかまでは分からなかったようです。

 

 結局、正体分かってないやんけ! と言いたいところなんですが、もうここまで来たら向こうから仕掛けてきそうなんで、時間を割くのは無駄だと悟りました。(諦めの境地)

 

 それからも色々とうだうだ話をしましたが、妙にエルネスタの距離が近いですね……。まあ、聞きたい情報も大体聞けましたし、変なことになる前にさっさと退散しちゃいましょう。

 

 校門前まで見送ってくれるエルネスタに別れを告げたら界龍へと帰ることにします。

 

 

 

 

 

 学園祭も終わり、ホモ君もアスタリスクに来て2年目になりました。前からやっていましたが、学年が変わったことで本格的に獅鷲星武祭(グリプス)に向けた特訓が始まったのでチームメンバーをしごいて出来る限りホモ君だけのワンマンチームにならないように身体能力を作り上げていきます。

 

 メスガキが意外と試走の時に比べて成長の伸び幅が大きいですね。これなら今回はいいタイムを期待できそうです。他のメンバーも試走段階よりも力を付けて獅鷲星武祭に臨めそうな感じです。懸念事項があるとすれば今回のイレギュラーである、暁彗たちのチームですね。

 

 前よりも明らかにホモ君の戦闘能力が跳ね上がっているので問題は無いと思いますが、梅小路冬香の方は大量の式神を使役しているためその全てを処理するとなると時間がかかりそうです。本来なら決勝まで使う予定の無かった爆弾を場合によっては早めに解禁する必要があるかもしれませんね。

 

 まあそこら辺は実際に大会が始まるまでは何とも言えないので、目下チームの最大の課題である連携を詰めていきましょう。このチーム、というかこのメンバーは割と自由奔放に動く所があるので、勝負が早期に決着するかどうかはメスガキとその兄である沈雲、後セシリーのサポート力にかかっています。

 

 ちなみに左手のギプスは界龍のメンバーには寝違えてなったものだと説明しておきました。まあホモ君にしては間抜けな理由ではありますが、それが嘘である理由を追及するための根拠がそもそもありませんからね。

 

 みんな頑張っているんですが、どうにもメスガキのこちらを見る様子がおかしいですね……。まあ、鍛錬に支障はないので問題ないでしょう。一々細かいこと気にしたら逆にタイムがお釈迦になってしまいますからね。

 

 さて、チームメンバーの鍛錬が終わったら、今日も今日とて再開発エリアへと自己鍛錬をしに向かいましょう。

 

 

 

 少女移動中……

 

 

 

 なんか友情イベント的なのが発生してますね。これはホモ君に男友達ができるイベントなのですが……、正直言ってロスです。かといってこのイベント始まってしまえば回避のしようがありません。まあ、このRTAの中で2,3回は発生するものと想定していたので、許容範囲内ではあります。今のところタァイムもいい感じに進んでいますしね。

 

 ただ、こいつ……たぶんですけど第六感持ちですね。雰囲気とかがそれっぽいところがあります。同じ能力持ちなんて奇跡、普通は起きないんですけど検証班曰く、稀にある現象だそうです。

 

 第六感持ち同士はお互いの胸の内を知ることが出来るので、ニュータイプみたく分かり合えることができるような相性をしているなら、ながーい過程をすっ飛ばして簡単にベストフレンドになれるという謎ボーナスがあるので必要以上の交流は勘弁願いたいところなんですが……

 

 

 

 む……。シルヴィから連絡が来ましたね。デートの予定までまだ日にちがありますしどうしたんでしょうか。

 

 ん……?ルサールカが解散の危機に瀕している?

 

 

 

 

 

 いやいやいや、今までこんなイベント遭遇したことないんですが、どういうこと……?

 

 なになに……今年から新しく入った常識人枠のマフレナちゃんに関する事で色々あったと……。まあ、新しくメンバー加入して問題が起こるのはアイドルグループあるあるなんでしょうが、ルサールカがいないと色々と回り回ってシルヴィの今後の行動が色々と崩れかねないので、解散はこちらとしても非常に都合が悪いです。ホモ君が仲を修復するように動いてあげましょう。

 

 ということで楽しく会話しているところですがイベントを無理やり打ち切って、シルヴィの元へと向かいましょう。

 

 

 

 タクシーに乗ってしばらくすると待ち合わせ予定のクインヴェール付近の公園に到着しました。シルヴィの方が近かったので先に待っていたみたいですね。さっそく本題であるルサールカの関係修復のために動くことにしましょうか。

 

 さて、ルサールカの仲を修復するにはリーダーであるミルシェの存在は必要不可欠です。彼女の連絡先は前言った通り入手済みなので電話してみたのですが、ウンともスンとも言わないですね。恐らく電源を切っているのでGPSでの特定もできません。

 

 そこで登場してくるのが、シルヴィの能力です。彼女は頑張れば治癒能力以外の全ての能力を行使できるので、探知能力を使って場所を特定してもらうことにしましょう。ミルシェは……どうやら街中をぶらついているようです。彼女の事ですから、ルサールカを思い出してしまうクインヴェールの校内は居心地が悪かったのでしょう。

 

 ここからもさほど遠くないですし、シルヴィを連れてさっそく向かいましょう。

 

 

 

 少女移動中……

 

 

 

 シルヴィの話によるとここらへんにいるはずなんですが……と、見つけましたね。なんかお店でスイーツをやけ食いしてるみたいです。丁度いいですし、声をかけてみましょうか。

 

 おーい、ミルシェ……って、逃げるの早っ!?しかも、代金置いていってないし!!

 

 仕方ありません、さすがに食い逃げ犯を身内から出したくないですしシルヴィに代わりに会計をしてもらうことにして、ホモ君だけ先に追っかけることにしましょう。

 

 ちょ、待てよ!待って、止まれ!!

 

 

 くっそ、鬼ごっこするつもりはないんですけどねぇ……。まあ仕方ありません、ホモ君の身体能力ならさほど時間をかけず捕まえることが出来るので追っかけましょう。まてー!

 

 

 

 あ、そっちは再開発エリア、って。まじですか……、普通に入っていっちゃいましたよ。

 

 地形に慣れている人間じゃないとほぼ100%迷子になるんですけど、彼女はアホの子ですからあの感じだと何も考えずに突っ走っていきましたね、間違いない。まあ、そこそこの距離まで接近しているならホモ君の第六感があるんで大まかな方角は普通に探知できます。そのまま追いかけていきましょう。

 

 

 とはいえ、こちらがどこへ行ったかを索敵してる間にガンガン逃げていくので差があまり詰まらないですね。どっかで行き止まりになったらいいんですが……っと、やっと追いつきましたね。逃げんじゃねーよ!もう許せるぞオイ!

 

 早速事情を聴いて、ミルシェにルサールカを解散しないように動いてもらって……って、ええええええええ!?

 

 

 

 なんだこの化け物!?

 

 もういやあああああああああああああ

 

 ミルシェを追いかけていたら何か変な化け物に遭遇するとか、再開発エリアに入ったらマジでまともな事が起きませんね……。ほんと呪われてますよ、この場所は。

 

 

 さて、色んな生物を合成したようなキメラ的化け物が出てきましたがさすがにミルシェとは圧倒的に相性が悪いです。彼女は良くも悪くも非常に乙女なので、ホラー要素が混じっている物に対しては及び腰になって動きが鈍ってしまいます。おかげでホモ君の介護対象となってしまう訳ですが……腰を抜かしてるじゃないか。(呆れ)

 

 仕方ありません、シルヴィにおぶってもらって……

 

 

 

 もらって……

 

 

 

 

 

 ………………

 

 

 

 

 

 あまりしたくありませんが、お姫様抱っこすることにします。必要以上に好感度上がってないよね、……大丈夫だよね?

 

 あまりミルシェの顔を見ていられる余裕がないので確認のしようがないのですが、ささっと目の前の化け物をぶち倒しちゃいましょう。

 

 この化け物に関してですが、特に目立ってわざわざ言うようなことはほとんどありませんね。強いて言えば、切られても再生して、更に再生速度が速いといったところでしょうか。ま、ホモ君の手に掛かれば苦も無く倒してしまえるでしょう。ミルシェを抱っこしてるせいで若干やりづらいですが。

 

 ただ、一つ注意点があります。

 

 

 

 

 この辺の地面は、必要以上の衝撃を与えてしまいますと、崩落して落っこちてしまいます。

 

 だから、慎重に立ち回る必要があったんですね。

 

 

 

 

 

 ファッ!?

 

 

 

 ンアッーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

 

 

 

 

 

 なんで?なんで?なんで?ほとんど衝撃立ててないじゃーーーーん!

 

 敵が強攻撃をしてこようものなら封殺したし、さっきだって、攻撃してこなかったじゃーーーん!

 

 このクソゲー!フラグまでイカれてるんじゃないだろうな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……まさか

 

 ……お前かぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

 

 シルヴィアの攻撃のせいかぁぁぁぁぁ!

 

 あああああああああああああああああ!

 

 ふーーざーーけーーるーーなーーーーーーーー

 

 あああああああああああああああああああああ

 

 好感度がああああああああああああ!

 

 ミルシェとの関係性がおかしくなるうううううううううう!

 

 

 

 

 

 

 

 ふぅ……、すっきりしました。

 

 

 

 今の崩落で地下通路探索イベントが発生し、ミルシェの好感度上昇を起こしかねないのですが、よく考えたらミルシェは他のヒロインの方が好感度高いとそのヒロインに遠慮してホモ君との恋愛関係を積極的に持たないというサブヒロイン特性があるためそこまで問題ありません。むしろ、ここでルサールカとの関係修復に尽力してもらうよう説得するチャンスでもあります。

 

 さて、現状の説明に戻ると、ホモ君達は地下のそこそこの深さまで落ちて行ってしまったので、地上に戻ることが出来ません。ついでに、地盤ゆるゆるのため、落ちた地点で待機していると崩落に巻き込まれてしまうという危険性があります。それなので、シルヴィが助けを呼んでいる間に適当に地下通路を探索して出口を探すという体を取ることにします。

 

 二人で地下通路を歩きますが、彼女は結構の怖がりで、一々立ち止まっちゃうガバ行動に構っちゃうと時間のロスが発生してもったいないです。なので、ホモ君が彼女の手を引っ張って強引に連れていきましょう。

 

 一見出口の見えない迷路を進んでいるように見えますが、攻略サイトから拝借した地下通路マップを参考にある場所まで向かっています。しばらく歩くと……おっと、ここですね。

 

 ここはある場所へと続くエレベーターが隠されている所で、ホモ君の第六感でそのエレベーターが隠されている扉を看破します。ミルシェを連れてエレベーターを確認すると、ボタンが1つだけの明らかに片道切符のようです。ですが、このエレベーターがどこへ通じているか分かっているので躊躇なくボタンを押します。すると、エレベーターが下へと降りていきます。

 

 エレベーターを使って降りてみるとなんとびっくり、ちょいと昔に違法デスマッチである蝕武祭(エクリプス)を開催していた闘技場までたどり着きました。

 

 今使ったエレベーターは参加者用のエレベーターで、完全に行き専用の片道切符の移動手段です。

 

 戻る手段はないので、シルヴィが呼んでいるであろう助けを大人しく待っていましょう。 

 

 この待ってる時間の間にミルシェの精神状態を安定させて、ルサールカの関係修復に向けての会話をしていきましょう。

 

 こうすることでロスは最小限で済ますことが出来ます。

 

 まあ、やってることはただの相談話なので倍速してしまいましょう。

 

 

 

 少女お悩み解決中……

 

 

 

 ふぅ……。どうにかミルシェの悩みは解決したようでルサールカの関係修復に尽力するようです。彼女ならばしっかりやってくれるでしょうし、これ以上の心配は不要でしょう。

 

 おっ、来ましたね。シルヴィが星猟警備隊に通報したようで、蝕武祭関連は下っ端隊員に任せるわけにはいかないのかヘルガ隊長がわざわざ出張ってきたようです。タイチョウミズカラガ……?

 

 さすがに蝕武祭の闘技場まで入ってしまったので星猟警備隊の事情聴収を受けざるを得ないですが、やったこともただの正当防衛ですし、不良とのゴタゴタでここのお世話になった時よりも早く帰してくれます。

 

 ミルシェはシルヴィが連れて帰るようなので、お言葉に甘えてホモ君はそのまま界龍に帰ることにしましょう。

 

 

 

 

 

 ルサールカ解散危機からしばらく経ちましたが、どうやら上手く関係修復できたようです。ロスもそうなんですが、とにかく疲れた。これ以上負担を掛けないでクレメンス……。

 

 まあミルシェの好感度が予想以上に上がってる感じがしないでもないですが、今後ルサールカとの関わりは獅鷲星武祭で対戦する以外はほぼ無いので特に大きな問題にはならないでしょう。

 

 これでシルヴィもホモ君の事をいい感じに見て来てくれてますし、この感じだと来年の春ぐらいにはホモ君の感情喪失を解消して、鬼気の制御にこぎつけれそうです。丁度いい感じのタイミングになりそうでとりあえず安心はしました。 

 

 次はオーフェリア関連のイベントを本格的に進めていくために、彼女の故郷であるリーゼルタニアへと向かって、過去について彼女の幼馴染であるユリスに――

 

 今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

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