学戦都市アスタリスクRTA 『星武祭を制し者』『孤毒を救う騎士』獲得ルート   作:ダイマダイソン

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寒暖差で着る服に気を遣うのが面倒くさいので初投稿です。


part28

 

 本人は意図せずして煽っていくスタイルのRTAはーじまーるよー。

 

 前回はエルネスタのレナティ(クソガキ)を利用した罠にホモ君が嵌められかけたところまででしたね。いたいけな子供を使うとは、姑息な手を……

 

 とまあそんなこんなで更に月日が進行して12月。そろそろオーフェリアのイベントを進めることにしましょう。

 

 4月に入ってからは彼女の幼馴染であるユリスを頻繁に会わせて揺さぶりをかけるつもりですが、今のところユリスはリーゼルタニアからアスタリスクに来てないので、現段階ではホモ君単独で淡々とこなしていきます。

 

 会わないと話も進まないので、オーフェリアに会いにいくわけですが、彼女に確実に会えるのは公式序列戦のタイミングです。毎回、ほとんどの確率で彼女は序列戦の相手に指名されるので、ほぼ必ずといっていいレベルで出席しています。

 

 試合前だと話をまともに聞いてもらえないので、試合後に会いに行きましょう。公式序列戦は各学園の学内ステージで行われるので、願いの恩恵を存分に利用してレヴォルフの学内ステージ出入口でアイドルの出待ちの如く待機しておきましょう。

 

 そうこうしてステージの出入り口で待ってると、オーフェリアが出てきました。

 

 彼女は飼い主である豚さんの命令もありホモ君を無視しようとしますが、ホモ特有の粘着質なディフェンスで立ちふさがると渋々ではありますが話に付き合ってくれます。

 

 肝心の話の内容ですが、彼女の過去についてユリスからある程度教えてもらったことを打ち明け、今からでもやり直せるよ的な話をします。

 

 まあ、自分の気持ちを分かってないのに何を言いやがる的な感じで軽くキレますが、流石に学園内ということで戦闘は自重してくれました。

 

 これ以上は話を聞いてくれないので、最後に布石として、ピューレの能力を使って1週間程度ではありますが瘴気の影響を受けない花をプレゼントしましょう。受け取る直前は瘴気で触れることが出来ないはずの花を渡すので、イヤミか貴様ッッ、と言わんばかりの圧をかけてきますが家に押しかけてくるセールスマンのように押し付けましょう。

 

 花をプレゼントすることで、星脈世代になる前の過去に対して未練を持つようになるので、オーフェリアを堕とすのに非常に重要なアイテムです。

 

 本来ならば50万ほどの大金を使って、一週間ほど瘴気に耐えうる造花をプレゼントするつもりでしたが、何でもできるヤンデレ剣のおかげで造花ではなく生の花をプレゼントできるのはでかいです。やっぱりヤンデレ剣の能力を……最高やな!(絶賛)

 

 しばらく渡す受け取らないの押し問答が続いてましたが、ホモ君の訴えで渋々花を受け取ってくれました。何も思っていないように花を受け取ったオーフェリアですが、嘘つけ絶対内心嬉しそうにしてるゾ。

 

 とりあえずは、これで一歩前進ですかね。

 

 これでオーフェリアとのイベントはクリスマスまでの間は無く、シルヴィとのクリスマスデートまでは鍛錬するだけの毎日です。他学園に押し入りしたり、再開発エリアで一人で極伝の習得をしたりとやる事には事欠きませんのでしばらくの間は修行に努めましょう。

 

 

 

 倍速にしていると、再開発エリアで鍛錬してる最中にミルシェが来ましたね。

 

 実は僕も混ぜてよー的な感じで電話が事前に来ていました。ミルシェは王竜星武祭には出場しないのでちょうどいい相手になりますし、喜んで許可しました。

 

 もちろん、ただ鍛錬するだけだと彼女がただのカカシになる事は想像に容易いので、ホモ君は鍛錬時に持ち歩いてる木剣を使います。そうすると、木剣がミルシェのライアポロスに触れた瞬間に即ぶっ壊れるので、必然的に回避しかできなくなります。そのため、攻撃の回避練習にもってこいなのです。

 

 オーフェリア戦では回避を多用することになるので、今のうちにホモ君の体にその感覚を染み込ませておきましょう(意味深) もちろん鍛錬場面は変わり映えが無いので倍速です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ようやく鍛錬も終わったことですし、さっさと帰ることにしましょうか。

 

 ……ムムム! 帰る途中で意外にも《ヴァルダ=ヴァオス》とエンカウントしましたね。

 

 ですが、別にこれはロスイベントというわけではありません。というか、これから発生する強敵との戦闘イベントは能力値を伸ばす事を考えると歓迎するレベルなのです。流石にホモ君がお陀仏になってしまうのだけは勘弁ですが、そうならない程度の相手ならありがたいイベントです。

 

 イベント戦闘なので通常よりも経験を多く積めますし、特殊技能も覚えやすいという地味にありがたい効能があります。ミルシェというお荷物がいますが、まあそれを含めても良イベントであることには違いありません。

 

 もし、ヴァルダを捕獲できようものならシルヴィの好感度爆上がりですが、前にも言った通りおそらくホモ君に依存しまくって頻繁に会わないで済む理由であったアイドルを辞めてしまう可能性もあり得る(if①参照)ので、適度にダメージを与えて撃退する程度にとどめておきましょう。アイドルじゃないシルヴィにRTA用ヒロインとしての価値はないってそれ一番言われてるから(人間の屑)

 

 ヴァルダが前と同じようにヤンデレ剣を勧誘しましたが、もちろん彼女がうんと頷くわけもなく、戦闘が始まりました。前とは違って周辺に認識疎外の結界を張り巡らせていないので、その分だけ強力になっています。

 

 当たった相手を操ってくる何の光ィ!? が前より何段階も威力が増し、光を収束させて形成する武器も近接用の戦斧だけでなく遠距離にも対応できるよう鞭を使ってくるなど、前よりも技のバリエーションが増えてより厄介さに磨きがかかっています。

 

 それに加えて何が一番面倒かって、ミルシェを守りながら戦わなきゃいけないってことですね。(お荷物抱えながらの戦闘とか)もう許せるぞオイ! まあ、私は通常プレイで死ぬほどヴァルダ戦はやってきたのでなんとかなるでしょう。

 

 それに、誉崎流皆伝の制御の仕方を覚えたので、ヴァルダは今ならそこまで苦戦するような相手ではないです。

 

 ここから先、戦う予定の相手で脅威となるのは赤霞の魔剣(ラクシャ=ナーダ)の使い手である黒幕さん(本気ver)と、オーフェリアの2人でしょうか。

 

 黒幕さんは鬼気によって星辰力の質がとにかくすごい(語彙力皆無)ので、正面からやりあっても堅すぎて中々削れないのと、赤霞の魔剣が両手剣というカテゴリであるのも相まって火力が高く、攻防ともに頭一つ以上抜けてるせいでとにかくRTA走者にとってめんどくさい相手です。それでも、オーフェリアに比べればまだ人間代表レベルの強さなんですけどね。

 

 オーフェリアは言うまでもないことですが、星辰力の量による圧がえぐいです。しかも《魔女(ストレガ)》の能力である瘴気の腕による手数の多さもあり、更にその一本一本の威力が高く作中随一のチートキャラですね。

 

 と、ヴァルダとは関係ない話をしている内に割と簡単に追い詰めましたね。こんなユルいんかよ!(呆れ)

 

 まあ、ヴァルダはもともと戦闘特化の能力をしているわけではないので、ホモ君相手には二、三歩ほど遅れを取っているのが実情でしょう。これで黒幕さんでも出張ってこようものならヤベーイですけど、今のところ出てくる気配はないですね。

 

 撃退ラインまで追い込むと、ホモ君に負け惜しみの言葉を行った後に撤退を……って、おい! ミルシェェ!! 途中で会話に割り込んでイベントを延長させるなァァ!! 

 

 ヴァルダのホモ君を貶める言葉にキレたのでしょう。別にホモ君を擁護しなくていいからさっさと会話を終えてくれ……。

 

 しばらくミルシェが言いたいことを言うとヴァルダが消えましたね。さっさと界龍に帰りま……ファッ!? 

 

 いきなり後ろから抱き着いてくるとか、驚かせるんじゃねぇ! さっきから色々とミルシェが予想外の行動しかしてませんね……(チャートが)壊れるなぁ……

 

 原因は何なのかと思ってたのですが、この感じ……ミルシェもなんか好感度が思った以上に上がってるみたいですね。ミルシェとのイベントは無難にこなしてた筈なんですが、どーこで歯車が狂ったんでしょうかねー。

 

 後ろから抱きしめられてるので、変に振り払うわけにもいきませんし仕方がありません。ステータスでも見て時間を有効活用しましょう(素晴らしきリカバリー力)

 

 

 

 

 

 星辰力 85  技術 575 知力 345 体力 585

 

 

 

 特殊技能 第六感 感情喪失 誉崎流皆伝 鋼鉄の体幹 神速 堅牢 強運 連携巧者 殺気隠し 先手潰し 格上殺し 対集団戦 空中回避 応急手当

 

 

 

 もうステータスだけで言えば完成に近い状態になってきてますね。あとは、特殊技能を数点と誉崎流を極伝にすることで完成といったところでしょうか。

 

 今回、新規で習得した対集団戦は集団相手に効果を発揮する特殊技能ですが、習得するのが遅すぎましたね。今後はほぼ使わないと言っても過言ではないのでゴミです(辛辣)

 

 空中回避はその名の通り空中での回避が上手くなる特殊技能です。空中では回避行動が取りづらいので持ってて損はない特殊技能ですね。

 

 最後の応急手当は戦闘中に体力を回復する特殊技能で、オーフェリア戦ではあまり使わないですけど王竜星武祭でのシルヴィ戦で使うぐらいですかね。まあ、無いよりはましといったところでしょうか。前回取得した特殊技能が有能すぎた反動がここに来て返ってきてる感じですね。ただ、一年ほど猶予はあるのでそこまで焦るほどのことではないです。

 

 と、しばらくステータスを確認しているとようやくミルシェが抱きしめ攻撃を止めてくれましたね。やっと……終わったか(安堵)

 

 後半にミルシェによるガバは若干あったものの、まあ無難に済ませることが出来たのではないでしょうか。

 

 次は、クリスマスイベントでシルヴィに告白して、ホモ君の感情を完全に取り戻した後に鬼気の制御をできるように──

 

 今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

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  • シルヴィア・リューネハイム
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  • 黎沈華

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