学戦都市アスタリスクRTA 『星武祭を制し者』『孤毒を救う騎士』獲得ルート 作:ダイマダイソン
あとがきの方で2回目のアンケートを実施してますので、できればご協力いただけると幸いです。
世界的歌姫とのムフフな展開が待っているRTAはーじまーるよー。
前回はオーフェリアのイベントに着手し始めたのと、ヴァルダに偶然遭遇したところまででしたね。
それから時間が少し経って12月の下旬になり、一年も終わるわけなのですがまだ肝心のイベントをやり残しています。勘のいいみなさんはもうお分かりですね?
そう、それはこの手の恋愛イベントには付き物であるクリスマスイベントです。去年は残念ながらシルヴィの事情で一緒にいる機会が無かったのですが、2年目になるとシルヴィが駄々をこねてマネージャーのペトラさんから無理やりクリスマス休暇を勝ち取ってきますので、今年は一緒にいることが出来ます。
そんなクリスマスですが、感情を糧にして発揮する力である鬼気を身に着けるために、このイベントでシルヴィに告白をします。いやー、ここまで長かったですねー。
もちろんクリスマスのデートプランは完璧。適当にウィンドウショッピングしてからレストランの個室でディナー、夜景を見ながら告白といった感じです。感情皆無のホモ君らしからぬデートプランですが、随分とまあ俗っぽい知識を手に入れたものですね。
とはいえまだ二人とも中等部。シルヴィが恥ずかしくなって告白を中途半端に終わらせてしまう事も懸念されるわけですが、もちろんそこは抜かりがありません。
ホモ君もシルヴィも外泊届を提出済み。ディナーの後には彼女の家に向かうので何としてでも告白を受け入れさせます。つまり、聖なる夜が彼女との性なる夜(激うまギャグ)になることは確定事項というわけです。世界的アイドルとの夜、ぐへへ……楽しみですねぇ……(手をワキワキ)
そんな戯言を言ってる内にクリスマスイヴ当日になったので、さっそく集合場所へと……おや?
肩を叩いてくるので誰かと思えばメスガキですね。なんというか、相変わらず誰かとの用があるときに限って、メスガキはホモ君の前に現れますねぇ。
え、一緒にクリスマス過ごさないかって?
……すまないメスガキ、このクリスマスデートは二人用なんだ。倍速していたからいつの間にか終わってたけど君の誕生日にも出たから許してくれ。そんな事を言うとメスガキの好感度は下がるかもしれませんが、もう獅鷲星武祭まで終わらせたので彼女の存在はフヨウラ! クリスマスイヴでリア充側になれなかった悔しさを一人バッセンで解消するといい、わっはっは!
メスガキを振り、待ち合わせ場所に来ると変装しながらも可愛くおめかししたシルヴィが待ってました。あぁ^~めっちゃ可愛ええんじゃあ~。
そのまま商業エリアでデートと洒落こみたいところだったんですが、この前ヴァルダと遭遇したこともあってシルヴィが午前中は再開発エリアで捜索をしたいと言ってきました。当然、彼女の要望に応えてあげましょう。
ヴァルダと戦闘があったところを中心に捜索しますが、当然痕跡を残してるはずもなく完全に消息を追えない状態になってますね。またもヴァルダの手がかりを逃してしまったシルヴィを適当に宥めて、デートに行きましょうかね。
……ん?
再開発エリアから出ようと歩いていると、第六感が敵意を察知しましたね。敵さんの数は十、二十……いや百!?
なんだこの数!? ……一体誰がこんな数をどこからかき集めてきたんだか。しかもそこそこ手練れの連中ばかりを集めてるみたいですし中々に厄介ですね。
ここまで数が多いとなると、相手にするのは得策ではないのでさっさとトンズラすることに……って!?
うおーい、シルヴィィィィィィ!!
いきなりシルヴィが気を失っちゃいました。原因は、んにゃぴ……よくわかんなかったです。ここ最近までガバの数が目に見えて減ってたはずなのに揺り戻しでいきなり運が悪くなってませんかねぇ……。
シルヴィが気絶しちゃったせいでお荷物が出てしまったわけですが、とりあえず面倒ですし敵さんを巻いてしまいましょうかね。流石にあんな数を相手にしてられませんし。ホモ君の足なら逃げるぐらいは容易くできるでしょう。
……………………
えー、ただいま夜の20時になりました(テレビロケ風)
……いやまじで、なんでこんなことになってるんや。大分倍速しましたが、敵さんとの鬼ごっこが開始して結構な時間が経ってます。
シルヴィが気絶した時点で、逃げの一手だったのですが何故かこの再開発エリアから抜け出せないですし、ついでに電波も遮断されてるというオマケ付きで完全に包囲されちゃってます。おそらく抜け出せないのはヴァルダ辺りが手を貸してるんじゃないでしょうか。ついでに回復系の《魔女》か《魔術師》もいるようで、敵を倒しても生半可なことではゾンビの如く起き上がってホモ君に襲い掛かってきます。
どうにかして出れる活路を見いだせた時もあったんですけど、連中の中に二人ほど凄まじい手練れがいるせいで敵の包囲網の中へと逆戻り状態。
今はなんとか隠れて休息を取っていますが、ホモ君もほぼガス欠状態であと1時間持つかどうかといったところでしょうか。それまでにどうにか再開発エリアから脱出を……。
お、ちょうどいいタイミングでシルヴィが起きました。いくら軽いと言っても、抱えながらの戦闘はつらかったので助かりま……す。
あれ?
どうしてシルヴィが
なんで、なんで?(困惑)
いきなりどうしてシルヴィがホモ君の事を刺したんですかね……。
何事にも寛容なシルヴィがホモ君を害してくるとか、五股とかでもしない限りありえないですし、そういう予兆もなかったはずなのですが……。ていうか、出血量がヤベーイ! 特殊技能の応急手当の回復量がダメージに間に合ってないです。どうにかして出血をとめないと……あっ、こらシルヴィッ! 抱きしめて止血を妨害するんじゃあないッ!
──あっ
やば、い。いし、き……が……
ハッ!! クォクォハ……?
…………う~む、どうやらホモ君とシルヴィ共々捕縛されてしまったみたいですね。
え、敵に捕まってしまったからもう詰みじゃないのかって? そ、それなら既に殺されてるはずだから……(震え)
とりあえず敵の目的も完璧には分かっていませんし、どうにかして交渉するように持ち掛けましょうか。
む、ビルの中から現れたのは今回の襲撃の首謀者ですかね? どれどれ面を拝んでやろうじゃねえか(謎の強気)
って、誰かと思えば友情イベントに二回ほど出てきた友人っぽいムーヴをしていた男じゃないか! 俺とお前の仲じゃあないか、見逃してくれよなー頼むよー!(親友面)
え、ホモ君がこのまま極伝を習得するまで成長しきると世界に害を為すから殺す?
……交渉しようかと思えば、明らかに殺意ビンビンなんですけど、どうすりゃいいんだよ!(投げやり)
……ん、自害しろ? 自害しないと先にシルヴィを殺すだって?
…………
シルヴィならどうにでも殺してくれ!何度でも殺してくれ!首を刎ねてそこらに晒してくれてもいい!RTAの要であるホモ君の命だけは……!(人間の屑にしてRTA走者の鑑)
あ……オワチャタヨ。
何も言わずに黙ったままだったから、シルヴィが死んじゃったんだけどどうしよう……。いやこれ、マジでチャート崩壊ってレベルじゃすまないですね。こうなったら、好意を持っているエルネスタ辺りに乗り換えるか……それとも……。
って、シルヴィを殺しただけじゃ飽き足らず、すぐさま彼女を失って戦意喪失してるホモ君も殺そうとしとるやんけぇ!
命乞いをしても許してくれないなんて、鬼!悪魔!ちひろ!
ライダー助けて!(他力本願)
おら、こんなところで
……
…………
……………………
あれ? なんでホモ君が拘束を破って……ホワッ!?何の光ぃ!?
……ファッ!?謎の光でなんかシルヴィを蘇生させてる!?
色々と意味不明な現象が立て続けに起こってるせいで理解が追い付かず、操作がガバガバになってるのですが、どうしてこうなった(ワケワカンナイヨー!)
しかも、ついでとばかりにホモ君の身体能力がヤンデレ剣の過去の記憶の中で見たゴリラ並みになってます。当然ながら身体能力が飛躍的に向上するという事は、身体にかかる負担が激増するわけですからあまり長い時間はもちません。
とはいえ、過去の全盛期
さっきから意味不明な展開のせいで何が何だかって感じですが、この分だと完全にワンサイドゲームになるのは明白。あとは紅茶でも飲みながら敵さんを皆殺しにしましょうか(斬首♪斬首♪)
……………………
そうこうしている内に最低でも100人はいただろう敵さんも皆殺し。勝ったなガハハ!
シルヴィもなんとか生存させましたし、とりあえずの憂いは断ち切れたといったところでしょうか。これだけホモ君が超強化されたなら、これからはオーフェリア関連のイベントだけ進めて、シルヴィとのイチャイチャは必要なさそうです……ね?
……あれ? 操作が……できない? というか勝手に動き始めてるんですけど……
あ、ちょっと待て……勝手に動くなぁぁぁ──
今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。
敵側の過去回想はいる?
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いる
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いらない
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作者に一任するわ