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渋谷事変……渋谷駅を囲う様に展開された帳により、一般人達が閉じ込められた。このご時世、ミサイルやコロナ禍というのに10月31日というハロウィンの為、恐れ知らずのアホ達と仕事を頑張る社会人達が隔離されてしまった。
政府の対応は、機敏であった。発生から十分程度で早急に事を解決するように呪術師業界に指示をしたが、呪術師側はガン無視した。五条悟一人による渋谷平定。策としては、有りだ。だが、それに至るまでの経緯が全て政府に筒抜けで、一般人への被害など無視してかまわないという作戦なのが大問題であった。
捨てる神あれば拾う神あり。
呪術業界が見捨てた渋谷に「呪霊GO」のプレイヤー達が集結する。それも、傍らには、下級呪霊~中級呪霊の美少女呪霊を携えてのご登場。プレイヤー達は、準備を怠らず、呪具での武装や徒党を組んでの連携プレイも万全であった。昨今、減りつつある呪霊を倒して、手持ちの美少女呪霊をパワーアップさせる。
そして、渋谷ホームに配置されているライザリン・シュタウトを手駒にするため、死地へと挑む。集まった者達の中には、発売したばかりのモンスターホールを手にしている者も居る。とりあえず確保した後、どこかの休憩所で調服する構えである。
「呪術師のプレイヤーからの情報です。この帳という物は、一般人が外に出られない制限があるみたいです。中には、特級呪霊が複数居ると」
「つまり、あのイベント会場にいた花御《カシマ》の他にも同じような呪霊がいるってことか。最高だな」
「だが、退路が確保出来ていない状態は宜しくない。帳を解除してから、渋谷駅ホームにいきましょうか。どうせ、この手の輩は、身を守る為、呪霊などが大量に居る場所を拠点にしているはずです」
プレイヤー達は、早速「呪霊GO」のアプリを起動する。例え、電波は入らなくても近くに居る呪霊の情報くらいは拾える優れものであった。そして、渋谷Cタワービルに無数の改造人間がいる事が判明した。
「しかし、この状況だってのに呪術師の連中は、助けに来ないんですね」
「そうだな。噂じゃ、貴重な呪術師への被害を減らすため、五条悟という最強の呪術師が単独先行らしいぞ」
「ひでー話だよな。幾ら最強っていっても、一人だろう。何カ所も同時に攻められたら守れないでしょ」
そんな世間話をしながらプレイヤー達は、渋谷Cタワーに向けて出発した。
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渋谷平定に向けて、「呪霊GO」プレイヤー達が行動を開始する最中、明治神宮前駅地下に虎杖悠仁が潜入を始めた。渋谷同様に帳が展開されて、一般人が閉じ込められてしまっている。その解放が目的であった。
そして、この場には、虎杖悠仁の宿敵である特級呪霊真人がいる。それを倒すべく地下に降りる。
虎杖悠仁の前に、ボリボリと呪霊を食っている呪霊がいた。蝗虫の様な呪霊を頭からボリボリ食べていた。人間のような二足歩行の黒光りした人型呪霊。虎杖悠仁は、その呪霊に生理的嫌悪感を感じながら、感謝した。
「よし!こいつなら殴っても良心が痛まない」
そう、彼の敵は今まで殆どが美少女呪霊であった。しかも、何故か撮影されておりネット界隈ではボロ糞に叩かれていた。中学生時代の
『じょーじじょーじ』
呪霊が指を指して、気持ち悪い顔で笑う。言葉は通じていない。だが、はっきりと伝わってくる悪意。
「ツギハギ顔の呪霊が来ているだろう?どこにいる」
『じょじじょー』
黒光りする呪霊の足が蝗虫の様になる。呪霊を食って、その能力を取り込む事に成功した。一級レベルの呪霊へと成長を遂げる。だが、戦いとは同じレベルでしか成立しない。
数々の特級呪霊を退け、黒閃を経験した虎杖悠仁のポテンシャルについて行くには一級程度の呪霊では足りなかった。
………
……
…
『へぇ~、あのキモいのを祓ったんだ。腕の良い呪術師が来ているね』
特級呪霊真人は、明治神宮前駅にて改造人間達を電車に乗せて、渋谷に向けて出発した。
虎杖悠仁達が到着した頃には、既に誰一人としてホームに残っておらず、一歩遅かった。
前話で登場しました
アンケートのご協力ありがとうございました。
締め切りは、記述がございませんでしたがコレで〆としたいと思います。
トップは、「(281) 藍染惣右介(BLEACH)」でした!
初の男性呪霊をお待ちください。
『特級呪霊藍染惣右介~いつから妊娠していないと錯覚していた~』
…あれ?三輪の弟たちが好きなエロ本みたいな展開が。