一航戦を救い天城を救った舞だったがある事を思い出す
指揮官室
舞「はい、はい分かりましたでは」ガチャン
舞「よっしゃ!許可取れた 言ってみるもんだなー」
ダイドー「ご主人様それでどちらに?」
舞「んーとちょいと家帰るついでに買い物」
ダイドー「買い物」
舞「そ」
ダイドー「えっと…どの程度の期間ですか?」
舞「うーんそこまでじゃないから夕方までには帰るよ」
ダイドー「そうですか」
舞「心配しなくていいよダイドー ちゃんと帰ってくるからさ」
ダイドー「そう…ですか」
舞「もしかして寂しい?」
ダイドー「正直に言うと寂しいです」
ダイドー「ご主人様はダイドーに希望をくれましたから」
舞「そんな大層なものじゃないけどなー」
ダイドー「だけどダイドーはそう思います」
舞「そ、そうなんだまぁいいやとりあえず放送でみんな呼ぼうか」
ダイドー「え?皆様を?」
舞「そ、遠征に行ってる子達は後でちゃんと伝えるけどね」
ダイドー(ご主人様は何をお考えに?)
グラウンド
KAN-SEN達 ザワザワ
「何が始まるのかな?」 「さぁねまた変なことでしょ」
舞「あーあーテステス」
「あ、始まるみたい」
舞「我が母港のKAN-SENの諸君ご機嫌いかがかな?」
「何あのテンション」 「ついに頭をやったか?」 「それは元からだろう?」
舞「何やら辛辣な言葉が聞こえたが本題に入ろう」
舞「えー 一週間後私はこの母港を離れることになった」
舞「勘違いしないでほしいが夕方には帰って来るので安心して欲しい」
舞「それで今この場にいない遠征組も含め二人ほど護衛役を頼みたい」
KAN-SEN達 「…」
舞「志願者は前日に指揮官室に来るように 以上」
KAN-SEN達 ザワザワ
「どーする?」 「どうするたって外なんて初めてだし」
指揮官室 前日
舞「で、集まったのが丁度この二人ね」
フォックスハウンド「お散歩が楽しそうだから来たよ! あ、ちゃんと護衛も頑張るよ!」
舞「正直でよろしい」
グラーフ・ツェッペリン「我は良い暇つぶしになるかも知れぬから賛同した」
舞「その割にはワクワクしているけど?」
グラーフ・ツェッペリン「……」
舞「そんじゃ明日からだから準備してね」
グラーフ・ツェッペリン「そうは言うが我々は準備するものがないんだが」
舞「あ ま、まぁいいや明日色んな所行くから早めに寝るように」
「「了解」した」
舞「で、ダイドーは立候補しなかったの?」
ダイドー「大丈夫ですダイドーはここを守るメイドですから」
舞「そっか ならお土産楽しみにしていてね」
ダイドー「はい!」
天城 加賀 赤城の部屋
舞「赤城、加賀この紙に天城のお世話のやり方を書いているからよろしくね 何かあったらすぐに私に連絡すること OK?」
加賀「分かった」
赤城「分かりました」
加賀「天城さんとまた話が出来るのは嬉しいな姉様」
赤城「そうね加賀 天城姉様が治ったらまた3人で戦場を駆けたいわ」
加賀「それは天城さんによるな」
赤城「あ…そうだったわね」
外出当日
舞「よっしゃ 準備もできたことだし行くよー」
グラーフ・ツェッペリン「では行こうか」
フォックスハウンド「楽しみー!」
ダイドー「皆様行ってらっしゃいませ」
駅前
フォックスハウンド「わぁーすごいすごーい! 人がたくさんいるー!」
グラーフ・ツェッペリン「これだけいると煩わしいことこの上ないな」
舞「まぁ今朝の8時前だし通勤とかでだろうね」
舞「まだ電車が来るまで時間あるし駅のコンビニでなんか買おうか」
フォックスハウンド「さんせーい!」
駅のコンビニ
フォックスハウンド「おー!なんかよく分からない物がいっぱいだー!」
舞「人の迷惑にならないようにねー お、新作の弁当じゃん買っちゃおうかな」
フォックスハウンド「ぼくは何にしようかな〜 グラーフはどれに…」
グラーフ・ツェッペリン「……」
フォックスハウンド「うわぁ…なんかいっぱいカゴに入れてる」
グラーフ・ツェッペリン「なんだその目はこれでも我はこれでも譲歩している」
舞「グラーフ…気持ちは分かるけど2、3個にしてね」
グラーフ・ツェッペリン「…!」ガーン
フォックスハウンド「ぼくはこれとこれにしよ!」
舞「私はこの弁当とハッシュドポテト グラーフは?」
グラーフ・ツェッペリン「我は厳選したこの3つだ」
駅内
舞「んー♡やっぱりハッシュドポテトサイコー」モグモグ
フォックスハウンド「お外で食べるご飯もおいしいー♪」モグモグ
グラーフ・ツェッペリン「…悪くはない」モグモグ
ピリリリリ
アナウンス「まもなく電車が参りますお乗りのお客様は黄色い線の内側でお待ちください」
グラーフ・ツェッペリン「ん、舞 電車と言うものが来るぞ」
舞「ん、分かった 2人とも電車に乗ったら大人しくしてね」
フォックスハウンド「はーい」 グラーフ・ツェッペリン「了解した」
ガタンガタン
フォックスハウンド「はぇ〜」
グラーフ・ツェッペリン「さすがに海上とは違うな 良い景色だ」
フォックスハウンド「あ、見て見てグラーフ」
グラーフ・ツェッペリン「ほーすごいな」
舞(食い入るように見ちゃってカワイイなー)
アナウンス「次は〜○○駅 ○○駅 お降りの際は気をつけてお降り下さい」
舞「2人とも次の駅で降りるよ」
フォックスハウンド「ん〜〜電車楽しいかったー!」
グラーフ・ツェッペリン「そうだな思いの外良かった」
舞「少し歩いたら私の家だからね」
フォックスハウンド「舞とお散歩!行こ行こ!」ピョンピョン
舞(前から思ってたけどこの子ほんと犬っぽいなー)
グラーフ・ツェッペリン「…」 キョロキョロ
舞(グラーフも顔には出てないけど楽しそうだなー)ホッコリ
フォックスハウンド「もう我慢できない!ボクちょっと走ってくる!」ダッ
舞「あんまり遠くに行かないでよー」
フォックスハウンド「ワカッテルヨー」ビューン
グラーフ・ツェッペリン「…んー」
舞「どうしたのグラーフ」
グラーフ・ツェッペリン「いや、なぜか妙に落ち着くんだ」
舞「どゆこと?グラーフ?」
グラーフ・ツェッペリン「分からん 何か引っかかってる気がするが」
舞「まぁ生まれ育った場所は落ち着くって言うし」
グラーフ・ツェッペリン「そういうのものなのか?」
フォックスハウンド「ただいまー!ん?グラーフどうしたの?」
グラーフ・ツェッペリン「なんでもない大丈夫だ」
フォックスハウンド「???」
舞「着いたよ ここが私の家だよ」
フォックスハウンド「二階建だーすごーい」
舞「二階は寝室兼物置だからね さ、入ろか」
フォックスハウンド「失礼しまーす」
グラーフ・ツェッペリン「失礼する」
舞「私は二階に行くけど2人はどうする?」
グラーフ・ツェッペリン「そうだな手伝えるなら手伝おう」
舞「大丈夫だよすぐ見つかると思うから」
グラーフ・ツェッペリン「そうか」
フォックスハウンド「クンクン…この床なんかいい匂いがする!」
グラーフ・ツェッペリン「それは〝畳〟と言うものだ」
フォックスハウンド「タタミ?なんでグラーフが知っているのさ」
グラーフ・ツェッペリン「なぜだろうな」
フォックスハウンド「タタミかーボク達の部屋にも欲しいなー」ゴロゴロ
舞「我ながら変な場所に置いてあったなー」
グラーフ・ツェッペリン「見つけたのか」
舞「じゃーん」
フォックスハウンド「ノート?」
舞「そ、私のお父さんが書いてた奴でセイレーンについて書いてあるの」
2人「!?」
フォックスハウンド「それって本当に?」
舞「本当だよほらコレとか」
フォックスハウンド「本当だ…駆逐型、空母型」
グラーフ・ツェッペリン「舞、卿の父は海軍に?」
舞「そ、昔セイレーンが現れる前から」
フォックスハウンド「ほえー」
舞「でもこのノート随分古いから今のセイレーンと違うかもしれないけどないよりマシかなって思ってね」
グラーフ・ツェッペリン「確かに奴らも過去とは違うかもしれんが大体が現在のセイレーンと似たようなものだろう」
舞「それならいいけどねー それじゃノートも回収したし時間もまだまだあるから少し色んな所に行こうか」
フォックスハウンド「さんせーい!」
話を考えるって難しい