兵器に花咲く物語   作:雪見豆腐

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セイレーンの資料を手に入れた舞達は次の目的地に向かうのであった


買い物と護衛の話 その2

 

デパート前

 

舞「着いたよーここがこの辺りで大きいデパートだよ」

 

フォックスハウンド「おおーすごーい!」

 

グラーフ・ツェッペリン「…!」

 

ヒソヒソ

女性A「なにアレ?すごい格好している子がいるんだけど」

 

女性B「えー知らないの?あの子達はKAN-SENって言う人?だよ」

 

女性A「あー確か時々ニュースとかで見る子達だよね?」

 

女性B「そうだよ多分あの前にいる子が指揮官だと思うよ」

 

男性A「おい見ろよあれKAN-SENってやつじゃね?」

 

男性B「近くで見ると中々すげー格好してんな!」パシャパシャ

 

 

グラーフ・ツェッペリン「舞なにやら色々と視線が」

 

舞「あっ忘れてたグラーフ達いつもの服だから目立つんじゃん」

 

舞「母港暮らしで感覚マヒしてた」

 

グラーフ・ツェッペリン「まぁ元々この服しか無かったからな」

 

舞「うっし!とりあえず中に入って服を買おうか」

 

グラーフ・ツェッペリン「そうだな」

 

 

デパート内 服屋

 

舞「ねーハウンド」

 

フォックスハウンド「なになに?」

 

舞「思ったんだけと君らのいつもの服ってそれ一着?」

 

フォックスハウンド「そうだよ?」

 

舞「まさか…洗ってないの?」

 

フォックスハウンド「うーんとね戦闘時は汚れるけど水浴びすると勝手にキレイになるんだよ」

 

舞「へー便利な服」

 

フォックスハウンド「ボクも最初不思議に思ったけど難しいから気にしないことにしたんだ」

 

舞「ほえ〜KAN-SENってすごいんだな〜」

 

舞「それでハウンドどの服がいい?」

 

フォックスハウンド「うーんとねこっちの服がいいな」

 

舞「分かったじゃちょっと試着してみよっか」

 

グラーフ・ツェッペリン「舞どうだ?なかなか様になっているだろう?」※『威風堂々』とプリントされたTシャツ

 

2人「……」

 

グラーフ・ツェッペリン ドヤァ

 

 

 

 

グラーフ・ツェッペリン「舞、感謝するこの服は大事しよう」※結局購入

 

舞「ありがとうグラーフ」

 

フォックスハウンド(グラーフってローンと同じで怖いイメージがあったけど結構面白いなー)

 

舞「他の子たちの分も少し買ったし次はどうする?」

 

グラーフ・ツェッペリン「そうだな…まだこのデパートやらをもう少し見て周りたいな」

 

舞「じゃあみんなで楽しめる所に行こっか」

 

 

 

ゲームコーナー

 

フォックスハウンド「なんかいろいろキラキラしてる!」

 

グラーフ・ツェッペリン「舞これはどうやってするんだ?」キラキラ

 

舞「ゾンビ撃つ奴じゃんまだ残ってたんだなつかしー」

 

舞「えっとねまずお金を入れて…」

 

 

フォックスハウンド「わっ、なんだコレ!首無し鎧だ!」

 

グラーフ・ツェッペリン「どうやらこのステージのボスらしい」

 

フォックスハウンド「よーしボクがやっつけてやる!」フンス

 

 

フォックスハウンド「んー楽しかったー!」

 

グラーフ・ツェッペリン「そうだな結果も中々だった」

 

舞(初見でノーコン…この子達やりおる)

 

 

舞「次は定番のufoキャッチャー!」

 

グラーフ・ツェッペリン「!」

 

カッパのぬいぐるみ キラキラ

 

グラーフ・ツェッペリン「舞!我はあの緑の生き物を所望する!」

 

舞「まかせろー!」

 

 

舞「…さ、三千吸いとられたけど」

 

グラーフ・ツェッペリン「今日からお前は『ターベアート』だ」ホクホク

 

舞「まっいいか」

 

 

フォックスハウンド「舞ーこれは何?」

 

舞「それはねダンスゲームって言ってね光ってるパネルを踏むと得点がでてね」

 

舞「いい感じに得点を取ると全国にランキングが載るよ」

 

フォックスハウンド「よーしじゃあボクが一位をとってやる!」

 

 

フォックスハウンド「むーあとちょっとだったのにー!」

 

舞「でも短時間で全国5位は充分すごいと思うけど…」

 

フォックスハウンド「でもでもくやしーよ!」

 

舞「まあまあ次頑張ろ?」

 

 

 

舞「最後はこれ!」

 

グラーフ・ツェッペリン「随分煌びやかな箱というか」

 

舞「プリクラって言うんだけどまぁ百聞は一見に如かず入ってみて」

 

フォックスハウンド「へー結構広いんだね」

 

舞「えーとねまず写真を撮ります」

 

グラーフ・ツェッペリン「なんだただの写真撮影の機械か」

 

舞「まーまーなんかポーズでもしてみたら?」

 

フォックスハウンド「じゃあワンワンだよー♪」ピョンピョン

 

グラーフ・ツェッペリン「…にゃ、ニャンニャンだよー…」ピョン

 

舞(かわいっ!)

 

パシャ

 

舞「んでさっき撮った写真をこうします」

 

フォックスハウンド「すごーい!ボクほんとにワンワンになっちゃてる!」

 

グラーフ・ツェッペリン「我の頭にネコの耳が…」テレテレ

 

舞「と、まーこんな感じで色々できるんだ」

 

 

 

 

フォックスハウンド「楽しかったー!」

 

グラーフ・ツェッペリン「うむ 我も舞について行って正解だったな」

 

舞「予定より少し遅くなったけどんじゃまそろそろ帰ろっか」

 

2人「うん「そうだな」」

 

 

 

 

 

 

竹敷母港 レッドアクシズ寮  鉄血部屋

 

グラーフ・ツェッペリン「と言う訳だ」

 

ペーター・シュトラッサー「それは良かったなグラーフ」

 

ドイッチュラント「ふーん へー そう」

 

グラーフ・ツェッペリン「なんだドイッチュラント何か言いたいことがあるのか?」

 

ドイッチュラント「別に何でもないわよ」

 

ローン「いいですねー舞とお出かけ」

 

グラーフ・ツェッペリン「次はお前も行くといいローン」

 

ローン「言われなくても」

 

ドイッチュラント「で、グラーフ その服何?」

 

グラーフ・ツェッペリン「これか?良い服だろう?我の宝の一つだ」

 

ドイッチュラント(ダサッ…)

 

グラーフ・ツェッペリン「シャンパーニュにも見せてたが奴も絶賛していたぞ」

 

ドイッチュラント(えぇっ…)

 

 

 

アズールレーン寮 ユニオン部屋

 

フォックスハウンド「それでね帰ってきたの」

 

ダウンズ「良かったじゃねーか」

 

シャングリラ「ええ 良い経験をなされたんですね」

 

ウェストバージニア「…」

 

フォックスハウンド「あれ?バージニアどうしたの?」

 

ウェストバージニア「いや、やられる立場になるとこうも悔しいものだなと思ってな」

 

フォックスハウンド「???」

 

ヴェスタル「それにしても舞もあなた達も無事に戻ってきて良かったです」

 

フォックスハウンド「あ、でねでねこれ見て」つプリクラ

 

ダウンズ「アハハ!ハウンドあんた本当に犬になってんじゃん!」

 

フォックスハウンド「可愛いでしょ!」

 

ヴェスタル「ふふっグラーフさんはネコさんですね」

 

 

 

執務室

 

舞「たっだいまー」

 

ダイドー「お帰りなさいませご主人様」

 

舞「えっ、ダイドーずっと執務室にいたの?」

 

ダイドー「いえ、執務室の掃除や陛下の給仕をしておりました」

 

舞「そっ掃除!?大変だったでしょ散らかったままだったから」

 

ダイドー「いえそんなことはありませんでし…」

 

バァン!

 

舞「わっ!びっくりした!」

 

江風「…なんだ帰ってたのか」

 

舞「江風か〜脅かさないでよ〜」ナデナデ

 

江風「触るな…」ペシッ

 

舞「な、なに怒ってるの?」

 

江風「怒ってなどない」

 

舞「怒ってるよ」

 

ダイドー「江風様は帰りの遅いご主人様を心配していたんですよ」

 

舞「そうなの?でも何か怒ってるよ?」

 

ダイドー「照れ隠しですよ 迎えられるのは慣れてますけど迎えるのは慣れてないんですからどう接していいか分からないんですよ」

 

江風「……」フイッ

 

舞「なんだまだ嫌われているかと思ってたよ」

 

舞「じゃあそんな2人にお土産があります」ガザゴソ

 

舞「じゃーん2人に似合いそうな服!」

 

ダイドー「」ポロポロ

 

舞「ダイドー!?どうしたの?」

 

ダイドー「いえ、ご主人様からの贈り物は初めてなのでつい…」

 

舞「じゃあ気を取りなおして江風に白桜をイメージしたパーカー、ダイドーは青薔薇のフリルがついた服だよ」

 

ダイドー「ご主人様ありがとうございます!ダイドーご主人様仕えてとても嬉しいです!」

 

江風「お前にしては悪くないな」ギュ

 

舞「喜んでもらえて何よりでよかった それでね2人共」

 

2人「?」

 

舞「今から他の子にも渡しに行くからあとよろしく!」

 

ガチャバタン

 

江風「はぁ仕方ないなあいつは」

 

ダイドー「ではご主人様が帰ってくるまで2人で頑張りましょう」

 

江風「そうだな」

 




今回のイベントでキューブがめっさ減りました おのれ島風

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