【完結】とある再起の四月馬鹿(メガロマニア) Ⅱ 作:家葉 テイク
5
ふと気付くと、そこは──
「お。起きたか、よかったよかった。急に倒れるんだもんな」
──上条当麻の、目の前だった。
「なっ、わっ!? たっ!?」
慌てて起き上がろうとして──頭をぶつけそうだったので咄嗟に首を傾けた俺は、全身全霊で後ずさりして──そこが布団の敷かれた和室であることに気づいた。
ついでに言うと、布団は二組ある。……りょ、旅館か何か?
っていうか、当麻さん!? しかも初手から!? いったいどういう……、も、もしかして、ここまでの流れからして……そういうこと!?
「シレン、そういう思考は普通にフラグだと思いますけど……」
『いや、多分その考えで正解だと思うよ』
ふいに。
当麻さんの背後から、すいと一人の女性が現れた。年の頃は──幾つくらいだろうか。かなり、若々しい気がする。今の俺と五歳差くらいと言われても納得してしまうくらい、瑞々しい色気の漂う女性だった。
ただし、その佇まいは若い女性という感じではない。なんというか……色々と、酸いも甘いも嚙み分けるお年頃のような。そんな落ち着きも感じさせた。
そんな未来の『シレイシア』は──すっと当麻さんの首を抱きすくめた。
「……んっ?」
当麻さんの方は、気持ち青ざめた表情だ。
まるで『大事な人を見間違えてしまった』かのような、そんなバツの悪そうな表情をしている。
《こ、この女、過去の自分に嫉妬していますわ……》
あー……まぁ、でもこれで確定だね。
この時代の俺達は──、
「ええと、どうも……上条シレンさん?」
『上条レイシアもいますわよ』
声に振り返ると、そこには腕を組んだこの時代のレイシアちゃんの姿が。
うん、やっぱりこの世界の俺達は……当麻さんと結婚していたみたいだ。……そっか、当麻さんと結婚したのか、この世界の俺達は……。
「なんというか……おめでとうございます」
『……ふふ、今まで色んな人に言われてきたけど、過去の自分に言われることになるとはね』
そう言って、この時代の俺は照れ臭そうに頬に手を当てた。なんというか、若奥様ムーブがだいぶ板についている気がする。物腰からしてもう若奥様って歳でもないだろうに……。
『レイシアちゃん。あの子達の様子見ててもらえるかな?
『えー。わたくしだって話したいですわよ? 滅多にない機会ですもの』
『まぁホラ……「これ」が必要になるかもだしさ』
この時代のレイシアちゃんと言い合いながら、この時代の俺は右手を掲げて見せた。それが何らかの合図になったのか、レイシアちゃんは『ぶー』と不服そうに漏らしながら、別室へと行ってしまった。
……よく席を外すなあ、未来のレイシアちゃん。相似さんの世界線の場合は
「にしても、よく当麻と結婚できましたわね」
スタスタと別室へ歩き去ってしまったこの時代の自分の背中を見送りながら、レイシアちゃんは感慨深そうに行った。
うん……まぁ、俺もそう思ってた。
「色んな未来を見てきましたけど、どの未来も突拍子もありませんでしたものねえ」
『うん? どんな未来を見てきたのさ?』
「第三次大戦を経て当麻とファーストキスを済ませた未来。イギリスへ行った当麻を追って魔術師になった未来。学園都市の崩壊した世界で当麻を守る為資産家となった未来。学園都市に残った当麻と共に警備員になった世界」
『凄い未来を見てきてるね!?』
おお……レイシアちゃんの提示した(この時代の俺視点では)衝撃の事実にちゃんとリアクションしてる。この時代の俺は今までの未来の俺の中で一番俺に近いかもしれないな。
「あと馬場と結婚した未来とか、相似と結婚した未来とか」
『ちょっと!?!?!?』
あ、顔を真っ赤にしながら当麻さんの耳を塞いでる。やっぱほかの男と結婚した未来があったとかは聞かれたくないんだね。分かるよ。
「まぁいろいろな未来を見てきましたが……正直わたくしにとっては道半ばか、あるいは敗北の未来でしたわ。こうして勝利が結実した未来を見ることができて……ようやくホッとしております。いやマジで」
レイシアちゃんはそう言って、現代の俺達よりもちょっとだけサイズアップした胸を撫で下ろす。
……まぁ、そうだよな。レイシアちゃんとしては、今まで現在の自分の努力が実を結ばなかったか、全く意味をなさなかった未来を見せられてきたんだもんな。
レイシアちゃんだって、伊達や酔狂で当麻さんを俺の相手役に推してるわけじゃない。レイシアちゃんにもちゃんとした考えや希望があって、好意があって決断してるんだ。何も思わないわけがないよな……。
「…………『俺』」
そこからの言葉を引き継ぐように、俺は未だに当麻さんに抱き着いているこの時代の俺に呼び掛ける。
『……ん?』
「一人称。変わらないんですのね。これまで見てきた『未来のわたくし』は、恋愛事に真剣になっていればいるほど一人称が『私』に変化していましたけど」
『……ああ! そういうこと』
俺の言葉に、この時代の俺は微笑ましいものを見たかのように笑う。
まるで──というより、真実、遠い昔の自分を懐かしむような優しさで。
『そういう意味じゃ……ある意味、君達は今までで一番業の深い未来に来ちゃったのかもなあ。うんまぁ、俺は今でも「俺」だよ。異世界で「青年」だった意識を持ったまま、それを当麻さんにも打ち明けて生きている』
そこまで言ったところで、この時代の当麻さんは右手でこの時代の俺の頬を撫でた。
幻想を殺す右手で、しかし目の前の存在を慈しむ様に。
「っつても、コイツもお前たちの見てきた時代のシレンみたいに一時期は一人称も『私』に変えて、言葉遣いも完全に『普通の女性』っぽく変えようとしたことあったけどな。
『ちょ、当麻さん!? それ黒歴史!!』
「だから言ってやったんだよ。俺がテメェの性別ごときで好き嫌いを変えるようなみみっちい男だと思ってんのか! 男だの女だのなんて関係ねえ、來見田志連もシレン=ブラックガードもまとめて愛してやる! ……ってな!」
…………。
…………。
「…………ちょっと今のは忘れたいかな」
「ええ!? なんで!? 上条さん渾身のプロポーズだったんでせうが!? っていうか思わずシレンの素の口調が滲み出るレベルで嫌だった!?」
「……こういうところは変わらないんですのねえ」
逆だよ。バーカ。
『まぁ安心しなよ。多分この一連の召喚が終われば、その最中の記憶はだいたいぼやけると思うから』
「……どういうことですの?」
のほほんと言うこの時代の俺に、レイシアちゃんが首を傾げる。
この時代の俺はにこにこと笑いながら、
『そのままの意味だよ。だって俺、「一回目」のことも覚えてないでしょ? まぁ俺もオティヌスに指摘されるまで気付かなかったんだけどさ……』
…………??
『そこで疑問符が出る時点で、ここでの記憶はぼやけてしまうって確定してるようなもんなの。だからまぁ、未来の「お楽しみ」は消えてないから安心してね』
「お、おたっ……!」「はいはい分かりましたわ。……やはりこの時代のシレンも随分と世界とか歴史とかの干渉に詳しいんですのね。メインヒロインルートを通った以上様々な苦難があったのでしょうが。……そんなアナタならば、黒幕の思惑も分かるのでは?」
言いながら、レイシアちゃんはグッとこの時代の俺を睨みつけた。
その態度は、どこか警戒しているようでもあった。……そうだ。前回の時代の最後、俺達は妙な声を聴いた。そう考えると、俺達と黒幕は順調に近づいているはずなんだ。
そして──この時代の俺達が黒幕と無関係とは限らない。『理想的な未来が実は自分たちの敵でした』なんてどんでん返し、この世界じゃよくありすぎる話だ。レイシアちゃんの警戒はもっともでもある。
『あっはっは! レイシアちゃんらしい警戒だなあ。なんかこういうの見てるとレイシアちゃんは昔から変わらないなあって思うよ』
『シレンー!! 聞こえてますわよー!!』
……あ、扉の向こうからこの時代のレイシアちゃんの声が。
『心配しなくても、わざわざ過去の自分をあてのない未来旅行に連れて行くなんて意味のない嫌がらせはしないよ。こちとら子供が三人もいるっていうのになんでそんな騒がしいことしなくちゃいけないのさ』
「けいさんぷっ!?」
しまった。驚きすぎてうっかり妙な言葉が飛び出してしまった。
……三児の母。……ってか、ということはレイシアちゃんが今見てるのは自分の子ってことか……。……………………俺達と当麻さんの子か……。子ども……。
『というわけで、どんでん返しを期待してもらってるところ悪いけど俺はシロ。もちろんレイシアちゃんもね。ただ……これまでの話を聞く限り、黒幕の動きの狙いは何となく分かる』
この時代の俺はピッと人差し指を立てて、
『黒幕は……当麻さんと君たちの接触を遮ろうと躍起になっていたわけだ』
「……当麻さんと?」
『その様子だと、一つの世界に留まっていた時間はそれほど長くないんでしょ? なら、各世界の最後に交わした会話や出来事の内容を思い返してみてくれ。……多分、どれも当麻さんに結び付くものだったんじゃないか?』
……そういえば。
魔術師の世界では、潜伏していた場所に当麻さんが戻ってきたタイミングで。
資産家の世界では、勝手に上がり込んでいた自宅に当麻さんが帰ってきたタイミングで。
警備員の世界では、見回りに行っていた当麻さんが到着したタイミングで。
黒幕による世界線の移動は、当麻さんが現れたタイミングで起きていた。
だが……、
「なら、馬場や相似と結婚した世界線はどうなりますの? 当麻なんて現れようがありませんでしたわよ?」
『だからこそだよ。おそらく黒幕は、普通の可能性では当麻さんと俺達が合流してしまうから、さらに「普通」から外れた未来を選び取った。その結果、結婚相手が馬場さんや相似さんになる極端な世界線に移動することになったんだ』
……なるほど。
そう考えると、これまでの遷移の基準にも説明がつく。
『ただ……魔神じゃあるまいし、可能性は無から作り出されているわけじゃない。世界の側面を切り取るやり方は、有限だからね。少数の可能性を選び取って凌いだとしても、いずれは最多の可能性である「上条当麻と結ばれる未来」に行き着くしかなかったってわけさ』
……流石にこの未来が最多って言うのは自信過剰が過ぎると思うけども。
今までさんざん違う未来を見てきたあとだし。
「……ん?」
そこで俺はふと疑問に思った。
もしも敵が当麻さんとの接触を断ちたいなら……なんで馬場さんや相似さんの世界に俺達を押し留めておかなかったんだ? いや、それ以前に……
あの時代では、まだ当麻さんが現れるようなタイミングじゃなかったはず。当麻さんのことを考えたりもしていなかった。
それにそもそも、当麻さんとの接触を断ちたいなら、この世界に来た時点でまた例の『歪み』が発生していないのはおかし──
ミシリ、と。
まるで正解を知らせるファンファーレのように、世界が軋む様に歪んだ。
その瞬間。
『──おっと、そう簡単にリセットできると思ったら大間違いだよ』
そう言って、この時代の俺が、俺達の右手を取った。
次の瞬間。
ビシイ!!!! と。
俺達の右手から黒い稲妻が迸り、世界に広がっていた『歪み』にヒビが入った。
「え、え!?」
『……当麻さんの隣に立つ男だよ、俺は。そりゃあ右手の能力の一つや二つは持ってるさ。なんかパチモンみたいであんまり気に入ってないけど』
「そうか? 俺はカッコイイと思うけどな、
『上里くんが出てきた後に名乗るハメになった俺の気持ちを考えてくれよ……。二人目ならまだしも、三人目だよ? しかも二人共の名前を聞いた後でだよ?』
朗らかに話しているこの時代の俺と当麻さんだが──そうしている間も、黒い稲妻は歪みを絡めとるように広がっていく。
完全に、状況はこの時代の俺が制御しているようだ。……凄い。これまで完全に上手だった黒幕の手が完璧に止められている。
『もう察していると思うけど、この時間旅行は君達の「歴史を歪ませて均す」体質を利用して行われている。均すときの方向性を、ちょっといじることで本来過去に飛ばされるはずの君たちの魂を未来に飛ばしているってことだな』
「……つまり、俺の右手で触れば、均す際の方向性のコントロールをする間もなくお前らの魂は元の状態に戻る。即ち、元の時代に戻れるってわけだ」
そう言って、上条さんは右手をすっと俺達の胸元へと伸ばしていく。
それを見て、ふと思った。
「……ちょっと待ってくださいまし」
上条さんの右手で、俺達は元の時代に戻る。それは分かった。
でも俺達が過去に戻ってしまったら……この時代は、いや他の時代はどうなるんだろうか? ゴム紐の別側面とかの理屈は良く分からないけど、それは大分不確かなものなんじゃないだろうか。このまま俺達が消えたら……せっかくこの時代の俺達が掴み取った未来も、消えてしまうんじゃ……。
『ああ、安心していいよ』
そんな俺の不安を読み取ったのか、この時代の俺は優しく笑う。
『世界にはいっぱい余剰領域があるってことさ』
「……
『似たようなものかな。確かに君たちが観測するまで、この世界っていうのは不確かな可能性でしかなかったと思う。言うなれば、アイデア帳に眠る無数のネタの一つってところかな。でも、こうして観測されたことで確かな形になった。いくら過去が変わろうと未来が変わろうと、その観測結果が消えるわけじゃない。……そうした可能性は、余剰領域に蓄積されていく』
よく、分からないけど……。
『つまり──当麻さんの右手で君達の異常を殺しても、俺達は問題ないってこと! きっと、これまで君達が巡ってきた世界も消えたりはしていないはずだよ?』
…………なら、よかった。
俺達にとっては、四月馬鹿みたいなポッと出の突拍子もない未来だとしても……。その世界を生きてきた『俺達』にとっては、紛れもない現実だろうから。
「もう、いいか?」
「……はい。お願いします」
問いかけに頷くと、当麻さんは神妙な面持ちで俺達の胸元に手を伸ばす。
そしてぴたりと掌を当てると、
「…………なんかちょっと、クるものがある」
『当麻さん、あとでオシオキね』
「ひえぇ!?」
──そんな当麻さんの情けない悲鳴を聞きながら。
パキィン!!!! と、世界全体が粉々に砕け散った。
『おー、無事帰らせたみたいですわね。よかったよかった。これにて一件落着ですわ』
『いやまだだよレイシアちゃん。最後にもう一仕事残ってる。昔の俺達の初々しさに鼻を伸ばしていたこの精神的ロリコン野郎にお灸を据えねば』
「いやシレンの中身は成人男性だったのでは!?」
『あの頃のシレンの恋愛感情諸々は幼女レベルですもの。実質ロリペドですわよ』
「その実質にはかなり実際との開きがあると思うのですがー!!!!」
《……しかし、『均し』と『歪み』を同時に扱い、他の側面の観測を行える存在、かぁ……》
《心当たりは、一人しかいませんわよねぇ》
《《レイシア=ブラックガード、本人だけ》》
3
──そこは、白と黒に塗れた世界だった。
大気は白と黒が混じり合ってモノクロトーンのマーブル模様を描き、大地は黒と白がタイルのように交互に規則性を持って敷き詰められている。
風景のようなものも見えるが、そのすべてが白と黒によって構成されて輪郭が混じり合っているせいで、まるで遠くの山のようにも、近くの丘のようにも、遊園地の観覧車のようにも、ショッピングモールのようにも見える曖昧な印象しか与えてくれない。
その中でひときわ、異彩を放つ輪郭があった。
それは、一人の女だった。
豪奢な安楽椅子に腰かけた、灰色のナイトドレスを纏った妙齢の女性だった。手足には白と黒のドレスグローブとタイツを身に纏っているが、身体の中心に向かっていくにつれて白と黒のコントラストは曖昧になり、ナイトドレスに至っては混沌とでも表現すべき『濁った』灰色の様相を呈している。
その表情は勝気なようでいて穏やかにも見える。ゆるく波打つ髪の奥から覗く目が痛くなるほどのエメラルドグリーンの瞳の輝きだけが、どこか悲し気に揺らいでいた。
──しかし最も目を引くのは、女自身の姿ではなかった。
彼女が腰かける安楽椅子が立てる軋んだ音が具現化したかのように、彼女の背後からは巨大な亀裂が触手のように大量に伸びている。数千を軽く超える亀裂の束の奥からは、巨大な『何か』の瞳が無数に浮かび上がり、こちらの様子を伺っていた。
吸い込まれるような緑の瞳が瞬きのように明滅するごとに亀裂は消えては浮かびを繰り返し、それらのリズムは安楽椅子のゆらゆらとした動きによって制御されているようだった。
そしてこれは奇妙な確信だったが──俺は安楽椅子や背後の巨大な亀裂、そしてその奥から覗く不気味な瞳達まで含めて、全て女の体の一部であるように思えた。
「…………ちょっと、どういうことですのこれ。当麻の右手に触られたのだから、わたくし達は戻れるのではなくって? なんですのこの精神ワールドみたいな変なところは」
呆然としていると、レイシアちゃんが口を開いた。
そこで俺は、自分達が『自分の身体』を取り戻していることに気付いた。
女は、本当に楽しそうに微笑んで、
『ええ。戻ったわ。安心してね、アナタ達はちゃんと戻れたの。わたしが、先回りしただけ』
口調は似ても似つかない。
風貌も──目の色だって、全然違う。
にも拘らず。
『ホント、困ったことするわよね。せっかくの時間旅行、もうちょっと楽しんでくれてもよかったのに。こっちの準備が整う前に帰還の最適解を掴んじゃうものだから……出張するしかなくなっちゃったじゃない』
そいつの気配は、何よりも雄弁にある一つの『答え』を俺に突きつけてきた。
「…………どうしてだ」
こいつは……。
「どうして、そんな風になっちゃってるんだよ……!」
こいつは……!
「なんで『一人』になっているんだよ、俺!?」
| ■異世界のシレイシア図鑑⑥ |
|---|
| 上条レイシア |
| 三五歳。本編中にヒロインレースに勝利したレイシア。全体的におっとりめな雰囲気が強まっており、既に三児の母。 ブラックガード財閥は継がないことに決めており、現在は専業主婦の傍ら、趣味でデイトレードをやって夫の稼ぎを軽く超えている。美容にはとても気を遣っており、肉体年齢は一〇代後半。一説には若作りしすぎて老衰すら克服したと言われているが、真偽は不明。 レイシアも上条との夫婦関係は良好で、幽体離脱3●が最近のトレンドらしい。 |
| シレイシアの右手に宿る異能。シレンの体質である 右手が発した音の響く範囲の害意に基づく行動を『失敗』させることができる。 原理的には、歴史を歪ませてから均す 簡潔に言うと、指パッチンをすると敵の攻撃を失敗させることができる。 なお、音そのものに干渉することで影響範囲を操作することもできるため、 なお、この能力は |
| ■異世界のシレイシア図鑑⑦ |
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| 現時点でのシレイシア達が辿る未来の中で、『最多』の可能性。 |