虹ヶ咲パロディパラダイス 作:NPP制作委員会
【そらなり】
え!? 昨日当番だったのに今日もとは……。今回の話はかなり作品のパロディ要素を強めに作りました。そしてサブタイトルでなんとなく作品は察していただけると思います。
とても有名な作品なので楽しんでいただけるといいかなと思っております!
(……なんですか、それ)
後攻、中須かすみは本気のライブを披露しなかった。明らかに手を抜いている。先にライブを披露した優木せつ菜は彼女の行為に一種の絶望を覚えた。
(もう、戦うのも諦めましたっていうことですか)
かすみは方向性は違うとはいえ、スクールアイドルの活動に関してはせつ菜と同等レベルで本気の活動をしていた。練習量だってそんなに差はない。だからこそ対等な勝負ができると本気で勝ちに行こうと思った。しかし……
(なんでなんですか、楽しみにしてたのに……)
本当に楽しみにしていたからこそ漏れてくる心の声。
(かすみさんとならいい勝負ができると思っていたのに)
結果は出すまでもない。やる気のないライブを評価する人がいないようにやがて見る人は減っていった。舞台袖からかすみのライブを見ていたせつ菜は悲しみの目でかすみの事を見つめていた。
「わかってないんですよ、せつ菜先輩。自分がどれだけ化け物なのか」
「いるわけないんですよ。あなたとやりあえる人なんて」
ライブが終わった後、せつ菜の元にやってきたかすみは一言そう告げる。もうやる気がないかのように。
自分が回りとは頭一つ以上にとびぬけていることはせつ菜自身も気づいていた。だからこそ、同じ同好会メンバーだけは本気で戦えると思っていた。しかし、結果はこの通り。
ライブの出来について話そうと侑はせつ菜に向かって駆け寄っていたが、そんなことはつゆ知らずとうつむいているせつ菜は一つ大きなため息をして侑に向かって口を開く。
「侑さん。やっぱりダメでした」
「え?」
「私に勝てるのは、私だけです」
その言葉は慢心から来るものなのか。答えはノーだ。確かな実力、対戦相手の対戦意欲をかき消すかのような強さ。それをせつ菜は持っているのだから。身近に同等のレベルに立てる人は存在しなかった。
せつ菜の言葉を聞いた侑もまたうつむいて、彼女の辛さを受け止めようとしたが、言い終わるとせつ菜は控室の方に向かって、侑の横を通り過ぎていくのだった。
あの日のトーナメントイベントから数日が経ち、同好会の活動の終わりに侑と上原歩夢は自宅へと帰っていた。その中で話題に上がるのは今日の練習の事。
「今日の彼方さん、すごかったね」
何でもないような雑談。そんな風に話しているものの聞き手の歩夢は心ここにあらずようだった。
「うん……そうだね……」
「けど、同時にも怖くなったんだ。彼方さんの成長ぶりを見ていると……」
それでもと話を続ける侑。この調子でみんなが練習で才能を開花させていくとまたせつ菜の時のように離れ離れになってしまうのではないかという不安が侑の中に芽生えてしまっていた。
「せつ菜ちゃんが変わっていった時のことを思い出しちゃうんだ……」
さらに言えばせつ菜の絶望を一番近くで感じたのは侑だ。そのためか人よりも多く落ち込んでしまっていた。
「侑ちゃんは最近せつ菜ちゃんと話した?」
「あのイベントが終わってからはまだ……。何とかしたいとは思ってるんだけど」
これから具体的なことは何をするかを決めていないため言いよどむ侑。
「正直今の私にはわからない」
そんな不安に駆られている侑に後ろを歩いていた歩夢が侑の袖をつかむ。
「歩夢?」
急に動きを止められたため、振り返る侑。そこにはうつむいている歩夢の姿があった。きっと、考えていることは侑とさほど変わらないのだろう。
「みんな……ずっと一緒だよね……? これからもずっと一緒に仲良くやっていけるよね!!」
今まで仲良くしていたのだから変わることはないという希望をもって絶望に立ち向かおうとしているのだろう。ただ、その不安が拭えないからこそ安心したいからこそ歩夢は侑に尋ねた。
「…………。うん、ずっと、一緒だよ」
それでも、侑ができることは少ない。それはスクールアイドルとそれをサポートする存在では立場が明らかに違うのだから。だからこそ、一瞬の間がそれを物語っていた。
また別の日。練習をしていた同好会メンバーに対してせつ菜は怒りをあらわにした。
「ふざけないでください! 毎回毎回あっさりステップミスをして止まらないでください!! ミスをしても何かしないとダンスもへったくれもないじゃないですか!!!」
練習中、ミスしたら完全に動きを止めていたかすみの動きが目に留まり、本番のライブを想定しなくてはいけないと歌舞する反面、自分にできることができず、練習に身が入っていないかすみに対しての怒りがたまっていたのだろう。
「やってますよ……。せつ菜先輩がすごすぎるんですよ……。先輩に合わせられる人なんているわけないじゃないですか……」
せつ菜にそう指摘されても、むすっとするだけのかすみ。ただ、その一言がかろうじて繋ぎとめていたせつ菜と同好会の糸を完全に断ち切った。
「…………!! やってられません!!」
練習場所から走って出ていくせつ菜。
「せつ菜ちゃん!!」
「せつ菜ちゃん……!!」
出入り口付近にいた歩夢は出ていくせつ菜を呼び止めようとしたものの、その程度の静止で止まるわけもなくそのまま走り続けるせつ菜。そのせつ菜を侑は走って追いかける。
侑はせつ菜を追って学園の外に出た。そしてさほど遠くない川辺にポタポタと降る雨に打たれているせつ菜の姿があった。
「せつ菜ちゃん、練習に戻ろう?」
いつものようにせつ菜に話しかける侑。今までと同じように接し、あくまでも普通を演じていく。今はその方がせつ菜のためになると判断しての行動なのだろう。
「……何でですか? 何のために練習をするんですか」
しかし、その言葉はせつ菜には届かない。それほどまでにトーナメントイベントにおけるかすみの言葉、そして先ほどのかすみの言葉がせつ菜を硬い硬い殻に閉じ込めた。
仲間でありライバル。そんな活動方針を掲げたのに相手には戦う意思も仲間として一緒に戦う意思がない。それだけで十分せつ菜のやる気をそぐ理由としては十分すぎた。
「トーナメントイベントに出たら嫌でも勝ってしまうのに? 戦意がなくなった相手をこれまで以上に叩き潰せるようにでもなればいいんですか?」
一番スクールアイドルとして燃えていたからこそせつ菜が求めていたもの。それは自分を高めてくれる本当のライバルの存在。今までは同好会のメンバー全員がライバルだった。しかし、せつ菜の中にはもうライバルとして張り合えると思える人はいなかった。
だから、練習しても意味がない。その結論に至った。
「気持ちはわかるよ……。けど……」
「分かる? ハハッ……何がわかるんですか。教えてくださいよ。あなたみたいにステージに立たない人に何がわかるんですか!!!」
侑の言葉がよりせつ菜の逆鱗に触れた。侑にせつ菜の気持ちは理解することはできない。侑にはせつ菜のような才能はなく、自身の方針としてスクールアイドルの活動を応援することにリソースを割いているのだから。
だからこそ、理解することができない次元の話。気休めにもならない優しさから出た同情の言葉にせつ菜は怒りをぶつける。
「私だって、せつ菜ちゃんやみんなを羨ましく思う時だってある!! けどできないことを嘆いてたって仕方ない! だから私は全力でサポートをするために!!」
売り言葉に買い言葉。そんな言葉がぴったりな言い合い。しかし……
「誰をサポートするんですか?」
その言い合いもせつ菜に響くものはなかった。
「……え?」
「あなたのサポートがなくても、私は一人でもどんな人にだって勝ててしまうのに」
一人でも頑張らなくても最強でいられる存在。その次元に至っているせつ菜にとって侑ごときにできることが大事かと言われれば今のせつ菜の状況的に意味をなさない。
この言葉を聞いた瞬間、侑の脳裏に過去のせつ菜の言葉がフラッシュバックした。
『私に勝てるのは私だけです』
侑は今初めてその言葉の真意を理解した。だからこそ、理解してしまったからこそ言葉が出ない。
「あの時からあなたのサポートは受けてません。ついこの間なのに、もうずいぶん昔の事みたいです」
悲しそうな瞳をしているせつ菜。瞳からは一滴の水が流れ落ちていた。
「私は、あなたのサポートをもうどうやって受けたらいいのかも忘れてしまいました」
絶望と悲しみ。そんな2つの感情がせつ菜の中で入り混じる。聞いていた侑も自分の存在意義を無にするような言葉に面を食らい、その場でただ茫然として去っていくせつ菜をただ見ていることしかできなかった。
雨に濡れながらも一人で学園に戻った侑。練習場所に戻ると歩夢以外のメンバーはもうすでに帰っていた。先ほどのせつ菜のやり取りを歩夢に説明する侑。
しかし、歩夢にとって落ち込んでいる侑をどのようにすればいつものように戻るかなんて嫌というほど分かりきっていた。
「侑ちゃん、諦めるの? せつ菜ちゃんの事」
それは同情するとか、励ますとかそんな気休めにしかならない言葉ではなく、これからの話。そしてこう問いかければ侑がどう答えるかも歩夢には想像ができた。
「……ううん。確かに言われたことは答えたけど、私はあきらめない」
そう。侑は絶対にあきらめない。どんなに突き放されようが、自分のやりたいと思ったことにはただただまっすぐに突き進んでいく。それが高咲侑という少女なのだから。
「絶対にせつ菜ちゃんが本気になれるステージを作って見せる!!」
この程度の絶望なんて歩夢と一緒なら乗り越えられる。そんな確信があったからこそ、一層のやる気を2人は出していた。そしてもう1人、この話を聞いてやる気を出していた、人物もこれからの練習に精を出していった。
それから数日が経ち、月1で開催されるトーナメントイベントが開催された。学校の体育館を貸し切りライブが繰り広げられる。
準決勝、果林は対戦相手であるせつ菜に話をしに行った。
「聞いたわよ、せつ菜」
「聞いたって何をです? 果林さん」
ライブ前だからか、2人ともバチバチとしているが冷静に話をする。
「それはもういろいろよ。私に勝てるのは私だけです~って言ってるらしいじゃない」
果林は侑と歩夢が話している内容を聞いていた。先輩として後輩の暴走は止めなくてはいけない。そんな想いと、目標にしていた人物を元に戻したいという願いが果林を駆り立てた。
「えぇ……。だってその通りでしょう?」
「そうなのかもしれないわね。じゃあ、その私が相手ならどうなるのかしら?」
せつ菜の自信も目標にしていた果林は理解できた。それほどまでにせつ菜はスクールアイドルとして最強。しかし、この場にはせつ菜に憧れていた果林はもういない。
(勝ちたいと願いつつ心の底では負けてほしくないと思うから……だから。
憧れるのはもうやめる)
「え?」
意味深な果林の話に戸惑うせつ菜はステージに向かう果林の背中を見送った。
『それでは、朝香果林さんVS優木せつ菜ちゃん!! 先攻は果林さんです!! それではどうぞ!!』
「じゃあ、行ってくるわね」
振り返りざまに笑顔でそう告げる果林。ナレーションの歩夢の言葉を聞いてステージに駆け出して行った。
そしてステージ中央に立った果林。イントロが流れた瞬間に観客が騒めく。それは果林が持っている曲ではなかった。それは対戦相手のせつ菜が歌うはずだった曲。
果林が歌うCHASEは観客を次々に魅了していった。
しかし……ステージから捌けた果林の表情は暗かった。
「ここまでよくやりましたが、最後の最後にミスをしましたね」
そう。あのライブの最後の最後で果林はミスをした。
「あのまま自分だけで完結していたら、果林さんにも勝つ可能性があったかもしれません。でも、あの時あなたはステージ横のスタッフに目線を入れた。けど、私ならその時にアイコンタクトなんてしません」
アイコンタクトで演出を入れ込むはずだった。しかし、合わせる側のスタッフの動きと果林の動きが噛み合わなかった。
「一見、ステージ演出に合わせるのは意表を突いた戦略ですが、逆に言えば私の動きにない予定されていない動きだったわけです」
だからこそ、果林は遅い方の演出に合わせて最後チグハグしたままライブが終わった。
「私のパフォーマンスは仲間を頼るようにできてません」
「くっ……」
冷たく指摘するせつ菜の言葉を聞き、より悔しさが出てくる果林。控室に行くと侑と歩夢がそこに居た。
「ごめんなさい、侑……。ダメだったわ」
「……あとは私と歩夢に任せてください」
落ち込む果林の事を慰めるでもなく、果林からも託された思いを胸に侑は控室から出ていく。侑と歩夢の中にまた負けられない理由ができた。
いよいよ決勝戦。出場するのは当然のように優木せつ菜。そして上原歩夢。
「奇しくも、同学年対決になりましたね」
「そうだね。負けないよ?」
重苦しい雰囲気の中でいつものように会話をするせつ菜と歩夢。今まで自信満々に慢心していたせつ菜はこの場にはいなかった。
それは歩夢の今までのパフォーマンスを見ていたから少し前のせつ菜に戻ったのかもしれない。しかし、当然厳しくなるのはここから。
「今日のパフォーマンスは見せてもらいました。今のあなたなら、全力を出せそうです」
ここからせつ菜の本気により繰り出されるパフォーマンスに歩夢は勝たなくてはいけない。ステージに向かうせつ菜を固唾をのみながら送り届ける歩夢。この決勝はいつもとは比べ物にならないレベルになるというそんな予感がしていた。
そして決勝戦が始まる。
『それでは、決勝戦。優木せつ菜さんVS上原歩夢さん。先攻は優木せつ菜さんです』
璃奈がナレーションを言い終わると舞台袖からせつ菜が中央に向かっていく。
(いつからでしょう。ライブの日の朝、あくびをしながら家を出るようになったのは)
(いつからでしょう。勝っても何も感じなくなったのは)
(ただ私は全力をぶつけさせてくれる相手が欲しかった)
(ずっと望んでいた。勝つか負けるかわからないギリギリのクロスゲーム!!)
「感謝します。侑さん」
「え?」
せつ菜がライブを始めるといつもと違うことに同好会のメンバーは気が付く。
「……ゾーンに入ったということですか!?」
観客席で見ていたしずくは今のせつ菜に驚愕していた。
「ゾーン?」
"ゾーン"
余計な思考、感情がすべてなくなりライブに没頭する極限の集中状態。練習に練習を重ねた人だけがその扉の前に立つことを許されて、それでもなお、気まぐれにしか開くことがない。選ばれたものだけしか入れない究極の領域。
「私たちも初めて見る……」
「これが、せっつーの本当の姿……!!」
「冗談きついよ! 化け物だよ!」
今まででも十分次元が違ったのに、さらに上があった。それが、それだけで十二分に驚愕たる理由になる。
「本来、ライブで実力の100%を発揮するのは不可能。どんなに集中したスクールアイドルでも80%が限界。だけどゾーンはその不可能な100%を可能にするんだよ。……しかも、あのせつ菜さんの100%なら完全に未知の領域。体感的にはおそらく、今までの2倍はキレてる……」
しずくの言う通りせつ菜のライブは今までよりもキレがあり、さらには観客が叫ぶ時間すらも惜しいと思わせるほどのパフォーマンスを繰り広げられていた。
観客席にいる全員がせつ菜の優勝を確信した。
しかし、それはせつ菜に届く相手がいなかった場合だ。
(なんで……なんで私はこんなに弱いの)
(絶対に勝つの! 嫌なの、もうあんな思いをするのは)
(ここでやらなきゃ、いつやるの……!!!)
せつ菜とすれ違いでステージに上がる歩夢。その心の中では絶対に勝ちたい。仲間のために、そしてもう一度せつ菜を仲間にするために勝ちたいという願いが歩夢に扉を開ける力を与えた。
ステージ中央で歩夢が目を閉じ、大きく目を開くと瞳が輝いていた。いつもとの違和感に侑はすぐに気が付いた。
「歩夢……もしかして……」
「入ってますね。ゾーンに」
せつ菜もゾーンについて分かっているからこそ、歩夢の現状にも気づく。ただし……
「ですが、初めて入るゾーンでは」
そう。100%を発揮できるからと言って急に今まで以上の動きが続けられるわけではない。当然いつものように全力を続けていれば途中でばててしまう。
だけど。
「信じてるから。歩夢の事」
侑は負けることなんて何にも考えていないようだった。
ライブ終盤。全力でパフォーマンスをしているがスタミナも底をつき始めている。ペース配分を間違えてしまった結果だ。
しかし、ゾーンはどんどんと深くなっている自覚が歩夢にはあった。そして最後の扉の前に立っているが、どうやっても開けることができない。
(もうだめ……これ以上のパフォーマンスはできない!)
諦めかけたその瞬間、舞台袖にいた侑と目が合う。
何かを察した歩夢。一瞬のアイコンタクトの後、侑は持っていたメガホンを歩夢めがけて投げる。パフォーマンスを続けながらも歩夢はそのメガホンをキャッチし、次なるパフォーマンスにつなげた。
「ゾーンに入ってる歩夢さんに合わせる……」
その侑の行為はゾーンを経験しているせつ菜にとって予想外の何物でもなかった。ゾーンに入っている人に合わせることなんてできるはずないと思っていたから。
しかし、その瞬間にせつ菜はゾーンの正体について悟った。
「まさか、本当のゾーンって!!」
「そう。歩夢だけで戦うんじゃない。みんなと戦うんだ!!」
本来あったはずのパフォーマンスではない。今までの同好会メンバーの振り付けを取り入れた、このライブを見ていた人にとってこれほど熱いパフォーマンスはない。両手が空いたからできるそのパフォーマンスで会場に人たちを魅了していく。
ライブの終わりはその場で飛び上がり、エアギターのように右手を回した。そう、せつ菜が先ほどやったライブの最後と同じ最後だ。
「……。勝てないですね。もう……私ひとりじゃ」
そのライブを見たせつ菜が放った一言。それは侑と歩夢が聞きたかった言葉だった。全力の自分が負けたとせつ菜は感じたのだ。
「侑さん、明日暇ですか?」
「え? うん、暇だけど」
「買い物に付き合ってくれませんか?」
「え!? いいけど……どうしたの? 急に」
もっと何かがあると思っていたのか、唐突に普段の会話を始めたせつ菜に驚いてしまう侑。しかし、そんな会話が侑にとっては嬉しい以外の何物でもなかった。
「練習着、新しいのが欲しいんです。あ~……練習がしたーい!!」
「は!? フフッ、いいよ。いこっか、せつ菜ちゃん! けど、ごはん奢ってね~!」
「えぇ!? ま、まぁ……いいですよ」
歩夢と侑のおかげでせつ菜は仲間というものを取り戻した。しかし、これで終わりというわけではない。むしろ、これが始まりなのだ。せつ菜と同じように才能を開花させ始めているメンバーはまだいる。
これですべてが終わったわけじゃない。むしろ、始まったばかりだ。私たちは戦える。大好きなライブで……何度でも!!