〜一日後〜
ノリで書く(瞬瞬必生)
「ワタシ授業終ワッタ」
「そうね」
「連レ去ラレタ、ナンデ?」
「平成を知りたいからよ」
「知って何になるんすか!」
ドーモ、剣崎小刀祢です。百由様にドナドナされるまでは平穏な一日を送るつもりでしたまる。
「だって気になるじゃない、もしかしたらマギと同じようにHUGEに対抗できるエネルギーなんだから、ねーぐろっぴ」
「ねーぐろっぴじゃないわい! 何故それを自分の工房ではなくワシの工房でおっ始めるのじゃ!」
「そーだそーだ」
「ノリと勢いで、って感じ。いいでしょ」
「そーだそーだ」
「すぐ横なんじゃから、そんなはた迷惑なものは我慢するのじゃ!」
「そーだそーだ」
「そろそろ平成がなんなのかを、教えていいんじゃない?」
「そーだそーだ……あ」
「フン!」
なぜイキる。私クロノスじゃないから、レーザーターボに乗せられてないから、自分からノリに乗りに行ったから……勘違いすんな! というか自分寒いギャグ言っちゃいましたね……ノリ、乗り、ノリダー? やべ寒気がする。
「えぇ……青ざめた顔になるほど説明したくないの?」
「あ、いや、ちゃ、ちゃうんすよ。好きなもんだけどある意味私特効のモノを……じゃなくて! ヘイセイを教えてもいいんですが、平成じゃなくてヘイセイなんですよ」
「平成じゃなくて平成?」
「わかりました、私の言葉を繰り返してください、話を聞くならミリアムも。ヘイセイ」
「平成」
「平成」
「ヘイセイですよヘイセイ」
「平セイ」
「ヘイ成」
「その調子。ヘイセイ」
「ヘイセイ」
「ヘイセイ」
ヨシ! 平成とヘイセイの認識を別けられたな。ヘイセイってなんだよ(素面)
「それでヘイセイってなに?」
「これから話すこと全てが私の推測になりますが……ヘイセイは人によって姿を変えるもの? 事象? です。私の場合は纏う物として現れました。ちょっとだけ力を込めれば可視化できるようになるかな──っと! 見えます?」
「体全体がピンク色に光っているように見えるのう」
「マゼンタだよ」
「それピンクでいいじゃない」
「で、次はヘイセイの適合条件について話しましょう。ヘイセイは誰でもなれます。ですが多数に染まらない自己を持たなければ、まずヘイセイを扱いきれません」
「じゃあ、私も使えるのね」
「いえ、百由様とかは本気で他者が嫌がることをしないですよね、そんな心を持っていたら常識を起点にヘイセイに飲み込まれるので無理です。真面目にイカれてる奴以外は多分無理っすね。まあ私以外にヘイセイ持ってる人を見たことないから完全な推測なんですけどね」
「なにそれ(思考放棄)」
「……それでヘイセイはどうすれば物にできるんじゃ?」
「私の場合だが、なんとなくでやりました」
「ちょちょちょちょちょーい! なんとなくって何!?」
「少なくとも私はなんとなくでヘイセイを物にできましたよ」
「そもそもヘイセイってなんなのじゃ」
「そうそう、半世紀前の元号と同じ文字列なんて」
「ヘイセイヘイセイ*1」
「待って! わからない」
「……え? あーと、支離滅裂もんってことっスよ」
「それだけでいい、正直言ってカロリー高い。ぐろっぴなんて倒れちゃったよ」
「聞く人によっては
いやーヘイセイが出てきてしまうか、私にはヘイセイを抑えられねーよ。ちな私自身がヘイセイだから精神汚染ではない。
「
「痛っ、ん? 何するのじゃ」
「起こしてやったんだ感謝しろ」
「ありがたやー」
「どやぁ」
「何やっとるんじゃお主ら。わしはもう付き合わんぞ、続きは百由様の工房でやることじゃな」
出てくか。そして百由様からも解放されよう、時は金なり。
百由様の首根っこ掴んで、と。
「えっ無言ちょまって無言……えぇ?」
ミリアムの工房を出て、百由様を自身の工房にポイッ☆
「着地音を言葉にするならちょこんだな」
売店にスナック菓子買いに行くか。
内容の薄さとドンドン文字数が減ってく悲しみのマリアージュ。
ヘイセイは社会(多数)に染まらない(言い方が悪いが)社会不適合者しかって感じな筈……。
これ以降ヘイセイは出ない、小刀祢が「えっ、HUGEに効かないってマ? ほな使わんよ」って理解っちゃったので。まあ人体に無理な挙動とかがあっても「ヘイセイやし気にしちゃ負けか」と思ってください。