天の聖杯と第四真祖   作:夜心みょんZ

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ナラクヴェーラ

遠くにいた巨大な怪物にたどり着いたヨミたちは戦闘態勢に入るが周りを見回したら、同じ個体である巨大な怪物が複数いたことを確認した。

 

「この機体まさかと思うが」

 

「古代兵器ナラクヴェーラだな。面倒くさいことをさせてくれるな」

 

あの(ヴァトラー)と関わるとこれだよ!ヨミは手を力強く握り始める。イライラすると言ったらありゃしない!

 

「頼む、ヒカリ!」

 

「任せてよ!ライトニングバスター!」

 

ヨミに白い剣を受け取ったヒカリは連続の斬撃でナラクヴェーラを切り裂いた。ナラクヴェーラが細かく切断され再起不能になったが横からナラクヴェーラが入ってきた。

 

「は!?」

 

「何よこれ!?一体どころじゃないよ!」

 

「キリがないですね。此処は二手に分断します?」

 

確かに本体を倒さない限り、数でこっちを押し殺すだろう。ホムラの言う通り、二手に分かれるしかない。だけど

 

「俺が向こうに行って大丈夫なのか?」

 

「大丈夫です。それに_____」

 

「私が居れば大丈夫ですよ。ヨミ」

 

ホムラが向いた方向にメレフとカグツチがいた。確かにメレフとカグツチが居れば問題ないだろう。ってかそこじゃない。

 

「メレフはなんで、俺たちがいる場所が分かった?」

 

「ヒルダに事前にお願いしました」

 

「事前に?メレフ.........、お前まさか?」

 

「そのまさかです」

 

コイツ、体力温存の為にヒルダに転移魔法をして貰ったな!戦力の穴埋めにもなるけどさ!

 

「それと、貴方たちが倒した血塊も血塊の成れの果ての回収はヴェッジとトラにお願いしました」

 

「ヴェッジの奥さんには感謝してます」

 

「そうですね。本当に霞ちゃんには感謝してます」

 

ホムラとカグツチがなんの話をしているか分からない顔をしているヨミの右肩をポンポンと叩くニアが「乙女の秘密よ」と言っていた。

 

「というか言っている場合じゃない。急いで本体を止めるぞ!いくぞ、ヒカリ」

 

「任せなさい!」

 

多数を狙えるヒカリを選んだヨミはヒカリから白い剣を受け取り、古城たちの所へと向かっていった。

 

 

 

数分後、古城たちの所に着いたヨミとヒカリは異様な光景を目の当たりをした。それは複数の個体であるナラクヴェーラが暴れていた。

 

「多いな!!」

 

「それでもこんな所で屈しないわよ、ヨミ!私たちは天の聖杯よ!」

 

「.......ああ、そうだな!」

 

怖じけついてる場合じゃないよな。例え古代兵器だろうが、血塊だろうが関係ない!俺は、いや、俺たちは絶対には屈しない!数年前にそう誓ったじゃないか!

 

「すまん、ヒカリ。怖じけついてる場合じゃないよな」

 

「それこそ私の愛しい男よ!」

 

ヒカリの言葉に恥ずかしい表情を浮かべたヨミは古城たちの所へ向かっていった。ヨミの背中を見るヒカリはクスクスと笑った。

 

「無事か?古城、姫柊」

 

「ヨミ!」

 

「一条先輩!」

 

「天の聖杯!」

 

ヨミとヒカリの登場に古城と雪菜が希望をさらに見えたかような表情でヨミを見る。紗矢華の場合は頬に汗を垂らしていた。

 

「苦戦してるじゃないか」

 

「私とヨミがやって来たからにはナラクヴェーラなんて一網打尽よ」

 

ヒカリから白い剣を受け取ったヨミは口をニヤッとして余裕な表情を古城たち見せる。

 

「古城、残したら追撃をしてくれ」

 

「分かった」

 

「やるぞ、ヒカリ」

 

「了解よ、私たちの力を見せてあげましょう」

 

ヒカリが以前にホムラとバーニングソードをやったようにヨミと一緒に白い剣を握った。

 

「「セイクリッドアロー!!」」

 

天空から雲を撃ち抜いて複数降り注ぐ閃光の光の矢がナラクヴェーラを襲った。そのまま光の矢がナラクヴェーラを貫いた。他の光の矢がナラクヴェーラを貫いた。

 

「これが天の聖杯の力......」

 

「獅子王機関が欲しがる理由がよく分かるわ」

 

ナラクヴェーラが壊滅され、ナラクヴェーラの本体から今回の黒幕が機体から出てきた。此処までやったから後は古城と姫柊に任せるか。別の問題を通やすかとヨミはニアたちの援護しに向かったがもうすでに終わっていた。古城と姫柊が黒幕を倒したとそう思ったヨミは後片付けをした。

 

 

はあ、はあ、はあ、はあ

 

呼吸を続くレゴシは目の前にいるヒルダを化け物を見るかの目で見ていた。それを対するヒルダがゴミを見るかような表情でレゴシを踏んづけた。

 

「お前じゃあ相手にならないってそう言っておけ、ベルガリオンに」

 

何故、私たちの機密組織を知ってる?はあ、はあ......

 

レゴシの言葉にヒルダはハッ!と鼻息を鳴らして、ハイヒールがある棒をレゴシにじわじわと痛め付ける。

 

「ヨミを殺すだったら、フレデリカと炎の輝公子が黙ってないぞ?」

 

なん.......だと......?まさ......か.........?!

 

「まさかと思うが明るい羽橋(我ら)がアルディギア王国だけ、友好関係を結んでるだけだと思ったか?甘い甘い、なんて甘い事考えてるだ?フレデリカ、いや、明るい羽橋(我ら)は天の聖杯と友好関係を結んでいるぞ?かかかっ!」

 

ヒルダの言葉にレゴシは絶句する。最早、天の聖杯を殺すのは不可能と言っても等しい。ヒルダの腕に花弁を舞い上がり、舞い上がる花弁の中に処刑人の剣が現れる。

 

「何か言い残す言葉は?大丈夫、痛みは一瞬だぞ?それだけは保証するぞ」

 

ふざけるな!!!

 

レゴシの最期の言葉にヒルダはレゴシの頸を切断した。戦王の戦いは終焉に向かえた。




次回でラストです。

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