俺はなんで寝てたんだ?確か奴との戦いで奴の魔術をくらって、それから.........、ダメだ思い出せない。思い出せないのはそれだけじゃない自分と共鳴している大切なブレイドの事も思い出せない。
「にしても此処は何処だ?日本でも海外でもないよな......?」
見たことない生物、見たことない自然が広がっている。突然少し視界が暗くなり、背後に何かいるのかと思い後ろに向くとそこには巨大なムカデがいた。巨大なムカデがデカイ口を開けて襲いかかってきた。巨大なムカデのデカイ口を避けたヨミは足元に少しだけ鋭い木の棒を拾った。
「俺はお前の餌じゃないつーの!」
大事なブレイドを思い出すまでに此処でくたばるわけにはいかないんだ!
「はあ!」
両手で木の棒を握って渾身の横切りを巨大なムカデに切り裂いた。木の棒だからか上手く切れていない、というより木の棒が取れなくなった。
「木の棒じゃあダメか!せめて何か武器があれば......」
周りを見るとそこには戦斧が刺さっていた。何故此処に戦斧があるのか知らないがないよりはマシか。
「はあぁぁ!!」
戦斧を両腕で握って素早く移動して、巨大なムカデに大きく降りかかった。巨大なムカデの首が切れて、戦斧の重さに対切れなくて尻餅着いた。
「重すぎだろコレ......」
息切れをしていく内に空を見上げると、いつもと変わらない青空があり、此処から動かないと何も始まらないか。ヨミの瞳は戦斧に映す。
「護身用としては申し分ないよな......?」
戦斧があるなら街があってもおかしくない。重たい戦斧を持ち上げて、街がありそうなところへ向かった。数時間後、どれだけ歩いたか分からないが木で出来た建物と風車が見えた。やっと休憩を出来る場所を目にしたヨミは街に向かって走っていった。
「まずは情報集めから始めるか」
この街に関すること、ブレイドについて、そして天の聖杯についてを聞いた。何故か分からないが天の聖杯の単語に引っ掛かった。考えるだけじゃあ何も分からないから考えることやめた。
「お金を稼ぐところは何処だ?」
掲示板に張ってある紙を見てみると化け物の絵と俺と同年代に近い男の人が写っている紙があった。
「サルベージャー?」
初めて見る職業を目にしたヨミは再び考え込んだ。紙に書いてある限りにサルベージャーというのはガラクタを探して拾う捜索隊ということか。やるのならサルベージャーの方が一番だが、日が暮れてるから野宿する場所を確保しなければならない。
「一刻も早く動か_____」
ドォォォォン!!!
此処から近くところに爆発音がした。爆発音がしたところへ向かっていったヨミは壁に囲んでいて、目立つような建物はないけど丁度真ん中辺りに爆発の跡があった。
「爆弾か?それともミサイルでも打ち込んだのか?」
「おい、貴様は何者だ?」
声の主に振り向くとそこには二足歩行の兵器の上に乗っているおっさんがいた。
「この爆発の跡はおっさんがやったのか?」
「おっさんじゃねーっ!俺はブリスクだ!よーく覚えておけ小僧」
「いいから答えろ」
「ああっ!俺がミサイルを打ち込んでやったのさ」
なるほど、汚い大人の一人か。ならやることは決まってるだろ?背中に背負ってる戦斧を持ち上げた。
「おりゃ!」
戦斧の重い一撃で二足歩行兵器の銃口の一部を破壊した。手応えはあったが、二足歩行兵器がガジャン!と真ん中からミサイルが出てきた。何をしてくるか察したヨミは二足歩行兵器に埋まっている戦斧を手放した。
「ちっ!」
「あっぶね!俺の身体を殺る気満々だな!」
発射されたミサイルにギリギリよけたヨミは尻餅ついた。
「避けやがったな?ならもう一ぱ______」
横からやってきた青い炎によって二足歩行兵器が燃えた同時にブリスクが吹き飛ばされた。
「大丈夫ですか」
「お前は?」
「私はメレフです。こっちが私のブレイド、カグツチです」
帽子とコートを着ていたメレフが俺に手を差し伸ばした。ヨミは差し伸ばしたメレフの手につかんで立ち上がった。
他の作品を投稿する予定です。投稿ペースは月に1回で出来たら2回になります。
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