燃えている倉庫街に向かうヨミとヒカリはそこで魔族の死体と姫柊と斧を持っている男性と白いコートを着ている青い髪をした少女がいた。明らかに雪菜が劣勢になっている。
「アレはヤバいな」
「そうね、あのままじゃあ死ぬわよ?あの子」
ヨミとヒカリは動こうとした瞬間、第四真祖の暁古城が上から沸いてきた。それを見たヨミはため息を吐いてヒカリは呆れた表情で古城を見る。
「バカじゃないの?」
「全くだ......」
古城が青い髪をした少女に交戦したが逆に返り討ちに合っていた。逆に驚いたのが魔族でもない青い髪をした少女が
「俺たちも交戦するぞヒカリ!」
「任せて!」
ヒカリは異次元から出したかような白い大きな剣をヨミに渡した。渡されたヨミは白い大きな剣を眷獣を使っている青い髪をした少女を突きをするような構えで走った。
「ソードバッシュ!!」
ヨミの突きは見事に青い髪をした少女の眷獣を的中して眷獣が古城ではなく何もないただのコンクリートの地面を砕いただけだった。ヨミの乱入により古城たちは驚いた。
「ヨミっ!?」
「よう、古城。お話は後だ。まずはこの魔族狩りを捕まえてからにしよう」
ヨミはそう言って白い大きな剣を空に向かって投げた。するとそれをキャッチしたヒカリが白い大きな剣の切先を青い髪をした少女に狙った。
「パニッシュメントレイ!」
白い大きな剣の切先から出てくる多数の光の矢が青い髪をした少女に襲う。青い髪をした少女は防御しようと背中から少女とは明らかにサイズが違う虹色の腕が出てきた。光の矢が虹色の腕に干渉した瞬間に青い髪をした少女が吹き飛ばされて遠くにある赤いコンテナに激突する。この事に男性は目を見開けた。
「アスタルテの
「天の聖杯!?」
男性の言葉に雪菜は目を見開けた。古城は頭の上にハテナマークが浮かべている。
「天の聖杯?なんだそりゃ?」
「天の聖杯は800年前に2人のブレイドと1人のドライバーが世界を滅ぼす悪神を倒したと呼ばれています。使用者死亡してからそれから役に791年後に新たなドライバーが誕生して王国、組織や財団は勿論、攻魔師と獅子王機関が喉から手が出るほど欲しがる程の人物です。天の聖杯が攻魔師に加入してから獅子王機関が大騒ぎになってました。この人たちが......」
「マジかよ......」
雪菜の説明により古城は困惑する。当然な事だ身近の知り合いがこんな歴史史上残る伝説の人物だったとは思っていなかった。
「天の聖杯と戦うのは無理ですね。此処は撤退します」
男性は気絶しているアスタルテと呼ばれている青い髪をした少女を担いで何処かへと逃げた。
「そこの君、勇敢に戦うのはそこは評価するけど、古城はこの倉庫街を沈める気かい?」
「うぐ.........、反論が出来ない......」
古城が持つ力である第四真祖の眷獣は余りにも強力過ぎて暴走すると絃神島の1つのフロアを沈めるぐらいだからだ。
「紹介はまだだったな。俺は一条ヨミだ、攻魔師で働いてるドライバーだ」
「ヨミのブレイド、ヒカリよ。私たちは天の聖杯よ」
「獅子王機関の姫柊雪菜です。先輩の監視役です」
お互い自己紹介した終わった後にヨミが古城と雪菜に向かってこう言った。
「明日、学校で那月さんの尋問される覚悟しろよ?」
ヨミの言葉に顔が青ざめた古城と雪菜はお互い顔合わせした。
次回で聖者の右腕はラストになります。
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