天の聖杯と第四真祖   作:夜心みょんZ

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船上での会談

公爵の船に乗り込んだヨミたちは古城の死角から食事用のナイフが飛んで来た。

 

「うお!?」

 

「ちっ、外しましたか」

 

この舌打ちするポニーテールの髪型をしている女性が食事用のナイフを古城の首に当てようとしたが、横から入ってきた雪菜に止められた。

 

「止めないで雪菜!アイツを殺せない!」

 

「ちょっと待ってください、紗矢華さん!」

 

「なんだあれ?」

 

「三角関係ですね」

 

メレフの言う通り三角関係みたいになっていた。いや、そもそもこの三角関係としては成立してるのか?茶番するために来たわけじゃないからな。

 

「茶番するならヴァトラーの居場所を教えてからにしろ」

 

「あ、コホン。すみませんでした。こちらです」

 

紗矢華という女性に案内されながらヨミは周囲を見たら、男女のペアである貴族が豪華な食事を口に入れてるの確認した。つまりこの船は船上パーティーの真っ最中だった。そう考えているうちに眷獣()が古城に襲いかかった。

 

「先輩!!」

 

「っ!!獅子の黄金(レグルス・アウルム)!!」

 

古城が今だけ宿っている唯一の眷獣である獅子の黄金(レグルス・アウルム)眷獣()の攻撃を防いだ。此処で獅子の黄金(レグルス・アウルム)とが眷獣()が暴れだせばこの船は沈没するが運が良いのか獅子の黄金(レグルス・アウルム)眷獣()が消滅した同時に何処から拍手する音がした。

 

「いやいや、お見事。やはりこの程度の眷獣では、傷ひとつをつけることが出来なかったねえ」

 

ヨミ、古城、メレフを呼びつけた張本人である白いスーツを着ていた男性、蛇使いの吸血鬼ディミトリエ・ヴァトラーの登場である。

 

「初めましてと言っておこうかな、暁古城。久しぶりだねえ、一条ヨミ。そして我が愛しい第四真相______」

 

ヴァトラーの気持ち悪い発言と共に古城に近づこうしたら、ヴァトラーが来た方向に純器が飛んで来て、その飛んで来た純器がヴァトラーの後頭部に命中した。この事に古城、雪菜、紗矢華は困惑する。

 

「おい、蛇使い。第四真相とヨミとメレフが来たんだ。さっさと始めよう。じゃないと今度はハンマーじゃなくアイアンメイデンでぶちのめして吊るしてあげようか?」

 

「ははっ、ヒルダ嬢と殺し会うのはいいけど、ヨミとメレフだけではない、空隙の魔女と王狼が来れたら部が悪い」

 

女の声と共にハイヒールの音が聞こえた。警告を聞いたヴァトラーは後頭部を押さえて笑いだす。

 

「久しいな、ヨミにホムラ、それにメレフとカグツチ。一段とたくましくなったか?かかっ」

 

「「ヒルダさん!」」

 

「声が会うとは、もう告ったらどうだ?」

 

「「なっ!?」」

 

露出度が高い膨らんだ胸に皮のベルトと下半身は白いドレスを着ていて、膝まで金髪に狂喜的な赤い瞳をしている美女である、ヒルダの発言にヨミとホムラの顔が赤くなる。古城、雪菜、紗矢華の存在に気づいたヒルダは礼儀良くお辞儀した。吸血衝動とか大丈夫か?

 

「かかっ、私の事は初めてだろ?ならば紹介をしよう、我の名は明るい羽橋(フリューゲル・ブリッツ)のメンバーのその人、傲慢の拷問姫のヒルダ・スチュアートよろしくな」

 

「「傲慢の拷問姫!?」」

 

紗矢華と雪菜の驚きの言葉にヒルダは「かかっ」と笑うが古城が鼻を押さえる。あ、吸血衝動。

 

「先輩に分かりやすく言いますと、傲慢の拷問姫は明るい羽橋(フリューゲル・ブリッツ)のメンバーの一人です。公爵、伯爵、大臣などの貴族を拷問で吊し上げたり、串指ししたりなどの拷問のスペシャリストと噂がありました」

 

「その噂を聞くと懐かしいものだ。確かに我は歴々の中で腐った貴族どもを吊し上げてぶち殺してあげてやった。最後まで貴族どもはつまらない報復、つまらない命乞いなんてしてたな。かかっ」

 

何処から現れたか分からない純器と共に狂喜を満ちたヒルダの目が古城、雪菜、紗矢華を写らせた。汗と冷を垂らす古城、雪菜、紗矢華は息を飲む。

 

「かっかっかっ!にしても第四真相がこんなガチンチョだと思わなかったがな。かかっ」

 

「初めて俺と会ったときにも、そんな言葉を言わなかったか?」

 

「かかっ、安心しろ。もうお主の事はもうガキンチョだとは思わんよ。その実力、その可愛いらしい顔、フレデリカが認めた男よ」

 

毎度会うたびにフレデリカがスカウトしてくるんだよな。那月さんとヴェッジに止められたことは何回かあったけど。

 

「それより本題に写りましょうか。公爵は何のためにこの絃神島へ?」

 

「そうだねぇ、言いたいところだが、まずは自己紹介した方が良さそうだねぇ。初めましての方がいるからさ」

 

ヨミとメレフは紗矢華に向いた。ヨミとメレフの視線を浴びている紗矢華は「そうね」と礼儀良くお辞儀をした。

 

「私は煌坂紗矢華、獅子王機関の舞威嬢よ」

 

「私はメレフ、攻魔師のドライバーです」

 

「俺は一条ヨミ、メレフと同じく攻魔師のドライバーだ」

 

「私はカグツチです、メレフ様のブレイドです」

 

「私はホムラです、ヨミのブレイドです」

 

自己紹介が終わった後にヴァトラーが急に笑いだした。やっぱり、コイツはどうにも気に食わないな。

 

「一条ヨミとホムラは天の聖杯だよ。そう、ボクにも獅子王機関にもフレデリカ嬢にも欲しかった人材だったよ。あの炎の輝公子と空隙の魔女に取られたのは痛かったよ」

 

「なっ、天の聖杯!?貴方が!?」

 

ヴァトラーの言葉に聞いた紗矢華は驚愕な表情でヨミとホムラを見る同時にヨミをため息を吐いた。

 

「そんな事はどうでもいい。本題が脱線してるぞ、蛇使い」

 

「すまないな、ヒルダ嬢。では本題に移ろうかみんなはクリストフ・ガルドシュという名は知ってるかい?」

 

ヒルダの言葉に本題に移したヴァトラーはある人物の名前を出した。




オリキャラのプロフィール

ヒルダ・スチュアート
傲慢の拷問姫
2000年以上生きてる女であり、魔族なのか吸血鬼なのかは不明である。様々な拷問道具で敵たちを死に導きだす。冷酷で拷問好きの女。ちなみにキャラのモデルは異世界拷問姫のエリザベート・レ・ファニュ。

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