ここは、ルグニカ王国という大きな国であった。
そこの王女はエミリアというハーフエルフの女の子だった。『エミリアたん、今日もかわいいね』いつもどおり彼、ナツキスバルは言った。彼は別世界から異世界へ迷い込んだ少年である。色々とありエミリアと出遭い今こうして一緒にいる訳だ。
『スバルおはよ』エミリアは美しい笑顔をスバルに見せ姿を後にした。今までは一緒にいる機会が多かったがエミリアが3年前、王選により王女となりスバルは近衛騎士へと任命されたそこからというものエミリアは王女としての仕事が忙しく、彼も同様、毎日特訓に励んでおり忙しかった。そんなある日、いつもどおり城で特訓していると空に暴風雲が発生したその形は伝説の暴風竜のようだった。
とっさに近くの建物に飛び込んだスバル、建物の中から光が光っていた。建物の中は大きな声が響いていた。『なんじゃ、こりゃ。』
とスバルは驚いた、見たことない部屋で一人きょとんとしていると『そこでな~にをしてる〜だい。』後ろからローズワールが来た彼はとても強い魔術師だ。『ロズっち、この部屋は何なんだ?』とスバルはいつもの悪い目つきでロズワールに問だ。
『ここは、僕が先生を蘇らすための研究室だよ〜。』
先生とはエキドナという魔女の事だがこの話はまた別のときに。
それにしても酷い暴風であった。雨や風が止まない。スバルはロズワールにこの暴風について聞いた。するとロズワールは言った。『この暴風は僕の魔法によるものだ〜よ。』スバルは驚きしかなかった。
『だからこんな見たことないような暴風雲なのか、ロズっちこれって止められないかな·······。』苦笑いしながらロズワールに頼んだ。『それはできないね〜。今している魔法は別世界への繋が〜る特殊な魔法だ〜ね。』2年前、ロズワールは古い書庫に訪れていた。その書庫はとても大きい国立書庫であり、長い通路に本棚が何億という数があり、その奥へ行くほど本が古くなっていく。ちょうど奥から15万目の本棚に『黄泉帰る』と言う本があった。その本は一応、作り話らしいがほんとにあったようなことが書いてあった。話の中盤にあると魔術師が悪い魔物を大皇から守るため魔術師が別世界へと繋がるポータルを作り出し魔物をポータルに引きずり込み魔物を別世界へ連れて行き大皇を守った。その話を見たロズワールはもしこの話に出てくる魔術師のした魔術をしてポータルを作れば先生がいる天国へ行けて先生を蘇らす事が出来ると思った。ロズワールがその日から魔術の研究に熱心になった。そんなある日、本にある通りに魔術を唱えると暴風雲が発生しロズワールは分かった、あれが本に載っていたポータルであると。そして今に至る訳だ、その時、強い風に覆われてスバル達のいる建物が潰れた。スバルたちは建物の残骸と共に暴風雲に巻き込まれた。気が付くと、スバルは謎の森に居た、周囲を見渡すと服の切れ端が落ちていた。少し森を探索するとロズワールとその近くにラムが気絶して居た。ラムとはロズワール家に遣えるメイドである。多分だかあの時スバルたちと共に巻き込まれたぽい。ロズワールとラムが気が付いた、ラムはいつもの毒舌でスバルに嫌みを言った。『ロズワール様や私が巻き込まれたのも全部バルスのせいよ。身の程をわきまえなさい。』『全部俺のせい?!』スバルはツッコンだ。すると森の奥から声が聞こえる、恐る恐る森の奥を見ると大きな国があった。よく見るとそこには色んな魔物達が居た。ロズワールが『ここは魔物の国だ』と言いラムやスバルは理解した。スバルは達はあの時ポータルで異世界へ来ていたと。