こんにちは!初めましての方はこんばんわ!お久しぶりの方はおはようございます!今後の展開どうしようか悩みながらそう言えばどういう風にしてもいいんじゃん!と思い、ぐりんっとしたら首の骨がバキッという嫌な音を立てました!折れてないといいな!
俺達が討伐対象の戦利品を獲得していると、俺達が来た方向からは逆の方向から身の丈に合っていないであろう巨大な槌を背負う、1人の少女が歩いてくる。俺達は不思議に思い、その少女に向かって問い質す。
「君、なんでこんな所にいるんだ?この森には危険な異形種が沢山いるんだぞ?」
そう俺が問い質してもその少女はこちらを見るだけで反応は無い。聞こえていないわけでは無いだろうが、なんと言えばいいか・・・そう思っていると、魔法使い・・・ダームは少女にこう告げた。
「・・・何も答えてくれないか・・・俺は魔法使いのダーム、こっちの戦士は勇者のタツミ、そっちの僧侶はシャロン、向こうにいるのが盗賊のルカだ。俺達は隣の国、マコウトから討伐依頼があった異形種を狩る為に派遣されたパーティだ。君が俺達に危害を加えないならこちらも君に何もしない」
ダームが少女にそう告げると、少女は少し驚いた様な表情をし、同時に何かを思いついたのか、狂ったような笑顔で俺達にこう言い放った。
「アッハハハハハハハ!!!勇者!勇者ぁ!!こんな所で会えるなんて!ラッキー!ラッキーだよ!」
俺はその笑顔に恐怖を覚え、無言で武器を構える。ダーム達も少女に恐怖を感じたのか、冷や汗を流しながらも武器を構える。
「さっすが勇者御一行!!感がいいねぇ!!気に入らない!!だから今から貴方達を殺すね!!大丈夫!!貴方達が死んでもすぐに王国軍が回収してくれるよ!!嬉しいねぇ!嬉しいよねぇ!!」
「く、狂ってる・・・」
ルナがそう呟くと、少女は静かになり・・・一瞬姿を消す。俺達はそのスピードに反応出来ず、ルナが蹴り飛ばされたのも認識出来なかった。
「えっ・・・」
そう呟いたのは多分、声的にルナだったのだろう・・・だが、そこに居たのは、ルナを蹴り飛ばしたであろう少女の姿だけだった・・・
そこからは・・・地獄だった。戦意喪失しているので避ける事も出来ず、後から来た王国騎士団も少女に殺られ全滅。その場に残ったのは大量の死体と、生き残ってしまった俺だけだった・・・
「ねぇ、勇者ぁ?まだ壊れてないよねぇ?私は貴方と全力で戦いたいんだけど・・・君、弱っちぃよ?なんで?勇者なのになんで弱いの?こんな物なの?おかしいなぁ?昔読んだ絵本の中の勇者はすっごい強かったのに・・・勇者パーティも、王国騎士団も、全滅しちゃったね。あ、それと絶望してる所悪いけどさぁ・・・君のパーティ、まだ誰も死んでないよォ?」
俺は思わず「は?」と言ってしまった。少女の言った言葉の意味を理解出来なかった。
「私は蹴り飛ばしたり吹き飛ばしただけじゃぁん?ちゃんと原型残ってるしぃ〜息もしてるよぉ〜?けどさぁ・・・みぃんな虫の息だねぇ!早く助けないとほんとに死んじゃうよ?」
俺は急いで立ち上がり、パーティメンバーに治癒のポーションを飲ませて、その場を後にする時、思わず言葉が出てしまう・・・
「今、この状況でこんな事言うのはおかしいのは分かっている。だが言わせてくれ・・・仲間達を殺さないでくれて、ありがとう」
少女は1呼吸、驚いた様な表情をし、その後に先程の狂ったような笑顔ではなく、本当の笑顔で大笑いした。
「ぷっ・・・アッハハハハハハハ!!殺されかけててその言葉は無いよォ!!勇者!いや、タツミィ!!そうだなぁ・・・7回、日が沈んだら!その時また会おうよ!!もっとお話しよ!!」
俺は「あぁ、分かった。」と言い、言葉に詰まる。俺は彼女の名を知らないのでなんと呼べばいいか分からなかった・・・なので少女に尋ねてみた。
「なぁ、君の名前はなんなんだ?さっき聞きそびれてて」
すると少女は少し困った顔をし、こう応えた。
「私、自分がなんて呼ばれてたのか覚えてないよ。けど、おじさんからはMN(モルモットナンバーの略)-5392番って呼ばれてた!」
俺はその事を聞き、ならばと思い少女の事をこう呼んだ。
「ミク・・・でどうだ?」
少女は「なんでもいいよ!呼びやすい様に呼んでくれたら!」と言ってはいたが、ちょっと所か、凄い髪の毛がうねうね動いてた・・・
あ、因みに恋愛にする気はないです。