兎は星乙女と共に   作:二ベル

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なんだか楽しくなっちゃって。

フィルヴィスさんは玩具にしやすい。そう思います。





白巫女陥落

シュッ・・・・シュッ・・・スリスリ・・・

 

 

精霊郷、その宴の儀式の会場とは外。

夜闇につつまれ、小さな精霊の光に照らされる中、ポツンとあるのはテントが1つ。

そこより少し離れたところでは、気を失っている盗賊達。その横にはドラゴンの死体。

テントの前では、黒髪のエルフの少女が顔を真っ赤にして倒れており、その上――ヘソの上あたりに馬乗りになっている白髪の少女――少年が1人いた。

 

2人が何をしているかといえば・・・

 

 

スリスリ・・・

 

「んっ・・・お、おいっ・・・クラネルっ・・・や、やめぇっ・・・!」

 

つつー・・・・きゅっ。

 

「うひゃぁっ!? お、おいっ!? つまんで、なぞるなぁ!?」

 

「―――輝夜さんやアリーゼさんが僕の反応見て、楽しんでる理由がわかった気がする・・・」

 

「にゃ、にゃにをいっている・・・んひゃぁっ!?」

 

 

もにもに、もにもに・・・もにもにもに、きゅっ!

 

 

「んぁああああっ!!」

 

「フィルヴィスさんが悪いんですよ。僕は支援魔法をかけたのに、急に襲い掛かってくるから」

 

「にゃ、にゃんて・・・指捌きなんだぁ・・・・くぅ・・・!!」

 

「聞いてますか?」

 

「しゅ、しゅまにゃいぃぃ・・・!」

 

「ダンジョンの中でもそうですけど、フィルヴィスさんってしつこいから山吹さんより怖いんです。」

 

「にゃ、にゃんのことだぁ・・・!?」

 

「ここ・・・胸に聞けばいいですか?」

 

 

少年は少し怒っていて、自分の下で仰向けで倒れている少女の胸の谷間の位置に指を突き立てる。

それに少しだけ、ゾゾッとする少女。

少年は知っている。

少年だけが気付いていて見抜いている。

 

人工迷宮(クノッソス)で邪魔をしてきたのも、大樹の迷宮で襲い掛かってきたのも彼女である事に。

けれどいまいち、そう、何か違和感があるのだ。

目の前で仰向けになって顔を赤くして身悶えている彼女とは何かが違うのだ。彼女のはずなのに彼女ではない。

 

 

2人の身に何があったのか? それは数分前のこと。

 

精霊郷を見つけ出し、『隠されたお宝』――恐らくは霊薬実(タプアハ)のことなのだろうが・・・それを狙ってやってきた盗賊達を、人魔の饗宴(モンストレル・シュンポシオン)で感知していた少年が、【サタナス・ヴェーリオン】で砲撃。さらには盗賊達が引き連れていたワイバーンがやってきては、フィルヴィスも魔法で砲撃して倒していく。

 

「クラネル! 郷に火を放たれてはたまらん! ワイバーンを優先する!」

 

「わかりました!・・・・【哭け(ルギオ)】っ! 」

 

接近してきた盗賊を、爆散鍵(スペルキー)で吹き飛ばし2人は防衛戦を維持していた。

 

「ぎゃぁぁぁぁ!?」

「こ、こいつらもしや、オラリオの冒険者!?」

「く、くそぉ、おい! あれを出せぇ!?」

 

自棄になった盗賊達は、ワイバーンとは違う巨大なドラゴンを呼び出してしまう。

 

「ははははは! そいつはあの『竜の谷』からやって来たはぐれ竜だ。捕獲する時、派閥の連中を何十人もヤッた化物だ! 捕まえた後、アイテムでずっと眠らしていたが・・・もう知らねえ! もう知らねえよォ!! ひゃははははは!?」

 

「ちぃ・・・! 自棄になったか・・・!」

 

『グォオオオオオ!』

 

やってきたドラゴンは、口からブレスを吐こうとしているのか、空気を吸い込む動作を行い、それに気付いたフィルヴィスはベルの前に立ち魔杖を突き出す。

 

「炎のブレス・・・まずい! クラネル、支援を頼む!【盾となれ、破邪の聖杖(せいはい)】 」

 

「わかりました! 【聖火を灯し天秤よ、彼の者に救いを与えよ】――【聖火ノ天秤(ウェスタ・リブラ)・オーラ】ッ!!」

 

「――【ディオ・グレイル】ぅうぐぅぅぅ・・・!?」

 

「えっ!? ―――【天秤よ】っ!!」

 

支援魔法をかけたところ、フィルヴィスが胸を押さえて蹲ってしまい、ベルが咄嗟に、乙女ノ天秤(バルゴ・リブラ)でフィルヴィスの発動直前で止まってしまった魔法を自分のモノとして発動させて炎を防ぐ。そしてフィルヴィスの腰に納刀されている短剣を引き抜いてドラゴンの顔面に目がけて投げつけ、木を足場に飛び上がり、踵で突き刺さったままのナイフを叩き込み、ドラゴンは頭を割られて絶命し地に落ちる。

 

「―――そ、そんな・・・嘘だろ・・・!? ぐはっ!?」

 

「貴方で・・・終わりっ!!」

 

「ぎゃっ!?」

 

 

ドカッ、バキッと音を立てながら、素手による攻撃で盗賊達を打ち倒し、少年は次に周囲を確認。

 

「防いだけど・・・少し、燃えてる・・・吹き飛ばすしかない・・・よね」

 

魔法で炎のブレスを防いだとはいえ、周囲の木には少なからず燃えている木があり、それを少年は魔法で吹き飛ばし消火することにした。その後といえば、少しばかり広くなってしまった空間に盗賊達を集めて、身動きが取れないように拘束しスキルで他にいないかを確認。安全だと判断した後、フィルヴィスのもとにかけよって背中をさすって声をかけた。

 

 

「フィルヴィスさん・・・大丈夫ですか?」

 

「あ、熱い・・・」

 

「どこが熱いんですか?」

 

「む、胸・・・焼ける・・・!ぐっ、ぁあああああああっ!!」

 

「!?」

 

胸が熱いと蹲り、汗をダラダラと流すフィルヴィスにその服装から『全身を覆い隠している』がゆえに熱が篭ってるのでは?と考え、靴を脱がし、手袋を外し、上着を脱がしてなるべく体が冷やせるようにしていたところに今度はフィルヴィスが少年に飛び掛ってきた。

 

「ちょっ!? 別に変なことするつもりないですよ!? 熱中症とか、その、熱いときは冷やせってアミッドさんが・・・!」

 

「お、お前・・・私に何をしたぁ!?」

 

「な、なんのことですか!?」

 

 

少年は知らない。

アーディを救った際の【乙女ノ揺籠(アストライアー・クレイドル)】の効果がフィルヴィスにまで影響を与えていた事に。フィルヴィスはあの魔法、あの雪のような光の粒に触れ胸を蹲り耐え切れずに屋内に逃げ込んだ。だからこそ、中途半端な状態と化していた。上着を脱がされ薄着となったフィルヴィスに押し倒された少年はすぐにフィルヴィスを巴投げしてすぐに水筒を取り出し、馬乗りになり、その顔面にキンッキンに冷えた水をぶちまけた。

 

「うきゃぁっ!?」

 

そこからは落ち着くまで両手を、押さえ込んでいた。そして

 

 

「―――クラネル」

 

「・・・・」

 

「もう、大丈夫だ・・・」

 

効果時間の5分が終わった頃、ようやく少年の下で押さえ込まれていた少女が声をかけてきた。

自分の真下にいる少女は、びしょ濡れで髪からは水が滴っていて、少年としては姉達とは違う何かを感じたがすぐにその考えをやめ、もう暴れないかを確認した。

 

 

「フィルヴィスさん・・・」

 

「な、なんだ・・・怒っているのか?」

 

「とりあえず・・・・」

 

「?」

 

「おしおきです」

 

「へ?」

 

そうして始まるのは、黒髪赤眼のエルフ少女に対する、おしおきである。

 

スリスリ・・・つつつー――・・・もみもみ・・・。

 

「ふっく・・・んぁっ・・・だ、めぇ・・・!」

 

 

こうして冒頭に戻る。

 

 

「いきなり襲われるのって、すっごく怖いんです。24階層に連れて行かれたときのこともそうですけど・・・謝ってくれたけどレフィ・・・ヤベー・・・山吹さん、いきなり後ろから大声で追いかけてくるんですよ!? わかりますか、僕の気持ち!!」

 

「んっ・・・ひゃぁんっ!? わ、わかった! 謝る、謝っるからぁ・・・!! 」

 

「24階層の時は、フィルヴィスさんだけが僕を守ろうとしてくれたのに・・・! 何ですか、エルフはいきなり襲ってくる種族なんですか!?」

 

「やっ、ちがっ、違うんだ・・・!?」

 

「だから・・・だから、しばらく、お仕置きとして、()()()()()()()()()()()ぅ!!」

 

 

そう、フィルヴィスは少年に馬乗りにされた状態で、耳を弄ばれていた。

 

根元から摘み、輪郭をなぞり、コリッとした部分をクニクニと弄り、内側をなぞり、指2本でこしょぐり、揉んだ。

 

 

「くひゅぅ・・・!? ど、どこでこんな技術をぉおおお!?」

 

「そんなの決まってるじゃないですか・・・」

 

 

―――お姉ちゃんたちですよ。

 

耳元で囁き、フッと息を吹きかける。するとフィルヴィスはたちまち耳まで真っ赤にして嬌声を上げた。

 

 

「うっひゃぁあああああん!?」

 

「昔は耳掃除してあげるって言われて膝枕でしてもらってましたけど・・・アリーゼさんとリューさんだけは『禁止令』出されてたなぁ」

 

「にゃ、にゃんでだぁ?」

 

「ドスッ!! とされて、僕高熱でうなされたことがあって」

 

ズボッ。

 

「ひゅっ!?」

 

ズボズボッ!

 

「や、やめぇ!? しょ、しょんな、こ、小指でかき回すなぁ!? 」

 

ずぼんっ。

 

「はっふぅ・・・」

 

「アストレア様が一番安心するけど・・・輝夜さんと春姫さんが一番上手かなぁ・・・」

 

「そ、それは・・・その、あれか? ソッチの意味でか?」

 

「んー・・・内緒」

 

「お、お前は・・・はぅっ、デザート感覚でペロッと食べられていたんだな・・・んぁっ!?」

 

「それならフィルヴィスさんは、ディオニュソス様にワインのつまみ代わりに食べられてるんじゃないんですか?」

 

「は?・・・はぁ!?」

 

少年は両手で少女の尖った耳をおもちゃのように遊ぶ。

濡れた衣服は肌に張り付き、エルフにしてはそれなりにある二つの丘は少女が悶えるたびに揺れ、下半身はすでにモジモジとしていて顔は赤く耳も赤く熱い。湯気がでているのではと疑いたくなるほどに。そして、そんなときに少年による『主神に食べられていたんでしょ?』発言で、血を吐く勢いで動揺した。

 

「なっ!? にゃにを・・・くふぅっ!?」

 

「いや・・・この間治療院に来た【ディオニュソス・ファミリア】の人が」

 

 

それは、少年がアミッドのお手伝いとして診察の手伝いをしていたときのこと。

 

『最近、眠れなくて・・・』

 

『どうされたんですか?』

 

『いえその・・・ファミリアの本拠で、夜中近くに変な声が聞こえてきて・・・』

 

『『え』』

 

 

「さすがにその・・・『んほぉおおおおおお』はやめたほうがいいんじゃないですか? 可哀想じゃないですか、ファミリアの人。いや、声の主は誰なのかわかってないんですけどね?」

 

「うわああああああああああああああああ!? なんだそれは誰だそれはぁ!? あんのクソニュソスぅうううう!! ぶっ殺してやるぅうううううう!!」

 

少年の回想によって、フィルヴィスは大ダメージ。両手で顔を隠して足をジタバタさせる。

 

「あっ、ちょっ」

 

いきなり暴れ出したことで少年はバランスを崩しかけ、咄嗟に胸の下・・・横腹より少し上のほうを掴むようにしてしまう。

 

「ひやぁっ!? ど、どこを触っているんだぁあっ!?」

 

「い、いきなり暴れるからじゃないですかぁ!?」

 

「というか、いつまでお仕置きするつもりだぁあ!?」

 

「えと、えとぉ・・・・あと1分!」

 

「くそっ、あっ、おいっ、なに胸を見てる!」

 

「ここに、魔石があるんですよね? 触っていいですか?」

 

「駄目に決まっているだろう! 割れたらどうする!!」

 

ジタバタとすったもんだする少年と少女。

真っ暗闇の森の中、精霊達に照らされる2人。

その少女の嬌声が聞こえていたのか気絶から意識を回復させつつある盗賊達は、テントを立てていた。

 

「―――【福音(ゴスペル)】」

 

そして、それに気付いた2人が目を合わせて少年によって盗賊達は夜空の星になった。

盗賊達は最後に

 

『次・・・会った時は、同窓会、しようぜ』

 

『ああ・・・いい女、連れて行くわ』

 

『あばよ・・・ダチ公・・・』

 

『2年後に・・・XXX諸島で・・・!』

 

『最後にいいもん見れて・・・良かった・・・』

 

『百合って・・・いいかもな・・・』

 

と薄れ行く意識の中で、誓い合った。

後日、彼等は別々の場所で、別々の里、村、町の警備隊や自警団によって御用となる。

 

 

少年は人差し指と親指でリングを作り、耳を何度も往復させる。さらには手全体で包み込むように優しく揉みしだく。少女はすでにデキあがってしまっていて、恍惚とした表情で口を開けば涎の端が輝いて見えていた。

 

「んにゃぁ・・・もぅ・・・らめぇ・・・」

 

「フィルヴィスさん、かわいい・・・今度、山吹さんに苛められたとき、これでやり返そうかな」

 

「や、やめろぉ・・・」

 

 

姿勢は馬乗りをやめ、少女は少年にテントの前で膝枕をされ、濡れて冷えてきていた体に風邪を引かないようにと少年の『女神のローブ』がパサリ、とかけられる。

少年は少女の尖った耳を触りながら、揉みながら・・・楽しくなっていて、やめ時を見失っていた。この気持ちを何と言うのか、それはわからないが、輝夜がよくする顔はこういうことなのでは?と改めて理解する。

 

 

「ク、クラニェル・・・お、お前の、あのエルフ・・・【疾風】にも同じことを・・・んぁっ」

 

「耳をパクッとしたりとか・・・?」

 

「な、なんて恐ろしい・・・!?」

 

「はむっ」

 

「うひゅっ!? ・・・・んぁあああああああああっ!?」

 

 

少年は、『これで終わり』とでも言うように、最後にフィルヴィスの耳を甘噛み。

タダでさえ顔を赤くして悶絶していた彼女は、そのまま悲鳴にも似た嬌声を上げて――――口から涎を垂らしながら、意識を手放した。

 

フィルヴィス・シャリアはその日、雪原の只中で大量の深紅(ルベライト)の瞳の兎に舐めまわされる夢を見た。

 

 

「・・・・・悪は去った」

 

 

これで毎度毎度ダンジョンで襲ってきた事に対する鬱憤を晴らせた気がする。うん、すごく清々しい気分だ。とでもいうような顔でフィルヴィスをテントの中にいれて、お湯を沸かし紅茶を啜った。

 

 

「はふ・・・エルフってやっぱり耳が弱点なのかなぁ・・・。」

 

 

宴の楽しげな声はすでに消え、おそらくは終わったのだろうと少年は察し、3人が帰ってくるのを待ちながら、落ちていたフィルヴィスの上着を木の枝にかけて干す。再び椅子に腰かけ紅茶に口をつけながら考えるのはフィルヴィスの中身について。

 

 

「あれって・・・・アミッドさんならどうするんだろう。さすがにアミッドさんでも無理だよね・・・うーん・・・そもそも、なんで暴走したんだろ?」

 

暴走する前に自分がしたことを思い返す。

 

「支援魔法・・・・【聖火ノ天秤(ウェスタ・リブラ)】をかけた。」

 

聖火ノ天秤(ウェスタ・リブラ)】は、聖火巡礼(ペレグリヌス・ウェスタ)乙女ノ天秤(バルゴ・リブラ)の複合起動で発動させられる魔法。

 

「確か、オラリオを出る前にしてもらった最終更新だと・・・」

 

ベル・クラネル

Lv.4

力:S 920

耐久:S 900

器用:SS 1000

敏捷:SS 1035

魔力:SS 1068

幸運:G

魔防:G

精癒:H

 

「だから・・・これを僕自身か誰かにかけた場合は数値だけなら今一番飛び出してるSSだから・・・、全アビリティがSS1199まで上がるんだっけ。それプラス生命力が上がって・・・スキルの効果を考えると・・・ええっと・・・」

 

聖火巡礼(ペレグリヌス・ウェスタ)

・自動起動

・浄化効果

・生命力、精神力の小回復。

・生きる意志に応じて効果向上。

・信頼度に応じて効果共有。

・聖火付与(魔力消費)

・魔法に浄化効果付随

 

 

「フィルヴィスさんの中の魔石が・・・『不浄』と判断されて、浄化しようとした・・・?だから、胸を押さえて蹲った?」

 

 

あの時、【乙女ノ天秤(バルゴ・リブラ)】オーラだったなら、彼女が暴走することはなかった。【乙女ノ天秤(バルゴ・リブラ)】・オーラを使った場合は、全能力が上昇(S999まで)するだけで他の効果は載らない。

 

「うーん・・・でもきっと、これじゃ解決しない気がするんだよなあ・・・・」

 

 

 

結局、フィルヴィスに対しての回答は思い浮かばず、3人が迎えに来るまで少年もまた、テントの中の寝袋に入って眠りについた。途中寝言で

 

 

「ク、クラニェリュゥ・・・・しゅまにゃいぃ・・・」

 

などとモジモジしながらフィルヴィスは何か言っていたが、少年は無視した。

 

 

■ ■ ■

 

一方その頃、オラリオでは―――

 

「ベルさん・・・明日か明後日にでも帰ってくるでしょうか・・・やはりベルさんがいないと、負担が増えてしまいますね。ふわぁぁ・・・」

 

寝ぼけ眼を擦る聖女に

 

 

『ウォオオオオオオオ―――!』

 

白目を剥いて叫びまわる人間。

 

 

「何何何何!? あれ、なんなの!? 【凶狼(ヴァナル・ガンド)】! あんた何したのよ!!」

 

「俺が知るかぁ!?」

 

「貴方達落ち着きなさい! あれは・・・」

 

「ゾンビや・・・・!」

 

「下界にいたのね!こういうの!」

 

「せやな! ちょっとワクワクしてまうな!」

 

「2()とも何ちょっとうきうきしてるんですか!?」

 

「ふざけてんじゃねぇぞぉおおおお!?」

 

 

なんかえらいことになっていた。




正史で起きた出来事は起こすつもりなので、レフィーヤはああなるし、ベル君もああなるつもりです。

深層編前に重くないのを入れたかった



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