旧・兎は星乙女と共に   作:二ベル

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ベルサイドとオラリオサイドで時間が少し違います。書いててややこしい


アルテミスレコード⑤

 

フィンを中心にした作戦会議は淀みなく進んだ。

異なる派閥でありながら無駄はなく、素早く戦術、戦略レベルの確認を済ませていく。

そして最後にフェルズが『時限制限(タイムリミット)』について触れる。

 

「敵の術式を絞った。モンスターに堕ちたことで元の術式とも差異が出てくるだろうが・・・」

 

多くの者が気付けないほどの、今も静かに地中から響いている『詠唱』を解読し、おおよその限界を算出したフェルズは、告げた。

 

「刻限は――――今夜」

 

都市民の避難は間に合わない。むしろ都市外への誘導は余計な混乱を招くだろう。ただでさえ送還の柱が二本上がり、都市全体がざわついているのだ。そんなところに治安維持や避難誘導に割ける戦力はない。混乱を招くくらいなら、いっそ『何もなかったこと』にした方がいい。

失敗すれば罪のない民の命が全て失われる。しかしそれは冒険者達の敗北は『大穴』の復活、ひいてはこの下界の危機を意味する。負けた先には、せっかく逃した命もむしり取られることだろう。

 

故に、誰も何も知らない間に終わらせるのだ。

 

 

「人知れず、都市を救おうじゃないか。 僕達冒険者は、それくらいがちょうどいい」

 

茶目っ気に笑うフィンにつられて、各々の唇から、笑みが漏れる気配が連なる。

 

「―――ねぇ【勇者(ブレイバー)】、1ついいかしら?」

 

気になることでもあったのか、地図を見つめながらアリーゼが右手を上げて問うた。全員が首を傾げたけれど、アリーゼもまたフィンほどでないにせよ勘の鋭い女だ。だから、なんだい? と聞き返す。アリーゼは至って真面目に口を開く。

 

「討伐するのは、本当に6体の『精霊の分身(デミ・スピリット)』だけでいいのよね?」

 

その一言に、ピクッと眉を跳ねさせる。

 

「・・・・何か、思うところでもあるのかい?」

 

「ん-・・・・っと、確か壁画には6人の乙女と邪竜がいたのよね?」

 

「・・・・そうだね」

 

眉間をつまむようにして、記憶を掘り返しながらアリーゼは確認する。

 

人造迷宮(クノッソス)で【剣姫】が見たっていう巨大フラスコの数は全部で7つだったわよね?」

 

「ああ、そのうちの1つが『天の雄牛』・・・いや待て」

 

フィンの思考に火花が散る。

そもそもオラリオを滅ぼすんなら59階層で『精霊の分身(デミ・スピリット)』をお披露目するような真似をしなければ、存在を知らなければ対応は遅れオラリオは完璧に消し飛んでいた。脅威に触れたからこそ、思考は『精霊』の殲滅に変更された。

 

「敵の目的は、オラリオの消滅とは別にある・・・?」

 

「59階層のことは抜きにして、人造迷宮(クノッソス)で交戦した『天の雄牛』・・・・それを数に入れたら、壁画の精霊の数と合わないわ!」

 

悪寒のようなヒンヤリとした風が冒険者達の肌を撫でる。

その疑問は、ベルの故郷に行ったことがあって()()()()()()()()()()()からこそ読んでいた書物の1つに目を通していた彼女だからこそ浮かんだものだった。アリーゼはそこまで読書に耽っていたわけではないが、リューが壁画のことを【ロキ・ファミリア】が調べていることを聞き、リューにどんな内容だったかを聞いたうえでフィンの作戦を最後まで聞いて「あれ?」と違和感を感じたのだ。

 

6体の精霊による『精霊の六円環』。

では、もしあの時、『天の雄牛』が現れなかったら?

 

「そもそも黒幕(エニュオ)が、今の今まで姿すら現したこともない神様が、計画の礎を美神(イシュタル)様に渡すのかしらって・・・それにオラリオを、『大穴』の蓋を開けようとした人物なら7年前にいたじゃない!」

 

そこで2人の人物が浮かび上がる。

神時代の前、在りし日の英雄の時代を求めたアルフィアとザルドという2人の英雄。

つまりは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

そんな過去に行われようとしていたことを二番煎じに黒幕(エニュオ)がするのか? 彼が望んでいるのは『狂乱の宴(オルギア)』だというのに?

 

もっと別の目的があるのでは?

『精霊の六円環』も防がなくてはならないのは確か。けれど、何かがある。

 

「そんな気がするの」

 

静けさが満ちる大広間。

勘弁してくれと言わんばかりの重苦しい空気。

 

「壁画には『精霊』と『邪竜』がいた・・・なら」

 

「―――なら、『邪竜』がいないという保証はない、か」

 

アリーゼの感じた違和感から、フィンが結論を出す。

けれどどこに現れるのか、それがわからない。

 

「【ロキ・ファミリア】、【ガネーシャ・ファミリア】、【アストレア・ファミリア】、【ヘファイストス・ファミリア】・・・他にもいるが、面倒だな」

 

「だが、どうする? どこに現れるかわからないモノを探し回ることなどできんぞ」

 

「恐らく6体の精霊との戦闘、人命救出、補給部隊、戦力を割けるのは難しい・・・」

 

「いっそ()()()()()()()()()()()()()()()()()()がおればいいのだがなぁ・・・・」

 

痛む頭を押さえるようにして呻く冒険者達の中、ぽろっと椿が零した。

そんな、都合の良い奴おるか? おらんやろ。 と心の中のロキが言いそうではあるその発言にしかし、ピンッと1人の兎が脳内を飛び跳ねる。

 

「―――ハハ、これは僕もできる限りのことはしないとね・・・シャクティ、後の指揮は任せた。僕は少し、席を外す」

 

「フィン? どこへ行くつもりだ?」

 

シャクティ達に後ろ姿を見せるフィンは、広間の扉へと向かおうとする。背中を叩く声に、小人族の勇者は頭上を見上げた。いくつもの円柱が立つ広間の高い天井。更にその先の、摩天楼施設が伸びる天を仰ぎながら。

 

「作戦の行方を決める、大事な『仕事』をしてくる」

 

なぁに、彼女なら二つ返事で頭を縦に振ってくれるはずさ。そう言ってフィンは姿を消し、フェルズもまた1体の『異端児(ゼノス)』にお遣いを頼むため迷宮へと急いだ。

 

 

 

■ ■ ■

 

 

バサリ、と重々しい翼の音と共に着地音が鳴る。

 

「・・・」

 

いるはずのない存在に、ベルはただ一人、瞳を泳がせた。

遅れて月女神の眷族達が武器を手に現れて、それを大丈夫ですと手で制す。

 

「なんで、いるんですか?」

 

「サッキモ言ッタハズダ、迎エニ行ケト・・・頼マレタノダト」

 

ザァァ、と静寂に包まれる景色に風が通り抜ける。

今、ベルの目の前にいるのは1体の『異端児(ゼノス)』だ。

いるはずのない存在だ。

地上にいること自体、あり得ない存在だ。

 

「頼まれたって・・・」

 

「時間ガナイ、フェルズニ頼マレ、同胞達ニモ任サレタノダ。他デモナイ小僧・・・貴様ノ力ガ必要ダト」

 

これも渡せと言われた、そう言って灰色の体表、岩石の如き『異端児(ゼノス)』は背負っていた1本の筒を投げ渡した。受け取り、中に入っている物を取り出してみればそれは深層で砕け散った銀槍と同じ獲物。

 

「時間・・・なんですか?」

 

「ソウダ、急ギ戻ラナケレバ貴様ノ帰ル場所ハ、諸共滅ビルゾ」

 

灰色の『異端児(ゼノス)』――グロスは、首にネックレス状の魔道具(マジックアイテム)を装着していた。それこそがベル・クラネルの場所を探し当てるためのものだった。【アストレア・ファミリア】から恐らく故郷にいるだろうと故郷の場所まで聞き出したフェルズが念のために、とベルが深層から救出された際に採取しておいた血液から作った魔道具(マジックアイテム)はグロスに位置を知らせていた。それでも少しばかり時間がかかってしまったのは地上進出という『未知』の景色、状況に迷子になってしまったから。

 

「いいんですか、グロスさん・・・地上に出ちゃって」

 

「同胞達ニハ・・・『ずるい!』ト言ワレタ」

 

だがしかし、悪くない。

この閉鎖されていない景色を自由に飛び回るのは、とても良い気分であったとグロスは言う。表情はわかりにくく笑っているのかすらわからないけれど、状況が状況でなければきっとあちこち飛び回っていたかもしれない。

 

「人間デハ時間ガ足リン・・・飛ベル私ニ白羽ノ矢ガ立ッタニ過ギン」

 

「・・・・・・」

 

僅かに揺れる瞳。

帰らなければいけないのは、わかっている。

けれど、また『穢れた精霊(あんなこわいもの)』と戦わなければいけないと思うと足が竦んでしまう。

 

「小僧・・・」

 

グロスは睨む。

さっさとしろという意味で睨んでいるのではない。彼が深層でどんな目をあったのかは知っている。それが足を竦ませる理由なのだということは察している。ただ1歩、たった一歩踏み出しきれないだけなのだ。それを怒る理由はグロスにはなかった。恐怖を感じるのは仕方のないことだし、それを無理くり引っ張り出しても意味がないからだ。

 

 

 

「―――オリオン!」

 

 

そこに。

ベルの背後から上着を羽織った女神が声を投げかける。

ビクッと肩を揺らして振り返れば、女神は、アルテミスは、少し寂しそうに微笑を浮かべ彼の頬に手を添えた。

 

「そんな泣きそうな顔をしないでくれ」

 

君は男の子じゃないか。そんなに簡単に泣いてしまってはいけないよ? アルテミスは幼子をあやすように撫でる。アルテミスはグロスを一瞥して、すぐにベルを見つめる。ああ、もう、ゆっくりとした休息は終わりなのだと残念そうにしながら。スローライフと言えばいいのかわからないが、そういうのも悪くはないと思っていたアルテミスは、離れ離れになってしうまうのが怖いのか泣きそうになっているベルを見て微笑んで口を開けた。

 

「なあオリオン、無理にオラリオに帰らなくてもいいんだよ?」

 

「―――ナッ」

 

「―――え?」

 

アルテミスがそんなことを言うとは思わなったのかベルは思わず声を漏らした。

彼女はベルの頬を撫でながら続ける。

 

「貴方は十分、怖い思いをした・・・オラリオには貴方よりずっと強い冒険者だっているんだ。貴方一人いなくたってどうとでもなるさ」

 

「・・・・」

 

「だって貴方はまだ子供じゃないか。もっと遊んでいたっていいはずじゃないか」

 

「う・・・」

 

「待っていれば・・・きっと事態は収まる。 怖いものも、面倒なことも、悩み事も、誰かが解決してくれるさ」

 

だから私達と、外で旅をしないか? そう言ってアルテミスは一歩後ろに下がって手を差し出した。ベルはアルテミスを見て、グロスを見て、アルテミスの眷族達を見た。誰も何も言ってくれない。これはお前が決めることだと言わんばかりにただ、見つめていた。

 

「ア、アストレア様達は・・・?」

 

「彼女達はオラリオで戦っているんだろうね」

 

「ま、負けたら・・・」

 

「みんなで天に行くだけさ。 負けるかもしれない、でも、勝つかもしれない。 貴方1人いようがいなかろうが対して違いはないんじゃないかな?」

 

「・・・・・」

 

俯いて銀槍をぎゅっと抱きしめる。

怖い、怖いんだ。

また義母の顔をした『精霊』なんかがいたりしたら、それこそ心が耐えられる気がしない。

何より、短い期間ではあったけれど。

アルテミスとのゆったりとした時間は悪くなかった。

英雄になりたいとは言ったけれど、ベルはまだ大人にはなりきれない。 年齢的にも肉体的にも、そして精神的にも。親に甘えていたいし、遊んでいたい。そう思うことは間違っていないはずだ。わざわざ痛い思いをする必要なんてない。

 

「――――でも」

 

でも、瞼を閉じて思い出す。

義母が大切にしていたという廃教会を。

『星屑の庭』を。

星乙女の微笑を。

出会ってきた冒険者達の姿を。

なにより、2人の英雄がいた証である迷宮都市を。

 

「でも、僕・・・行かなきゃ」

 

瞼を開いてまっすぐとアルテミスを見つめる。

彼女とのんびりと過ごすのは悪くないと心から思っている。

けれど、もう決めたことがあるから。

行かなくては。

 

「どうしても、行くのかい?」

 

「はい、僕は・・・英雄になりたいんです」

 

「ああ、知ってる」

 

「辛かったし悲しかったし、怖い・・・でも、オラリオがなくなるのは嫌だ。 アストレア様達に会えなくなるのは、すごく嫌だ」

 

「・・・・ああ」

 

「でも、僕がここで足を止めてしまったら・・・深層での戦いに意味がなくなってしまうから」

 

最初で最後の『お別れ』をした深層での死闘。

もう次はあってほしくないし、うんざりだ。あれはベルだからこそ、相手がアルフィアだったからこそ勝てただけ。できなかった『お別れ』をして一つ、区切りをつけたのだ。『英雄になりたい』と言ったのだ。それをなかったことにはできない。ベルの身を案じる優しい月の女神様に今度はベルから腕を伸ばし頬に手を添える。アルテミスは肩を揺らして、その手を優しく包み込む。

 

「私は貴方に幸せになってほしいんだ。だって、頑張ったんだろう? アルフィアもザルドももういなくなってしまったけれど・・・」

 

「はい、知ってます。でも、僕たちの旅はまだ終わっていないから」

 

いいこともあった。

悲しいこともあった。

でも、決して独りではなかった。

星乙女と共に歩んできた旅路は、決して悪いものではなかった。だから。

 

「ここで僕だけが投げ出すなんて、できません」

 

優しいアルテミスは、あえて彼の足を止めようとしている。

いや、そういう風にすることで彼に発破をかけている。

それがわかっていて、やっぱり彼女は優しいなぁと泣きそうだったのに、笑みを零す。

 

「最後の英雄に、僕はなる・・・『英雄の船』、その最後の乗船者は僕だ。僕がなる、なってみせる・・・だから、行かなきゃ」

 

「・・・・」

 

「それに僕は、星のごとく輝く者(アストレアさま)の眷族だから。『正義』を掲げる派閥の団員が、知らんぷりなんてできないです」

 

それに、かっこいいところを見せない僕なんて貴方だっていやでしょう? それじゃあ『女神を穿つ狩人(オリオン)』ですらない。そう茶化して言うベルに、アルテミスは仕方ない子を見るような笑みをつい、浮かべてしまう。ああもう、仕方のない子だなあと。いつの間にか、そういう強い目をするようになっていたんだなあと噛み締めながら。

 

「ああもう、行ってしまえ行ってしまえ、ばーかばーか。死ぬかもしれないのに、わざわざ危ないところへ行くなんて」

 

「はい、でも、それが『冒険者』ですから」

 

「負けたら承知しないぞ?」

 

「はい、()()()()()ならありますから・・・うん、きっと、なんとかなりますよ」

 

胸に秘めた決意を握りしめるように、ベルは一度家の中に戻り、戦闘衣に着替えてグロスのもとに歩み寄る。

 

「いっぱい貰ったものは・・・あるから、ちゃんとそれを返していかないと」

 

「ああ・・・・」

 

「それに、銀槍(これ)をアルテミス様が用意させたんですよね?」

 

「わかっちゃうか」

 

「はい、わかっちゃいます」

 

「じゃあ、使わなきゃ。物干し竿になんてできません」

 

「はぁ、まったく・・・時々男の子みたいな顔をするからずるいぞ」

 

 

たとえ。

他人から見れば、取るに足らない理由だけど。

どんな時だって、星は傍にいてくれたし見ていてくれた。

決意したとはいっても、簡単に挫けてしまうかもしれない。

でも、いつだって。

 

「頑張っていかなくちゃいけないんだ・・・だってオラリオで、初めてお墓参りしたときに『頑張る』って言ったんだから」

 

石竜(ガーゴイル)の背に乗り、ゆっくりと浮上する。

アルテミスが、月女神の眷族達が見上げる。

 

「行ってきます、アルテミス様」

 

「行ってらっしゃい、アストレアの眷族()

 

やせ我慢でも、自己満足でも。

自信がなくて答えが出せなくなっても。

人から見れば、取るに足りない、くだらない理由でも。

きっと、星乙女達は傍にいてくれる。

それだけを信じている。

それだけが信じられる。

なら、走る理由には十分だ。

遅れた分を取り戻さないと。

ようやく『冒険者』から『英雄の卵』になったんだから。

 

 

瞼を閉じて、小さくて泣いていた幼い自分にお別れを。

これかれも、これからも、いつまでも。

背に刻まれた星の鼓動。

鐘の音は、やがて自らの内に響くだろう。

悲しいお話がいつまでも続くことはない、できることならハッピーエンドを。

 

大丈夫。

この背には大好きだった人の『魔法』が刻まれているのだから。

どんなにつらくても、呟けば鐘は鳴り響く。

 

「行こう、グロスさん」

 

 

さあ、いよいよ出航の時だ。

幼い僕(きみ)がいつか救われますように。

とりあえずは、そう。

 

都市を救う英雄達の中に混じってみるとしよう。

過去の最強(ゼウスとヘラ)はもっとすごいのと戦っていたんだ。

なぁに、『精霊』如きがなんだっていうんだ。ちょろいちょろい。

 

月女神から目を離して、オラリオのある方角をじっと見つめて飛び立っていく。

それを嬉しそうに見つめているのはアルテミスで。

彼女達も遅れてオラリオへと向けて進軍していく。

彼女達ができることなんて限られているけれど。

可愛い弟分が、女神の愛した男が傷つけられたんだ。

糞ったれな神に仕返しをしてやる理由にはそれだけで十分だ。

 

「行くぞ、お前達! 私達ができることは限られているが、なぁに、怪我人がいるだろうから手が必要なはずだ。手は多い方がいい」

 

支度を整え、進んでいく。

もう既に少年の姿は見えない。

重たいはずの石の竜は重さなんて感じさせないほどに優雅に、自由に空を飛んで行った。

きっとこっそり飛び出したのだろう。

【勇者】がまさか、『異端の同胞』を迎えに行けなんて言うだなんて誰が思うだろうか。

 

 

硬い体に跨って、飛んでいく。

びゅんびゅんと風を切って。

でもやっぱり、一つだけ不満はあるよね。

 

 

「グロスさん、もう少し柔らかくなったほうがいいですよ」

 

「ム・・・!?」

 

「レイさんだったらなぁ・・・」

 

「落トスゾ!?」

 

石竜(ガーゴイル)に乗ってやってくるなんて、物語であんまり見た覚えないしなあ」

 

「エエイ、文句ヲ言ウナァ!?」




次から終章。
難しいから頭痛くなりそう。
書いてて「ややこしいな」ってなってます
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