・・・・・・日の光を感じる。確か何かものすごい衝撃が体に加わりそのまま気を失ったはずということはここは病院だろうかそれにしても体に違和感がある体が複雑骨折でもしているのだろうかいやそれはないだろう何故なら全く痛みがないからだ。とりあえず自分の状態を見るために目を開けることにしよう。そう思い自分の体を確認するべく目を開ける。そして自分が出した記念すべき大怪我からの復活の第一声は
「は?」
である。いや訂正しよう。それは声というより鳴き声といったほうがいいそう動物の鳴き声のようなそんな声だった。そう俺はなんと狐に生まれ変わったようである。
「(いやいやいやいや落ち着け俺、これは夢だ確かに動物の動画とか結構ハマって見ていたりしていたしうん夢だ。)」
そう心の中で自分を落ち着かせようとしてこれは夢だと考えようとしていたがそんな考えを無しにする決定的証拠があったそれは親狐の温もりと圧倒的リアルなこの世界そのものである。
「(おいマジかよ・・・)」
そんなことを思いながら親狐によりかかった。
なんやかんやで1年がたった。狐として立派な体になり人間でいうところ高校生ぐらいの体になっている。あ、ちなみに毛は黒色である。確か前世ではこのような姿の狐も銀狐というはずだが流石にこれは黒過ぎるので黒狐でいいと思う。親狐は狩りなどは出来るものの日をまたぐことに弱っているのが分かるぐらい衰弱していた。他の自分と同じ日に生まれたであろう狐達はもう自分達の生活を始めるために巣立っていった。自分も流石にこれは自立しなければと思いそろそろ親元を旅立とうと思い最後に親狐に寄り添い温もりを感じ伝わっているのか分からないがさようならと別れを告げた
「(親狐さようなら。名前も分からないし別れを告げる事なんて意味はないだろうが産んでくれてそして育ててくれてありがとう。)」
そして20年の月日がたった。まあ20年の月日とは言ってはいるものの正直ちゃんと数えず季節1周の数を20回数えただけなので正確ではないだろう。というか産まれた時が何月何日かも分かっていないので流石に無理だ。さあここで狐好きの方は分かるかもしれないがこの話には違和感がある。そう自分だけ寿命で死んでいないのだ。基本狐は5歳もすれば死ぬ。環境が良ければ死なない可能性もあるにはあるのだが、こんなThe自然の中にいる野良狐なのでありえない。実際、兄弟狐達と昔にあった時はめちゃくちゃ衰弱していたし多分相当今の自分は異常な存在ということなのだろう。そういえば動物妖怪はどれも大体尻尾が増えたり目が増えたり頭が増えたりするので自分もそう言うたぐいのものなのだろうか、出来れば頭が増えるのだけはいやなのでそれ以外にして欲しいと個人的に思った。というより自分は誰に話をしているのだろうか、、、、
さてあれから80年はたっただろうか目覚めると尻尾に違和感を感じたので自分の目に見えるように体を動かすと
「うお、すごい」
と思わず声が出てしまった。ん?声?どうやら人語が話せるようになったらしい。だが人語が話せた所で喋り相手もいないので意味が無いので正直感動は薄い。それより今感情を動かしているのはこの2本に別れたのかそれとも増えたのかどちらでもいいが2本になった尻尾である。ずごくモフモフしていた尻尾が2本になりさらにモフモフ度がレベルアップした。そして自分が妖怪であることを確信した瞬間でもあった。とりあえず今日は寝ようなんせ夜だから寝足りないのだ。
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