工業と毒の街、ボードシティに突如現れたカリスマ的存在でありボードスタジアムのジムリーダーである。
紳士的な誠実さと硬派なファッションのギャップは様々な人々を惹きつけている。
常に身につけているガスマスクに隠された素顔は目元以外誰も見た事がないという。
ただし、目元はフードの影であまり見えない。
スケートボードを使ったパフォーマンスやどくポケモンとのボランティアなどにより女性を中心に人気を集めている。
トレーナーカードより
「にぇへへー」
「アカリ、ごきげん」
「うへへー、そう?」
くるくるくる〜と回れば淡いピンクのスカートがふわりと舞う。
丈は長いからパンツは見えない、最高だねー。
「そのスカート、好き?」
「だいだいだいすきー」
スカートだけじゃなくて頭でヒラヒラ動くリボンも小さくて色んなキーホルダーが付いた可愛いカバンも、全部大好き、黒いヘドロより大好き。
「カワイイって最高、だよー」
「完全同意」
うんうんと頷くリグナも黒色のゴシック的なロリータで可愛くなっていた。
最高かぁー?
「うへへー、リグナかわいい〜」
「んに」
うりうりと頬ずりをするとリグナも負けじとぐりぐりと頬ずりをしてくれた。
「リグナのお肌相変わらずスベスベでぷにぷにだねー」
「アカリも、モチモチで飽きない、最高」
「相変わらず仲がいいわねぇ」
「当然、ぶい」
「ふふふ、おばあちゃんはそろそろ買い物に行ってくるよ、欲しいお菓子はあるかい?」
「ハッカ飴」
「抹茶団子〜」
「相変わらず渋いねぇ…それじゃ、行ってくるわね」
さてさてー、こんな事をしてておばあちゃんに微笑ましい感じで見られていた私達だけどー…
なんと、実はどちらもガラルが誇るジムリーダーなのです。
ちなみにこの状態で街に出てもバレないよー。
ジムリーダーの時は体と顔を隠す衣装を着てるし声もガスマスクのボイスチェンジャーを使ってるからオフの時はほぼバレない、更にオフの時は表情が緩むから中性的な顔も女の子っぽいのだー。
…ぽいよなー?
ともかーく、そんなこんなでバレないのさー。
ちなみにここは我が家!
リグナのジムがあるペタンクタウンの隅っこにあるのどかオブのどかな家。
私とリグナ、そしておばあちゃんと一緒に住んでいるのだー。
まさかこんなのどかな家にジムリーダーが2人も住んでいるとはだれも思うまい…クシシ。
「ふににー」
「笑い方相変わらず、個性的、ご機嫌?」
「だってー、ありのままの自分でいられるんだよー?
最近半年ぐらいお仕事詰め詰めで戻れなかったしさー?」
「確かに、辛かったね、よしよし」
「うぇへー↑」
「レアボイス…」
リグナのお腹に頭を突っ込む形で抱きつけば優しく撫でてくれた。
本当に大変で辛かったから家族との何気ない触れ合いが心に染みるねぇー…
でも、もっと強欲に欲張ってもいいよね〜?
「ねーリグナー」
「なに?」
「おやつ食べたらさー、久々にキャンプしない〜?」
「…キャンプ、そういえば最近、やってなかったね」
「頼むよー、ジム戦もあってバトルばっかりだったしさー?
バトル無しのお休みキャンプやろうよー、ポケモン達の羽休めにもなると思うんだ〜?」
「…でも、外に出たくない」
「それにー、リグナもまったりゴロゴロもふもふぷにぷにできるよー?」
「ゴロゴロ…モフぷに…?」
「今ならなんと、私の体を好きにできちゃうよー?お得だよー?」
「………」
「おやおや、キャンプの準備かい?」
「うん、アカリがどうしても行きたいって」
「くしし、満更でも無いくせに〜」
「………」
「ごみぇん」
ほっぺたをみょいんみょいん引き伸ばされた。
でも力があんまり強くないしちっちゃい手でモミモミされてるから逆に気持ちいいんだよねー、くふふ。
「…ヘンタイ」
「うぇへ〜?」
ありゃりゃー?
「ほらほら、キャンプに行く前にお菓子を食べましょ?手を洗ってきなさいな」
「「はーい」」
ペタンクタウン
物作りが盛んなのどかな街。
ここで作られた食器や陶器、芸術品等は海外では高値で取引されているが住人達はいまいち価値を理解しておらずかなり安い値段で外に売り出し問題となった事例が起こって以来ガラルの外に売り出しに出される事は少なくなった。
職人気質な住人が多いが自分の専門外の事にはとことん弱い者が多い。