宏高「さて、皆のイメージは……っと」
宏高はノートに端から言葉を書き込み始めた。
例えば、歩夢は真心溢れる、かすみは可愛いものが大好き、せつ菜は情熱、愛はみんなが楽しく、エマは心をぽかぽか…といった感じに。
(あとはしずくちゃん、璃奈ちゃん、そして果林さんと彼方さんか……まぁそこは地道にやってくしかないよな)
その様子を見守るトライスクワッド。
タイガ『なかなか苦労してるな、宏高のやつも』
タイタス『うむ……満場一致で決まったとは言え、突然部長に任命されたとなればな……無理もあるまい』
フーマ『せつ菜も手伝ってくれてるみたいだし、今んとこは大丈夫そうだけどな』
タイガ『しょうがないなぁ。ここは一つ、トライスクワッドのリーダーであるこの俺から激励の──』
タイタス&フーマ『いや、リーダーは私(俺)だろう(だろ)』
タイタス『ん?』
フーマ『あ?』
タイガ『おいおい何言っちゃってんの⁉︎リーダーはどう考えても俺だろ!だんだん俺っぽい感じになってきてただろ⁉︎』
フーマ『いや知らねぇよ!お前が勝手にそう思い込んでただけだろうが!』
タイタス『そこはフーマの言う通りだ。やはりここは年長者である私が……』
突如始まった「リーダーは誰だ」論議。
タイガ『待て待て待て!お前ら、忘れた訳じゃないよな?俺達トライスクワッドを繋ぐこの右腕のアイテムの名前』
フーマ『もうその手は通用しねぇぞタイガ!そもそもリーダーが敵の罠に嵌って闇堕ちなんかするか⁉︎』
タイガ『うっ……それを言ったらお前、あのゼロだって不意を突かれてベリアルに身体乗っ取られた事あるぞ!あの時の絶望感ときたら……あれはもう、ウルトラシリーズ屈指のトラウマ回と言っても過言じゃないぜ!』
フーマ『それ今関係なくね⁉︎』
タイタス『2人共話が逸れているぞ。今は誰がリーダーに相応しいか、ではなかったか?』
ヒートアップするタイガとフーマに冷静に指摘するタイタス。
タイガ『ああ、そうだった。よぉしそれなら、この虹ヶ咲学園の良いところをたくさん言えたヤツがリーダーってことにしようぜ!』
フーマ『何だよそのルール⁉︎』
タイタス『ほう……』
【タイガ視点】
(ふっふっふ…この中では学園にいる時間は俺の方が長い…タイタスは体育科以外詳しくないだろうし、フーマも入ってきてまだ日が浅いからな…俺が勝ったも同然だぜ!)
タイガ『やっぱこの学園の凄みは敷地の大きさと設備の豊富さだよな〜何でも揃ってるって感じで』
フーマ『中庭も超広くてホント開放感あるぜ〜?はんぺん可愛いし』
タイタス『しかも部活動には、マッスル同好会がある!』
タイガ『ぁ〜……』
フーマ『そうだな……ハハッ』
若手2人の微妙な反応。
タイタス『何だその反応は⁉︎私が立ち上げた同好会だぞ!』
タイガ『正確にはお前が体借りてた生徒だけど……面白いとこだよな、マッスル同好会』
フーマ『超個性的って言うかさ』
タイタス『変なフォローやめろ!それ以上言うとこのタイタスの黒き剛腕がお前たちを骨まで砕き尽くすぞ!』
タイガ『怖いよ発想が……』
またしても話が逸れていく。
そして、フーマの何気ない一言が、再び場の空気を変えた。
フーマ『もういっそのこと、宏高がリーダーでいいんじゃねぇか?』
タイガ『何でいきなりそうなるんだよ⁉︎』
エンドレス────
相当カオスな内容になりました(笑)
タイガ、かすみの悪知恵が移っちゃったかな?
ゼロファイト第2部の、ゼロダークネスが出てからのショッキングな展開は、今も忘れられません(;゚Д゚)
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