Complement Rainbow!   作:門矢零

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リアルの方でゴタゴタしすぎて、なかなか執筆が手につかず申し訳ございません。


第8回 VR

璃奈のライブから数日後。

 

タイガ『なぁ宏高』

宏高「んー?」

タイガ『この前歩夢達と遊んでたあのゲームって、一体何なんだ?』

宏高「あのゲーム?」

タイガ『あれだよ、頭に変なゴーグル付けて、何もない所でバンバン撃つあれだよ。俺達あの時からずっと気になっててしょうがなくてさ』

宏高「ああ、ジョイポリスでやってたVRのシューティングか」

 

以前部活が休みの時に、歩夢、愛、璃奈と4人で東京ジョイポリスに遊びに行った宏高。

そこで愛と璃奈がよく遊ぶというシューティングゲームをプレイしたのだが、その光景はタイガ達から見てあまりにも衝撃的だったようで……

 

タイガ『VR?』

宏高「うん。バーチャル・リアリティ……その頭文字を取ってVR。仮想現実の事だよ」

フーマ『仮想現実?』

宏高「表面的には現実ではないけど、本質的には現実って意味で……と言ってもイマイチ分からないか……」

タイタス『……すまない。私にもさっぱりだな』

フーマ『確かに旦那には難しい話かもな』

 

宏高は画像をスマホに出しながら説明を続ける。

 

宏高「このゴーグルを着けると目の前の景色が変わって、あたかも自分がゲームの中に居るような感覚が得られるんだ」

タイガ『ゲームの中?』

宏高「例えばここで使った場合、実際に居るのは俺の部屋だけど、動き回ってるのはゲームのステージの中って事さ」

タイタス『しかしあれだけ動き回っていながら、よくぶつかったりしなかったものだな』

宏高「周りに何もない十分なスペースを確保していれば、多少派手に動いても大丈夫。まぁこれは璃奈ちゃんの受け売りで、俺も全然詳しくないんだけどね」

 

タイガ『何だよそれ!すっげぇ面白そうじゃんか‼︎』

 

タイガが身を乗り出しながら興奮したように叫んだ。

 

タイタス『私も興味が湧いてきたな』

タイガ『ゲームを楽しみながら、トレーニングも出来そうだな…。宇宙科学技術局に掛け合ってみるか……』

フーマ『遊んじまったら修行にならねぇだろ……』

 

宏高が補足するように続ける。

 

宏高「ちなみにあの『璃奈ちゃんボード』も製作するにあたってVRゴーグルを参考にしてるから、映像を出力すればVRのゲームも出来るぞ」

タイタス『それはすごいな』

フーマ『それにしてもニジガクの技術はホントすげぇよな〜。あれを1日足らずで完成させて、もうライブで使えちまうんだからよ』

タイガ『その前にナイトファングが現れてどうなるかと思ったけど、土壇場でフォトンアースの力が戻って勝つことが出来たし、璃奈のライブも大成功で、ホントよかったな』

 

タイタス『ちょっと待った』

 

タイガの発言に何か引っかかりを感じたタイタスが制止する。

 

タイタス『あの戦いの最中に現れた黄金の剣……もしあれに触れていたのが私かフーマだったら……』

タイガ『え?』

タイタス『我々もフォトンアースになれる可能性があったんじゃないのか?』

フーマ『あっ…』

タイガ『は?』

タイタス『どうなんだタイガ?』

 

タイガに詰め寄るタイタス。

 

タイガ『いや知らねぇよ⁉︎そもそもフォトンアースは俺の強化形態なんだから、あの場面は当然の流れだろ⁉︎宏高も迷わず俺のキーホルダー手に取ってたし』

タイタス『む……そう言われると何も言い返せないな』

フーマ『珍しく旦那があっさり折れた……』

 

タイタス『しかしこの先フォトンアースに偏り過ぎて、基本形態しかない私達の出番が減ったりしないだろうか…?』

タイガ『今度は何だ⁉︎』

フーマ『心配すんなって旦那。そこんとこは作者も考えてるだろうからよ』

タイガ『何メタい事言ってんの⁉︎』

 

さらにタイタスの口から思わぬ発言が飛び出す。

 

タイタス『よし、ではこうしようタイガ。君は一回休みだ』

タイガ『はい?』

タイタス『今度怪獣が出た時は、私とフーマでやる。そうすれば今の疑問は水に流そう』

タイガ『おいおい、何でそうなる?大体何の権利があって…なぁ宏『俺も賛成』……え?』

フーマ『美味しいとこ沢山持ってったんだから、たまにはその分俺達にも活躍させろよな』

タイガ『えぇ……あぁ分かったよ!もし宏高が指名しても、俺は出ないからな!』

 

タイタス『決まりだな』

フーマ『次回、おめーの見せ場ねぇから!』

タイガ『もう知らね……』

 

呆れて何も言えないタイガであった……




宏高「何で毎回こうなるかねぇ……」

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