【デート・ア・ライブ】 デート・ア・ガンダム -武×士道×グラハム- 【機動戦士ガンダム00】 作:LN58
●“現代のサムライ”の真価 -この物語はジャンル:クロスオーバーです-
ASTのトップエース:鳶一 折紙と互角以上に戦えるだけの実力を元ASTのトップエース:神無月 恭平によって仕込まれているとは言え、
現時点では“現代のサムライ”としての強みがイマイチ発揮されていないのだが、今のところは倒せる相手でも倒すべき相手でもないので致し方なし。
また、メンタルが原作よりも弱くなっていても、きっかけさえ掴めば すぐに立ち直れるバネの強さを持っているが、
結果としては、快調な切り出しをしてもメンタルの問題で行き詰まって、原作とはそれほど差がない攻略状況となっていることは否めない。
しかしながら、未来人の幽霊である守護天使:グラハム・エーカーに導かれてきた結果、この時点で周囲の反応が原作とは大きく変わってきている。
つまり、5年間で鍛え上げたサムライの能力を発揮するための枷を少しずつ解いていけば、怒涛のストーリー展開へとなっていくのだ。
なにせ、そんな少年に取り憑いているのは【機動戦士ガンダム00】屈指のやりたい放題の限りを尽くしたグラハム・エーカーなのだ。
この部分が“現代のサムライ”五河 士道の真価であり、この積み重ねによって少しずつ原作とはまったく毛色のちがう展開へと発展していくことになる。
余談だが、【アニメ版】の五河 士道は描写がマイルドになっている一方で、心身共に打たれ強さは屈指のものとなっており、ケロッとしている印象が非常に強い。
一方で、少年の信頼度で言えば、琴里が所属している〈ラタトスク〉のことをあまり信用できていないことが見え隠れしており、
実際、精霊との戦争〈デート・ア・ライブ〉を遂行することで〈ラタトスク〉から称賛を受けてはいるものの、
内心では自分に対して様々な隠し事をしている琴里をはじめとする〈ラタトスク〉に対しては不信感を抱いている。
同時に絶対の信頼を守護天使:グラハム・エーカーに置いているために他を軽視する傾向も見られている。
そのため、言い出したら聞かない頑固さと無鉄砲さがある原作よりかは理性的ではあるが、
逆に他を信用していないので人の言うことを聞かないワンマンアーミーの面が大きくなっていっており、ある種の歪みが増長されつつある。
ネタバレ:この“現代のサムライ”五河 士道はとある精霊に対してはずば抜けた相性の良さを誇り――――――。
グラハム「私は我慢弱く、落ち着きの無い男なのさ。しかも、姑息な真似をする輩が大の嫌いときている。ナンセンスだが、動かずにはいられない」