【デート・ア・ライブ】 デート・ア・ガンダム -武×士道×グラハム- 【機動戦士ガンダム00】   作:LN58

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【あとがき】エピローグ

●今作の五河 士道の強さの秘訣

今作の五河 士道は様々な要因でASTのトップエースである鳶一 折紙よりも生身の実力が高い状態となっている。

それもそのはずで、5年前のあの日をきっかけに鳶一 折紙がASTに入隊する以前から“武士道”の鍛錬を積み重ねてきており、

5年前のあの日から守護天使の存在がいなくなったことで、より一層“武士道”を追い求めて無茶苦茶な武者修行をしてきたのである。

精霊と死闘を繰り返してきた鳶一 折紙とは実戦経験の差があるものの、

直接的な強さ以外にも様々な強さの在り方があることを学んでいる今作の五河 士道の方が総合的に遥かに上である。

事実、炎の精霊〈イフリート〉と剣を交えた際は、圧倒的な腕力で振り回される豪剣を鮮やかに捌いており、武芸の技量は達人並みである。

 

・守護天使:グラハムの導きで“現代のサムライ”を目指すようになった。

・【グラハム・スペシャル】によって任意で無茶を行えるようになった。

・炎の精霊〈イフリート〉の自己再生能力で無茶を完全克服している。

・元ASTのエース:神無月 恭平をはじめとするその道の達人の指導を受けていた。

 

グラハムが五河 士道の身体を借りている状態――――――、“兄貴”モードの時だとグラハムの人格と能力が表に出て雰囲気が様変わりする。

生前の軍人としての能力が発揮され、使ったことのないはずの銃器や機動兵器の取扱も難なく行えるようになる。

また、条件は不明だが、精霊のように実体を持って現界することも可能で、

その戦闘能力は武力に秀でた〈イフリート〉や奸策に長ける〈ナイトメア〉をも圧倒するほどであった。

どちらの状態が有効なのかは状況次第であり、グラハムとしては死者が生者の身体を動かしていることは好ましくないと思っているため、

できる限りは肉体の主導権を握るような事態にならないことを切に願っている。

 

 

●グラハム・エーカーのスペックデータ

名前:グラハム・エーカー

識別名:益荒男〈ブレイヴ〉

総合危険度:E

空間震規模:--

霊装   :A-

天使   :A+

STR(攻撃力)  :150

CON(耐久力)  :030

SPI(霊力)  :150

AGI(敏捷性)  :150

INT(知力)  :220

Total(総合値)   :700

霊装   :変革霊装・第六階四相〈ゼータ・RIV〉

天使   :破壊征剣〈エクシア〉

 

※特殊災害指定生命体“精霊”ではなく“それと似て非なるもの”である。

 

〈ソレスタルビーイング〉のガンダムマイスターとなって以降の搭乗機〈ガンダムエクシアリペアIV〉を人間大のコンバットスーツにしたような霊装をしており、

運用面でもっとも近い天使は〈鏖殺公〉夜刀神 十香となり、目立った特殊能力を持たずに白兵戦に特化した性能となっている。

しかし、スペック上では 未来人の幽霊であるために【INT】が高いものの 精霊全体を完全に上回るものでもなく、

【CON】に至っては あらゆる精霊よりも 致命的なまでに低く、その他の能力も平均的で特長がないのが特徴となっている。

はっきり言えば、“分裂した精霊の半身”にすら【INT】以外ではまったく敵わず、“精霊を殺す精霊”に至っては完敗とすら言える性能差であるため、

本体性能と知恵と勇気と無茶で性能差を覆す戦い方で勝利をもぎ取るやり方しかできないように見える。

同じ白兵戦特化の〈鏖殺公〉夜刀神 十香と戦いぶりを比べてみても、破壊力や規模に関して言えば〈鏖殺公〉に完全に劣っているため、

これでは精霊相手にまったく歯が立たないように思われていたのだが――――――。

一方、精霊によく見られる過剰出力の大量破壊兵器を持っていないため、周囲への被害をあまり気にしなくてもいいという特徴を持つ。

また、戦略上の制約と立ち回りの違いから単純な優劣を決めることができないところがあり、もとより精霊ではないことから かなり特殊な存在となっている。

しかしながら、作中ではスペックデータ上の性能差を大きく覆して精霊を圧倒しており、阿修羅すら凌駕する存在となっている。

 

その強さの秘密は ズバリ 今作におけるグラハム・エーカーの本体性能の高さと特殊な状況にあり、

精霊とは似て非なるこの世ならざる存在:未来人の幽霊であることから、実体を保つことが困難なために物理耐久は最低クラスであるが、

いかに強大な精霊の攻撃であっても物理法則から逸脱した幽霊そのものに対する有効打を持たないため、

憑代である五河 士道が始末されない限りは本体は実質的に不死身という特性を持つ(死んでいるのに不死身というのも変な表現だが)。

また、観察眼と勘の鋭いトップクラスのエースパイロットの軍人であったことから戦術・戦闘レベルでも飛び抜けて優秀な能力を持つ。

バトルマニアの気質もあるため、常に戦意を失わずに勇猛果敢に戦いを挑むことができるため、戦闘員としては最高級の資質を持つ。

幽霊であるため、現界を維持するための物理耐久は最低クラスだが、特殊耐久は打って変わって凄まじく、

時間や死の概念がないために、ほとんどの精霊を手玉に取れる天使〈刻々帝〉を完全無力化してしまえる。

機動力に関しても、単純な数字で上回る精霊はいくらでもいるが、

幽霊であることでGから解放された変態機動で予測不可能なマニューバを繰り出すため、捕捉することが非常に困難である。

そのため、相手の奸計や調略に引っかからずに捕捉困難な機動力と高い白兵戦能力を安定して発揮できる点では、

〈鏖殺公〉夜刀神 十香では比較にならないほどの戦力パフォーマンスを誇る。

 

しかし、武器による常識的な範囲での攻撃しかできないため、常識を度外視したハイパワー重視の敵の対処をもっとも苦手とする。

良くも悪くも 本体が幽霊であるために霊装の物理防御がまったく活かせず、防御手段が回避と先手必勝しかないため、追い詰められると致命的。

また、精霊ではないことから空間震を起こせないので空間震を打ち消すことができない他、

憑代である五河 士道の側から離れることができないため、もっぱら五河 士道の護衛のためにしか出動できない。

そして、現界するために必要なエネルギー補給の手段が不明で、現界時間も数分程度しか保たないため、短期決戦にしか投入できない戦略上の欠点を抱える。

もっとも、それらの欠点を踏まえての立ち回りを作戦の要である五河 士道が行うため、さほど欠点にはならない。

言うなれば、最後の最後に投入される切り札みたいな扱いであり、尋常ではない機動力と安定した戦闘力で状況を好転させる一手となる。

対精霊戦では、最後の詰めにまでいたらず、例外なく時間切れを迎えているが、

〈イフリート〉〈ナイトメア〉といった強豪を相手にスペック上の不利を覆して 終始 圧倒し、その時々の作戦目標を完遂しているため、

〈ラタトスク〉が保有する“対精霊の2枚目のジョーカー”として一定の存在感を発揮している。

 

 

・霊装:変革霊装・第六階第四能〈ゼータ・RIV〉

〈ガンダムエクシアリペアIV〉を模した人間大のコンバットスーツのようなものであり、モデルとなった機体のアシンメトリーな構造も再現されている。

GNドライヴ搭載機の特徴を人間大で再現しているため、自由自在な空中機動や変態機動を可能とする。

また、特殊な粒子をまとわせることで防御性能を高めており、物理法則から逸脱した精霊の攻撃からも身を護ることができる。

元が超常的な人型機動兵器なだけあって、CR-ユニットをはるかに凌駕する理想的なコンバットスーツの性能を発揮している。

 

しかしながら、本体が幽霊であるために 霊装で衝撃を殺しきれずに装甲の下の仮初の肉体にダメージが響くと致命打になってしまう。

それによって幽霊である本体が死ぬことはないが、仮初の肉体を維持できなくなり、

生者の世界への物理干渉能力を失って、実質的に死んでしまったようなものであることから、

高水準にまとまった性能を活かして いかにして致命打を避ける立ち回りができるかが問われている。

 

また、現界している間は光の粒子を拡散させているため、非常に目立ってしまうが、

一般的な通信機器に電波障害を発生させるため、その存在を記録に残すには対策が必要となっており、

5年前の大火災の記録が異様に残っていなかったのは、これのせいでもある。

そのため、炎の精霊〈イフリート〉の存在やその正体である五河 琴里がこれまでASTにマークされずにすんでおり、

同時に炎の精霊〈イフリート〉を倒して封印した存在についても知られることがなかった。

 

 

・天使:破壊征剣〈エクシア〉

基本的にはモデルとなる〈ガンダムエクシアリペアIV〉のセブンソードに準ずる。

【GNベイオネット】×2,【GNタチ】×1,【GNバトルソード】×2,【GNバトルブレイド】×2

7本の剣それぞれを距離や装甲によって使い分けて白兵戦を有利に進めることを目的としている。

 

本体が仮初の肉体で実体化しているため、装甲となる霊装の下の仮初の肉体で相手を殴りつけること自体が自身の致命傷になってしまうことから、

天使がなくなると一切の攻撃手段がなくなってしまうため、セブンソードであることが非常にありがたい状況となっている。

また、霊装から発生している特殊な粒子をまとわせることでセブンソードの切断力や取り回しを向上させているため、霊装と天使は必ずセットで運用する仕様となっている。

特に、精霊の霊装や天使を容易く斬り裂く攻撃力の高さはスペックデータには現れていない相乗効果の賜物であり、

いくら相手の霊装が堅牢であろうが貫通するため、場合によっては一撃で精霊の心臓である霊結晶〈セフィラ〉を破壊できてしまえる。

そのことが“対精霊のジョーカー”である五河 士道とは異なる“2枚目のジョーカー”と呼ばれる所以である。

 

ただし、暴走した〈イフリート〉との戦争で五河 士道が単独で顕現した破壊征剣〈エクシア〉は折りたたみ式の実体剣(初代GNソード)となっており、グラハムのセブンソードのいずれにも該当しない。

 

 

由来:能天使  Exousia; エクスシーア

第6ヒエラルキー。人間よりも4段階高次の霊的な意識を持っており、天地創造にかかわった、全人類を導く霊的存在である。

神の命により、天に背いた悪魔達を滅ぼすという役目を持つ。神の言葉や掟を守り実行する「能力」を持つために“能天使”なのである。

悪魔を滅する任務を持つが、悪魔と一番接する機会が多いため、一番 堕天使になりやすい地位だという。

有名な所としては、ラファエル、カマエルなどがいる。指揮官はラファエル。

 

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モデルとなった〈ガンダムエクシア〉に装備されている実体剣は刀身をGNフィールドで覆うことで高い切断力を発揮すると同時に、

防御用のGNフィールドを貫徹可能となっている(正確には、実戦投入が遅れていた【GNロングブレイド】【GNショートブレイド】がその役割を担う)。

このため、本機は組織の内紛などで敵対した他の〈ガンダム〉や同能力の敵機を駆逐するための抑止力としての側面を持ち、

それに準じて今作では、正道から外れた天使たちを裁く天使に相応しい位置づけとなっている。

もっとも、それは〈ラタトスク〉の精霊に対する基本方針である対話に繋げるための手段に他ならず、某ネゴシエーターの最終手段と同様のことである。

 

また、原作では貢献度が最大である反面 本領発揮の活躍の場面が描かれない炎の精霊〈イフリート〉が今作ではピックアップされており、

偶然の一致で 代表的な能天使に 第5のセフィラの守護天使:カマエルが存在していたことで、

五河 士道と五河 琴里と守護天使の三角関係をより密接に暗示させる舞台演出になった。

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●第1の精霊:夜刀神 十香のスペックデータ
名前:夜刀神 十香
識別名:〈プリンセス〉
総合危険度:AAA
空間震規模:B
霊装   :AAA
天使   :AAA
STR(攻撃力)  :230
CON(耐久力)  :202
SPI(霊力)  :125
AGI(敏捷性)  :142
INT(知力)  :032
Total(総合値)   :731
霊装   :神威霊装・十番〈アドナイ・メレク〉
天使   :鏖殺公〈サンダルフォン〉


●第2の精霊:四糸乃のスペックデータ
名前:四糸乃
識別名:〈ハーミット〉
総合危険度:B
空間震規模:C
霊装   :B
天使   :AA
STR(攻撃力)  :095
CON(耐久力)  :082
SPI(霊力)  :199
AGI(敏捷性)  :212
INT(知力)  :152
Total(総合値)   :740
霊装   :神威霊装・四番〈エル〉
天使   :氷結傀儡〈ザドキエル〉


●第3の精霊:時崎 狂三のスペックデータ
名前:時崎 狂三
識別名:〈ナイトメア〉
総合危険度:S
空間震規模:C
霊装   :C
天使   :S
STR(攻撃力)  :109
CON(耐久力)  :080
SPI(霊力)  :220
AGI(敏捷性)  :103
INT(知力)  :201
Total(総合値)   :713
霊装   :神威霊装・三番〈エロヒム〉
天使   :刻々帝〈ザフキエル〉


●第4の精霊:五河 琴里のスペックデータ
名前:五河 琴里
識別名:〈イフリート〉
総合危険度:AA
空間震規模:B
霊装   :A
天使   :AA
STR(攻撃力)  :160
CON(耐久力)  :100
SPI(霊力)  :215
AGI(敏捷性)  :130
INT(知力)  :178
Total(総合値)   :783
霊装   :神威霊装・五番〈エロヒム・ギボール〉
天使   :〈灼爛殲鬼カマエル〉





















グラハム『ほう? まだここにいるのかね?』


グラハム『すでに物語は次の章に移ったのだから、ここにはもう何も用はないはずではないか』


グラハム『なるほど。皆まで言うな』


グラハム『その意気や良し!』


グラハム『ならば、次の章に移るまでの特別編3本をアンコールとして用意させてもらおうではないか!』


グラハム『なに、礼には及ばんさ』


グラハム『何故ならば、きみともまた運命の赤い糸で結ばれているのだからなぁ!』

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