【祝】チュートリアル終了まであと24時間!【禁止区域指定なし】
1:名無しのプレイヤー
やったーーー!!
2:名無しのプレイヤー
ついに終わる! ここまで長かったぜ……
3:名無しのプレイヤー
いうてまだ6日しか経ってないんだよな。もっと長く感じた
4:名無しのプレイヤー
やることなく部屋に閉じこもってれば、そりゃ体感時間も長く感じるわな
5:名無しのプレイヤー
何にしてもめでたい。安置収縮もないようで一安心だよ
6:名無しのプレイヤー
戦々恐々としてたからなー、まじで
7:名無しのプレイヤー
しかしチュートリアル終了か。次は何が始まるんだろうな
8:名無しのプレイヤー
そら本編やろ
9:名無しのプレイヤー
どこで何をさせられるやら……一難去ってまた一難だな
10:名無しのプレイヤー
オープンワールドのMMORPGって話だったし、俺ら纏めてメガテン世界に放り込まれるんじゃ?
11:名無しのプレイヤー
一口にメガテンと言っても派生作品が色々あるけど
12:名無しのプレイヤー
崩壊は嫌だ崩壊は嫌だ崩壊は嫌だ
13:名無しのプレイヤー
メガテンと言えば東京は滅ぶ
14:名無しのプレイヤー
ゲーム内映像を見た限り、舞台は現代っぽかったけどな
15:名無しのプレイヤー
うむ、異界っぽい風景が多かったけど、現代の街並みが映ってた。荒廃してるようには見えなかった
16:名無しのプレイヤー
世紀末みたいな世界じゃなければ何でもいいわ。
表向き世界が平穏なら、裏で何が起こってようが気にしない
17:名無しのプレイヤー
その気になれば平穏に生きられる世界なら絶対悪魔関係には関わりたくねえ。
世界の危機とかあっても他の人に任せるわ
18:名無しのプレイヤー
引きこもりが許される寛容さが運営にあればいいけどね……(3日目の禁止区域指定を見ながら)
19:名無しのプレイヤー
2度目は無かったし、多少慈悲はあるはず(震え声)
20:名無しのプレイヤー
スコアに応じた特典が貰えるらしいけど、皆自分のスコアは意識してる?
21:名無しのプレイヤー
全くしてない。というかほぼ引きこもってるだけだし、加点される要素がない気がする
22:名無しのプレイヤー
加点要素を推測するとしたら
探索(迷宮踏破率、入手アイテム)、戦闘(レベル。悪魔を倒した数)とかか?
23:名無しのプレイヤー
簡単なルール説明の紙には、生存してスコアを高めようって書いてあったし、多分生存時間でもスコアは入ると思う
24:名無しのプレイヤー
生存時間に応じてスコア加算?
それって意味あるんか? 皆7日生存じゃん
25:名無しのプレイヤー
チュートリアルで死んだ人も生き返るなら意味があるんじゃない?
チュートリアルで死亡してそのままって言うのもゲームとしてどうかと思うし
26:名無しのプレイヤー
どうかな。デスゲームだったらその位シビアでもおかしくない
27:名無しのプレイヤー
つーか現実に帰れるならともかく、またゲームの駒にされるぐらいなら死んでた方がマシな気がする
28:名無しのプレイヤー
それな。せめて本人の意思ぐらい確認して欲しいね。
俺だったら死んだ後にもまたこんな苦労するのはごめんだよ
29:名無しのプレイヤー
現実かぁ……俺ら、元の世界に戻れんのかね……
30:名無しのプレイヤー
ゲームならクリアすればワンチャン?
31:名無しのプレイヤー
もしかしたらこれはデスゲームでも何でもない普通のゲームで、ゲームオーバーになったら解放されるという可能性も微レ存
32:名無しのプレイヤー
この世界は何なのか。誰が何の目的でこんなことをしているのか。俺達は死んだらどうなるのか。いつになったら解放されるのか。
その辺全てが不明だからな。なーんも分からない。マジで俺達ゲームの駒だなって思うよ
33:名無しのプレイヤー
命を弄びやがって。俺達だって生きてるんだぞ、くそ
34:名無しのプレイヤー
そういえば運営に対する恨み言や罵詈雑言ってあんま見ないよな。なんでだろ?
35:名無しのプレイヤー
>>34
いやだって見られてるかもしれないと思うと後が怖いし
36:名無しのプレイヤー
いるかもしれない神に唾吐くような真似、正気じゃできん
37:名無しのプレイヤー
名前を言ってはいけないあの人かな?
38:名無しのプレイヤー
そこまで極端ではないけど、何が起こるか分からないし極力触れたくない気持ちはある
39:名無しのプレイヤー
ところで皆今日はどうする予定? 24時間後には終わるわけだけど
40:名無しのプレイヤー
食料調達の必要もないし、部屋に引き籠る
41:名無しのプレイヤー
同じく
42:名無しのプレイヤー
俺も
43:名無しのプレイヤー
スコアの上乗せを狙って狩りしようと思ってる。
レベルやアイテムは引き継がれるかもしれないし、稼いどいて損はないっしょ
44:名無しのプレイヤー
トップ連中はいいよな、楽しそうで
45:名無しのプレイヤー
ゲーム感覚で迷宮探索して悪魔狩ってるみたいだもんな。
ほんとに同じ難易度でプレイしてるのか疑うレベル
46:名無しのプレイヤー
まあ成功者ってのは傍から見ればそんなもんだ
47:名無しのプレイヤー
MMOって話だし、強いプレイヤーがいるのは心強いけどな。
攻略組が勝手に全てを終わらせてくれるならそれに越したことはない
48:名無しのプレイヤー
スコア、スコアかー。終わりが見えてくるとやっぱちょっと気になるな。
どういうのが貰えるんだろうな、特典って。
49:名無しのプレイヤー
いきなりこんな所に放り込まれるわけだし、ユーザーフレンドリーって訳じゃなさそう。そこまで期待しない方がいいと思う
50:名無しのプレイヤー
まあ流石にバランス崩壊級のチート能力は与えられんわな
51:名無しのプレイヤー
レベルアップしてもスキルは覚えてないみたいだし、その辺のテコ入れが入るんじゃないか?
52:名無しのプレイヤー
スキル配ったりとか? まあありそうだな
53:名無しのプレイヤー
他にはステータスが増加したり、アイテムを貰えたりとか、その辺の細かいボーナスな気がする
54:名無しのプレイヤー
ゲームと違って俺らは生きてる訳だし、生活基盤に関する特典とかもあるかもな
55:名無しのプレイヤー
あー確かに。何の後ろ盾もなく見知らぬ世界に転移させられても困るし
56:名無しのプレイヤー
本命:ステ補正やアイテム、スキル。
対抗:生活基盤の用意。
大穴:チート能力プレゼント。
って感じか
57:名無しのプレイヤー
その中だったら生活基盤が欲しいな。メガテン世界でサバイバルとか勘弁してくれ
58:名無しのプレイヤー
QOLの低下で苦しめられた身としては、俺も選べるなら生活基盤かな。
戦闘能力が向上したところで普通に生きる分にはあまり意味がない
59:名無しのプレイヤー
現代なら比較的マシではあるけど、社会的身分がないとまともな職に就けないしな
60:名無しのプレイヤー
そこで裏社会の出番ですよ
61:名無しのプレイヤー
戸籍もなく無一文で悪魔が裏側に潜む現代日本へ。
ホームレスをしながら職を探すも見つからず。このままでは野垂れ死にだ。
生きる為に仕方なく、彼/彼女は危険を承知で裏の世界へと足を踏み入れるのだった……。
62:名無しのプレイヤー
ありそうだから困る
63:名無しのプレイヤー
実際、無戸籍無一文で放り出されたらどうすりゃいいんだ?
64:名無しのプレイヤー
都市サバイバルだな。まあ最悪保護してもらえば、基本的人権が保障される国なら死ぬことは無い筈
65:名無しのプレイヤー
自分でどうにかできない状況になって意地を張っても死ぬだけだからな。そういう時は大人しく周囲に助けを求めよう
66:名無しのプレイヤー
>>64 >>65
それで助けてもらえなければどうすればいんですかね……?
67:名無しのプレイヤー
頑張って生きろ。このチュートリアルを生き残った君ならなんとかなるはずだ!
68:名無しのプレイヤー
無責任で草
69:名無しのプレイヤー
なんだかんだ言って俺達はこの7日間の試練を生き抜いた訳だし、自信をもっていいと思うよ
70:名無しのプレイヤー
まあな。ここまで生き残っているってだけでも、プレイヤーの中では上澄みにいる訳だし
71:名無しのプレイヤー
そうそう。きっと何とかなるって
チュートリアル7日目、23:59。
前日にチュートリアルが終わると宣言されてから、丸一日。ついにその時間がやってきた。
俺は何が起きてもいいように装備を整え、パソコンの前に座ってとあるスレでのカウントダウンを眺めていた。
こんな時に迷宮に赴いている者はいない。生き残っている全てのプレイヤーがPCに向き合っているだろう。
ようやくチュートリアルが終わり、この迷宮から解放される達成感。その後の期待と不安に揺れる書き込みで、掲示板ではお祭り騒ぎだ。
チュートリアル最終日を無駄に過ごすまいと、俺は今日一日、みっちりと悪魔を狩ってレベル上げを行った。
悪魔と戦いの難易度は、最初がピークだった。
経験を積み、装備やアイテムが整い、レベルが上がって余裕ができて。安全マージンを取れるようになると、悪魔との戦闘のリスクはぐっと減った。
スコア加算による特典向上という、通常の狩りよりも明確なメリットのある、言ってみればお得な状況がこのチュートリアル期間だ。
これがリアルだから尻込みする者が多いだけで、本当にゲームならこの美味しいイベントを逃すまいと、皆競って狩りをしている事だろう。
どうせこの先、悪魔と戦わされる可能性が高いのだ。
チュートリアルでの狩りと、それが終わった後での狩り。
同じ労力でも得られるものには差が生じるだろう。
今苦労することで幸先の良いスタートが切れるなら、ここが踏ん張りどころだろう。
そう思って狩りに励んだ。
レベルアップの影響か体力が増してタフになっているとはいえ、流石に丸一日ぶっ続けは疲れた。
適度に休憩を取りながらではあったが、回復する体力よりも蓄積する疲労の方が多かった。
今のコンディションはかなり悪い。
もしもこっから戦闘イベントみたいなのが始まった場合、俺は非常に困ることになる。
しかし流石にそれは無いだろうと思っていた。
「……ないよね?」
今更ながら少し不安になってきた。
アイテムが引き継げるとは限らないからと、手持ちのペインキラーを使いまくって疲労を飛ばして戦っていたのはやり過ぎだったかもしれない。
その時はハイテンションになっていたので「いけるいける」という気持ちだったが、振り返ってみれば危ない橋を渡ったものだ。
「ま、やっちゃったもんは仕方ないか」
とりあえず、やらかした甲斐もあってスコアには自信がある。
自分の判断を信じようじゃないか。
やや楽観的な気持ちで、俺は時計の秒数を眺めていた。
57、58、59、00……。
ブツン、と備え付けられていた大型テレビに電源が入った音がした。
パソコンとは違い電源が入らず、置物状態だった筈のテレビ。それが突然映像を映し出したことに、俺は驚くと共に、ある種の納得を得た。
大画面の液晶モニターに映し出されたのは、一人の少女の姿。
長い金髪と白いローブをゆったりと漂わせた、あどけないながらも思わず見惚れそうになるほどに整った顔立ち。
頭上には天使のような光輪を冠し、背中からは三対六枚の純白の翼が画面に見切れながらも広がっている。
『天使』
その形容以外の言葉が浮かばない。圧倒的な存在感を持つ美少女だった。
『ごきげんよう、プレイヤーの皆さん。こうして顔見せするのは初めてですね。しかし名乗るほどの者ではありません。どうぞお気軽に『天使』とでもお呼びくださいませ』
二コリ、と天使の少女は穏やかに微笑み、心地よい響きの優し気な声でそう口にした。
可憐な容姿と優美な振る舞いに思わず好感を抱きそうになるが、しかし俺は頭を振って警戒心を強めた。
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