超高校級の???   作:中山

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葉隠康比呂、逃げて!超逃げて!

ピンポーン……ガチャ

 

「はいはい、なんだべ?」

 

今、俺の前に出て来たのは葉隠康比呂『超高校級の占い師』である。俺はトゲ頭と呼んでる。

 

「おっ、加賀美っち。どうしたんだべ?」

 

「トゲ頭の友達が呼んでるからちょっと来い」

 

「誰だべ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、あの〜、加賀美っち?」

 

何故か、トゲ頭が困惑した表情で此方を見る。

 

「どうした、トゲ頭?」

 

「こ、これは何の冗談だべか?」

 

「これって?」

 

「この状況だべ!」

 

あー、この状況ね。よしっ、現在の俺達の状況を簡単に説明してあげよう。

 

「沢山の借金取りに囲まれてる」

 

「アウトォォォオオオ!!」

 

お、おおう。

 

「何で、俺が、借金取りに、囲まれてるんだべ!」

 

「そんな一つずつ強調しなくても」

 

「いいから説明するべ!」

 

全く、十神きゅんとトゲ頭は怒りやすいな。

 

「トゲ頭が借金抱えているから」

 

「」

 

あらら、思考停止しちゃったよ。

 

「起きろー、トゲ頭。起きるんだ。すいませんね、わざわざ、借金取りに来たっていうのに」

 

俺は取り敢えず、借金取りの阿部(仮)さんに謝っといた。

 

「いえいえ、加賀美さんが我々にコイツの居場所を教えてくれたお蔭でやっと出会う事が出来たんですから」

 

うわっ、優しっ。借金取りとは思えないっす。

 

「あわわわわ!に、逃げるんだべっ!」

 

あっ、逃げた。

 

「くそっ!テメェ等、あの坊主を逃がすんじゃねぇぞ!」

 

やっぱ、借金取りっすわ。……まぁ、俺も手を貸してあげよう。

 

えっ?誰に手を貸すのかって?そんなの

 

 

 

───阿部(仮)さんに決まってるじゃん。

 

 

 

 

 

 

「こ、此処まで来れば安心だべ」

 

俺こと、葉隠康比呂は今、追われている。

 

「おっ、葉隠じゃねぇか。どうした?」

 

「お、大和田っち」

 

俺の前に現れたのは大和田紋土。『超高校級の暴走族』と言われている人物だべ。

 

……そうだべ!

 

「大和田っち、助けてくれ!」

 

「あん?」

 

俺は今の状況を話した。

 

「かぁぁー、馬鹿かテメェ?何でオレがンな事しなきゃなんねぇんだよ」

 

ダメだべか?何かアイディアがあれば……っ!

 

「そういや、不二咲っちは頼りになる男が好きだっt──」

 

「何してんだ!早くオレのバイクに乗れ!」

 

……チョロいべ。因みに、不二咲千尋は『超高校級のプログラマー』と言われているべ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『加賀美よ、報酬を忘れるなよ』

 

あっ、どうも。加賀美です。

 

「分かってるよ、さくらちゃん。高級プロテインだろ?」

 

今、俺が電話している相手は大神さくら。『超高校級の格闘家』で一部の人からはその見た目からオーガと呼ばれている。

 

『それとドーナツと沢山の肉を頼む』

 

「いいけど、誰かとお茶でもすんの?」

 

『あぁ、朝日奈と終里と一緒にな』

 

朝日奈葵『超高校級のスイマー』と呼ばれている。ドーナツと高カロリーな物が好物。俺と同じく大神さくらを『さくらちゃん』と呼んでいる。下ネタとかが苦手で、言うと顔を赤くする。因みに巨乳。

 

終里赤音『超高校級の体操部』と呼ばれている。頭の中が食べる事と戦う事に埋め尽くされているオレっ娘。さくらちゃんの事は『オーガ』と呼んでいる。男らしい性格をしているがたまに乙女っぽい反応を見せる。因みに此方も巨乳。

 

「なるほど、巨乳コンビか」

 

『…今の発言、聞かなかった事にしよう』

 

「だって、男だもん。巨乳が好きで何が悪い!」

 

『一応、我は朝日奈たちよりも大きいが』

 

「いや、さくらちゃんのはオッパイじゃなくて胸筋でしょ(笑)」

 

『殺す』

 

「──ってトゲ頭が言ってた」

 

『葉隠、コロス』

 

ツーツー…

 

ヤバイ、トゲ頭が死んじゃう。

 

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