ウマ娘始めましたので書いてみました!
色々あると思いますが、頑張って書いてみます!
それでは本編どうぞ!
春。桜舞う季節に1人の男がここ「トレセン学園」の門を通過した。
「ここが、トレセン学園か~」
正式名称は「日本ウマ娘トレーニングセンター学園中等部高等部」。全国のウマ娘トレーニング施設の中でも最新鋭かつ最大規模の施設であり中高一貫の教育機関でもある。
文武両道を掲げており、座学や定期学力考査も実施される。学生食堂・図書室・室内プール(飛び込み台付き)・購買部などの設備も充実している。
そんな中「向井 博樹(むかい ひろき)」は夢であったトレセン学園の新人トレーナーとして入学する事になった。そんな中1人のウマ娘が駆け寄ってきた。
その娘は鹿毛で、前髪の一部にメッシュがあり、威風堂々とした姿で現れた。その娘の登場に周りのウマ娘たちも黄色歓声を上げていた。
「キャーーールドルフ会長よ!」
「今日もお美しいですわ~」
そんな言葉をものともせずシンボリルドルフは博樹の前に現れた。博樹は少なからず緊張してしまった。
「君が本日付で転入して来た、新人トレーナー君かな?」
「は、はい!向井博樹と言います。よろしくお願いします。」
「そう固くならなくてもいい。トレセン学園で生徒会長を務めているシンボリルドルフだ。よろしく」
シンボリルドルフは握手するため右手を差し出してきた。それに倣う形で博樹は左手で握手をした。その瞬間博樹とシンボリルドルフに電流が流れた感覚があった。
「うわ!」バチ!
「む!」
「ご、ごめんなさい!」
「なに、気にする事ではない」
博樹は静電気持ちではないので、2人は直ぐに手を離したが別に異常はなかった。その後シンボリルドルフの案内でトレーナー寮へと向かう途2人のウマ娘と出会った。
1人は鹿毛。青色のリボンをつけているウマ娘。その娘は後輩ウマ娘に優しく声をかけている。もう1人は長い銀髪をなびかせて、頭頂部は黒っぽいウマ娘。仏頂面で何を考えているのかわからないウマ娘だった。
その2人はシンボリルドルフと博樹を見た途端駆け寄って来た。
「ねぇねぇルドルフ!そのイケメンだれ?もしかして…」
「違うぞマルゼンスキー。彼は新しいトレーナーだ。トレーナー君、彼女はマルゼンスキーだ」
「初めまして、向井博樹と言います」
「ハァ~イマルゼンスキーよ!この学園のことなら綺麗なお姉さんの私に聞いてね!」
「こちらこそよろしくお願いします」
そう言って、シンボリルドルフ同様に握手をするとまたしても電気が走った。
「うお!」バチ!
「キャ!」
「大丈夫ですか!」
「ちょっとビリっと来たけど問題ナッシングよ!」
そして、最後のウマ娘に挨拶をするのであった。
「オグリキャップだ、よろしく頼む」
「向井博樹です」
「…」
「…」
2人は向かい何も話さなかったが、おずおずと手を出して、握手をした。2度ある事は3度ある。オグリキャップも博樹と握手をした瞬間、電気が流れた。
しかし、2人と違う所は物怖じせず。堂々としていた。
「またかよ!」バチ!
「…」
「凄いなオグリキャップ。あの電流を耐えられるなんて」
「いいえ、あれは今日の晩御飯どうするか考えているだけよ…」
3人と出会った博樹はトレーナー寮に向かい、自室で明日の準備をしていた。既に荷物が届いて早速荷解きをしていた。
すっかり夜も更けて来た時博樹はある一冊のノートを取り出した。
そのノートは先輩トレーナーから受け継いだウマ娘たちのデータをまとめていたものであった。
「さて、いっちょ頑張りますか!」
博樹はそのノートから今日出会った3人について調べるのであった。
「えっと…先ずはシンボリルドルフさんか。けど、僕にあんな大物のトレーナーになれるかな?…仕方ない調べるだけ調べよう」
シンボリルドルフ
バ場適性 芝A ダートG
距離適性 短距離E マイルC 中距離A 長距離A
脚質適性 逃げB 先行A 差しA 追込C
「こんな感じなんだ…やっぱり皇帝と呼ばれるだけあって中・長距離は強いな。次はマルゼンスキーさんか」
マルゼンスキー
バ場適性 芝A ダートD
距離適性 短距離B マイルA 中距離B 長距離C
脚質適性 逃げA 先行E 差しG 追込G
「こう見ると、マルゼンスキーさんは短距離で逃げの一手かな?さて、あとはオグリキャップさんか。彼女はどうも掴みにくいんだよな…」
オグリキャップ
バ場適性 芝A ダートB
距離適性 短距離E マイルA 中距離A 長距離B
脚質適性 逃げF 先行A 差しA 追込D
「凄い!流石怪物オグリキャップさんだ。これならどんなレースでも通用するぞ!ただ、長距離が苦手だからマイルかな?」
そう言って、ノートをしまうと早速寝床の準備をするのであった。そんな中
そこで走っていたのは、髪色は紫がかって右耳に緑色のリボンをつけている。走る姿も気品があり、シンボリルドルフとは違う意味で綺麗だった。
しかし、明らかに無理をしている状態だった。脚は重くフォームもバラバラ。おまけに躓きそうなくらい前のめりに倒れようとしていた。
それを見ていた博樹は居ても立っても居られずジャージ姿でターフに降りたった。
「大丈夫ですか!」
「ハァハァ…大丈夫…ですわ」
「無理しないでください」
そう言って、博樹が肩に触れた瞬間。昼間同様にバッチと電気が流れるのであった。
「しまった!」バッチ!
「キャ!」
それを受けてしまったウマ娘は驚いて飛び退いてしまった。
「ごめんなさい!」
「んもう!何をすのですか!」
流石に怒られるのを覚悟していた博樹であったが、それは杞憂に終わるのであった。
「あれ?身体が軽いですわ」
「本当に?」
「ええ…先ほどの疲れが噓のように消えましたの」
「そうなんだ…そう言えば君は?」
「他人に名前を尋ねる際は先ずは自分から名乗るのではなくて?」
「ああそうだったね。今日から新人トレーナーとしてトレセン学園に入学した、向井博樹って言います」
「でしたら、わたくしはメジロマックイーン。名門メジロ家のウマ娘ですわ」
「メジロマックイーン…いい名前だね」
「え!そ、そうでしょうか///」
「うん!」
「あ、ありがとうございますわ///」
そう言うとマックイーンは尻尾をパタパタさせ喜びを表現していた。そして、博樹はどうしてこんな時間にいるのかを聞いた。
「メジロマックイーンさんはどうしてここに居たの?」
「マックイーンでいいですわ。そうですわね。次回の選抜レースの為に自主練習をしておりましたの」
「選抜レース?」
「ええ、そこでトレーナーに見ていただき、多くのレースに出てメジロ家の悲願である盾の称号『天皇賞・春』を掴んでみせるのですわ」
「そっか…凄いね」
「え?」
「もうそこまで目標があるなんて…僕は入ったばかりだから良く分からないな」
「トレーナーさんは何か目標とかあるのでしょうか?」
「僕かい?僕は…ウマ娘達が楽しくそして、伸び伸び走れるようなトレーナーになる事かな」
「!」
「って何だか恥ずかしいな…あはは///」
「いえ、立派な目標だと思いますわよ」
「そう言って、貰うと嬉しいね。あ!そろそろ門限も近いよ。早く帰らないと」
「…分かりましたわ。では、本日はそう致します。それではごきげんよう」
そう言って、マックイーンは寮に帰って行った。博樹もシャワーを浴びて寝るのであった。
△▼△▼△▼△▼
ここはトレセン学園の生徒会室。真っ暗な室内には生徒会長のシンボリルドルフが1人で作業していた。もうすぐでトレセン学園の入学式がある。
生徒会はその準備に追われていたが、生徒会長であるシンボリルドルフは最終チェックを行っていた。その顔からは疲れの色は見えなかった。
「ふぅ…いつもならば、ここでやめるのだが今日はいつまででも出来そうだな」
「やはり、あのトレーナー君に触られてから調子がいい。何故だろうか…」
その効果は一人暮らしのマルゼンスキーにも表れていた。彼女はお風呂から上がり、自慢の長い髪をヘアアイロンで乾かしていた。
「ふんふん~それにしても身体が軽いわね。あのトレーナーくんに触れた辺りからかしら…」
彼女は今までレースに出るため、色々と無理をしていた。
しかし、博樹と出会い、握手をした際にその疲れが一気に吹き飛んだのだ。それについて彼女は俄然興味が湧きだした。
「確か、向井博樹だったけ…難しいからヒロ君でいいかしら。ウフ可愛いわね」
更に寮で自主学習をしてたオグリキャップも、不思議な気分だった。
「ふぅ、今日の課題はこれで終わりか。しかし、あの人と触れてからというもの調子がいい」
「前にタマやクリークと食事をしたが、あれとは別に心が満たされて行く気分だ。これは何なんだ…」
「向井博樹…彼と会うのが楽しみだ」
△▼△▼△▼△▼
博樹が出会った彼女達に少しずつだが変化が現れた。その気持ちが花咲くのはまだ先の話し…
とりあえずここまでにします!
ウマ娘はアプリしか知らないので、これから一期から見てきます!
(果たして、スズカの場面で正気を保てるのか…)
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