彼女たちとゴールの先へ…   作:とあるP

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前回のあらすじ

5人のウマ娘担当になった博樹は、練習メニューを渡すべく徹夜状態。

そんな中、スーパークリークが看病を行い、何とかメニューを渡すことが出来た。

そして、そのクリークが博樹のウマ娘になりたいと言ってきたので、博樹はあっさりと承認した。

そして、ルドルフとオグリのメイクデビューレース。

見事勝利し、メイクデビューを果たした…

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コメントで、話しの内容が設定と逸脱しているとの指摘がありましたので
書き直しました。

大変申し訳ございません。

今後は、逸脱しないように気を付けます。


第4R 伝説のトレーナーと若手トレーナー

ルドルフとオグリのメイクデビューレースの翌日は皆を「休暇」としている。そんな中博樹はある人物と話すべく、都内某所のホテルに向かって行った。

 

その人達はかつてトレセン学園でトレーナーを務めていた人達であった。最も、うち一人はわかりきっているのだが…

 

そう言って、いると博樹は2人が居るホテルに着き、少しだけ緊張する中入って行くのであった。

 

「2人とも何処かな…」

 

「おーい!こっちだぞ」

 

「あ、お久しぶりです。沖野トレーナー、東条トレーナー」

 

そこには、髪を後ろで結び、棒付きキャンディーを口にいれ黄色のジャケットを羽織った元スピカのトレーナー「沖野トレーナー」とポニーテールにつり目と銀縁眼鏡、スラッとしたグレーのリクルートスーツを着ている元リギルのトレーナー「東条トレーナー」だ。

 

「よ!久しぶりだな。元気してたか?」

 

「久しぶりね。トレセン学園ではどうかしら?」

 

「はい。お二人ともお元気そうで何よりです。トレセン学園に入ったばかりなので、右往左往していますよ」

 

「そりゃそうだ。まぁ立ち話も何だし、座れよ」

 

そう言って、ホテルのフロントにある椅子に座るのであった。そこからは博樹のトレセン学園での話しだった。

 

「それで改めトレセン学園入学おめでとう」

 

「ありがとうございました。東条トレーナー」

 

「もう、昔みたく「おハナさん」って呼んでもいいのよ」

 

「アハハ…」

 

「そうだぜ博樹。おハナさん大分丸くなったんだから」

 

そう、東条トレーナー通称「おハナさん」は博樹と知り合っていた。彼がまだ、トレセン学園のトレーナーを志す前に行った、ウマ娘のレースがあった。

 

その時おハナさんが担当していたウマ娘のレースを食い入るように見ていた。そんな博樹に話しかけて来たのが東条トレーナーだった。

 

『ウマ娘のレース好きなの?』

 

『え?』

 

『あ、ごめんなさいね。とても真剣に見ていたからつい…』

 

『いえいえ、大丈夫ですよ』

 

『それよりも、どうだったウチの娘達は?』

 

『ええ、とても素晴らしいですよ。適性・レース運び・脚質…どれをとっても一流と言ってもいいですね』

 

『そう言って、貰えると嬉しいわね。ねぇ君はトレーナーを目指すのかしら?』

 

『…正直言って迷っています。僕の指示で従ってくれる娘がいるのかって…』

 

『そうね…それは君にトレーナーになる覚悟があれば大丈夫よ。結果なんてあとからついて来るのよ』

 

『そうですかね…』

 

『そうよ。私もここまで来るのにはとても大変な努力をしたのよ』

 

『え?』

 

『誰だって最初はそんなものよ。これから努力すればいいのよ』

 

『…そう、ですよね!僕トレーナーになれるように頑張ります!』

 

『ええ、期待しているわよ』

 

『ありがとうございます。そう言えば、まだお名前伺っていませんでしたね』

 

『ああ、そう言えばそうだったわね。私は東条 ハナって言うわよ』

 

『東条トレーナーですね。自分は向井博樹と言います』

 

『博樹君ね。これからもよろしく』

 

そう言って、東条トレーナーと博樹は握手した。

 

 

あれから数年が経ち、今では博樹はトレセン学園のトレーナーとなった。その事に対して東条トレーナーはとても喜んでいた。

 

「しかし、あの博樹君がトレセン学園のトレーナーとはね…」

 

「いや、始まったばかりですから」

 

「でもよ、既に担当ウマ娘も決まっているんだろ」

 

「はい。シンボリルドルフとオグリキャップ、マルゼンスキーにメジロマックイーンさん。あとは、ミホノブルボンさんとスーパークリークさんですね」

 

『…』

 

「えっと…どうしましたか?」

 

「どうもこうもねぇよ!なんでそんなに担当出来るんだよ!」

 

「そうね。然もルドルフとマルゼンスキーは元々リギルのメンバーよ」

 

「それだったら、マックイーンは元々スピカのメンバーだ」

 

「そうだったんですね」

 

「ああ、それだけお前を慕っているんだな。頑張れよ!」

 

「私も応援するわね」

 

「沖野トレーナー…おハナさん…ありがとうございます!」

 

そう言って、博樹は東条トレーナーの連絡先を貰ってホテルを後にした。その時おハナさんは(男の子と連絡先交換するの初めてだわ///)と心の中で思っていた。

 

特に用事がない博樹はトレセン学園のターフに向かって行った。そこには、デビュー前のウマ娘達が自主練習をしていた。その姿をボーっと眺めていると不意に後ろから誰か近づいて来た。

 

「こんにちは。向井トレーナー」

 

「あ、桐生院トレーナー」

 

「隣いいですか?」

 

「ええ、どうぞ」

 

そう言って、葵は博樹の隣に座るのであった。そして、自分が担当するウマ娘について話していた。

 

「向井トレーナーはトレーニングどうですか」

 

「まだ、分からないことだらけですね…」

 

「どうしてですか?」

 

「いい子達なんですけどね。本当に彼女達トレーナーが自分でいいのだろうか思ってしまうのです」

 

「…」

 

「確かに僕は彼女達を担当する上で悩みました。素質も技量も素晴らしい彼女達をURAファイナルで優勝させようと…けど、トレーナー歴1年目の僕が出来る事はたかが知れている」

 

「だから、ルドルフやオグリがメイクデビューレースで勝利した時思ったんです。『本当に僕でいいのか』と…」

 

「向井トレーナー…」

 

「すみませんね。こんな愚痴みたいなこと言ってしまって…」

 

「いえ、その気持ち分かります」

 

「え?」

 

「私も、名門と言われている桐生院家のトレーナーです。代々優秀なトレーナーを輩出して来た家です」

 

「エリートと言われるのは当たり前。勝たねば家の名に傷が付く。そんな事を考えなら過ごしてきました。けど、ミークと出会ってその考え方が変わりました」

 

「ハッピーミークですか?」

 

「ええ、彼女は私が悩んでいる時は傍に来て一緒に考えてくれる。この前なんて水族館に行った時は、はしゃいでいたんですよ」

 

「そうだったんですね」

 

「はい。だから思ったんです。彼女の前では「桐生院家のトレーナー」ではなく、ただの1人のトレーナーとして接してあげようと…」

 

「…」

 

「ですから、向井トレーナーも彼女達に悩みを打ち明けてみてはいかがですか?きっと彼女達ならいいアドバイスをくれると思いますよ」

 

「そうでしょうか…」

 

「もし、失敗したら私が相談に乗りますから♪」

 

「桐生院トレーナー…」

 

「葵って呼んでください」

 

「なら、僕の事も博樹でいいですよ」

 

「なら、博樹さん///」

 

「はい。葵さん」

 

「うふふ///」

 

そう言って、葵は少し照れた感じで笑うのであった。

 




次の話しはアンケート結果になりますので、遅くなります。

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次のメイクデビューは?

  • メジロマックイーン
  • マルゼンスキー
  • ミホノブルボン
  • スーパークリーク
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