G/M級狩人は今日も行く   作:令和のクルルヤッ君

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指と脳と時間があったので予想以上の早さで投稿。




  依頼内容

 ここは余りにも臭いがひどい!硝煙の匂いや血の匂い、果てには生き物の腐った匂いがするが特に奴等の匂いが酷い!腐った匂いに何かが溶ける匂い、更には酷い酸の匂いがするんだ!頼む、このままじゃ家のペットがどっかいっちまう!

 とある村人さん



 クエストにするとこんな感じかな?



臭いものには蓋をしろ!

 

 

 

 

 

 

 

 

八日目

 

 

 あったよ!E.L.I.D.の巣が!

 

 

 おっと、余りにも見つけるのに苦労してしまったから文章が端的になっちまった。一体なんだよここは、コンクリートっていう石より固い物で固められた地面の下に空洞があったり、鉄血っていう人形がこっちを襲ってきたり、G11が俺のバフバロ装備のモフモフした所に張り付いたり、時々見つけたE.L.I.D.を駆除したりして本当に大変だった。

 

 何故か痕跡が途中で途切れてたりしていたのは奴等がマンホールっていう地下に下水を流す所に入ってたからだったのだ。

 

 しかしこの町の地図を見つけたのだが、下水道はクモの巣の様に張り巡らされていて何処に奴等が溜まっているのか分からなかった。

 

 そしてそんな困った時に役立つのが導蟲だ!古代竜人達は◼️◼️◼️◼️◼️◼️って言うらしいけど俺達からしたらコイツらは導蟲だ。例え先が見えなくなったり、目的が分からなくなったとしてもコイツらが導いてくれるだろう。俺はそのお陰で何回も救われた。

 

 だからG11にも渡そうと思ったのだが、如何せん入れ物がない。なのでいつか時間が出来れば渡そうと思う。そうだ、彼女の仲間達にも渡しておこうかな。コイツらは外敵の気配に敏感だ。もし敵意をぶつけられたら直ぐに赤くなり戻ってくるので意外と助かるのだが…

 

 G11には「そんなにピカピカ光ってたら敵に見つかっちゃうよ」と言われてしまった。いや…まぁ正論っちゃぁ正論だがそりゃねぇだろうよ。その後、導蟲達は何を思ったのか光量を下げて痕跡の周りを飛び回っていた。

 

 

 

 お前達……結構気にしてたのかそれ…

 

 

 

 

 

 

九日目

 

 とりあえず、奴等の観察を今日はした。

 

 奴等は基本的に昼間は下水道を徘徊している。しかし早朝と夜間に関しては数体のE.L.I.D.が町を徘徊している。一度、徘徊していたE.L.I.D.と接触したのだが……

 

 奴等、まるで小型モンスターの様に無限にマンホールから沸いてきやがった。ヤバかったので勿体無いが周りに煙玉と肥やし玉を撒いて撤退した。

 

 G11によると、この町は昔近くのデカイ町と繋がっていたのだが、とある事件によりE.L.I.D.が町に襲来し壊滅。間接的にこちらの町も住民が逃げる前に壊滅。デカイ町の方は大体正規軍とやら処理したらしいが、本当のところはE.L.I.D.に感染した者を棄てるゴミ捨て場と化しているらしい。しかも下水道が繋がってるから大きい町から下水道を通ってこちらに来ている可能性があるとのことだ。

 

 

 ……人はここまで愚かになれるのか。そう考えるとこちらの世界はとても無慈悲で、美しく、尊い物なのかが良く分かる。アステラに暮らしていれば、ましてや新大陸で生きていると自分達はやはり自然の一部でありあの地で生きる一つの命だと分かるんだ。それを奴等は…

 

 どうにもこの世界はそんな事が多いらしい。成る程、優しい奴程早く死ぬってのはこの世界だと多いってことか。気に入らない、だが俺にはなにも出来ない。俺に出来るのはせめて生きる力を託すのと敵を狩猟することだ。暗殺や殺人はもうしたくないでござる!でもぶん殴ったりはするかもな!

 

 

 

 

 

 

 てか、俺ってこの世界にしばらくいることになるから絶対にそういうのと会うよなぁ…憂鬱だなぁ…G11の仲間が真面目だったらいいなぁ…

 

 

 

 

 

 

 

十日目

 

 面倒なことになった。どうやら昨日の接敵のせいで奴等は警戒度を上げたらしい。昼間にも関わらず町に奴等が徘徊するようになった。俺の見間違えだったら良いんだが、初めて出会った時よりデカイE.L.I.D.を見つけた。

 

 アイツはヤバい、デカさもそうだがパワーも半端ない。そこらの大型モンスターとも戦える程の力だ。しかし…あれは使えるな。

 

 とりあえず今日は観察に徹した。俺が思い付いた作戦は明日G11に伝えることにする。

 

 

 

 

 

 

 

 

十一日目

 

 G11になに言ってんだこいつという眼で見られた。おかしい…新大陸では大型モンスターに大型モンスターをぶつけたりモンスターを使って厳しい道を進むこともあるんだ。これくらいは誰でも思い付く。

 

 導きのなら喜んで実行するだろうな。一緒にミラボをぶん殴りに行った時に笑いながらミラボの頭にクラッチしてクローでぶん殴って壁に激突させてたなぁ…あの時はオトモと共に苦笑いしてたよ。導きののオトモは流石ですにゃ!って言ってたけどな。

 

 しかしまぁ完全に否定はされなかった。こちらには爆破物がない。無いことにはないが数がない、本当に滅多には使いたくない。そして奴等は基本、マンホールから出て来たり崩壊した道路から上がってきたりしている。大体のマンホールの場所や崩壊した所は記録した。近くに建物も昨日の内にあることは確認済みだ。

 

 あとはどのルートでどう行動すればいいかだな。それとあのデカ物の攻撃パターンも確認しておきたいな。モドリ玉はあるにはあるが奴に効くかどうか…あれってドキドキノコの香りでモンスターの視覚と嗅覚を狂わせてる内に撤退してるが一応俺達と同じ元人間に効くかねぇ…

 

 

 

 G11からこの作戦名は『臭いものには蓋をしろ』作戦となった。良い名前のセンスしてるぜ!!

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

「…こちらG11、416聴こえる?」

 

『……1!?あ…た……どこ……居るの!?』

 

「通信情況が少し悪いかな…ちょっと調節して……これで良いかな?こっちはもう目的地にいるよ、それと協力者も現れたから今はその人とE.L.I.D.の調査をしてるところ」

 

『分かったわ…ってもう目的地にいる!?貴女あそこからどれだけ距離が離れてたか分かってるの!?』

 

『416、今はそんなことは良いわ…G11、聴こえるかしら?』

 

「ん……聴こえてるよ45」

 

『なら良かった。実は今、私達はまた同じ謎の生物に襲われていて町の近くで立ち往生しているわ』

 

「え!?」

 

『奴は恐らく町の近くにいるわ…もしかしたらそっちに行くかもしれないから気をつけて』

 

「うん…あ、そうだ。私達を襲った奴の特徴とか分かる?」

 

『特徴は赤くて素早いわ。身体は全体的に刺々しくて鋭い鉤爪を持っていてコンクリートなんて一瞬で砕け散る程のパワーと切れ味があって、瞬発力もあるし何より好戦的よ。因みに9が軽く応戦したんだけど全く銃弾が効かなかったわ。一応今は三人で隠れているんだけど…』

 

「分かった。一応、協力者の人にも聴いてみるから…そっちも気を付けてね」

 

『えぇ…それとG11、その協力者って人…あんまり信用しないようにね』

 

「その点は大丈夫だよ、その人この世界の人間じゃないから」

 

『は?』

 

「あ、協力者の人が戻ってきたから切るね」

 

『え、えぇ…』

 

 

 

 

 

 

「G11、あのデカ物を使えばマンホールと地面に空いた穴を塞げそうだぞ!」

 

「アーク、もしかして脳に障害でもあるの?」

 

「バカにしてるよなそれ!?」

 

 






416「G11が…寝る間も惜しんで歩くなんて…!」(感動)

45「この世界の人間じゃない…?どういうこと?」(無限演算中)

9「その人は家族になるのかな?」(???)


なおアーク君と家族になろうとしたら確定でとある白い女の子と出会います。

??「お前も家族だ」(祝砲ブレスと祝砲サンダー)


それでは気が向いたらまた次回。

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