G/M級狩人は今日も行く   作:令和のクルルヤッ君

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アーク君が外回りしている時のG11の行動


※45達の生存確認をする。

45『そういえば目的地の状況はどう?』
G11『E.L.I.D.が一杯いるよ。それに変異種もいるしこのまま放置したら間違いなく大変なことになると思う…』
45『まったく情報通りね。正規軍も自分の庭くらい自分達で管理しないのかしら』
416『管理もなにもその正規軍がここら一体をゴミ捨て場扱いしてるから意味ないでしょ』
9『G11、他に生存者はいるか!』(大佐)
G11『いいえ、(動く)死体だけです』(筋肉)
416『何遊んでるのよ貴女達…』


※寝る間も惜しんで辺りの監視を行う

「……異常無し」

「……異常無し」

「……異常…無し」

「……異常……クゥ…」


※眠り掛けた瞬間に慌てたアーク君が帰ってくる

「……もう…ゴールしても(眠っても)良いよね……クゥ…」

「作戦会議ィィィィィィ!!」

「ふぁ!?!?」


 誰だってビビる。俺だってビビる。



作戦会議

 

 

 

 

 拠点に帰還した俺は直ぐに物陰で眠り掛けていたG11を部屋に担いでいき、近くにあったテーブルを部屋の中心に持ってきて、そこに町とその周囲の地図を広げて書くものを用意した。

 

 

「ただいまより、E.L.I.D.の侵入経路の封鎖と町の周囲にあったオドガロンらしき痕跡についての作戦会議を開始する」

 

 俺は腕を組んでテーブルの向こう側に眠け眼を擦りながら立っているG11に向けて言う。

 

「…どうしてそんなに慌ててるの?」

「…すまんちょっと冷静じゃなかった。んん……現在、町の下水道から大量のE.L.I.D.が現れている。しかも日に日に奴等は数を増やしている、このままではこの町…いやここら一体に大量のE.L.I.D.が闊歩することになるであろうことは知ってるな?」

「それは知ってるよ?だから、早く穴を塞がないといけないからあんな無茶な作戦を実行しようとしてるんだし?」

 

 呆れたようにそう言うG11の言葉にそうだと頷く。その為にあのデカ物と交戦したり、G11と共に連携の確認のため何度かE.L.I.D.と戦ったのだ。

 

 とは言ったものの、G11は特殊で繊細な銃らしく使われている弾丸も変わっているらしい。なんでも銃身に熱が籠りやすかったりとか、無駄に複雑な構造な為コストが高かったりとか…

 

 ……実は、G11にはこちらにも大きさは違うが銃はあると言ったことがあり、それに使用する弾丸を見せてみたのだが驚かれた。そりゃそうだ、少し加工はしているがこの弾丸の素材は殆ど植物から出来てるからな。勿論モンスターの素材を使った弾丸もあるが、G11は殆ど植物で出来た弾が気になっていた。

 

 話がずれたな。そういうわけで余り弾は消費出来ないので余り連携の確認が出来なかった。とは言ったものの、連携の確認が二、三回もできただけ上々である。それだけやれれば自称プロハンターでもなんとなく立ち回りは分かるものだ。

 

「そうだ、だがここで恐れていた事態が発生した」

「…恐れていたこと?」

 

 俺はそこら辺で拾ったまだ使える赤ペンを使い町の近くの辺りに丸を書いた。そして町の中には複数の赤丸を描き青ペンで町の通路に沿って線を描いた。

 

「まずは町の内側の赤丸、これは下水道に繋がる穴で数は見えるだけでも五ヵ所ある。これについては町の中央にいる変異種を利用して穴を塞ごうと思う。危険ではあるが、放置すれば後々の事を考えれば今すぐに塞がねばならない」

「うん、こっちの任務にも支障が出ちゃうからね」

「…裏関係の者なら隠すものは隠せ」

「元同業者で異世界の住人でここの世界の事も疎い人に隠してもあんまり意味なくない?……それに上手くいけば貴方に首輪を付けられるからねって私の仲間が言ってた」

「…めんどくせぇなぁここも」

「…分かる」

 

 思わず総司令を真似た口調が崩れる程愚痴ってしまう。どうしてこう俺の知り合う裏関係の奴等は情報をペラペラ話すんだか……いや、あいつらの場合は俺が下手こいてもなんとかなるって思ってるからだろうけどさ。

 

 その点、G11とは気が合いそうだ。休日の日はずっと怠惰してそうな所とか俺がまさに求めているものだ。昼寝は良いぞぉ…因みに俺のオススメは古代樹の天辺近くの枝の所だ。日当たりも良くて風も気持ちいい、最高の昼寝スポットだ。よく仲良くなったテトルー達と戯れたりもする。

 

「っといかんいかん…今はそんなことはいいんだ、重要なことじゃない。それで問題の話なんだが…こちらの世界にいた大型モンスターの痕跡を町の近くで発見した」

「…それってもしかして?」

「あぁ、お前とその仲間が遭遇したっていう大型モンスター…その名はオドガロンだ」

 

 G11の表情が険しくなる。それはそうだろう、自分達が手も足も出なかった奴がこの町の近くで徘徊しているんだ。どう思えばいいか分からないしどうすればいいかも分からない。

 

 果たして自分達で勝てる相手なのだろうか、もし他の兵器が効かなかったらどうすればいいのか。そう不安に駆られるだろう。

 

 

 

 

 

ーーだが、それはこの世界側の話だ。

 

 

「奴は元々、瘴気の谷という多くのモンスター達の亡骸が集まり土に還る場所に巣を構えている。性格は獰猛で実力が上の相手でも容赦なく…いや、無謀にも戦いを挑む暴れん坊だ。鋭い爪に高い俊敏性が持ち味で、しかも奴は肉を喰うことによって肉体を活性化させることが出来るんだ。そして奴は群れをなさない、まさに一匹狼のような存在だ」

 

 ここには一人のハンター()がいる。それだけでもはや十分だ。

 

「…詳しいんだね」

「俺はな、無謀に立ち向かう存在(バカ)が大好きなんだよ。他の奴等がどう思うかなんて関係ない。ただそこにあるのは『勝てば生き抜き、負ければ死ぬという純粋な"戦い(生存競争)"なんだよ。そして、それを見るのが俺は好きなんだ…勿論、戦うのも好きだけどな」

「悪趣味。あと顔怖い」

「良く言われる」

 

 事実そうだ。狩猟を行っている時やモンスター同士の争いを見ている時の俺は相当悪い顔をしている。時々戦いに集中し過ぎて恐ろしい笑みを浮かべたりしていると以前友人に言われたのだが、導きのは「とっても楽しそうでしたね」と絶賛(?)していた。

 

「とりあえずオドガロンに関しては俺で対処するとして……まぁ、うん…あれだ」

「……まぁそうなるよね」

「そうなるよなぁ…」

 

 正直な所、両方対処しようとすれば圧倒的に人手が足りない。しかも両方とも難易度はハイレベルだ、一歩間違えれば即死するだろう。

 

 例えば俺が穴を塞ぎ、G11がオドガロンを足止めしようとする。まず間違いなくG11がやられてしまうのでこれは即却下だ。じゃあ一緒に行動しろと言えれば楽なのだが、そうも言ってられない程に奴等は町を徘徊しているのだ。実際、外に耳を傾ければ何処からともなく奴等のうなり声が聴こえてくる程にいる。

 

 下手をすれば二人一緒に奴等に囲まれて終わりだ。周辺で集めた爆破物…手榴弾や閃光玉(フラグレ)を使ってもすぐにE.L.I.D.が湧いて出てくる。余りにも無謀で無茶だ、しかしやるしかない。

 

 

 なので俺は懐から袋を取り出しその中から一つの御守りを出してG11に渡す。

 

「良し、じゃあこれを持ってろ」

「…ネックレス?」

「いいや、これは御守りだ」

「御守り?」

「そう、とにかく生き延びて欲しい願いが籠った俺の大切な御守りだ」

 

 そう言ったらG11が慌てて御守りを返そうとしてきたので首を振ってG11に押し返す。

 

「それは俺が以前着けていた物だが、今はただの装飾品でちょっとしたオシャレアイテムみたいになっているからよ…それ、持っててくれ。もしかしたらまだ護ってくれるかもしれない」

「…分かった、でもいつか返すから」

「……あの頃の俺とまったく一緒だな」

「何か言った?」

「いや、何も言ってないさ」

 

 俺は良く分かっていなさそうに首をかしげるG11の頭を少し笑いながらぐりぐりと撫でる。強すぎず弱すぎずで撫でるのがポイントだぞ?

 

「ぐぬぬ…止めてよ~」

「ハハハ、止めて欲しければ少しでもグータラを解消してからーー」

 

 

 

 

 

 

 

……………ォォォォッ

 

「ッ!?」

 

 G11の頭から手を退けて窓から身を乗り出して耳を澄ます。先ほど微かに聞こえた咆哮……もしかしたらもしかするかもしれないな。

 

 

 すぐにG11へ戦闘準備をしてもらうために声を掛けようと後ろを振り返ると、そこにはすでに己の半身であるG11を抱え、腕に着けた即席スリンガーの感覚を確かめていた。その姿を見て、やはり彼女はどうしようもなく戦場の一兵士なのだなと感じると同時に不思議な頼もしさを感じた。しかし、動きの節々に見覚えがあるのは気のせいだろうか……

 

 とにかく、言葉を交わすこともなく準備を開始する。太刀の切れ味、ナイフの切れ味、回復薬や実の確認、全て怠らない。準備は大切だ、整備などを怠れば自らに死という形で帰ってくる。それで死んでしまうハンターは時々いる。そして一番あるのは狩猟中に武器が欠けたり折れたりして怪我をするハンターもいる。

 

 

 まぁ備えあればなんとやらだ。G11の方を見ればあちらも準備万端のようだ。

 

「アーク」

「どうした?」

「仲間からの連絡でここにグリフィンの部隊が来るんだって…約二時間後に」

「グリフィンっつーとあの子達の属してた組織か、会うのが楽しみだ」

「…といっても本当は私達の部隊を回収に来ただけだけどね」

「……そんな真実、知りたくなかったな」

 

 G11の言葉に少し苦笑い気味に言葉を返す。ぶっちゃけた話、まず援軍に関しては期待していなかった。いや、期待はしていたがなんとなくそうだとは思っていた。だが来る前に事が終わる可能性がある。もしくは耐えきれずにこっちが死ぬかの可能性もあるにはある。簡単に言えば未来は俺達次第だ。

 

 まぁ援軍については来てくれたらラッキー程度に考えておこう。G11もそう思ってるらしく仲間と何か連絡を取っていた。何か策でもあるのだろうか…

 

「じゃあ作戦通りに行こう。俺がオドガロンを相手にする」

「そしてその間に私が出来る限り穴を塞ぐ…至って簡単で分かりやすいね、成功率は考えたくないけど」

「だが、やるしかない」

「……グータラしたい」

「生きてたら存分にすればいいさ」

 

 俺は遠い目をしているG11にそう言いながら窓枠に足をかける。外を見れば先ほど微かに聴こえた咆哮に反応したのか辺りからE.L.I.D.の声が聴こえた。恐らく発生源の元へ向かおうとしているのだろう。背中に太刀を背負い足に力を入れる。

 

 

 

 そして外へ飛び出す前に、後ろを振り返りG11にあの言葉を送る。

 

 

 

ーーいや、正確には『俺達に』だな。

 

 

 

「じゃあ、俺達に導きの青い星が輝かんことを」

 

 

ーーそして俺は、思い切り外へ飛び出した。

 

 

 

 

ーー異世界の迷子ではなく、一人と狩り人(ハンター)として…

 

 

 

 

 

 






ライズ楽しい…楽しい…(うわ言)

でも欲を言えばもう少し操作性をどうにかして欲しかったかなって…(太刀とチャアクをチラ見)でもミツネ君がいたから僕、満足!(邪悪な笑み)

正直な話、大型モンスターにダメージ与えるんだったら最低でもミニガンとか対物ライフル並の火力が必要だと思います。最悪口の中とか眼に銃弾とか手榴弾ぶっぱなせば怯ませるくらいは出来ますよね(尚、難易度)

アーク君の口調が安定しないのはまだ異世界に馴染めてないからです。まぁ異世界で知り合いが誰もいない一人ぼっち状態だからね、仕方ないね。


次回は多分オドガロン戦か穴埋め、もしくは小話。

ではまた次回

どれ好き?(わ○るマン)

  • ナルガクルガ
  • ジンオウガ
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  • ドスギルオス
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  • カティちゃん
  • バ ゼ ル ギ ウ ス
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