訓練も終わり、今は夕食を口に運んでいる。美味しいとはお世辞にも言えないけど食べないと餓死してしまうかもしれないから仕方なく口に運ぶ。そんな作業のような食事をしていると右隣に腰を下ろしている人物が話し掛けてきた。
「ヘルマンは凄いよね!」
右隣に視線を向けるとそこには……ミーナ・カロライナが座っていた。彼女とはあんまり関わりがある方ではないのだけど。話した事があったとしても片手で数えきれてしまうほどだと思う。
「何が凄いの?」
「だって訓練でも何でも出来ちゃうんだもん」
「そうでもないよ。僕にも出来ないことはあるよ。僕だって人間なんだから」
ミーナから見たら何でも出来るように見えているんだろうけど、僕から言わせてもらえば不得意なことの方が多い。字が丁寧な方ではないだとか、早起きが出来ないとか色々とあったりする。
「そうなの?てっきり何でも出来る完璧超人なのかと思ったんだけど」
「全然だよ。それに僕なんかより僕の目の前に腰を下ろしている金髪の少女の方がよっぽど完璧超人だと個人的には思うよ」
僕がそう言うとミーナは僕の前に腰を下ろしている人に視線を移した。
「確かにね。クリスタは欠点が全く見つからなそうだもんね」
僕の目の前に腰を下ろしているのは…クリスタ。彼女は本当にいつも僕の目の前の席に座っている。逆にクリスタが僕の目の前に座っていない方が最近では違和感を覚えるようになってきた。それほどまでに彼女が僕の日常に入り込んでいる。
「それにしてもヘルマンはモテるよね。ヘルマンの凄いところは男子からも人気が高いところだよね。普通、ここまでモテてたら嫉妬の視線でヘルマンが睨まれても良いのに……全然ないもんね」
「まず、最初に訂正させてもらうけど、僕はモテてないよ。それに男子からの人気が高いなんてこともない。アルミンの時にも思ったけど……何でそんなデマの情報が流れているんだろう」
「…………本当にヘルマンの鈍感っぷりには驚きを隠せないよ。これほど自分のことが分かっていない人も珍しいんじゃないのかと思っちゃうよ」
「…僕は僕のことを一番分かっていると思うよ」
「そうかな……それじゃ、アニが一番男子の中で話しているのは誰だと思う?」
アニが一番話している男子……?ライナーやベルトルトと一緒にいるのもよく見るし、エレンともよく見たりするな。極稀だけどアルミンと一緒にいるのも見たことあるな…。案外、聞かれると誰が一番話しているんだろうか。これはあくまでもミーナが見ている感じだしな。
数分ぐらい考えると…答えを出した。
「ライナーじゃないかな。彼はよくアニと一緒にいるのを見るしね」
僕の答えを聞くとミーナは何故か大きなため息を付いた。そんなため息を付かれるような答えだったかな。
「これじゃあ、アニも………」
その後もミーナと会話を交わしながら食事を終えた。
感想などもあれば宜しくお願いします!!
次の話に登場して欲しいのは?
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ミカサ
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アニ
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クリスタ(ヒストリア)
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エレン
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ジャン
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ライナー
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リヴァイ
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ハンジ